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最終更新日:2022.12.04 ▲自転車の著名人?の赤切符の認識力 ★【重要】「赤切符で前科が付く」のは「起訴されて有罪の場合」 &交通違反は殆どが【不起訴】 2022.11.13 ▲「赤切符=即前科」ではありません ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「警視庁=東京の警察」と理解できてない人は全国共通だと思っている節もあるので要注意。 紛らわしいですが、全国の警察のトップは「警"察"庁」です。 ※「サイクルベースあさひ」と「アサヒサイクル」のように全く違います。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2022.11.27 ●交通教育の例?(埼玉県での子供向け自転車免許) 〃 ●[京都]一部区間で歩道の自転車通行を原則禁止の実験 2022.11.20 ◆[東京]警告カード発行数から見る4項目赤切符発行強化方針が理不尽な理由 〃 ●自動車サイトの自転車の記事「赤切符 前科」「イヤホン問題視」 2022.11.13 ▲自転車の違反で(不起訴にならない)起訴のケースが年間で何件あるのだろう・・・ 〃 ●通年で教えることに反対する人達の謎 〃 ◆「取り締まりより周知が先では?」というもっともな意見 〃 ●「ほら取り締まり厳しくなったよ」「違反してる自転車こんなに居るよ」と煽るのが「仕事」のマスコミ 〃 ◆赤切符発行強化を喜ぶ人達が知らなそうなこと 〃 ●「隠れて取り締まり」ではなく「堂々と指導」のほうが良い? 〃 ●遮断踏切侵入はまた別問題でもあるが・・・ 〃 ●自転車は歩道を使ってもOKという例外規定の周知不足 2022.11.06 ▲[東京]「歩行車用信号を青で渡っていて赤切符」の問題点 〃 ●[東京]4項目取り締まり強化についてTBSだけ若干詳しかったが・・・ 〃 ●自転車レーンが確保されている路上駐車帯(2020年の記事) 〃 ●赤信号無視でも悪質ではないと判断され赤切符ではなく警告カード 〃 ▲自転車の赤切符で無罪になる可能性がほぼゼロ??? 2022.10.30 ●警視庁の4項目取り締まり強化の先の反則金制度を予想するも実現不可能な理由 〃 (●赤切符発行されてもほぼ不起訴になっているという現実) 〃 ●アンケート調査での事故原因の1位は「スピードの出し過ぎ」 2022.10.23 ★★★自転車は車道走行のほうが安全という話を疑うべき理由、●自転車店から見た交通マナー 〃 ●[東京]厳しい取り締まりをモラルに委ねる対極で測ったところで・・・、●徐行無視にも今まで警告があった? 2022.10.16 ◆[東京]警視庁が自転車の【特に悪質で危険な違反[4種類]】の取り締まり強化 (★歩道での徐行無視、各種一時不停止の違反も含む) 〃 ●自転車の交通法規や標識の雑紹介記事 2022.10.2 ●[大阪]交通公園が有効に活用できていない現実 2021.12.26 ◆自転車への少額違反金制度は見送り ────────────────────────────────────────────────── ●一時停止と交差点の軽視 一時停止について「止まるのは当たり前なんだからイチイチ言われるまでもない」 交差点について「少々左右確認しなくたって事故なんて起こりゃしない」 という人達は、実際問題として交差点で事故が多いということをどう捉えているのだろうか。 一時停止の標識標示を無視し続けても「自分だけは絶対に事故は起きない」という自信は一体どこから来るのか。 そして、見通しの悪い交差点は、標識がなければ「一時停止(道交法43条)」が必要なかったとしても、 道交法42条「徐行」義務があるため疎かにはできない。(違反者には罰則あり) ※実際には「罰則や条文の有無」「指導や取り締まりの有無」という原則どうこうより、「事故統計でも最多」として 怪我や事故を防ぐために、単純に「身を守る手段」として、最も重要という意味で守るべき内容。 ────────────────────────────────────────────────── ★【重要】「赤切符で前科が付く」のは「起訴されて有罪の場合」 交通事故解決.jp/kotsujiko-18716.html 「前科」とは、裁判にて有罪判決を受けた場合の犯罪歴のことです。 「前歴」とは異なり、起訴され有罪判決を受けないと「前科」はつきません。 【"起訴"され"有罪"判決を受けないと「前科」はつきません】 不起訴処分で「前歴」はついても「前科」にはならない。 更に 交通違反の場合は、ほとんどが不起訴処分となります。 自動車の場合青切符があっても、自転車には青切符相当なしで、 3年以内2回での講習制度も「絵に描いた餅」なので無意味。 ↓ そして自転車への違反金制度導入を目論むも 「地方警察の限界により導入見送り」となった経緯もある。 要するに「自転車の違反に大したペナルティはありません」ということ。 (だからといって、普段から徐行・一時停止を連呼していることから分かるように、 違反推奨するわけもでもない) 事故扱いにならない細かい接触事故であれば日常茶飯事でも、 実際は年間数件あるかないかという程度で自転車の加害側ケースは稀で 「▲保険加入の種に"利用"されている」のが現状。 しかし、事故発生の原因としては「自転車側の違反」も珍しくないことから、 自動車免許のような自転車免許制度は実現不可能ではあるが、 (スケアードスレートや講演垂れ流しではない) 「通年での交通ルールを学ぶ機会を真剣に考えるべきでは?」 という話が増えるのではないだろうかと思うが・・・。 ↓ ※教師の負担云々を心配する前に、山ほどいる「警察OBの力」を借りるとか、 教える内容を絞り込むなどして工夫は可能。 そもそも「議題のテ-ブルにも挙がってないこと」が異常では? ▲「赤切符=即前科」ではありません bike-news.jp/post/281125 「赤切符」が交付された場合、交通警察官室や検察庁、 裁判所の交通分室などに出頭を命じられます。 これは刑事手続きなので、警察官や検察官からは「被疑者」という立場で扱われ、 【起訴され】【有罪になれば】 「反則金」ではなく「罰金」の支払いとなり、「前科」となります。 ↑ こちらで【起訴され】【有罪になれば】を追加しておきましたが、 この肝心の部分がありませんね・・・。 編集部のチェック体制にも問題があるように思いますが そろそろ自転車の「本当に得意で詳しい内容だけ」に特化されたほうが良いかと…。 ※「特定年代の車種に詳しい」など ネタがないなら、同じエリアでも全国各地でも全く様子が異なる 「自転車店各所の現状」でもシリーズ取材されたほうが面白そうですし。 ▲自転車の違反で(不起訴にならない)起訴のケースが年間で何件あるのだろう・・・ news.yahoo.co.jp/articles/e3a29a1a293b68689045873f052733368f69219c times.abema.tv/articles/-/10047092 「結果、3カ月以下の懲役または5万円以下の罰金対象になったり、 検察から起訴されると“前科”がついたりする可能性もあります。 不起訴になるケースもありますが、 3年以内に2度赤切符を切られたり、重大な事故を起こしたりすると、 3時間程度の自転車講習参加を求められます。費用は6000円ほどかかります。 「違反だから」「起訴されて有罪になることもあるから」 もうウンザリな言い分。 ●「違反だから守るようになる」が自転車の場合は限定的になってしまう理由 (今までまともな交通教育を"通年で"受けていないのだから当然) 自由に走行しやすい自転車の場合、 警官が居ない場所でも真面目に守ろうと思うような人達は少なくて当たり前。 そして、一体いつから日本では 「自分の身など全く守ろうとは思わないゾンビのような人種しか居ない」ことになったのか。 当然ヘルメット着用のような必要最低限のの「軽装備」ではなく、 事故を起こさないようにすることは 「★自分自身の命を守る」 (ロクでもない学校達はどうでもいいとして) 「★自分の将来や家族や会社にも迷惑をかけない」という 「安全意識が欠落したまま」でいいのだろうか? こんな「そんな当たり前のこと」が「分からない」からこそ 「平気な顔で違反している」と分かれば、 それに「気付かせる」ように「上手く誘導」するのが必要なのでは? 「違反には罰則!」「赤切符!前科!」などとしか思いつけないような人達は やがて「反則金!免許!」などと「出来もしない絵空事」まで言い始めるつもりなのだろう。 国同士の政治や戦争ではないのだから、 「北風と太陽」の物語を知っていれば、風当たりだけ強くしたところで 元々の安全意識の低い人達は「意固地になるだけ」と、 人間としての知能があると言い張るのであれば、「想像力を持って」考えてもらいたい。 「前提として自転車の交通違反の取締りは違反者に注意を促す『自転車指導警告カード』での取り締まりと 『いわゆる赤切符』での取り締まりです 今回の強化においても自転車の利用者に対し、注意喚起を行うとともに、 安全な運転を心がけてもらうことで、交通事故防止につなげるとしています。 車であれば教習所に行き、法律やルール学びますが、 自転車は言ってしまえば誰にでも運転できるものです。 実際に細かいルールを学ばずに運転されている人もいます。 警視庁としてもルールが浸透していない現実に警鐘を鳴らし、 利用者にルールを意識してもらう目的があるのでしょう」 ↑ 何のために「警告カード」があると思ってるのやら。 警告カードは取り締まりではなく「啓蒙活動」で法的効力は一切なし しかし、その「貴重な時間」を思考停止の厄介者達が イヤホン自転車をメインに発行していたために 「無駄な時間を過ごしてしまっていたという大問題」があるのだが… 「本当の問題」なんてマスコミに言えるわけもないという。 「まずは、ご家庭で自転車の利用を始める前に、しっかりルールを確認することが望ましいです」 ↑ そして、警察サイト丸ごと信用で間違っている内容までそのまま覚えてしまう…と。 ※「自転車イヤホン全てアウト・手信号(合図)の使用」どちらも実際には勘違いが横行。 ◆[東京]警告カード発行数から見る4項目赤切符発行強化方針が理不尽な理由 「▲法は既にあった、"周知"されていた」と豪語する人達。 子供の頃で言えば、年1回あるかないかの子供の頃の「年中行事」や ロクに交通法規を知らない多くの保護者の存在があって、 「状況改善に貢献できるほど役に立っていなかった」からこそ、 今のこの状況に至ったことすら理解できないのだから困りもの。 大人達は、自動車等の運転免許がなければ 「そのまま無法者スタイル」に陥ったのも納得としても、 自動車等の運転免許さえあれば、自転車でも同じように 「一時停止や徐行を守っていた」だろうか? いや、全くそうは思わない。 試しに止まれの標識のある交差点で 自動車免許のある大人達に何も知らせずに走行実験をしてみれば分かること。 見通しの悪い交差点で「法規に従って徐行義務を遂行できる人」など 10%以下といったところでは? 本来は「こういう企画こそ」報道でも番組でも組まなければならないのだが・・・ 「周知度」の確認ではなく、取り締まりの模様を紹介して 「大半の自転車は悪なのでいくらでも叩いても良い」という "イメージ"を擦りつけようとしているだけなのだから心底迷惑な話。 (※一般生活自転車であれば危険な状況を引き起こしかねない手信号推奨するような 自転車"バラエティ"番組では道交法関連を扱う資格なし) 果たして、これまで毎年【今回の4項目を中心として】警告カードを発行していたのだろうか? ↓ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 参考◆2021年の[警視庁=東京都の警察本部]の警告カード発行"総数" 自転車のルール違反、取り締まり強化 昨年上回るペースで「赤切符」(朝日新聞) news.yahoo.co.jp/articles/010ca865eee3d2ff3d838ab833d8b057fcff2ab5 赤切符に相当しない場合でも、軽微な違反については 緑色の「自転車指導警告カード」が配られる。 罰則などの規定はないが、注意を促すものとして 警視庁は昨年約33万枚を発行。 今年も例年と同じペースでカードを配布しているという。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ↓ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 参考◆2021年の[警視庁=東京都の警察本部]の警告カード"個別"発行数 driver-web.jp/articles/detail/39846 2021年の自転車違反について、都道府県別、違反別の「検挙」 つまり取り締まり件数の一覧表と、 「指導警告票交付数」(以下、警告)の一覧表が手元にある。 警察庁(いわば全国警察の総元締め)に開示請求してゲットしたものだ。 警視庁の2021年の検挙と警告の件数はこうだ。 信号無視 検挙=2285件 警告=2万4227件 一時不停止 検挙=323件 警告=2万0896件 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ↓ ◆東京での警告カード発行総数 「約33万枚」のうち「4.5万枚」だけという事実 今回の4項目に含まれる「信号無視」「一時不停止」を合わせて「4.5万枚」。 まずこの2項目だけで見ると、全総数の「8分の1しかない」。 この時点で「少なすぎでは?」と、賢明な方であればお気づきになれるはず。 ↓ なぜ、今回赤切符重点発行対象にするほど 「目に余るほど問題視していた"はず"の2項目」への警告カード発行がこれだけ?????? そして更にすぐおかしいことに気付く。 ◆あれ?「右側通行」「徐行せず歩道通行」への警告カード発行数は?と。 一覧表を手に入れた方が「とりあえず2項目だけ」として省略しただけだろうか? そうだったとしても「上記2項目よりも多ければ」 間違いなく紹介していたと考えると、 多くても残り2項目を合わせて5000枚もあればいいほうではないだろうか。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ だからこそ、「法があったことを知らなかったのが悪いだけ」として、 「"急に"4項目に赤切符を厳格に発行とする」ことは、 周知不足を補うという意味では、「あまりにも飛躍しすぎていておかしい」のだが、 この違いが分からない人達も多そうだ。 「法は既にあった。"私は"知ってた」から 「知らない奴は悪い」「赤切符発行されて当然だ」 というのが、どうにも解せない。 勘違いされても困るので何度も書くが、 「赤切符乱造で裁判所がパンクしかねない」ことを考慮すれば、 「どうせ最初だけで、どうせまたいつも通りに戻る」という見込みも十分ある。 ◆[東京]警視庁が自転車の【特に悪質で危険な違反[4種類]】の取り締まり強化 (★歩道での徐行無視、各種一時不停止の違反も含む) 【TBS】 news.yahoo.co.jp/articles/c87b24148db814d4ae4018aa39c2def14d4621f0 news.yahoo.co.jp/pickup/6441597 自転車の交通違反による事故が相次いでいることから警視庁が今月下旬にも特に悪質で危険な違反に対して 積極的な取り締まりに乗り出す方針を固めたことがわかりました。 ─【特に悪質で危険な違反】とは? 具体的には、 ▼信号無視 ▼一時不停止 ▼右側通行 ↑ (車道及び路側帯が該当。歩道は"車道寄り"を[普通自動車通行指定部分に歩行者がいない場合を除き]徐行) ※路側帯とは、車道外側線と歩道の間の通称"路肩"ではありません。 「歩道が"ない"道路」で「主に歩行者が通行する場所」を指します。 ▼徐行せずに歩道を通行し、 これによって重大事故につながりかねない悪質で危険な行為 については、これまで「警告」にとどめていたケースでも 今後は交通切符を交付して検挙するということです。 交通切符を交付されると検察庁に送られて刑事罰の対象として扱われるうえ、 3年以内に2回以上繰り返し取り締まりを受けたり検挙されたりした場合は講習の受講が義務づけられています。 警視庁はこうした対策を通して「自転車の交通マナーやルールを遵守してもらい事故を防ぎたい」としています。 ●同様の紹介内容+規制への懸念意見も smart-flash.jp/sociopolitics/205166 news.yahoo.co.jp/articles/f9c1d5d58cd55a866b9ac1016f3bdf9e13c3504d 悪質な自転車運転が刑事罰に「警告→赤切符」に賛否両論「危険多すぎ」「どんどん規制が」 【日テレ】 警視庁 「自転車の悪質違反」取り締まり強化へ news.yahoo.co.jp/articles/9c459bb1dd6f3c70cc946f5027403005c47c24b9 (雑紹介のみ) 【解説】「自転車の交通違反」取り締まり強化へ 「ながらスマホ」に注意 news.yahoo.co.jp/articles/0b0dfe6d02b64e938bea0eee287accef41079eb5 「ながらスマホは今回の重点取り締まり対象ではない」のに、 キー局の驕りか社員の個人的な使命感か分からないが、情報を混たがるから情報の「芯」が弱くなる。 結果として「信号無視」「一時不停止」「車道・路側帯の右側通行」「徐行せず歩道走行」になっていれば 「それらに対して赤切符発行」となるとはいえ・・・、「上記4点の詳しい解説」が先。 【フジ】 自転車の悪質違反に「赤切符」 取り締まり強化...10月下旬にも news.yahoo.co.jp/articles/bad60aca9bacad42c71e611b5033a16c8981ebf9 「刑事罰ある赤切符」に土下座して泣き出す女性も 自転車の悪質違反を検挙強化…結構やりがちな取り締まり対象の違反とは? news.yahoo.co.jp/articles/9408d8904670fd9cf964cbecc9c62c360104ca77 以前の赤切符発行の様子の紹介もあるが、微妙にエンタメ性を持たせようとする姿勢をどう見るか・・・ 「高齢者だからといって容赦していない」という現場を紹介していることは評価すべきかもしれないが。 「ご家族や居住地域単位で講習会を積極的に開催することが必要かもしれない」のフォローすら無しではなかなか世知辛い。 それにしても、「おかしな話」ということにお気づきだろうか。 ●「信号無視」に関しては、元々赤切符発行が多いというデータも見たので納得出来る。 ●「右側通行」は「スポーツ自転車乗りだけには」広く浸透している印象はあるが、 これも詳しい内容の説明不足。路肩が自転車走行指定場所と勘違いしているヤバそうな人達も多そう。 問題は「◆一時停止」「◆(歩道での)徐行無視」について。 当方は、このatwiki(自転車メモなど)で、何度も繰り返し、 関係なさそうな箇所にも登場させていた「徐行・一時停止」。 一方で肝心の多くの警察といえば、「実質無意味でしかないイヤホン自転車に、 わざわざ"無駄な時間"をかけて警告カード発行にご執心な様子」の報道であればウンザリするほど見たが・・・、 まず、今までのイヤホン自転車への警告カード優先発行について、 「実質無意味だったことを反省するのが先」ではと。 そもそも多くの自転車事故にイヤホン自転車が絡んでいる「わけがない」ことくらい子供でも分かるだろうに。 広報スピーカーのマスコミも、それに影響(洗脳)された人達も含め、 自転車違反の元締めのような扱いで危険視してきたことについて何も思うところはないのだろうか。 それでいて警察は今になって「信号無視」「一時不停止」「(車道・路側帯の)右側通行」「徐行せず歩道走行」を 守らないと事故が起こる可能性が高いと、ようやく事故データ検証でもしたのか、 電動キックボード関連への規制緩和との帳尻合わせか、 街頭指導も通年教育も飛び越して赤切符発行数を増やすというのだから溜息が出る。 ※「信号遵守」「一時停止」「車道・路側帯の左側通行」を イヤホン自転車でも守れることは、同じ「車両」のカーオーディオ使用自動車が証明済みであり、聴覚は全くの無関係。 ※「徐行せず歩道走行」については、 何故、通年での交通教育を検討すらしてこなかったのか。 そもそも「(普通自転車走行指定部分がなければ)徐行で走行しなければならない」ということを 知る機会すら十分とは思えず、更に実行を続けようと思うだけの機会などあるのだろうかと。 ◆一時停止 1点に絞り込んで「止まれの標識で止まる」ことすら、 街頭指導していた形跡が警視庁の管轄区域であったのだろうか・・・? 少なくとも10年近く見てきて「"一時停止違反"で警告カード」という記事は、ほぼ見た記憶がない。 車道での停止線を超えた自転車に注意していた様子くらいだが、 停止場所を少し超えていたくらいでの注意はさすがにパフォーマンスが過ぎた光景に見えた。 ◆徐行に至っては、指導どころか「徐行」という「文字」すら、 各所の自転車交通関連記事に「ほぼ全く出てきていない」という酷さ。 まるで、徐行という言葉自体が「禁句」なのではと思うほど。 ニュース報道で「徐行」という言葉が登場した自体が奇跡というか。 スポーツ自転車サイトで「車間距離保持義務」について「明らかに意図的に避けているとしか思えない」のと 同じような印象すらある。 そんな「無頓着が過ぎる酷い有様」だったにも関わらず、 いきなり ▲「はい、じゃあこれから赤切符積極的に発行しますからね」とは??? そして、厳しくするのを歓迎という人もいるが・・・、 ▲そもそも電車移動か車移動のみで、自転車には一切乗らない(もしくは乗れない) 対岸の火事で煽りたくなってしまうお気楽な人達であればまだしも、 ▲まだ自分では交通違反をしていること気付いていない、これから取り締まりをされる危機感のない人 であれば、 実際に取り締まり(赤切符発行)されると、途端に態度反転で激昂するに違いない。 ◆やはり「順番がおかしい」。 何故、今まで警告カードどころかロクに指導もしてきていない違反に対して 「いきなり取り締まり(赤切符発行)」に急転換できるのか。 ▲「負担の増える通年での交通教育など必要ない、いきなり赤切符発行で補えば良い」 と言ってるようなものなのだが、 これの本当の危険(異常)性に気付いている人は皆無に等しいのだろう・・・。 元々、徐行・一時停止という文字を、他サイトではまず見ない頻度で登場させていただけに、 「守る必要があると繰り返してきた甲斐があって、やっと取り締まりが追いついたか」という 感想を持っているのだろうと思われるかもしれないが、それは心外で、 個人的には「順序が全く違う」という観点から、到底歓迎できない。 少なくとも、今後「5年間」はまず徹底的に「徐行・一時停止」への 「警告カード」を東京都全体で「"毎日"数千枚単位で発行」し、 報道記事も毎週のように出させ、テレビでは特集を組み周知浸透させ、 教育現場でも「主な強化違反取り締まり内容を主軸に置いた」交通教育を積極的に行い 「もうさすがに周知できた」という段階になって、 ようやく「それでは5年も経過しましたので本日より赤切符を積極的に発行して参ります」であれば いよいよ本腰か・・・と納得できるのだが、 今回のあまりにも急ぎ過ぎる方針転換には、徐行・一時停止の積極的な推進派としても賛同しかねる。 ※これも特定小型特殊(最高時速15km以下電動キックボード等)の所以で 「槍玉に上げられた」とすれば恨む人は多そうだ。 少なくとも警視庁なので「東京都内」での自転車の活用は慎重に考えるべきかもしれない。 ●とはいえ、「予定増加数はそこまででもないのに、オーバーに煽っているだけ」のようにも思えるのは、 仮に大盤振る舞いで、過去の「取り締まりのための取り締まり」が復活で、 実際に赤切符を過度に発行するようなことがあれば 「裁判所が確実にパンクする」ため、そこまで悲観的になる必要もないこと。 逆に司法が麻痺するほどの「取り締まり強化(赤切符発行)」が出来るなら、見てみたい気もする。 ●地方はどうする? 埼玉神奈川あたりは同調してきそうではあるが、 関西で兵庫京都大阪がどこまで追随できるか・・・。 それ以外の地方で、自転車人口がそれほど多くない 元々赤切符発行枚数も少ない地方や、降雪地域であれば 「警察官自体の数が足りない」こともあって参加したくても対応しようがないので、 追随することは厳しいことから、今まで通り(事故があれば対処する程度)で、 そこまで心配する必要はないような気はする。 ヘルメット着用やら保険の話だけ挙げておけば 「思考停止の人達が"ひっかかって"くれる」と期待し続ける「呑気な対応」が続くことだろう。 ●[東京]厳しい取り締まりをモラルに委ねる対極で測ったところで・・・ news.yahoo.co.jp/articles/e4927c0ec053f20250ca1f741110610c8f1ed2c2 「自転車の取り締まり強化」に思う~強制と自律は社会の両輪 (FNNプライムオンライン) モラルが低い社会では「強制」によってルールを維持せざるを得ません。 逆に高いモラルを持った社会は「自律」によって維持され、ルールは最低限で済みます。 「歩行者も自転車乗りもモラルが低い」という現実に対して、高いモラル前提での「自律」を促すことなど不可能。 その前提条件を満たすために、厳格な取り締まりに移行するのは、 些か事態の収拾を急ぎ過ぎているとしか思えないのだが、 肝心の「準備のための機会や段階を踏むことの意義」について触れている記事ではなかった。 ●徐行無視にも今まで警告があった? 悪質走行の自転車に赤切符…「徐行せず歩道走る」「右側通行」など4違反対象 (読売新聞) news.yahoo.co.jp/articles/2a61f463643322b020fd774b9ca30b3790f77363 警視庁はこれまで大半は警告で済ませてきた「徐行せずに歩道通行」「右側通行」など 四つの違反で、悪質な場合に赤切符を交付する。 まさか、徐行違反への警告とは「街頭での簡易的な声掛け口頭注意も含まれる」のだろうか? いや、その場合は「注意」と呼称するはず。 少なくとも交通指導の記事で「徐行という文字すら」ロクに見かけた記憶がなく、 警告カード発行数でも徐行無視に多くの警告カードを発行してきたというデータが多かったとは思えない。 www.e-stat.go.jp/ 全資料 令和3年中における交通死亡事故の発生状況及び道路交通法違反取締り状況等について 道路の交通に関する統計から ↓ 交通違反切符(赤切符発行)は車両で括られていて自転車が含まれているか不明なので代わりに ↓ 交通死亡事故の発生状況及び道路交通法違反取締り状況等について 2021年 2022-03-03 表3-7-2 自転車(第1・第2当事者)の法令違反別死亡事故件数の推移 ・信号無視 ・交差点安全進行 ・一時不停止 ▼安全運転義務 ・ハンドル操作 ・安全不確認 が多いと分かるが、この項目だけ見れば「そこまで多くはない」という印象しかない。 同時に、道交法70条の安全運転義務を拡大解釈させがちな原因が分かったが、 「70条だけ無駄に細かく集計できるようにしてある」ことに問題がある。 そもそも「徐行場所(歩道では基本徐行、見通しの悪い交差点も徐行など)」を 厳守できないことが問題のはずなのに、 各年一桁や0の年まであるのだから意味が分からない。 それなのに、統計よりも厳しく徐行無視取り締まりしますというのは・・・? これは死亡事故だけとしても、この統計データ自体の信憑性が低いように思える。 警視庁がほかに赤切符の対象にするのは、「信号無視」と「一時不停止」。 先月、新たな取り締まり要領を各警察署に通達した。 今月下旬から、東京都内の事故多発地点や通学路周辺を中心に運用を始める。 苦情も多く、警視庁には昨年、自転車関係の苦情が916件寄せられた。 このうち230件は「歩道の自転車が徐行しない」「自転車の右側通行が危ない」などとして 取り締まりを求めるものだった。 ↑ この声があって尚、イヤホン自転車への優先的な警告カード発行に明け暮れていたとすれば相当な問題では・・・。 「歩道の自転車が徐行しない」「自転車の右側通行が危ない」が 「全てイヤホン自転車」の可能性が高いとは思えないし、 当然、遮音状態でなかろうが歩道での徐行なしが許されるわけもない。 ●交通教育の例?(埼玉県での子供向け自転車免許) news.yahoo.co.jp/articles/fa84c50dc5bc4044f8ab9e601dee39138af67093 自転車の免許を付与するということをさいたま市(埼玉県)がやっています。 さいたま市は「子ども自転車運転免許制度」というのを2013年から導入していて、 筆記試験と実技試験をして、合格者には埼玉県警と教育委員会から免許証を交付しています。 www.police.pref.saitama.lg.jp/f0010/kotsu/kodomomennkyo.html ↑ これにどれほどの実感できるほど遵法精神が身についていて 「パフォーマンス」や「見せかけではない」かを知りたい。 2013年からということなので、埼玉県の20歳前後未満の自転車使用の多い地域で、 「止まれの標識の前で1日集計すれば」その差が「実際にはあるのかないのか」分かるはずだが、 そのような検証データがないので何ともいえない。 もし「他県と比べて明らかに一時停止する人が多いのであれば」「確かに効果がある」と言えるが・・・、 「誤差の範囲」であれば「ほぼ意味がない」し、 「変わりなし」であれば「完全に形だけの無意味」となる。 講演やスタントマンショーにしても「教えた"つもり"の形だけ教育」では 本当の意味に身につくとは考えにくいのと同様に、 (形だけの)免許制度を「作って発行した」ということに満足し、 最も肝心な「継続・周知・浸透」という観点が欠けていれば遵法精神は育たないのでは。 ★★★自転車は車道走行のほうが安全という話を疑うべき理由 otenbanyago.at.webry.info/201510/article_1.html 一言で言えば「車道走行の自転車数が少ない」から、 車道走行での事故が少ないように見えてしまうだけ。 道路の構造も異なるので一概には言えない。 また歩道と脇道からの自動車との事故は起きても 「低速走行」のため重症の確率が低いということも上がっている。 ▲自転車(特に一般車)の車道走行について まず、分かりにくい標示は完全な愚策 自転車ナビマーク/自転車ナビラインは「自転車専用」を意味しない kuruma-news.jp/post/222330 ◆詳しくはこの国土交通省のpdfで確認したほうが早い www.hrr.mlit.go.jp/kanazawa/douro/bicycle/img/pdf/pdf02.pdf www.keishicho.metro.tokyo.jp/smph/kotsu/jikoboshi/bicycle/menu/navimark.html 警視庁では、自転車の安全な通行を促すため、主として車道の左側端に「自転車ナビマーク」、 交差点に「自転車ナビライン」の設置を推進しています。 ↓ 自転車ナビマーク・自転車ナビラインには、「自転車優先」等法令上自転車を保護する意味はありません。 要は「自転車は車両なので原則車道主義を促すために 車道に自転車が通るべき道筋を示すけども、 それで実際車道走って事故っても知らんから注意してね」という意味に思える。 本来に走行位置を自転車ユーザーを意識させ、 人が多い東京であれば特に歩道から自転車を積極的に追い出すことで 歩行者の安全を守ろうという意図があるのかもしれないが、 免許があってもアレな自動車ドライバーも数多い中で、 免許が現実的に不可能な自転車を車道走行させようとすることの 一体何処が安全なんだろうか。 車道上で自動車の路駐や自転車の逆走など危険は多数。 今までも車道走行している一部の配達なども含めたスポーツ自転車乗り全体にとってみれば 「自転車が車道に増えれば走りにくくなる」と分からないわけがないはず。 むしろ「路面の塗装面が雨天時に迷惑極まりない鬱陶しいもの」に違いないだろうし、 子供や老人を含まないとしても「ママチャリなどの一般車・生活自転車ユーザー」を 車道に追い込むことは、円滑な道路交通を妨げになるだけでなく、 どう考えても「危険な状況に近づけている」としか思えない。 根本的に、法的規制のある【自転車専用通行帯】と 法的拘束力が一切ない【ナビライン】等を、 瞬時に見分けることができるように色分け等で区別できるわけでもなく、 とりあえず車道に自転車が出てくるところだけ認識させようとすることにも賛同できない。 そもそも「自転車専用道」としてオレンジのポールや縁石等で 明確に走行区分けすることができないような、特に車道が狭いような場所であれば、 むしろ【積極的に自転車の車道走行を禁止】し、 安全のために「歩道を歩行者優先で通行させるためにあらゆる手段を講ずる」とか、 ロードバイク等の速度を出して走行する自転車であれば「迂回路」を明示するといった まともに現実味のある対策が必要に思えて仕方ない。 もし歩道上で他の自転車を安全に避ける方法が分からないほど想像力が欠けているのであれば、 「自転車には乗らないほうがいいのでは?」と本気で思う。 (対歩行者に限らず「確認・減速・徐行・一時停止」を駆使するだけ) まるで「自転車なんて売れればいい」として 「まともに安全で快適で長持ちする使い方を教えようとしない」業界のような、 「とりあえず自転車は車道だから」という「視野狭窄」からの場当たり的な誤った対策を 完全に白紙に戻し「幼少期からの"通年での"教育面も含めて」考え直すべきなのでは? 関連記事として ◆自転車での配達員とバス運転手とのトラブル www.bengo4.com/c_2/n_10740/ ウーバーイーツ配達員に「歩道走れ」、バス運転手の危険な「幅寄せ」にユニオンが抗議 まず、画像を見る限り、歩道に人が溢れるほど居るようには見えない。 次に、車道はバスが自転車を容易に追い越せない幅しかないように見える。 ▼「自転車は車道」という原則主義から見れば 「どれだけ車道の幅が狭くても 自転車なんだから車道を走ることは合法であり何ら非難される筋合いはない」 ということになる。 ▼自動車ドライバー目線からすれば 「法的に自転車が原則車道走行だろうが、安心して走行するためには 現実的に車道通行の邪魔になる自転車を車道に居させることに反対」 ということになる。 ●共に抱える問題として 自転車側は「交差点で割り込みしていないかどうか」 自動車側は「自転車を1つの"車両"として認識しているのかどうか」 基本的な交通ルールの把握についても怪しいのもあるとして・・・、 そもそも【安全とは、どういう状況のもとに存在しますか?】と訊きたい。 自転車側は「速くて交通強者のクルマが交通弱者の自転車に配慮するのは当たり前だろう」 という言い分で、 自動車側は「歩道が空いていて余裕もあるのにわざわざ危険を省みず車道を走っている意味が分からない」 という感覚が強いと思われる。 ▼考えてみよう 「全ての自動車が自転車に配慮してくれるとは限らない」 (歩道走行時に歩行者が(優先なので当たり前だが)自転車側に配慮してくれるとは限らないのと似ている) 関連で「手信号を全ての自動車ドライバーが理解しているだろうか?」 理解できていなくて事故に遭って被害が大きいのは紛れも無く自転車側。 ▲「それでも車道を走りたい」? ="自転車の車道走行原則主義に命を捧げたい"のであれば止めはしないが、 今後も危険がつきまとうことは避けようがない事実。 もはや利己主義というより「他人を信用しすぎの愚者」にすら思える。 自分の理性すら完全にコントロールできるわけでもないのに、 よく「自分は大丈夫」などと思えるなとある意味感心する。 せいぜい「(ダミーも含む)ドライブレコーダー」や、 「ドライブレコーダー作動中のシール」や、 「地域名入りのゼッケン」等で自衛できるだけしてもらって、 「優しい自動車に配慮してもらうことが前提」で走行すればいいのではと思う。 【今後ますます車道に高齢者が増えてきても本当に大丈夫だと思うのであれば】 遠慮なく車道走行をどうぞ。 個人的にはとてもそのような破滅主義には付き合い切れない。 ※自動車が全て自動運転義務化されれば多少マシになるかもしれないが、 交差点での左折巻き込み防止のために 自動車が左端に寄せて挟まれるとか、追突されるというケースも予想できる。 ★個人的にお薦めするのは「自転車は車道上に於いて物理的に脆弱な存在だからこそ」 (子供や高齢者以外でも)自転車が歩道走行することは”可能”なので、 普通自転車通行指定部分がなければ徐行義務があるので走りにくいとしても、 常に交差点に限らず建物の影にも注意しながら「予測運転を心がける」ことで、 歩道走行でも歩行者との事故は十分に防ぐことができると考える。 ※無駄な重複保険加入も厭わない"エサ"として高額賠償をネタのように持ち出してくる例もあるが 実際普通自転車でそこまでの加害事故になるケースが多いとは到底思えない。 それをいうなら、交差点や高齢者などの横断中の事故などを鑑みれば、 自転車の車道走行でも事故に遭う確率は低いという反論もありそうだが、 「より安全な方法」「危険に会いにくい状況」を考えると、 到底車道走行推奨主義などにはなれない。 世の中泥棒がいなくなれば施錠なんて一切必要ではないように、 「車道に自転車に配慮してくれる優しいドライバーしかいない」のであれば、 当然「絶対に車道を走るべきだ」と言えるが、 現実的にはありえないので、 「自分の命が惜しいのであれば」 「大人しく安全と思われる場所を安全な方法で走りましょう」 と言わざるを得ない。 つまり「どうすれば安全に走行できるのか」を「しっかりと考える」ことが何よりも大切。 ▲車道走行で事故リスク軽減? www.au-sonpo.co.jp/corporate/news/detail-244.html まず、当たり前の話で 「自転車が車道を走行すれば、自動車ドライバーから自転車が必ず認識される」とは限らない。 自転車が前方に居れば自動車ドライバーは自転車を認識して警戒する「だろう」という時点で事故の元。 認識されやすいかどうか以前に「交差点通行時には自動車も自転車も徐行すればいいだけ」の話。 「交差点では他車が進行してくる」ということを意識せず通行しようとすること自体が危険。 それに圧倒的に多い「ママチャリ」と少数の「スポーツ自転車」では意味などが異なり、 肝心のそれぞれの歩道走行時と車道走行時の (基本的な)【常用速度の差】についても一切書いていないことから、 どうにも「車道走行を促しつつ、保険加入させるために不安を煽る"飼料"にしているだけ」に思える。 そもそも、車道・歩道など関係なく、 車道走行する自転車に配慮を欠かさない「"優良"な運転手しかいないと信じ」 「認識されているはず」と"思い込んで"走行すること自体が大間違い。 自転車で走る際には「車道の左側」を通行することで、 自動車ドライバーからより認知され、交差点等での事故リスクを抑えられるということが明らかになりました。 ↑ 「"実際の"公道走行時のリスク」として、 「まともに交通ルールを知らないようなドライバー」を含めた「不特定多数」が参加していない時点で信憑性に欠ける実験でしかない。 ●「車道走行のほうが認識しやすい」にしても、 一例を挙げると、前方の大型トラックの側面に自転車が居た場合、 その自転車が交差点で急減速したとして後方の自動車ドライバーは認識しやすいわけがない。 「実環境をまるで想定しない程度の認識力で安全を語ることそのものが危険」。 とはいえ、「過剰に広い車道」しかない「特殊な環境」でもなければ、 実際に歩道走行メインのユーザーが10分でも車道走行すれば「危険と分かる」だけに、 「こうした無駄な実験」に騙されるようなことは少なそうではある。 「免許を持っているのかどうか怪しいレベルの正気とは思えない輩達が普通にいる」と考え、 事故防止や事故軽減の観点を持っていれば、 自ずと「何処を」「どのような速度と方法で」走行すべきか分かる。 そして、このような「様々な場所や実環境を考慮せず」 まるで「車道走行こそ是である」と吹聴されること自体、 スポーツ自転車ユーザー達にとっても 「(老人子供だけ除くとしても)多くのママチャリ達が本当に全て車道走行すれば車道環境がどうなるのか」 「スムーズな自転車走行環境をも崩壊させる一因になる」という危機感が足りない。 むしろ「車道走行と称して右側走行されてしまうくらいなら、今後とも歩道だけ走れ」と言い切っていいほど。 無闇に車道走行を推奨するような人達の声は聴かずに、 まず「歩道は歩行者最優先さえ徹底できていないこと」をもっと問題視すべきに思えて仕方ないが、 なぜかその方向での話はあまり目立たない。 それどころか、e-bikeのアシスト上限速度アップや、 歩道を危険に晒すだけでしかない自転車もどきの走行を画策していることを危惧する。 ●自転車での歩道走行時の道交法 10mtv.jp/pc/column/article.php?column_article_id=2933 条文を読み解く限り「普通自転車通行指定部分」は歩行者が居ない場合は徐行義務はないのだが、 実際の条文を確認している様子もないので仕方がない。 そもそも警視庁の解説自体が雑なこともある。 elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=335AC0000000105 普通自転車は、当該歩道の中央から車道寄りの部分(道路標識等により普通自転車が通行すべき部分として指定された部分 (以下この項において「普通自転車通行指定部分」という。)があるときは、 当該普通自転車通行指定部分)を徐行しなければならず、 また、普通自転車の進行が歩行者の通行を妨げることとなるときは、一時停止しなければならない。 ただし、普通自転車通行指定部分については、当該普通自転車通行指定部分を通行し、 又は通行しようとする歩行者がないときは、歩道の状況に応じた安全な速度と方法で進行することができる。 ─────────────────────────────────────────────────── ●道路を安全に走るために www.sbaa-bicycle.com/sbaa_sp/manner/m20.html まずは、「疑うこと」。 残念ながら、危険な走り方をする人は、自転車・クルマを問わず、どこにもいます。 公道では、「みんなルールを守るはず」という性善説は通用しません。 常に「誰かがルールを破るはず」と思って走るべきです。 だから、青信号だからといって不用心に交差点に突っ込まないこと。 いつも「もし信号無視をしたクルマがいたら?」と疑ってください。 青信号になったからといって、いきなり飛び出さないこと。 「赤信号になった瞬間に慌てて突っ込んでくるクルマがいたら?」と考えてください。 ウインカーなどは一切信用しないこと。全員が出さないものだと思って走っていた方がいいくらいです。 次に、「臆病になること」。 「前のクルマが急に左折したら?」「このコーナーの先にクルマがいたら?」「その角から子供が飛び出してきたら?」と、 常に最悪の事態を想像しながら、サバンナに生きる草食動物のように、常に危険に怯えながら走ってください。 なんだかカッコ悪いようですが、無謀な走りをして事故るほうがよっぽどカッコ悪いですから。 そして、「集中力を切らさないこと」。 公道は様々な人や乗り物が入り乱れるカオスなエリアです。 そんな状況で安全に走るためには、常にまわりをキョロキョロと見回し、 状況を確認し、情報を集めることです。 視界全体をスキャンしながら、いちはやく危険を察知すること。 ぼんやりとしていることなど一瞬もないように。街中を安全に走るために必要なものは、なにより集中力です。 他人以前にまず自分の身の安全のために心がけておきたいこと。 この文言全てを印刷したものをチラシにして交通安全活動として配ってもいいほど大切。 「赤切符や罰金や講習があるから」「注意されるから」 うんざりするほど繰り返される罰則主義。 性悪説観点からすれば正しいのかもしれないが、 納得したわけでもないのに誰かに強制されているだけの押し付けで 真の意味での行動規範になるとは思わない。 実際に事故が”多い”例を参考するようなことも一切せず、 稀有な例を挙げて「保険加入しましょう」とか、 ヘルメット着用していれば事故に「遭っても」軽減できるという「事故に遭う前提」だったり、 遮音規制のような原付免許取得時の制限のなさから実質意味を成さないものを 違反と強調しなぜか優先的に警告することだけに執心する」ような "的外れな交通安全活動"は、正直言って理解に苦しむ。 重要なことは「道交法で違反になるかどうか」よりも、 「事故に遭わないために、身の安全を確保するために必要なこと」を認識すること。 そのときに「安全確保のために道交法を守るべき」という話になるので 順番を間違えてはいけない。 ─基本理念として 被害を減らすためには、まず「公道で無闇に速度を上げて走行しない」ことが安全。 「道交法で自転車への具体的な速度規制がないから自由に飛ばしていいんだ」と思っていると事故の元。 「スピードを出したくてしょうがない人は、素人参加可能な各種レースにでも参加するか 私有地内や、思う存分スピードを出せる場所を貸し切ればいい話。 個人(一部集団)のワガママを許すために公道があるわけではない。 公道は"公共の場所であり多くの人々が共用するもの"。 そして、事故防止に最も効果的な「一時停止」と「徐行・確認」。 見通しの悪い交差点やカーブや下り坂では、徐行や一時停止の義務がなくても、 「徐行まで減速」し、状況に応じて一時停止も適切に使うことが安全であり、 たとえ自分自身が優先道路を走行していたとしても、十分に気を付ける必要がある。 「安全を守る気がない自転車乗りは本当にダサい」くらいのキャンペーンを仕掛けてもいいくらい。 限りなく事故に「遭わない」ための方策を採ることが 最優先されなければならないことに気付かないようでは、 今後も交通マナーの向上など絶対にありえないと断言する。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★事故防止は「高齢者」が鍵・自転車への違反金制度導入の背景とは bestcarweb.jp/feature/column/281805?prd=2 自動車メディアなので、いつもの調子で「自転車憎し」の見る価値のない記事かと思いきや、 「自転車の事故が増加傾向にある」というが、 本質は「自動車も含めた事故そのものが全体的に減っている中で、 自転車関連の事故の減り方が"緩やか"なので"増えているように見える"だけ」という正体から、 しっかりと「事故の原因を分析」し「一時停止」の重要性にも触れ、 事故防止のために本当に尽力しなければならないのは「高齢者の安全教育」という、 警察等ではあまり触れたがらない「一種のタブー」とも言える重大事項にも切り込んでいる。 本当に実効性のある自転車による重大事故の抑止は、高齢自転車運転者の違反を減らすことにある。 令和2年のデータを見ると、自転車乗用中に亡くなった人の実に76.8%が60歳以上の方だ(グラフで灰色の部分)。 「高齢者」と区分される65歳以上の人の割合で見ると70.2%となる。 この部分を減らすことが自転車による重大事故を減らすことに直結する。 まず自転車乗用中の死者(全年齢)のうちおよそ8割が何らかの法令違反をしていた。 これを65歳以上の高齢者に限ると死者の約85%が法令違反をしていた。 高齢者の死亡事故の法令違反で一番多いのは 安全運転義務違反のうちの ハンドル操作、次に安全不確認、つまり「ハンドル操作を誤った」「周りの安全を確認しなかった」というもの。 高齢者以外と比べると圧倒的に多い。 また先ほど見た交差点安全進行、一時不停止、信号無視も目立つ。 もし自転車による重大事故を減らすための本当に実効性のある対策を取りたいのであれば、 まずは「高齢者への自転車の安全運転教習/講習」、 次に「全年齢への交差点事故への注意喚起、 具体的には一時停止違反と信号無視の取り締まり」が最も効果的だということが分かっただろう。 まさにこの通り。「データを収集、分析し原因を見つけ、解決への糸口を探る。」 子供でも分かりそうな「基本中の基本」すら理解できていない大人が多すぎるのが問題。 警察や行政は、内心は高齢者の保護なんて微塵も考えたくないのだろう。 認知症が進んでいることも珍しくなく、長年染みついた癖の強制の実現可能性が極めて低いことから、 「今更教えても理解できるとは思えない」として、 「どうせ先が長くない高齢者のことなんてほっとけばいい」という考えが根底に 間違いなくあるに違いない。 本当は細かい市町村単位で、独居老人の解消のために「行事」として、 更に、薬漬けにしないために健康維持のための軽い運動から「医療費削減」も担えるため、 相当重要な政策にもなり得るのだが、 怪我や事故があった際の責任問題から逃れることしか頭にないのか、 どうにもこういう実のある方向では全く考えが及ばないようで、 ロビー活動があるのかないのか知る由もないが、 自転車施策といえば、大して意味のないナビラインや、 保険やヘルメットの推奨に無駄にご執心の印象があまりにも強い。 ではなぜ違反金制度の導入が先に叫ばれるのだろうか。 それは何かというと、クルマやバイクの交通違反による反則金の収入が近年大幅に減少していて、 それを埋め合わせる何らかの収入が必要とされているのではないか、ということだ。 諸手を挙げて自転車への違反金導入に賛成している遵法精神溢れる方々には、 真意に気付いて目を覚ましてもらいたいところだが、 「目の前にぶら下げられた"綺麗に見えるエサ"を前に」思考停止してしまってるようであれば、 「公共の交通物のための肥し」として今後も便利に扱われることだろう。 このまま進めば、(個人的には幸いなことに) 取り締まりは主に交通安全週間のような「ノルマ期」に合わせて、 「どんな小さな交差点での一時停止違反でも違反金が発生」することになるが、 後で「こんなはずじゃなかった」と喚いても遅い。 まさしく入れ食い状態で警察としても「気分次第で簡単に稼ぎ放題」になるでしょう。 一方で、事故未満の「交通に関する音などが"聞こえる状態"で違反金扱い」になった場合、 法治国家として在るまじき条文を無視した越権行為に対して、 正式に不服申し立てで裁判を起こすべきと考える。 ◆自転車への少額違反金制度は見送り news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20211223k0000m040053000c.html 自転車違反金は見送り 利用者からの反発考慮 道交法改正案 警察庁の有識者検討会が求めていた自転車運転に対する違反金制度の創設について、 同庁は今回の道路交通法改正案には盛り込まない方針を固めた。 担当者は「さらに時間をかけた丁寧な議論が必要。引き続き検討する」としている。 最終報告書は2021年4月の中間報告書と同じく 「少額の違反金を課すなど、非刑罰的な手法も含め、 違反の抑止のために実効性のある方法の検討」を求めた。 立件されても起訴率が低く、刑事罰が問われない現状への強い問題意識がある。 しかし、自転車の取り締まりは都道府県警で力の入れ方に差があり、 全国一律での実施は現場で混乱が生じることなどから今回は見送りが決まった。 自転車利用者からの反発が予想されることも考慮したという。 同庁は今後、交通ルールの周知の徹底を図る。 主な理由は 【自転車の取り締まりは都道府県警で力の入れ方に差がある】ことから、 【全国一律での実施は現場で混乱が生じる】ため。 赤切符どころか、警告カードの発行割合からして、ゼロや一桁しか発行していないような地域もあるわけで、 例えば「沖縄県ならほとんど自転車の取り締まりしていないから走り放題」でも、 元々厳しい「東京都・大阪府・兵庫県」だけ「違反切られまくり」という可能性があるのは 「法の下の平等に反する」という主旨?でもあり、 単純に「日常的に交通取り締まりに割けるだけの人員が足りない」という話でもあるのだろう。 数千~数万年後に無人の取り締まりロボットが市中を常に巡回しているような状況であれば 導入できないことはないと思うが、その頃には自転車自体があるかどうか。 「自転車利用者からの反発」については、「弱者・貧困層への圧力からくる反発」というよりは、 前後子供乗せに対する許可の顛末からして、 ピンポイントで「主に傘の支持具や子供乗せを使っている世代からの反発」を恐れているように思う。 ●事故現場を調べ対策を行うことで事故減少 事故後の「現場診断」 実施後は事故8割減 news.goo.ne.jp/article/mbc/region/mbc-2021060200049464.html 交通事故現場で、警察などが再発防止策を検討する「現場診断」に関する統計で、 鹿児島県警は、実施後は実施前に比べ事故が8割減っていることを明らかにしました。 2019年度は28か所で現場診断が行われましたが、 実施前の1年間の事故件数が51件だったのに対し、実施後は8件と、8割以上事故が減ったということです。 「事故が起こりやすい原因がある」からこそ、 その事故の元となる部分に対して策を講じるという当たり前の話。 街頭指導でも、「その地域での少なくとも過去10年分の事故データを元に」 「事故が実際に起こった箇所」で、「直接の事故原因となった違反」や 自転車での加害者の割合は低いので、優先的に考えれば「自転車での被害者の年齢層」を考慮し、 指導を行う方向で考えるのが普通と思われるが、何故かそうではない場合もあるから謎。 もちろん、若年層の違反のほうが少ないから問題がないというつもりはない。 常々「"通年での"交通教育」を掲げているので、 「学校独自の自転車への免許発行」も視野に、 「事故防止のためには徐行や一時停止の重要ということを理解してもらう」ことを最優先で考える。 ●基礎的な教育や指導の不足 そもそも、公道にゆずりあいの精神が満ちているのであれば、煽り運転など起こるわけもない。 道交法の細かい内容に詳しくても、 「知識量に応じて周囲の他者が配慮して安全に走行できる不思議な効果もあるわけがない」。 根本に「事故に遭わないこと」という観点が欠けている行政などは、 目先のヘルメット着用やら保険で取り繕うとする。 講習対象に設置箇所自体が極稀な「環状交差点」の走行ルールを混ぜてしまうようなもので、 教習所の教本でも作っているわけでもなければ基本的に覚える必要がない。 まずは「どの場所」を「どのように走行する」ことが "事故ゼロ"に繋げられるのかを重点的に考えるべきだろう。 例えば、狭めの片側一車線で交通量も少なくないのに「自転車は車道」と原則論に閉じ込めると 減速一切なしでトラックにギリギリで側面を通過されていくような状況に陥る。 前方のそれほど離れていない距離に自動車がいても、車両中央寄りを走ればクラクション連呼されるのがオチ。 共に、実際に事故や事件にならなかったとしても、間違いなく精神衛生上良くない。 実態として、車種問わず常用速度として日常生活に適している変速の状態を把握してれば、 「歩道を走ること=(子供と高齢者などを除き)歩行者に絶対に迷惑になる」としか考えられないわけもない。 「歩道を傍若無人で走ることを責めるのは分かる」が、 「歩道走行そのものを否定することは、全国各地の道路状態を全く想定していない狭い考え方」でしかない。 そんな個人や団体に影響され、情報を鵜呑みにして実行してしまい事故に巻き込まれるのは自業自得。 もし違反金制度が導入されたところで、 歩道で(普通自転車通行指定部分に歩行者がいない場合以外の) 徐行義務違反の自転車に違反金を連発できるわけがない。 何しろ「ほぼ全ての自転車が該当」するのだから到底無理な話。 一番気にしているであろう「子供乗せ車」も、当然大半が取り締まり対象となるが、 もし違反金連発するようなことがあればどうなるのか考えれば分かること。 だからこそ、まずは「実際に"起きた事故"のケース」から 事故割合の高い「出会い頭の事故」を防ぐために 全く浸透していない「見通しの悪い交差点では徐行義務(徐行しなければ違反で罰則あり)」 「止まれの標識があってもなくても止まる(一時停止する)」ことを遵守することが 「常識」と根付かせることが最優先。 どうにか「車間距離」「一時停止」までは触れていても、 なぜか「(見通しの悪い交差点での)徐行」については触れているのを見たことがない。 kuruma-news.jp/post/408441 (自動車での違反について) ●車間距離 ●歩行者がいる横断歩道へ進入時の一時停止 ●ランプの球切れ ●止まれの標識での一時停止 ●灯火義務 講演で「止まれの標識」に対して意気揚々と説明しているような人達にしても言えるが、 止まれの標識での一時停止だけ注視し、毒されてしまうと、 「住宅街の裏路地の出会い頭で事故を起こす」という危機感が全くない。 夜間を考えると、路面を照らすような自転車(特にママチャリ)ライトで 標識を確認して停止するなどを考える前に、 (常識的に速度は落とすとしても) 「曲がり角から散歩等で人が飛び出してくる」ということは容易に想定できるので、 「徐行しなければ」事故になって自転車側のこちらが不利になると考えれば、 必然的に徐行が当然だろうと考えて然るべきに思えるが、 なぜか「事故なんて起きようがない」か「出会い頭の事故が多いなんてどうせ嘘」とでも 思っているという能天気な人が多いのか無視されてしまう傾向が強い。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▲自転車の著名人?の赤切符の認識力 news.yahoo.co.jp/articles/659f95370550857cfb999349b1874f70227f95ab bizspa.jp/post-709403/ 週刊誌系のメディアなのでバイラルメディア同等であっても不思議ではないが・・・。 一方で赤切符は、刑事処分になるので前科がついて罰金を払うことになります。 これだから、処分が下される場合についても「周知が"全く"足りていない」と分かる。 疋田:ところが、青切符の制度が自転車にはないんですよ。 これで本当に赤切符を積極的に切ったら、夜に無灯火で走っていたなどの軽微な違反だけで 赤切符を切られて、前科1犯になってしまう。 しかも、刑事裁判になるので国や自治体の作業も煩雑になって面倒です。 だから、自転車の違反にはほとんど赤切符が切られることはなかったわけです。 ↑ それぞれ「起訴され」「有罪になれば」の重要な要件を説明せず、 「赤切符を切られた瞬間に前科一犯になる」と 「断定されかねない説明」に意味があるのだろうか・・・。 そもそも「交通違反のしかも自転車の赤切符で起訴までされるケース自体が皆無に等しい」というのもあり、 手間を省くためにも、その代わりとして 自転車には法的拘束力は一切ないが、「啓蒙活動」として 「警告カード」を優先的に発行してきた経緯があるという説明不足。 ↓ しかし、その警告カードの優先発行内容自体に「問題」があり、 「全く有効に機能していなかったから」こそ、事故抑制に繋がらなかったと出来たはず。 左側を走れば、自転車はより安全です。 ↑ 出会い頭での事故を防ぐのであれば、 見通しの悪い交差点での徐行義務と止まれの標識の一時停止が最も重要。 ※他にも、徐行は歩道以外でも必要。 「まず左側通行を徹底」で事故が減るとは到底思えない。 そういえば、この方は「車道の矢羽根マーク」に有効性があるかのように 語っていたように思うが、その論調は無かったものとなったのだろうか。 味方であるはずのロードバイク乗り達からも あのマークに意味があると本気で言える人など少ないと思うが・・・。 ※「雨で滑りやすくなるだけの迷惑塗装」や 「元々逆走の概念そのものがない輩達には意味が全く分かっていないので無駄」、 「場所によっては路駐だらけで全く機能していない」など。 「指導してますよ」とアピールするために無意味な指導を繰り返し、 役に立たないペイントをして「立派なことをした"つもり"」で満足する。 具体的な事故の抑制効果は本当にあった? 周知度はどれほど? 「自転車売りっぱなし」と同じで、 「予算さえ通して費用消化できれば後はどうでもいい」としか思えないようなものに 金を使うくらいなら、道路の異状の点検や補修に 時間も予算も割くような論調を強めて良いのでは。 側溝の蓋を滑り止めにする、滑る鉄蓋の道路設置を禁止する、掃除頻度を上げるなど。 ●[京都]一部区間で歩道の自転車通行を原則禁止の実験 news.yahoo.co.jp/articles/35016287420085616905592bb1338b716dc31a4f/comments 自転車の通行が禁止になったのは、京都御所西側の烏丸通のうち、 今出川~丸太町間の歩道と、京都市西京区の一部歩道です。 地下駐輪場じゃないが、 歩行者が少なく歩道も自転車が通りやすい通りに「誘導」は必須。 京都府警によりますと、過去5年間で人と自転車との接触事故の半数以上が歩道で起きていて、 試験的に12月15日まで交通量が多い烏丸通などで、 13歳未満や70歳以上の高齢者が運転する場合を除いて、自転車は車道の左側を走行する措置が取られています。 ↑ ●親子で別々に自転車に乗っている場合 子供は歩道を気にせず走行で、 親は車道で路駐にヤキモキしながら子供も注視しながら走行するのが安全? そんなに自転車を歩道走行させたくないならオレンジポールを 一定間隔で「車椅子は通れるように」ジグザグに設置したり、 凸凹を大きめにして走りにくい歩道にすれば、 「嫌でも車道走る」か「道を変更する人が増える」と思うが・・・。 ●自動車サイトの自転車の記事「赤切符 前科」「イヤホン問題視」 bestcarweb.jp/news/business/545919 news.yahoo.co.jp/articles/09f002688044a8019c5923824bedb504ebb039f3 自転車憎しのドライバー達へのガス抜き記事というべきなのだろうか。 自転車タグで見ると結構あるが、好意的な内容は当然のように見られない。 「スクランブル交差点」での自転車走行で赤切符発行については、 元々法的に定められていたのだから 歩行者妨害と認められたなら発行自体に正当性はあるが、 その「要件を満たしているかどうか」という話が問題なのではない。 ▲赤切符で前科? これまで自転車の違反は、悪質な違反者に「自転車指導警告カード」が渡され、 罰則のない警告として大半が処理されてきたが今後は、 刑事処分の対象となる赤切符(前科がつく)を積極的に交付していくことになる。 ↑ この「赤切符」という言葉が独り歩きしているのか、 実際には前科がつくのは「起訴され有罪になった場合のみ」でも 「前科」をつけたがる人を見かける。 自転車で、年間何件赤切符で「前科」になった人がいるのだろう。 赤切符発行すら稀なのに、更に基本不起訴ではない「起訴」される ケースがどれほどあるのか是非とも示して欲しい。 一時停止の標識があるところで、 こうした一時停止をしている自転車を見ることはなかなか難しいし、 警察官や道路監視員の乗る自転車でさえ一時停止しないことがある。 ↑ だから「一時停止を守ることを周知する意味も一応込めて、 いきなり強化対策に至った」と言える。 そして今回の4項目の選び方には大きな疑問を感じる。 なぜ「飲酒」や「酒気帯び」が入っていないのか? なぜ「携帯電話使用等」が入っていないのか? なぜ「傘さし運転」が入っていないのか? ↑ 大小の事故"原因"をやっとまともに検証した結果、 「優先度が低かった」というだけかと。 泥はね禁止、(違法になる普通の)二人乗り、警音器の不正使用、 夜間の灯火義務など、挙げればまだまだある。 それらが「事故原因には直結していない」とされ、 自動車では事故の多さから罰則が重くなり続けた飲酒運転でも 自転車の飲酒運転で年間の「重大な事故」は、 放置しても良いほどだからこそ 「警告カード止まり」で十分という判断になったのだろう。 ▲イヤホン自転車の問題視 ↓ なぜ「イヤホンをしての運転」が入っていないのか?不思議でしかない。 ↑ だからイヤホンを混ぜると・・・ 「私は実際の条文を読んでなければ、内容も意味も理解していません」と 看做されてしまえるだけに、途端に記事の説得力も無くなるとは思われないようで。 やはり、原付等の免許に聴覚試験が無くなった「事実」を 未だに知らないと聴覚絶対主義に嵌ってしまうのだろうか。 「絶対に必要な要件というわけではないと認められたから」なくなったわけで、 「聞こえてさえいれば安全運転できるわけではない」ことくらい 常識的に分かると思うのだが・・・。 自転車もバイクと同じような判断で取り締まりが行われなければ不公平 ↑ では、常用速度も「遅く」重大"加害"事故にも繋がりにくい 自転車だけ、なぜか"無駄"に優先発行されている遮音関連での「警告カード」を 自転車より圧倒的に「速く」走れる自動車なら尚更気をつけてもらうという名目で、 カーオーディオ使用している自動車にも "無駄に"「警告カード」が発行されていなければ「不公平」となる。 法的拘束力のない「警告カード=啓蒙活動」であっても、 同じ"車両"として広く周知させる必要がある。 遅い自転車では「徹底周知」でも「自動車は周知不要」おかしな話。 免許の有無で言えば繰り返しになるが 「原付等の免許に聴覚試験が無くなった」わけで、 運転への聴覚絶対必要主義は「時間も労力も無駄」でしかない。 こんな無駄なことに時間を割いてるから今回の4項目への周知が十分ではなく 事故に"直結"したと考えると、 イヤホン自転車=悪という構図に乗ってしまった警察の啓蒙活動には 重大な「優先度を履き違えた安全軽視の問題があった」と言わざるを得ない。 いずれにしても自転車には運転免許がないため、 正しい自転車の乗り方を学ぶ機会がほぼないので、 自転車購入時に自転車の正しい乗り方の講習を義務付け、 講習済みのカードを常時携帯するなどの措置が必要ではないだろうか。 ↑ この「講習機会」を作る必要があるのではないのかというのは分かるが、 1回の講習で"全て"習得できるのだろうかという疑問もある。 かといって、完全に近い状態で習得させるとすれば、 実現不可能な「自転車免許制度」となってしまう。 そもそも警察サイトの内容だけ鵜呑みにしてれば安全な運転ができるわけでもない。 各地の複雑極まりない道路環境や、個人の運動能力によっても異なる 「細かい」本当に必要な内容なんて教えてくれるわけがないからこそ 警察にだけ頼るようなことをしていては何も解決しない。 ■ヘルメット着用が任意の電動キックボードはやっぱり理解しがたい ↑ 電動キックボードに関しては、何もしなくても勝手に悪評が集まって 「電動キックボードに(任意なのでノーヘルで)乗っているだけで印象が悪く映る」 「乗りにくい環境」が作り上げられ、お得意の「同調圧力」での枷と、 道路環境として「車道が広く、交通も路駐も少ないという理想的な場所」 ならまだしも、多くの道路がそのように恵まれていないので、 少なくとも「超小径&高重心」に執着しているようでは普及するとは思えない。 ◆「取り締まりより周知が先では?」というもっともな意見 news.yahoo.co.jp/articles/a3944c0ba3a05b06bce88dc93a904594c80be74c まずルールの整備を。免許も取れない年齢の子供も乗るのが自転車なんだから」 「取り締りが先行になっちゃってる」と指摘。 その上で「自動車運転ができなくても自転車は乗れる講習会みたいなもので ルールを周知するシステムを作ったり」「取り締まり強化の前に、 自転車向けのルールとシステムを作るべきなんじゃないか」と熱弁をふるった。 ルールというか法はあるが、それが「浸透するほど」周知されていないのが現実。 1回や2回の義務教育での(講習会・スケアードスレートも含む)交通安全教室では 「全く役に立ってない」から、この現状なわけで。 しかし、「東京の自転車乗り」で、自転車取り締まり大歓迎と言う人は、 絶対に4項目違反をしていないとは到底考えられないのだが・・・。 これだけ毎日のように調べて長々と書き続けている自分自身でさえ、 車道上の「法定義務のある自転車専用道」なのか「自転車通行帯(ナビライン)」か 全国でも地域でも画一的で全く同じ整備されているわけでもないのだから、 「瞬時には」見分けられるわけがないのに、どうやってロクに道交法すら知らず (自転車イヤホンは全て悪だと根本的に勘違いしていそうな)人達に分かるのだろう。 徐行でいえば歩道上での歩行者優先としてではなく、 見通しの悪い交差点での徐行義務(違反者に罰則あり)など 一体何%の人が知っているのだろう。 自動車免許のある人を含め良くても20~30%程度、 自転車しか乗らない老若男女に絞れば「1%未満」ではないだろうかと思う。 ▲「ほら取り締まり厳しくなったよ」「違反してる自転車こんなに居るよ」と煽るのが「仕事」のマスコミ 交通法規の内容を淡々と解説し、 どのようなシチュエーションでは「どのような走行をすれば正しいのか」など、 そもそも交通教育や交通安全に微塵も興味などあるわけがないので、伝えられることはない。 そして、簡単に影響扇動されていることにも気付かず、 「自転車乗り達は叩いても良い」としか考えらないような短絡的に叩き始める困った人達。 どうせ報道しなくなったら途端に何とも思わなくなり、実生活で自分に害が及びそうになったり、 「ストレスのはけ口」として「自転車が悪い」などと言い始める大衆の愚かさ。 ▲「一時停止くらいは分かるのが当然」 ▲「守っていないのが取り締まりをされるだけ」 通行場所や状態の複雑さは置いておくとして、 「赤信号だけ」はまあ分かって然るべきとは思うが・・・、 ▲「各団体などで交通マナーに関する広報もしているし交通教育を受けられる場所がある」? こんなもので本当に周知が十分であれば、 「止まれの標識で8割以上止まるのが当たり前の光景」が見られると思いますが…実際には? ↓ ◆同じ一時停止でも「止まれの標識」を分かっているのは相当少ないことが予想できる もし、止まれの標識で止まっていない自転車に、(裁判所がパンク状態になることを考慮せず) 無尽蔵に赤切符発行するなら、一体「1日だけで何枚発行できるのか」など考えたことがあるのだろうか・・・。 ↓ あまりにも多い=これだけで「"全く"周知が足りない」ということになるが、 これで周知できていると思うのは、自分の周りの範囲しか見えておらず、あまりにも視野が狭すぎる。 「▲自転車は車道という原則論だけ」で捉え、 多くの「狭い道路」や「朝夕など交通の大混雑を引き起こす原因」となる可能性の高さを 頑なに認めようとしない視野の狭さと似ている。 ●「隠れて取り締まり」ではなく「堂々と指導」のほうが良い? news.yahoo.co.jp/articles/e286b4d9f9d52f9eb4ccb599ee8f72c2ce5147b8/ 見て分かるかどうかとかいう、そういう物理的な問題ではなく、 「交通の常識が"浸透"するまでの教育機会が足りない」という観点なら分かる。 見える場所で案内といえば「DJポリス」だが、 365日居たとしてもただの「見世物」に、その場で従うだけで無意味。 「人間の歩行方法」のように、全く意識しなくても自然に出来るための方策が足りないが、 (別話題でも遵法精神の低さの象徴として) 未だに「(タンデムや子乗せではない)自転車2人乗り問題なし」としてしまうTV局にはまず無理な話。 過去作でもアニメでも「このような自転車での2人乗りは違法です、絶対に真似をしてはいけません」と シーンぶち壊しになっても場面でテロップを入れるか、最後に載せればマシなのだが・・・。 実写であれば「※閉鎖私有地で撮影しました」とする。 ●遮断踏切侵入はまた別問題でもあるが・・・ news.yahoo.co.jp/articles/a49eadba235c49a0a7caf96b6ad66bfaf11c41d1 遮断機の前での一時停止義務は「自転車にもある」と分かってる人もどれだけいるのやら。 まあ実際守られてしまうと、 変速機の存在を知らない高齢者などが「発進でもたついてしまう」ことで、 転倒してしまう恐れもあるので一概に徹底するのが正しいとは言えないのはある。 ●通年で教えることに反対する人達の謎 news.yahoo.co.jp/articles/cd107cd25b0c33456f063c0d251abae0527d5d92 しかし、コメント欄のGOOD・BADの情勢が謎で、 学校側での「ナンバープレート」は歓迎で、 「通年で教えること」には反対とは? 恐らく1回授業で「(学校独自の)ナンバープレート」を取り付け、 (考えてもらう機会を否定し)「罰則主義を叩きこむのが正しい」とでも思ってるのだろうか? そういう人達が何故通年教育に反対なのかコメントしていないのも謎。 「自転車の重大"加害"事故は少ないので、取り締まりは今までのままでいい」 というならわざわざ記事を見ないだろうし。 親であれば、通年交通教育を否定することは 「子供の安全を軽視している」ことになるし、 大多数の大人にしてみれば、他人の子供の安全走行が増えても 困るとも思えないことから・・・ 反対しているのは、自分達の負担だけが増えると思い込んでいる現役教師(関係者)か、 交通教育している"つもり"の親達が「既に家庭内で教育しているので必要ない」とか、 「勉強以外に時間を費やされることが反対」とか 目先しか見えていない「国力向上に役に立たないから時間は無駄」ということだろうか。 ◆赤切符発行強化を喜ぶ人達が知らなそうなこと そもそも、裁判所がパンクしてしまうのを避けるために 「過度には赤切符乱造できない構造」ということを知っているのかどうか・・・。 14+1項目と同じで、警察だけで全ての自転車マナー向上するのは 子供や高齢者の無秩序も含めると「まず無理」と断言できる。 通年での交通教育を掲げてはいるものの、 テレビ番組然り、入園資格然り、高校・大学やバイト・会社単位での講習など 子供以外も「全体として」機会を提供する場が無さすぎることが問題。 ※高齢者向けの交通教室の記事を見ても数えるほどしか参加していない。 そして、何も交通教育とは交通マナーだけではなく、 「自転車を長持ちさせるため」の方法や、 基本的なメンテ方法を習得できる場としての広がりまであるため、 ユーザーだけでなく、 「販売以外でも業界の成長を期待している人達」にとっては不利益とならないだけに そこまで見えているのかどうか。 店としても「理不尽でわけのわからない"客もどき"」に 付き合う必要がほぼ無くなれば、安心して作業等に没頭できて 「技術向上」や「カスタム提案」しやすい土壌が育って助かるはず。 ▲「条文を確認したり中身を精査する必要はない」? 「警察サイトだけ確認で、実際に規制となる場合など当然確認もしない」方々におかれましては、 文系が理系の問題を解くようなもので、「案内する側としては向いていない」ようにも思われますので、 取り返しのつかないことになる前に、苦手ということを自覚されて、 ご意思は尊重致しますが、お早めに御勇退されたほうがよろしいのではと・・・。 ●自転車は歩道を使ってもOKという例外規定の周知不足 www.webcartop.jp/2022/11/992844/0/ 最後に指摘したいのは、法律ではきちんと整備されているのに、 メディアなどの啓もう活動によって誤解を招いてしまっているケースだ。 それは自転車の走行ルールである。 気になっているのは、歩道走行の禁止についての社会的認識だ。 自転車というのは法律的には軽車両であり、 基本的には車道を走るべき乗り物であることという基本ルールはかなり広まっているが、 車道を走らなくてもよい例外として 13歳未満の子どもと70歳以上の高齢者が定められている点は知られていないような印象がある。 とくに高齢者が「自転車は車道のみを走らなくてはならない」と思い込んでしまい、 低速で車道を走ってしまうのは、かえって危険な行為といえる。 そもそも自転車は危険だと感じたら歩道を徐行してもいいとされている。 高齢化社会だからこそ、こうした例外がきちんとルール化されていることも 啓もうしていく必要があるだろう。 ↑ 自動車サイトではあるが、 安全のためには「歩道の活用も」欠かせないという当たり前の観点。 「自転車通行可ではない歩道を(幼児や高齢者以外が)走行するのは違法なんだ」 「"やむをえない場合"なんて限定的であって簡単に許されていいわけがない」 などと声高に叫ばれてましても・・・ ↓ 実際には「危険だと思ったから歩道を通りました」で警察からのお咎めなどあるわけがない。 「ここは自転車通行可の歩道じゃないから赤切符ね」なんて 夢物語が本当にあると思うのだろうか? (無論、歩行者優先で基本徐行の徹底は必須だが) ※縁石等の工作物で仕切られている「正真正銘の自転車道」であれば、 そこを自転車は通るべきとは思うが、そんな恵まれた場所は極めて稀。 路駐だらけでビュンビュン傍をクルマが走っているような場所を 軽量貧弱な装備ごときをもって「車道走行が正解なんだ」と 考えられること自体が怖すぎる感覚に思える。 ↓ 逆に何故、見ず知らずの"全ての"自動車ドライバーに そんなに信頼感を持てるのか不思議でならない。 ●自転車レーンが確保されている路上駐車帯(2020年の記事) trafficnews.jp/post/99521 助手席側のドアを常に警戒する必要があるのも事実。 どのみち駐車車両がある時点で、 右から前に出る場合でも警戒は一切怠れないのだが・・・。 ●[東京]「歩行車用信号を青で渡っていて赤切符」の問題点 www.sankei.com/article/20221105-VAH2QKIPKJO6RL2LPWG2HA3NXI/ news.yahoo.co.jp/articles/6a3e010ab45f1e12913581fbe457bb5eb0faf066 「運転手さん、いま信号、赤でしたよね?」 東京都内の大通りにかかるスクランブル交差点。 昨年10月、会社員の女性(36)は、自転車で交差点を渡ったところで 警察官に呼び止められた。女性は青信号で渡ったのに、 なぜ止められたのか理解できなかった。 警察官は「青だったのは歩行者用の信号です。車道の信号は赤でしたよ。 守らなきゃいけないのは、車道の信号です」と説明。 自転車は道交法上、「軽車両」に分類されるため、原則、車道を走り、 車道の信号に従わなくてはならない。 女性は歩道の青信号で渡っており、「その認識が全くなかった」という。 さらに、歩道を渡っていた男性が自転車を避けるような動きをしたため、 「歩行者妨害」とも指摘され、女性は赤切符を切られた。 数日後、警察署で取り調べを受け、書類送検されたが、起訴はされなかった。 これは去年の話でも「今までロクに教育機会を与えられていない」のに、 「はい赤切符発行強化します」という状況は異常。 そもそも「例外規定として歩道を徐行で通行できる」のだが・・・ 「事故も起こしていないのに赤切符」というのは「やりすぎ」というか、 順番がおかしい。 そして、環境整備としては、 まず、分かりにくさの原因となっている 「自転車歩行者用信号」の「完全撤廃」や、 「車道の路駐自動車の徹底取り締まり」、 「オレンジポール設置」等での締め出しも必要。 そして「狭い車道」という現実から目を背けず、 「自転車は原則車道」に執心するよりも、 まずは「歩道走行時は"歩行者優先"を周知徹底させる」ことを重視するのが 「全国的な道路状況」を考えれば先なのだが、 「徐行義務の徹底」については本当に警察側での無視軽視が酷すぎる。 それもそのはず。「徐行違反」による警告カード発行で 記事になったのを見たことがないほどレアケース。 挙句・・・・ 3年12月には、足立区で男子高校生の自転車が歩行者の男性=当時(75)=と衝突。 男性ははずみで車道に転倒し、トラックにはねられて死亡した。 高校生は無灯火で までなら良かったのだが・・・ イヤホンを付けていたとみられる。 ↑ これは状況説明だけだったとしても蛇足。 自動車事故のときに「カーオーディオを使用していました」と 過去数十年で1回でも報道したことがあるのだろうか? ●[東京]4項目取り締まり強化についてTBSだけ若干詳しかったが・・・ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「警視庁=東京の警察」と理解できてない人は全国共通だと思っている節もあるので要注意。 紛らわしいですが、全国の警察のトップは「警"察"庁」です。 ※「サイクルベースあさひ」と「アサヒサイクル」のように全く違います。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ news.yahoo.co.jp/articles/7f717df6340561e57c675f28315a9109e71c5211?page=2 スマホホルダーを「釣り餌」にしているのはどうにも微妙。 なぜ「止まれの標識」ではないのかと。 もしくは「遮断踏切侵入」を防ぐためにも「踏切前での一時停止」。 4項目を個別に、違反となる場面の詳細を具体的に挙げられる内容はあるのに、 罰則紹介だけで済ませるのは違うだろうと。 それでも中身のある箇所はあった。 俳優 鈴木福 免許制度でもないですし、特に小さな子たちに対して、 小学校で指導っていう場所は一応あるはあるんですけど、 ただそれがしっかり身に入ってるかどうかをテストする場面がないので、 自然となあなあとなってしまってる部分があるんだろうなというのはすごく感じてます。 僕自身も自転車通学しているので、結構気にするんですけど、危ないなって感じるときが多いです。 ホランキャスター どうするとより若い世代の皆さんにも、ルールをしっかりと理解してもらえると思われますか? 俳優 鈴木福 1回テストしてみるっていうのはすごく意味があるのかなと。 免許制度にするとかそうしないとかそういう問題ではなく、 ちゃんとルールを知っているか知っていないか、そこがまず大事なんじゃないかなと思います。 なかなか鋭い意見。 まず「今の教育現場での認識のデータ集めから始めるべきでは」という意見。 そもそも、スケアードスレートやら講演会を「見せるだけ」で、 「数か月後に」どこまで身についているのかすら怪しいのだから当然といえる。 結果次第では、これらに十分な教育効果が見られなかったとされれば、 今後は取りやめるべきという話が上がっても不思議ではない。 「あぶないので交通ルールを守ろうと思いました」のような感想文の提出でも不十分。 具体的な問題点の洗い出しなど「考えさせる」ことが本当の教育。 道路交通法に詳しい高山弁護士によると 「自転車は運転免許が必要ないため正しい交通ルールを学ぶ機会がほぼない。 学校の授業・メディア活用で詳しく教える必要があるのでは」 【学校の授業・メディア活用で詳しく教える必要】 「通年での教育」の意義どころか。議論にすら上がっていない様子なので オートライト義務化を考えるとしても、様々な方法があることすら分かっていない。 そして、メディア各所は意味が分かっているのだろうか。 いや民放であれば視聴率をとりにくいので難しいのはまだ分かる。 しかし、国営ではないが、NHKが交通教育番組を放送していないというのが解せない。 NHKとクレジットされている交通番組自体は見かけたので作っているはずなのだが、 レギュラー番組としてきっちり枠を持って放送していないことは理解できない。 そんなに「金集め」に忙しくて手が回らないのだろうか。 各種自転車団体や、基本売ることしか頭にないような (ほぼ海外製を輸入して販売するだけの名ばかり)メーカー等に期待するのは無駄なのだろう。 news.yahoo.co.jp/articles/d22bad14d55eb573c5cc1216ab3baa19e83b3995 警視庁によると、9月末までに都内で起きた自転車がからむ事故は1万271件で、 2021年の9月末までと比べ、およそ1,700件増え、死者も21人と、8人増えている。 news.yahoo.co.jp/articles/e02bd3e051ece68da2f01e73425b2bafaf467f2d 都内では9月末時点で、信号無視や踏切の立ち入りなど悪質な交通違反で刑事処分の対象となる “赤切符”が既に3906枚出されている。(ANNニュース) ●赤信号無視でも悪質ではないと判断され赤切符ではなく警告カード news.yahoo.co.jp/articles/ccc40c40c9cb4f1e2aa2d682be64d4e88e2b3cf3 「待ってください。赤ですよ」。31日午前、警視庁が池袋駅近くの交差点で実施した 自転車利用者の公開取り締まりで、40代の男性が警察官に呼び止められた。 男性はすぐ「すみません」と自転車を止めた。 悪質ではなかったことから警察官は「自転車指導警告カード」を渡し、安全運転を促した。 ▲自転車の赤切符で無罪になる可能性がほぼゼロ??? www.webcartop.jp/2022/11/991275/0/ 赤キップは簡易裁判所での裁判となり、罰金刑が下される。 もちろん無罪になる可能性はなくはないが、ほぼゼロだし、 厳密に言えば懲役刑が下される可能性もある。 ↑ もう無茶苦茶…まず間違いなく「不起訴」になるようですが・・・? 根底から理解していない模様。 「前科ではない」前歴=有罪扱いも当然間違い。 自動車関連の記者から見れば自転車は邪魔者でしかないとしか 考えていないのだろう。 もう少し中身を理解してから記事を書いてもらいたい。 そもそも「自動車サイトで自転車記事を扱うこと自体」異常。 クルマからするとこれだけでは足りなくて、スマホ操作やイヤホン装着、 ↑ 何故「カーオーディオ全般」は問題なしで、 「自転車だけ」イヤホン使用が(適法状態でも)禁止されるような 筋合いがあるのだろうか? 免許?いや「通年での交通教育の無さ」の問題でしょう。 自動車で違反しない人が居ないわけでもないし 「個人でも"資質の"問題」でもある。 条文すらまとも理解出来ないような者達に利用されるのは本当に迷惑な話だが 警察のこれまでの「無駄な啓蒙活動」の効果もあるのだろう。 自転車乗りの観点から見れば 自転車の車道走行の迷惑でしかない「路駐」、 「狭い道で無理に前に出ようとする幅寄せ」は煽り運転として、 片っ端から取り締まって欲しいというのはある。 ●警視庁の4項目取り締まり強化の先の反則金制度を予想するも実現不可能な理由 driver-web.jp/articles/detail/39846 赤切符発行したからといって、各現場の負担が増えてしまうだけという・・・。 繰り返しになるが、 14+1項目を制定して講習制度が始まって 自転車乗り達の意識変化があったのだろうか。 そもそも「講習を受けられた人というのが数えるほどしかいない」と考えると どれほどの意味が? ●赤切符発行されてもほぼ不起訴になっているという現実 検挙のあと、警察は事件を検察に送致する。 ちなみに検察は、自転車違反のほぼすべてを不起訴にしているようだ。 たまに起訴すると「自転車の違反に罰金刑」「当県で初めて」などと報道される。 不起訴でも、検察は手間がかかる。 書類を整え、上司の決裁を得なければならない。 場合によっては違反者を呼び出して取り調べる。検察からすればこうだろう。 「自転車違反はどうせ不起訴と、警視庁も分かってるだろ。 なのになんで大量に送致するんだ。検察の負担をなんだと思ってる。ふざけんな!」 現場の警察官だって、どうせ不起訴なのに 検察送致の書類を作成させられるのは、ばかばしいはず。 A案:自転車違反にも反則金の制度を適用する。 B案:駐車違反の放置違反金に似た「自転車違反金」(仮称)の制度を新設する。 今回の自転車取り締まりの強化は警視庁だけだが、全国でやったらどうなるか。 参考のため2021年の全国の、すべての自転車違反の検挙と警告の件数をあげておこう。 検挙=2万1906件 警告=131万2438件 警告が最も多かったのは2012年、こうだ。 検挙=5321件 警告=248万5497件 しかし「40年間ほど交通違反、交通行政をウォッチしてきた」とあるが・・・ ◆自転車への少額違反金制度は見送り(2021/12/23) mainichi.jp/articles/20211223/k00/00m/040/053000c 自転車違反金は見送り 利用者からの反発考慮 道交法改正案 主な理由は 【自転車の取り締まりは都道府県警で力の入れ方に差がある】ことから、 【全国一律での実施は現場で混乱が生じる】ため。 ↑ この事実を知らないのだろうか・・・? 要するに、赤切符乱発により裁判所のパンクが引き起こされかねない問題と同様に 赤切符発行しても減らなかったからと反則金制度導入しようとしたところで、 法の性質上平等に全国同時で始めようとしても 「地方警察の限界」を鑑みると「絵に描いた餅」でしかないということ。 ●アンケート調査での事故原因の1位は「スピードの出し過ぎ」 dime.jp/genre/1476905/ (保険会社アンケートなので仕方ないとはいえ保険や、 高額賠償の項目で無意味なイヤホンを並べていたり、 ヘルメット内容が余計ではあるものの、ある程度参考になる) 自転車を利用している7割以上の人が、自転車事故を経験していた。 事故原因は「自分のスピードの出しすぎ」(28.0%)がトップだが、 次いで「相手方の不注意」(19.9%)となっている。 自分では十分に気をつけていても、巻き込まれてしまうことも少なくないようだ。 「一時不停止は18.1%」 このことから、事故防止のためには「一時停止を遵守すること」は当然で、 「簡単に速度を上げやすい自転車」ほど危険度が増し、 「予測運転」を意義を理解できている人ほど事故に遭いにくいと分かる。 例:あの曲がり角から人は・・・ 「▲飛び出してこないだろう・来るわけがない」←事故確率大幅UP 「★絶対に飛び出してくるから備える」←事故確率大幅DOWN 数秒で想像できるはずなのだが・・・何故かこんな常識的なことを 想像し備えることすらできない人達がいるのだから そんなに事故に遭いたいのだろうか?と不思議でしょうがない。 そういえば、免許取得時のドライブシミュレーターで 自らは「予測し安全走行で防げる」ことを常に考えて実行していたので、 当然誰一人として衝突することなどなかったが、 一方では、公園や車の影からの歩行者飛び出しを予測できず 衝突させてしまった人達も見たが、 そんな人達にも免許交付できるのだからおかしな話。 本来は「運転適性」の面から、運転免許交付対象に該当しないというのが妥当のはず。 ●自転車店から見た交通マナー cs-shinwa.sblo.jp/article/189882553.html 「免許を取るから交通ルールを理解する」では遅すぎると思います。 また、本当にしなくてはいけないのは違反の厳罰化や 新たなルールの策定などの首を絞める様な対策ではなく 根本的なルールの認識を上げる事ではないかと 私は常に思っていますしお話もしています。 まさしくその通り。 「(東京であれば)自分は電車しか乗らないので関係ない」 「(地方であれば)東京の話だから関係ない」と、 「場当たり的な厳罰化」を喜んでいるような人達を見ると、 「交通安全など程遠い」と思い知らされる。 先日、近隣小学校で自転車教室があったのですが 6年間でたった数時間、習ったところで頭に入るでしょうか? これは大人の自己満足であり、既成事実だけ作って 中身が全く伴っていない典型例ではないでしょうか。 日本人お得意の「やる事に意味がある」というやつです。 ハッキリ言ってそんなものは無意味です。 だから今こういう状況になっています。 これにも同意。 だから常日頃から「"通年での"交通教育が重要」と強調しているし、 事故防止のためには 様々ある「複雑な交通マナーの"全貌の"熟慮など後回しで十分」とも言う。 事故防止のためには、まず「適切に止まること」が重要。 そのために、ブレーキが適切に機能しているかどうかを 店の役目としてだけでなく、メーカーや「会社・学校・家庭」単位で、 「適正に維持できていること」を把握しておくべきで、 次に 「適正に止まるまでに」 どのような方法で走行することが安全なのかということから、 「予測運転や徐行や一時停止」 歩行者優先の義務がないような場合でも結局事故になれば過失を問われるのだから 徹底的に歩行者への配慮を欠かさず、 「歩行者と共用する狭い走行路から迂回できないのであれば、 後続車を考慮し、まずは十分に減速から"徐行"の上で、 接触しかねない状況になる前に降りておくことで歩行者状態になる」という 「予防策としての常識」から、 「救護報告義務」のような「当たり前の対応」を周知させる必要があると考える。 通学であればグーグルマップ等も活用しつつ、 徒歩で危険場所を予め確認しておくとか、 どうすれば事故に遭わずに済むかということを 「考えさせる」機会が非常に重要なのだが、 そうした身に付く教育という方向性で語る自転車業界人は皆無に等しいか、 存在しない恐れすらある。 一方で「手っ取り早く稼ぐために警察の受け売りでテキトーに交通安全を謳っておく」 そんな様子ならウンザリするほど見かけるが・・・。 そんな調子なので、実際には間違っている内容をそのまま伝えていることがあっても、 気付けないという。 自転車の乗り方や交通ルールは 学校では教えてくれません。家庭の教育です。恨むならご両親を恨んでください。 ですからこれを機に、自転車だけでなく 交通ルールやマナーのお話をする機会を ご家庭で増やしていただければと思いますし ↑ 家庭の役目も確かに重要でも・・・家庭環境にも大きく影響されてしまうことを考えると、 家庭にだけ任せてしまうのは避けたい。 そもそも「教えなければならない側の保護者」が この後すぐに「止まれの意味が分かっていない大人達」を書いている通り、 「何故止まらなければならないと指定しているのか」を 全く理解できない人達が珍しいとは思わないため。 ◆「止まれの標識では自転車でも止まることが義務である」 この質問の正解率が9割とは思えない。 これに、この規定は 「違反しても罰則なしの努力義務でしかない」 「違反すれば罰則ありの義務である」どちらか? まで加えると・・・半数正解していればいいほうではないだろうか。 学校教育関係者の方には強く申し上げますが 小学校低学年での交通教育の強化を進めて頂きたい。 そう。「通年で」「繰り返し」「挨拶と同じレベルで身につけてもらうこと」が必要なのに、 なぜか「学校教育への負担が増えるだけ」と反対しがちな人達もいるのだから意味が分からない。 大人でも「止まれの標識の意味すら分からない」人がいて、 それを解消するために必要な"最低限の"教育を放棄しての現状があるのに、 それを放置しても構わないとすれば、 「じゃあ貴方は自転車が今後とも無法運転してても絶対に文句言わないでくださいね」 と言いたくもなる。 「止まれ」がどうして 止まらないといけないか、の理由 貴方は分かりますか? 何をもって「止まれ」となっているのか。 貴方は分かりますか? 残念ながらこれが分からない大人が大多数です。 これが日本の教育の実態です。 罰則強化も結構ですが 根底から変えなければ、何も変わりません。 それは一人一人の意識も大切です。 これを機に、皆さんが意識を変えてもらえると幸いです。 ●自転車店としては「ブレーキを軽視させるわけにはいかない意義」 ●完成車メーカーとしても「消耗品を適切に交換してもらうことで生じる"総合的な"利益」 (売りっぱなしでさっさと壊させてしまうことが健全なわけがない) ●「家庭・学校・保護者・個人/子供/当事者」 1か所だけで始めても変わるのは難しい。 様々な方向から、1つの目標に向けて着実に進歩する方法で考えたい。 ◆「事故に遭わない・起こさない」ことで 「無事で居られる」ということに、どれほどの価値があるのか分からないのだろうか。 「当たり前だと思っていた日常が消える」という光景をもう忘れたのだろうか。 ●事故を「"軽減"することだけ」にしか注力していないような勢力に屈することなく、 (ブレーキ装置が正常であれば)費用かけずとも、 "事故を防止"するためには、何をすればいいのかを考えて欲しい。 ●バイクのニュースにも、いつもの自転車店らしい人の交通ルールの記事も出るが・・・ bike-news.jp/post/279050 中身はほぼ「どの信号を守るべきか」だけで、具体的にどうすべきかといえば 「自転車は加害者にもなってしまう危険性があるからルールを守りましょう」という テンプレ系のまとめ。 [PR]なしで保険に触れるべきか葛藤の末かどうかは分からないが、ギリギリで保険加入推奨する内容なし。 しかし、せめて東京では赤切符発行が強化される4種類の紹介くらいはしても良いのでは。 ●自転車の交通法規や標識の雑紹介記事 kuruma-news.jp/post/562320 (いつもの自転車店員(らしい)ライターとは違うことに「現状の問題」が見えてくる) くるまのニュースライター 田中太郎 しかし、申し訳ないが妙に偽名っぽいのが気になる・・・。 ●一時停止にも触れてはいるが・・・徐行は標識の項目で軽く出てくるだけ。 歩道での歩行者の安全のためには「ベルを鳴らさなければOK」だけではない。 ●最初に「2段階右折禁止」で、スポーツ自転車乗りを意識した記事であれば 「車間距離(保持義務違反)」についての言及不足。 ●事故の際の救護報告義務は「自転車でもある」のでこれも足りない。 そもそも触れている記事を見た試しがない・・・。 他にも事例が多く、「最後まで読むような人は元々ルールを守っている人達」とすれば記事の意味が薄い。 自転車講習会でもありがちだが、一度に多く教えても余程の記憶力がある人でもなければ馬耳東風。 要点は徹底的に絞り込まないとまず覚えようと思わないし実行にも繋げにくいため、 「今回はこの1点のみ紹介」で、少しづつ「継続シリーズ」にするのが妥当。 自転車の魅力を楽しむためにも、まず安全を重視し「音楽を聴きながら」「スマホを見ながら」の 「ながら運転」はせず、運転に集中しましょう。 ↑ 「音楽を聴きながら状態が違反とは書いていない」「あくまで"~しましょう"と推奨しているだけ」なので そこまで気にするほどではないとはいえ、最後の最後で蛇足。 news.yahoo.co.jp/articles/2bbade0abe9442c7c8abb9949fc4964284eec28c/comments コメント欄:歩行者用信号灯火は道路交通法施行令で自転車でも適用される。 ●[大阪]交通公園が有効に活用できていない現実 news.yahoo.co.jp/articles/6db9c7b643567475d63286bfab87f3c66afb6f14 高齢者を集め「適切に止まること」や「再発進のために変速切り替えの練習」、 「どこをどのように走ることが安全か」「自転車優先ではなく、歩行者が優先」 「無理な横断は厳禁で確認は必須」「事故があれば速やかに報告する」など 幼児子供だけでなく、大人や高齢者向けとしても交通教室を開く意味があるのだが・・・ 自転車関連会社も多い大阪だからこそ それこそ「有意義なキャンペーンに利用できる」にも関わらず、 何故か有効活用しようとしないという。 ●[茨城]2020年に起きた「つくば霞ケ浦りんりんロード」事故被害者へ賠償 2020年11月に茨城県土浦市の自転車道「つくば霞ケ浦りんりんロード」で自転車が相次いで転倒し 9人が重軽傷を負った事故で、県は8日までに、道路管理に問題があったとして、 負傷した6人に対し損害賠償金を支払うことで合意した。 事故を受け、県は湿ると滑りやすくなるカラー舗装を改修し、舗装を新たに敷設し直すなどの対策を講じている。 www.yomiuri.co.jp/national/20201105-OYT1T50105/ 「カラー舗装の道は滑りやすい」。大井川知事は事故が起きる約1か月前の10月5日、 ロードを走行中に転倒し、こう指摘していた(読売新聞) この事実があって、「その後対策を行っていなかった事実があった」からこそ、 「特例として」損害賠償が認められたというべきか。 しかしやはり(速度不明だが)「車間距離を2mのような近距離ではなく」 「十分に確保していれば」事故は起きなかったと思われるだけに、正直今回に関しては行政側へ同情の余地がある。 ▼例えば「雨天時に隠れる路地裏の交差点中央部分に設置されている鉄蓋で滑って転んだ」として、 「"少しズレているので並んでいない"」という言い分で走行していた場合、 「それで転倒防止措置が十分に行えていたと言えるのか?」という話になり、 そう簡単に賠償されるような気はしない。 #9910への異状報告でも 、その鉄蓋の管轄によっては「たらい回し」で放置されるのがオチ。 自転車道のカラー塗装自体が問題とされて全国各地に敷設されてしまった (矢羽マークではない)青塗装を今更全て塗り替えるようなことが出来るとも思えず。 まあ、そんな場所では「結局(当然,歩行者最優先で)歩道のほうがマシ」ではあるのだが・・・。 ●[茨城]カラー塗装路面での転倒事故の続報 [2020.12.27] news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20201221-567-OYT1T50317.html 先頭を走行していた男性(73)(千葉県印西市)ら2人は、ほかのサイクリストに聞き取り調査を実施。 前から4人目まではロードの中央を走っていたが、5人目の名誉教授は左側を走行中に転倒したことを突き止めた。 6~12人目も左側を走り、前走者を避けようとハンドルやブレーキを操作して転んでいた。 転倒音に気づいてブレーキをかけた4人目も転倒。集団から大きく遅れていた13人目は、事故に巻き込まれなかった。 12人は2メートル以上の車間距離を保っており、自転車同士は衝突していない。 しかし、帰宅後に骨折が判明した1人を含む5人が重傷、4人が軽傷を負った。 「もし衝突していれば、それぞれの自転車自体の傷や破損状態から分かるだろう」という言い分も考えられるが、 そもそも「本人達での聞き取り」で動画証拠を提示しているわけでもなさそうなので真偽は不明。 結果論から言えば、速度関係なく、やはり「2メートル以上の車間距離」で 「転倒している」という事実からすれば、「車間距離が十分ではなかった」と断言できる。 13人目のように「先頭から2人目以降がそれぞれ”大きく離れていれば”」事故は回避できたと想定できる。 「路面状態が事故原因であることは明らかで、"状態は予見できなかった"」としても、 「多人数の転倒事故までは防止できたかどうか」という点で見ると、責任の所在を敷設者だけに求めるのは無理がある。 ●[茨城]8人もの重軽傷を負った事故は車間距離保持義務違反の恐れ [2020.11.8] ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=16044058214006 土浦市上坂田の自転車専用道「つくば霞ケ浦りんりんロード」で、 ※自転車専用道ではなく自転車歩行者専用道 【つくば霞ヶ浦りんりんロード 国土交通省】 www.mlit.go.jp/road/ir/ir-council/ncr-root/pdf01/02-1.pdf の22ページにしっかりと「自転車歩行者専用道」と書いてあるので「自転車専用道」は完全に間違い。 こういう「歩行者など我関せず」という感覚が 今の歩道に限らず歩行者無視へと繋がってるという危機感が全く足りない。 サイクリングロードの類の呼称は勘違いを助長(増長)するので 安易な名称付けは規制すべきであり、もし名付けるとしても「名称そのものに」 「歩行者が絶対に最優先の○○サイクリングロード」と付けることを条件にすべきと考える。 ※同時に伸びるリードやロングリードを使う犬などの飼い主がいればそれも強く規制。 サイクリングをしていた13人のうち、 1人の自転車が転倒、それを避けようとハンドルを切ったり、 ブレーキをかけたりした後続の7人の自転車もスリップして転倒し、計8人がそれぞれ重軽傷を負った。 脳内出血や腰の骨を折るなどの重傷を負ったのは、つくば市、会社役員、男性(55)ら50代から70代の男性4人。 同署によると、13人はサイクリング仲間で、霞ケ浦総合公園から筑波山方面へ走行していた。 現場はアスファルト舗装された自転車専用の直線道路で、事故発生当時、道路は少し湿った状態だったという。 50~70代というのもあるが「咄嗟の反応速度が遅れるという自覚があれば」、 十分な車間距離を確保し、1台が転倒しても後続車は余裕を持って回避できていたはずのため、 車間距離が不十分であった可能性が高い。 しかも「集団走行」と来れば尚更、事故を予見し安全な走行を心がける必要があったのではないだろうか。 走行速度は不明だが、事故防止のためには(ヘルメット着用の有無を気にする以前に) 目安として各車10~15メートルほど離れ、単独走行車が続くという状況が望ましい。 一般公道で前車に続いて風除け走行することは車間距離保持義務違反として 警察を含め啓蒙活動が足りないことも問題と考える。 どうしても話がしたいならハンドルバーに 風防付の指向性マイクとスピーカーでも接続して無線通信できるようにするとか、 単純に大声で話すとかも考えられるが、自転車で話しながら進みたいという感覚を捨てるのが先に思える。 (感想は後で立ち寄った先で話せばいいだけ) ●茨城県知事「カラー舗装している道は滑りやすい」 [2020.11.8] news.yahoo.co.jp/articles/33b3bb9238841b1303c7b37b9c7e0c9078ab1400 10月5日には大井川知事がコースを走り、「カラー舗装している道は滑りやすい」と改善点を挙げていた。 事故は、土浦市上坂田のカラー舗装の道で起きた。 雨でぬれた路面で1台が転倒、避けようとした後続車も転倒した。 このため看板では、ぬれた路面が滑りやすいことを知らせている。 同事務所は「カラー舗装は何種類もあり、カラー舗装でない道でも滑りやすい可能性がある」として、 4日から実走による緊急点検を始めた。 何というか・・・今更過ぎるというか。 青線やら矢羽根マークでも敷設している地域で同様の声は既にあっただろうに 鉄蓋にしても言えるが、敷設業者と所管する全ての自治体で 「事故が起きてないものを計画変更するわけがない」のような感覚で済ませていることにも問題がある。 「滑り止め加工処理ができていない塗装は全面的に禁止」と法的に罰則付きで規制すべきだろうに。 細かい砂利を混ぜるだけでコストがトータルで数百万単位で跳ね上がることを理由にするのであれば 根本的にそのような危険な塗装自体をせず「看板や標識」でカバーすればいいだけのこと。 ▲アスファルト舗装にコールタールを乗せる手法の問題 [2020.11.8] news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20201106-567-OYT1T50069.html 2020/11/07 18 40読売新聞 路面カラー舗装で「ぬめり」発生、自転車8人転倒事故の原因か 現場の路面舗装は、10月に実走した大井川知事が「カラー舗装している道は滑りやすい」と改善を求めた地点と 同じ整備手法だったことが、県土浦土木事務所への取材でわかった。 アスファルト舗装した路面にコールタールを乗せる手法だという。 同事務所は、コールタールに付着した物質がぬめりとなり、転倒の原因になった可能性があるとみている。 事故現場と知事が改善を求めた地点を含む1・5キロ区間で同じ手法が用いられていたといい、 この区間で5日、ぬめりを高圧洗浄で除去する作業を始めた。 同事務所は実走した知事の指摘を受け、県庁と対応を協議。 舗装を剥がして打ち直すか、高圧洗浄でぬめりを除去するか話し合っていたところ、事故が起きたという。 全国的にも 「アスファルト舗装した路面にコールタールを乗せる手法」そのものを法的に禁止してもらいたい。 ★[神奈川]交差点侵入を知らせる表示板設置の社会実験 news.yahoo.co.jp/articles/162214b84dd6d39cb8214e9500c932d1cbad0323 www.kanaloco.jp/news/government/article-930600.html 減らそう自転車事故 茅ケ崎市がセンサーライトで社会実験 神奈川県茅ケ崎市は9日から、市内の交差点で自転車事故を減らすための社会実験を始めた。 十字路交差点内4カ所にセンサーライトを設置、交差点に進入する自転車などがあることを 他の自動車や歩行者に知らせることで、注意喚起を促す。 来年1月末まで。自治体で実施するのは珍しい取り組みという。 前回の実験では、深夜帯になると太陽光発電で充電したバッテリーがなくなり、 ライトがつかなくなったことから、センサーライトを改良した。 こんなことにはなっていたようでも、神奈川県にしては珍しく素晴らしい対策。 全国的に、特に自転車に対して「交差点への軽視が余りにも酷い」だけに、 止まれの標識のある場所だけでなく、「徐行義務」も発生する 「実際の交通事故データを基に」設置した上で、 「一時停止だけでなく徐行も徹底するような指導」があって欲しいところ。 ●[東京]ナビライン有効性への疑問と自転車事故が前年比1900人の増加 merkmal-biz.jp/post/17926 じつのところ、警視庁「令和3年における交通事故の発生状況等について」(2022年3月)によれば 全国的には自転車の事故および死亡者数は年々下がってきている。 しかし都内の自転車事故に限れば 「1万3332人」 と、前年比で1889人の増加となった。 やはり自転車の使用率の高いとされる大都市に限れば、 こうした自転車専用道の整備と対策、周知が追いついていないのではないか。 都心では道路事情や交通量から本来の意味とはかけ離れた自転車レーンも見られる。 とても自転車が安心して走れる状況にないままに区分けのみされている。 辛辣(しんらつ)かもしれないが 「ここに印をつけておけばいいだろう」 と引いたとしか思えないレーンも存在する。 これでは自転車も信用して自転車レーンを走ろう、とは思えないのではないか。 場所にもよるが、現に走る人はとても少ない。 かといって欧州先進各国のように立派な自転車道を首都に設けるような施策は現実的でない。 短絡的に「ナビマークは無意味」とも糾弾できるが 「前年までの自粛ムードにウンザリして自転車の(荒い)利用者が増えただけ」とか、 「今まで示談で済ませていた事故も、少しでも多く補償金を得るために報告しているケースが増えた」という 見方もできる。 しかし、自動車免許取得者ですら、 「ナビマークと自転車道の違い」を理解できているのか疑問。 歩道の「普通自転車走行指定部分」の有無での、 難解な規則など到底理解できているとは思えない。 ナビマークが必要あるかないかで言えば「不要」。 ──────────────────────────── こうなっているのであればまだ理解できる例 ↓ 参考:自転車レーン+オレンジポール twitter.com/PanaracerJ/status/1557915904993660928 「自転車道ではない」「法的拘束力のない"ナビライン"」でしかないものの、 こうして走行場所が区分けされていると比較的安心して走りやすくなるが・・・ 実際にはこのような場所自体が稀という。 ──────────────────────────── 最初から「通行量に対して異常に広い歩道があれば」 少しづつでも遠慮なく歩道を「物理的に分割」し自転車道を敷設すべきだったわけで、 自転車道を敷設できない場合は「車道を1レーン減らして自転車道を設置すべきだったものを、 道路に「お絵かき・色塗り」で、意味があると思い込み「対策できた気」でいることには呆れる。 そのわりに「止まれ」の標識の重要性すら伝えようとせず、 街頭指導では注意さえも稀なのだから意味が分からない。 本当に「事故を減らしたい」のだろうか? 「年間予算を消化したいだけ」? 目の前にある急ぎであまりお金をかけずに出来そうな内容で言えば、 「義務教育過程での"通年での"交通教育のための出張授業のために必要な道具」を揃え、 暇そうな警察OBなども活用し、常に出張授業できるように対策を練るのが先では。 ◆京都府警による自転車での違反者を妖怪に例える周知活動 自転車指導啓発重点地区・路線 www.pref.kyoto.jp/fukei/kotu/koki_k_t/jitensha/priority_areas.html www.pref.kyoto.jp/fukei/kotu/koki_k_t/jitensha/documents/charinoke.pdf 「一時不停止」が最初に来ていることは納得するものの、 肝心の「徐行無視」は一切登場せず。 ▲スマホ憑きの仲間に「イヤフォン憑き」と書いているが、これは完全に蛇足。 「妖怪の仲間になっちゃうぞ」 守ろう交通ルール 京都府警が啓発 news.yahoo.co.jp/articles/db87fb6f6d17b767e7700c6bf530de511de86deb スマートフォンを見ながら自転車に乗る「スマホ憑(づ)き」に、 一時停止で止まらない「急鬼(いそぎ)」――。 自転車の交通ルール順守を呼びかけようと、京都府警は妖怪のイラストを使ったユニークな啓発チラシを作った。 警察官がオリジナルの妖怪を描き、違反者に「妖怪の仲間になってしまいますよ」と警告している。 描かれた妖怪は、無灯火の「闇坊主」や、飲酒運転の「酒酔い女(め)」、逆走する「逆さ小僧」など計8種類。 それぞれ、自転車で交通違反行為をする姿を描いている。 ▼全8妖怪の紹介 ▲急鬼(いそぎ):一時不停止・遮断踏切侵入 ▲逆さ小僧(さかさこぞう):【逆走】通行区分違反 ▲闇坊主(やみぼうず):無灯火 ▲二人火(ふたりび):乗車積載方法違反 ▲赤無視入道(あかむしにゅうどう):信号無視 ▲酒酔い女(さかよいめ):酒酔い運転 ▲速狐(はやぎつね):制御装置不良自転車運転 ノーブレーキピスト・BMXなど ▲スマホ憑き(すまほづき):運転者の遵守事項不履行 他に主に足りないのは・・・ ▲徐行無視:歩行者優先・見通しの悪い交差点など義務違反 ▲車間距離保持義務違反:公道を練習場と勘違い ▲救護報告義務違反:逃げ猿(にげざる):ひき逃げ ▲傘差し運転:支持具無関係で概ね「不安定になるおそれがあるため傘さし運転禁止」 ▲歩道で歩行者へ警笛使用し通行妨害:ベル鳴らし(べるならし) このあたりだろうか。 特に見通しの悪い交差点での徐行はもっと周知させる必要がある。 2人乗りが入るなら「並走」も入って良さそうに思うが 危険性で言えば「見える」だけに優先度は低い。 ●毎月重点箇所にて指導警告を行うという話だったが・・・ 1ヶ月経過して6月の報道は一気に減り、 いつも通り、主に「自転車が被害者側の交通事故のニュース」が散見される程度。 自転車側に具体的にどのような違反があったかどうかの観点も、 相変わらず「あったりなかったり」。 現場検証を行うまでもなく、"直接の"原因が明らかであれば 「~違反の"疑いが強い"」あたりの文言を 必ず報道するように取り決めを行うべきではないのだろうか。 少なくとも、警察側も報道側も「本心では交通事故を減らしたいとは思っていない」のは確か。 もし本気であれば、否応にも毎月"必ず"報道するように(強制できないまでも)案内するはず。 年中行事のように「交通安全月間だけは一応報道や指導してますよ」程度の有様なので、 当然、無理のある法解釈での恣意的で優先順位を履き違えた指導が常態化し、 それを何も考えず鵜呑みにするような人達が影響され誤解も後を絶たず、 結果として、解決策を全く望めないような状況で、 「単に自転車問題を表面化させて、萎縮させ叩くための対象」のように仕立てあげているように見える。 さらに厄介なことに、対処法として、明々後日の「保険・ヘルメット着用」"しか"考えないような 壊れたスピーカーによって「狭く浅い方向へと思考の誘導」を行っているような状態が正常なわけがない。 まず、★ブレーキ装置・★反射板・(★夜間であればライト)等が 「正常に機能しているか」という概念すら「ほぼ出てこない」というのは、本当に意味が分からない。 「全体に油撒きすぎて正常に停止できない」ような自転車も野放しになるのは、 ほぼ違法用途だらけと思われるフル電動自転車の販売そのものを (私有地用としてorナンバープレート等取り付けすれば可として)、 許可している時点で、自転車の安全性など放置していても不思議ではないか・・・。 本来は「事故を根本的に防止するために」 「事故の原因の分析、自転車の機能の理解、改善のために」 「何を知り、どのように心がけて通行すべきか」を 真っ先に考えて方策を練る必要があるはずだが・・・、 もはや「期待するだけ無駄」というものだろう。 結局、一般車の適正な空気圧管理のために米式(チューブ)化の導入や、 防犯登録という「シールのお守り」など過信せず錠前等で工夫するように、 「個人・少数単位での対処」で「自衛」するしかない。 ●東京都の自転車政策と出会い頭事故 東京都が自転車政策を加速 利用増加で際立つ「歩道通行」の弊害 www.sankeibiz.jp/article/20220630-JB6I2OA32ZDJFADDLKBRDDYYDY/ 車道上の自転車レーンも増えつつあるが、道幅が狭かったり路上駐車がずらりと並んでいたりする車道では、 多くの人が安全を求めて歩道に“回避”せざるを得ない。 そうした状況下では自転車に対するクルマ側の意識が変えることもない。 自転車が安全に走行できる環境が車道上に整備されない限り、負のループを断つことはできない。 ↓ 改定で新たに打ち出したのが「自転車活用推進重点地区」の設定だ。 「業務・商業地」(新宿)、「住宅地」(吉祥寺)、 「観光地」(豊洲)の各特性をもつエリアをモデル地区として定め、 通行空間の整備や路上駐車対策の強化、自転車シェアリング、駐輪問題などについて 重点的に対策を検討・実施。対策をパッケージ化して同様の特性をもつエリアに展開する計画を掲げた。 さらに昨年5月に都の建設局が発表した「東京都自転車通行空間整備推進計画」では、 自転車交通量や事故の発生状況、既存の自転車レーンの連続性などを考慮し、 2030年までに新たに約600キロに延長、2040年代には1800キロの自転車通行空間の整備を目指す方針を明示した。 東京都だけの話としても「実際には不可能そうな計画案」を一応作ってみただけのように見える。 特に「路上駐車対策の強化」。 警察官の人員を増やさず、路駐を禁止するということは 費用が嵩む「縁石」などで、「厳密な意味での"自転車道"」を長距離整備する必要があるはず。 自転車道の整備ではないとしても、せめてオレンジポールだらけにでもならない限りは 路駐を防ぐことなど出来ないと思うが・・・。 また「駐車ではなく、一時停車で荷降ろし等のための場所」を確保するのも、そう簡単に出来るとは思えないだけに、 到底実現可能な案とは思えない。 ●車道を走れば出会い頭の事故が減る・・・??? 小林氏によると、その多くが「出会い頭の事故」だという。 車道を走る自転車はクルマから視認しやすいため、出会い頭の事故は比較的起こりにくいが、 歩道を走る自転車は認識されにくく、交差点などで左折してくるクルマと接触するリスクが高まる。 もちろん対クルマだけでなく、対歩行者でも曲がり角で同様の事故が起きる。 そのリスクの高さを裏づけるように、自転車事故全体に占める交差点での事故の割合は 欧州各国の平均が4割程度であるのに対し、日本はおよそ8割と2倍に達している。 皮肉なことに、車道より「安全」と思い込んで通行している歩道が事故を誘発する温床となっているのだ。 まず、脇道から進行するのが自転車で、車道側が自動車でも、反対に脇道側が自動車で車道側が自転車でも 視認しやすさに違いがあるとは思えない。 では、自転車が歩道走行していて、急に右折して「信号のない」横断歩道を渡り始めるような状況・・・? だとしても、自転車が車道走行であっても後方確認もせず方向転換するような状況で 視認していれば事故防げるというものでもない。 むしろ、車道を走る自転車を、自動車ドライバーが認識してくれている「だろう」こそ間違いであり、 「事故の元」でしかない。 ★肝心なことは、走行"場所"だけではなく「走行"方法"」 この手の識者?は何故「(特に信号のない場所での)一時停止や徐行を軽視し続けている問題」について、 見てみぬフリをするのだろう。 狭い道で環境も整備されていない現状が、僅か数年で大幅に道路環境が変化するわけもなく、 そもそも"ほぼ"無駄だった青矢羽マークの敷設で、自転車の車道走行の意味すら浸透していないのに まるで自転車の車道走行で安全性が確保できるかのような論調には疑問しかない。 仮に、狭い車道にまで自転車の車道主義を貫いてしまうと、 朝夕の混雑時に「高齢車の3輪自転車の後ろに大名行列」となってしまうことに 何ら問題とは考えないことにも繋がってしまう。 当然、教育に関しても一朝一夕では進まないので、 ひとまず「理解・実行・継続力がある人達」を対象に 「自分の身を守るのための第一最重要内容」として、 「止まること(見通しの悪い交差点での徐行義務も含む)」について浸透させることが必要と考える。 ●[鹿児島]指導警告256件中最多は「並進」 news.yahoo.co.jp/articles/1896c2ca256b00ec5e57657b79ef1b069a52d88a 内訳は他の自転車との並進が35件で最多。 一時不停止(15件)、歩道通行(12件)、右側通行(11件)、無灯火(3件)などがあった。 鹿児島県では「一時不停止よりも並進のほうが事故に繋がる危険が高い地域」という認識で、 何とも不思議な光景が見られるようだ。 しかし・・・合計すると「半数以上がその他」になってしまうことからして、 「別の警告」が最多のような気もする。 同じく南日本新聞社の少し前の記事では「傘に警告カード」の記事。 news.yahoo.co.jp/articles/f893f9b0bcd1569cbb2d373d3980e899c32fc4a1 鹿児島中央署は同日昼過ぎ、鹿児島市千日町の天文館G3アーケードで取り締まった。 雨が降る中、傘差し運転をする人に指導警告書を手渡すなどした。 ★[福岡]ゾーン30にポール多数設置で狭い道の速度抑制に素晴らしい効果を発揮 news.yahoo.co.jp/articles/3d06aec07f9df591cbb41b3f33991816cfb00db4?page=2 なぜこんなに?通学路400mにポール33本 “通りにくい”は 「意図した反応」 (西日本新聞) 「幹線道路に通じる抜け道になっていて、(以前は)狭いのにスピードを出す車が多かった」と振り返る。 保育園関係者は「車は通りにくそう。でも安全に歩けるようになりました」。 中央区地域整備課の安海健太郎課長に聞くと 「ドライバーからの『通りにくい』という声は、こちらが意図した反応でもある」。 あえて離合しにくい幅員や、曲がりにくい四つ角に整備し直したという。 背景にあるのは、ゾーン30そのものの抑止力の限界だ。 ゾーン30は約10年前から各地で導入された。 しかし当初から「車がスピードを落とさない」との指摘があり、 3年程前からポールなどで速度を落とさせる取り組みが始まったという。 福岡市にはゾーン30が76カ所(3月末現在)ある。 2018年度以降、6カ所のゾーン30でポールを設置し、今後も増やす方針だ。 一部のドライバーの危険な運転が、運転者全体にも迷惑をかけている。 場当たり的な取り締まりに貴重な人件費と時間を割くよりも、何倍も効果があるのは間違いない。 ★一度設置すれば「24時間365日、時間帯も一切関係なし」で「自動車の速度を強制的に抑制し」 「歩行者の安全を守ってくれる頼もしい存在」。 多くの抜け道利用しているような人達に、 ▲「走りにくい」 ▲「ポールに接触して塗装に傷がつく」 など、デメリットがもっと周知されると、 着実に交通量が減ることが期待できるため、 ★「更に歩行者が安全に通行できる」ようになって尚良い。 そもそも「ゾーンの指定」だけで抑制効果など期待できるわもない。 自動車ドライバーに達には、「走りやすく、安定して速度を出して乗りたいのであれば、 どれだけ遠回りになっても主要幹線道路を使ってください」としか言いようがない。 歩行者の安全を確保できないのであれば、 その安全を確保できるように対策を採ることが必然。 だからこそ、例えば、あまりない構造とは思うが・・・ 「歩道が狭く人通りも多めで、車道が広いのに歩道を爆走する自転車が多く、実際に事故が多くて危険」 という場所があれば、 「歩道内にオレンジポールを多数設置」することで、 「強制的に速度を出して走行できなくする」ことが可能。 ◆自転車の速度も落とす必要があれば、 わざとアスファルトにガタガタの凹凸をつけて速度抑制をさせる方法もある。 ※但し車椅子などが通りにくい状況になってしまう懸念もあるので難しいところ・・・。 ●[山形]3年間で自転車に発行された赤切符は僅か5枚 news.yahoo.co.jp/articles/19a8c903b0d39ab4faa5e2164e599b9ea33187c3 2019~21年の3年間に、自転車の交通違反に対し、 刑事処分の対象となる「赤切符」を計5件交付していたことが17日、県警交通指導課への取材で分かった。 同課によると、県内で講習を受けた人はいないが、 置賜地方で20年8月、自転車で歩道を走っていた20代会社員男性が 前から歩いてきた小学生数人の間をすり抜けようとして接触し、通行区分違反で赤切符に。 19年にはピストバイクに乗っていた20代2人と10代2人に制動装置不良で赤切符が交付された。 ●「歩道での接触事故」 ●「ピストバイクの制動装置不良」 数が少ないのだから他2件も紹介して欲しかった。 講習対象の14項目+1が設定されて喜んでいた人達は、 現実的には「絵に描いた餅だった」という現状を、苦々しい思いで眺めているに違いない。 そして、これは実現性の乏しい免許制度導入や、青切符導入に夢を見ている人達も同じことが言える。 (そもそも人員不足で制定できるわけもないが) もし実現できたとしても、 現実的には(大半の事故で「自転車側が被害を受ける」こともあり) 自転車側にどれだけ違反があったとしても、 「事故被害の規模と対象」から、加害側は大半の自動車側とされ、相応に過失割合も高くなることから、 自動車よりも自転車側への取り締まりを過剰に行うということは考えにくい。 そもそも付け焼刃で現場指導で全体マナー向上すると考えること自体に無理がある。 少額罰金程度で「運が悪かった」くらいにしか考えない人達が改心するとは到底思えない。 ●[岐阜]雑な交通教育 news.yahoo.co.jp/articles/93c4a97d6bca4613e6a449b015258e85f23e6916 小学校で交通安全教室 岐阜県内では10年ぶりに「死亡事故多発県内警報」 児童は低学年と中学年、高学年に分かれ、岐阜中警察署員などから、 横断歩道を渡る時の注意点や自転車に乗る際の交通ルールについて指導を受けました。 何もしないよりはマシとはいえ・・・、 毎年恒例かどうかも分からないが、 行事の一環に含まれているとしても「年1回だけ」では効果は低い。 本来は「保護者も含めて」「実際に使っている自転車持ってきて」「ヘルメット着用は考えず」 「座学の後に、公道を数人づつで走行しつつ危険箇所や安全走行の方法を実地で確認」したほうが、 間違いなく効果が上がる。 「止まれの標識では一時停止」「踏切手前でも一時停止」 「歩道は基本徐行で、歩行者が絶対に優先。側方距離がなければ一時停止から押し歩き」 を 「なぜ守る必要があるのか」「守らなければどのような危険性があるのか」の意味と共に、 「具体的で分かりやすい」ことが大切。 杓子定規でルールを「年1回だけ、教えた"つもり"」では、大した意味はない。 ●[千葉]子育て支援施設での講座 news.yahoo.co.jp/articles/4875a0fcd872c607388cc6bda8a22e77ec36199b 同センターでは、車に子どもを乗せて送迎を行っていることや、 同施設に車や自転車でやってくる利用者が多いことから、 正しい交通安全知識を身に付けてもらおうと企画された。 講習では、チャイルドシートの正しい使い方や、 自転車の乗り方、点検方法などの説明の他、 「事故を起こしたり、巻き込まれたりしないよう、 小さなころから少しずつ交通ルールを身に付けて」などとアドバイス。映像も交えて展開された。 こうした「幼少期からの交通教育」が全国的に当たり前になれば、 「止まれの標識等で止まるのは普通」となる可能性も高いが、 これも年数回ではなく、せめて「毎月定期開催」になればと。 ●未だに勘違いしている人がいる警告カードの意味 www.webcartop.jp/2022/05/888576/0/ news.yahoo.co.jp/articles/37eb8aa9763ecf4fdd2f915605843a79db9c4065 そもそも警察は取り締まりに積極的ではないが、 信号無視や飲酒など14の危険行為を定めていて、 これらについては取り締まり対象にしている。 ただ、今までは実際に止められても注意程度。 しかし、話題になったレッドカードが渡されて、重なると検挙されることがある。 ↑ これは「完全に大嘘」または「紛らわしい表現」。 news.yahoo.co.jp/articles/fbcecec82584a63e279e068c9d40998d58f58bfc 傘差し運転は、道路交通法違反にあたる。 一方で、 県警交通指導課によると、 (傘差し運転だけでは赤切符の発行=) 摘発には至らない軽微な違反とされ、 【レッドカードを交付されても罰則規定はない】が、 違反者は交付時に任意で事情を聞かれ、注意される。 ★「レッドカード」とは「埼玉県と宮城県のみで使われているらしい」マイナーな「警告カード」 www.around40-tanteidan.net/2018/06/redcardbicycle.html どれだけ累積しても、この「レッドカードという名の単なる警告カード」に法的拘束力は一切なし。 紛らわしい「交通違反切符ではない紙切れに"レッド"と付する手法」そのものに疑問であり、 正当な赤切符の質を揺らがせかねないことを懸念する。 www.police.pref.saitama.lg.jp/documents/2994/jitenshajpa.pdf 3年以内に「交通違反切符の"赤切符"」の「累積2枚」で講習になる。 ●自転車の免許制度に夢見がちな人達の正体? 施行後には最高時速20km以下の電動キックボードの免許が不要になることへの論争に紐づけて、 未だに「自転車の免許制度に夢を見ている人達」も相変わらず居るのが面白い。 「スロットルを捻れば最高時速20kmまで出るモノ」と 電動アシスト自転車の「あくまで人力で漕ぐ力をサポートする乗り物」を 同一視しているような風潮まであるのはさすがに呆れるというか。 「過去に自転車免許があったが頓挫した経緯がある」ということを知らず、 まるで「役所特有の煩雑な手続きが必要になるシステムの(無駄な)構築費用や 人件費が存在しない国」とでも思っている節すらある。 そもそも「諸外国で自転車免許が導入されている国など存在しない」という時点で、 「日本の交通教育の質が低いという恥を世界に向けてアピールすることに繋がる」ことすら 全く想像できないのかもしれないが、こっちが本当の目的なんだろうか。 事故の発生について「中身」を考えようともしない大衆心理として 「想像力が著しく乏しい」からこそ、 予想運転から一時停止や徐行が重要ということすら考えようともせず、 「様々な思惑から」結果的に推進しているに過ぎないであろう行政に同調するように 「ヘルメット着用や保険加入こそが絶対」と考える人達も後を絶えないと言えるかもしれない。 更に言えば、自転車の免許制を求める人達は 「公道から幼児・子供自転車を全て排除する必要がある」と考えているようにも思う。 そこまで複雑な内容ではなく、 ★「止まれの標識では止まること」 ★「見通しの悪い交差点は徐行する」 ★「歩行者優先」 ★「ベルは歩行者を除けさせるために使う道具ではない」 のような簡易的な内容を中心にするとしても、 「未就学児」にまで完璧に理解・実行させようとするのは困難という時点で無理がある。 もし「原付免許同等」とまでするのであれば、 「16歳未満は全て公道で自転車に乗れなくなる」が、 本当にそんな息苦しい社会がお望みなのだろうか。 だったらまずは街中のいたるところに 「監視カメラを山ほど設置すること」を法的に義務付け、 「自転車も含む」全ての車両にドライブレコーダーの搭載を義務付けるほうが 交通安全を完全遵守することに尽力するよりも、遥かに「社会」のためになる。 ●[埼玉]小手先の対策:マナーアップ推進校 news.yahoo.co.jp/articles/564d9153c04a6dee872ba090ca73b24f93499a09 埼玉県警幸手警察署は11日、管内の中学校と高校それぞれ1校を「自転車マナーアップ推進校」に指定しました。 これは、学校側に全校集会を通じて生徒に自転車のマナーを呼びかけてもらったり、 生徒たちにもルールを意識して自転車に乗ってもらうためです。 何度も繰り返しているように「幼年期から"通年での"交通教育」が必須なことは明白。 「子供にも分かりやすい歌にする」とか、道徳の時間を削ってでも少なくとも毎週1回は必要。 教師の負担を懸念しているとすれば、暇な「警察OBも便利に使う」という概念がなさすぎる。 ◆「赤切符発行」取り締まりの様子 www.youtube.com/watch?v=BeV417MJUn4 t=9s ●スマホ注視で全く反省の色がなさそうな若者については 警告カードではなく、一転で赤切符を発行すべきだったように思う。 注意されれば「そうですね気をつけます」と その場しのぎであっても、反省する態度を示すのが当たり前。 ●「遮断踏切侵入での赤切符」 前々から伝えているように、損害の規模が甚大になる可能性の高さから、 ほぼ?警告ではなく一発アウト(赤切符)になるのが遮断踏切侵入。 しかしなぜか「違反を声高に掲げる人達」は、この事実を伝えようとしないのが謎。 ●「高齢者でも」赤信号無視で赤切符 一部で「若者の違反が多い」ような印象があっても、 実態としては「高齢者でも違反で赤切符を切られている」という事実。 事故にならないと強情ぶってみたかと思えば、 土下座したり泣き落とししてみたりと被害者ぶっていても違反は違反。 ●他にも「傘は"固定していても"注意されている」ということに触れていたり なかなか攻めた内容。 しかし、具体的には「鋭利な箇所がある」という指摘で、 「車幅が普通自転車の範疇を超える」とか 「安定を失う"おそれがある"」という方向ではないのは若干気になった。 どのケースにしても言えるが、「▲その行動が違反になるとは思っていなかった」様子。 期間限定など警官が街頭指導で場当たり的に取り締まることには限界があるわけで、 やはり「交通法規遵守の底上げのためには幼少期からの通年での交通教育が必須」ということがよく分かる。 ●「半数弱が歩道を通行」とあるが・・・ www.sankeibiz.jp/article/20220426-B2SNWVP2UBETPG6AEX5IGC7B5U/ 自転車産業振興協会(東京)がまとめた「自転車の交通ルールに関する意識調査」に 「回答した人だけ」なので、 アンケートに参加するはずもない街中の多数の人達の実数としては 歩道走行割合は「全国的に見れば」まだまだ多いと考えられる。 人口割合からして「人口密度が高い地域」の回答者が多いと考えると、 必然的に「歩道の人数に対して、広い車道が多ければ」 路駐があっても車道を通るという人の割合は高くなるはず。 自転車が歩道を通行する場合、車道寄りの部分を徐行するよう定められているが、 調査結果からは「車道寄り」を走行していると答えた人が44.6%と半数以下にとどまり、 「特に気にしていない」も26.3%と、ルールが浸透していない状況も浮き彫りとなった。 ↑ 警察の街頭指導で「歩道での徐行の指導」など「一度も見た記憶がない」ので当然の結果。 自転車を安全に利用するための必要な対策について複数回答で尋ねたところ、 最も要望が多かったのは「自転車が安全に走れる走行レーン・走行帯などの整備を促進させる」で52.9%、 次いで「自転車利用に関する取り締まりや罰則を強化する」の39.8%、 「自転車に関する交通安全教育を行う講習会などを積極的に開催する」39.1%という結果だった。 (1)「走行レーンの整備」は金銭的に無理 (2)「取り締まりを強化する」は、通年では警察の人数的に無理 当然、自転車での免許導入や違反切符などは「現実的に考えると出来ない」ため、 (3)単なる催事イベントとしての「講習会」という意味ではなく、 やはり「"通年での"教育の拡充の必要性」があると言える。 ●自転車の違反行為取り締まりの難しさに関する記事 response.jp/article/2022/04/14/356242.html 「モータージャーナリスト」とあるだけに、 “優良チャリダー”の方々に於かれては、積極的に手本になっていただきたいと思う。 NHKの「バラエティ番組名」にしても言えるが、 "チャリ"という用語には俗称以外に、「蔑称」の意味もあることを知ってか知らずか使用しているのも頷ける。 自転車の取締りはむずかしい。自転車には免許証がなく、 ルール違反時には罰則や罰金のない「自転車指導警告票」しか渡せないのだ。 ただ、2015年に改正された道交法により危険行為をしたとみなされた違反者には 「自転車運転車講習制度」を受けさせることが可能になった。 「小学生のときに習ったルールなんて覚えてないよ」と愚痴る人にも、ルールを学んでもらう仕組みである。 なお、都市伝説的に、自転車で飲酒運転をすると赤切符が渡され、 自動車運転免許証が免停になると言われているが、 自転車の違反行為は、自動車の免許制度の違反対象に規定されていない。 ただし!「違反行為をした人が自動車等を運転することが 著しく道路における交通の危険を生じさせるおそれがあると認められる場合には 処分が行われることはあり得ます」とのこと。 ルール違反時には罰則や罰金のない「自転車指導警告票」しか渡せない ↑ 赤切符は飲酒運転に限らず自動車免許がなくても発行される。 「自転車運転車講習制度」は、 (なぜ3年以内なのかという根拠を示してるページが未だにないような気がするが・・・) 「3年以内に2回の"赤切符"の発行を受けた場合に限り」なので、 「ルールを学んでもらう仕組み」という効果は皆無に等しい。 しかし、「幼少期からの通年での交通教育の必要性」は常に書いているものの、 違反者でいえば高齢者も被害者割合として少なくないことからして、 TV依存率の高い高齢者向けに ゴールデンタイムではなくても、早朝や午前中などに (NHKではなくても民法でスポットCM等で賄うとして) 「地上波」で「生活用自転車の安全な使い方に関しての啓蒙活動番組」が 継続的にあっても良さそうに思えるが、何故か全く存在しない理由が分からない。 そう考えると「放送局側としては交通事故を減らしたいなどとは微塵も考えていない」と 思われても仕方ないような。 公共放送の役割とは何なのだろうと思う。 ●[茨城]速度抑制に物理的な道路盛り上げ(ハンプ) news.yahoo.co.jp/articles/70a6378e5b7a0413679abf9ae64c13a425ad5f34 「ゾーン30プラス」は、速度規制とスムーズ横断歩道などの速度抑制装置を組み合わせ、 生活道路で歩行者優先の安全安心な通行区間整備を図る取り組み。 千葉県八街市の児童死傷事故などを機に、昨年から全国で整備が推し進められている。 名ばかりサイクリングロード(実質遊歩道)でも、歩行者優先の概念が欠落している人達に対しては、 同じ自転車走行者達からの自浄作用が見込めないようであれば 結局のところ、こうした「行政管理者側からの明確な走りにくさ」を提供してあげることが最も効果的と考える。 ●自転車の車道走行を妨げる「自動車の路上駐車」問題 kuruma-news.jp/post/489597 そもそも、敷設の順番が逆。 自転車専用道の設置とペイントの前に、 まず、 (1)「荷降ろし等のための(一時的な)停車場所の確保と同時に (2)「オレンジ色のソフトポール」を設置するのが先。 ※「縁石等で"物理的に遮られている道"が正式な自転車道」とすれば 縁石はオレンジポールよりもお金がかかると思われるので多箇所設置は厳しいが、 縁石で隔離した自転車道が作れない以上は「自転車道」にすべきではない。 ※自転車で丁寧に「手信号を出しても」 「問題のある一部自動車運転手が」理解していない時点で無駄。 「実際の公道」は、ドライブシミュレーターのようには出来ていないのだから、 「車列が途切れるまで待つ」もしくは「歩道へ回避」が安全。 ◆歩道が広いなら「普通自転車通行指定部分があるはず」なので 「歩行者がいなければ」徐行の義務はない。 ◆歩道が狭く指定部分がなければ、常に徐行。 もしくは、 (どれだけ交差点が多くても交差点付近では徐行及び一時停止を欠かさない前提で) ◆(歩行者の存在や行動を常に予測しつつ)「走りやすい道を通る」というのが重要。 「車道も歩道も狭く交通量も多い道」を 法的に自転車が車道を走るのは認められているからと、 走れば危険な状況に陥りやすいのは「当たり前」としか言えない。 なぜか、自転車乗りであれば「自動車は配慮して当たり前」と考え、 逆に自動車側は「速度の遅い自転車はクルマに道を譲るべきだ」と お互いの「法的価値観」をぶつけ合うのが情けない。 なぜ、どんな状況に於いても「自身の車両が配慮されて当然」と思うのか。 それは、もはや法的義務の遂行ではなく、単なる「エゴの擦り付け合い」にしか見えない。 反面教師として、安全のためには「(クルマが多い)車道のどこを走るべきか」ではなく、 「どの"走りやすい道筋"を選択するか」で考えたい。 多少大回りになったとしても、【安全であることに代わりなど存在しない。】 それでも【自分の命など安いもの】でしかないのなら、 「これは合法な走行方法」と念じながら、狭い車道でも走行を続ければいいと思うが、 どんなに意固地になっても、「道路構造的に安全に走ることが難しい以上」、 「安全に走れるように変化することは今後とも一切ないだろう」としか言えない。 ▼「自転車指導啓発重点地区」と方針? 悪質自転車、対策強化へ 全国で集中取り締まり news.yahoo.co.jp/articles/3ad2ea330b28ea76f66d83fdb17ac03085fa7cc6 自転車の交通ルール違反に歯止めをかけるため、 全国の警察が、悪質・危険な走行が問題になっているような 「自転車指導啓発重点地区・路線」を選定し、 各都道府県警のホームページ(HP)で地域住民に周知した上で、 集中的に取り締まりに乗り出すことが20日、分かった。 自転車について重点地区を全国で公表し取り締まるのは初めて。 各警察本部は毎月、一斉の集中取り締まり日を1日以上設け、 悪質違反には積極的に交通切符(赤切符)を活用する。警察庁が同日までに指示した。 ↑ これだけ見ると「新しく始まる」ような気がするが・・・ 「自転車指導啓発重点地区・路線」で検索すると、以前から既に地区指定はある。 ─────────────────────────────── ◆2008年(平成20年5月1日時点) www.npa.go.jp/hakusyo/h21/honbun/pdf/21p03000.pdf 自転車と歩行者との交通事故の発生状況、地域住民の苦情・要望の状況等を踏まえ、 全国1,827か所(平成20年5月1日現在)を指定し、 自転車利用者に対する街頭における指導啓発活動等を推進している。 ─────────────────────────────── ●東京 www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kotsu/jikoboshi/bicycle/bicycle_plan.html ●埼玉 www.police.pref.saitama.lg.jp/documents/13707/jitennsyatirashi.pdf ●石川 www2.police.pref.ishikawa.lg.jp/information/upload/kouki20180109.pdf ●三重 www.police.pref.mie.jp/upload/20180328-135301.pdf ●大阪 www.police.pref.osaka.lg.jp/kotsu/taisakushitsu/6/5859.html ●兵庫 www.police.pref.hyogo.lg.jp/traffic/bicycle/data/ichiran.pdf ●香川 www.pref.kagawa.lg.jp/documents/15592/shidoukeihatsu_1.pdf ●愛媛 www.police.pref.ehime.jp/kotsukikaku/jjr/jjr.pdf ●徳島 www.police.pref.tokushima.jp/wp-content/uploads/post10984/00-22bsidou.pdf ●高知 www.police.pref.kochi.lg.jp/sections/koutuu/kikaku/jitensyajuutenn.html ●熊本 www.pref.kumamoto.jp/uploaded/attachment/141914.pdf ↓ など、他の地域もある。 今回は「"全国で"公表し取り締まる」「毎月1日"以上"」というのが今までとは違うのだろうか? しかし、元々「人員が少ない」「(自転車)事故が少ない」などの理由から、 自転車の取り締まりに消極的な地域でも半強制的に参加させられるとすれば、各県警側が結構困るような。 それにしても、以前の2枚赤切符での講習開始時に「取り締まりが厳しくなる」と煽っていた人達もいたが 結局、現状何か変わったと思うのだろうか。 全国に警察官が有り余っていて、税金から潤沢な資金があるのであれば可能かもしれないが、 自転車より圧倒的に少ない、違法状態での最高時速20km超の電動キックボードや フル電動すら半野放し状態では、街頭取り締まりでの望み程度では効果は低いとしか思えない。 やはり幼少期からの「通年での交通教育」が必須。 それよりも、各地域の確認優先順位を見ていると結構差があり、 元記事内にあるような「歩行者優先」や「徐行・一時停止」など一切無視で、 「並走・ながら」に対して優先しているような地域は 「事故防止目的よりも、文句の上がってくる内容に対して 仕事をしているアピールのために利用しているだけ」のように見える。 ───────────────────────────────────── ついでに、「誤った方向の原則論」に縛られていると思われる内容について。 ▲「自転車運転者講習制度」から「取締り自体も従来より強化された」とあっても・・・ (2021年の記事) car-moby.jp/article/car-life/road-traffic-law-accident/bicycle-yellow-card/ まず「"自動車の"サイト」という時点で「自転車への偏見を持っている可能性がある」。 環状交差点での安全進行(右回りに対する違反など) いくら規制に組み込まれていても、全国に一体何か所あるのかという「特殊環境」への違反に 何の疑問も持たないのは、実質的には「事故防止の観点がほぼない」としか思えない。 ※それにしても「危険な片道1車線でも車道走行原則論ありき」のような「原則論主義」であれば、 遮音関連の条文で「交通に関する音などが聞こえないのが違反="聞こえる"状態であれば違反ではない」にも、 "条文どおり"同調できるはずなのだが、 何故だかこの場合は「音量状態など一切無関係で一律違反」のような風潮もあるのが分からない。 もし「安全のために使わないほうがいい」という観点であれば、 なぜ14+1項目では含まれていないが事故防止に重要な「徐行」を軽視するのでしょうか?と問いたい。 「"全ての"見通しの悪い交差点で徐行したくない」から矢面の話題にしたくないとしか思えない。 「稀な環状交差点についての違反」を盛り込むのであれば、 car-moby.jp/article/car-life/road-traffic-law-accident/road-traffic-law/ 逆に、このページでは「幻の並走可標識」に触れない理由が分からないが、 それ以上に「徐行」に触れているのが「歩道内走行時のみ」というのも意味が分からない。 データとしての「出会い頭での事故」への警戒感があれば、 絶対に優先項目として注意喚起していなければならないはず。 警察サイトかどこかにあるようなページのコピペと思われるような内容で、 「啓蒙活動をしている風」を装っていること自体に違和感しかない。 ▼全国の自転車への赤切符発行数(2017年当時の記事) becintl.blog11.fc2.com/blog-entry-2735.html 交付が0件だったのは青森や三重、沖縄など22県で、 新潟や広島など12県は1~10件だった。 沖縄県など、地域によっては全く赤切符を発行していない地域もあったが、 数年で赤切符発行が桁違いに増えたとは考えにくい。 14+1項目の違反赤切符累積2枚での「講習対象者自体が希少な存在」で、 効果が上がっていないことを懸念して、「自転車への少額違反金制度」の導入を試みるも、 上記のように地域格差が明確で頓挫せざるを得なかった経緯もあるだけに、 「小手先の対策だけでは変化はありえない」と気付くべきだろう。 ◆自転車への少額違反金制度は見送り(2021年12月の記事) mainichi.jp/articles/20211223/k00/00m/040/053000c 自転車違反金は見送り 利用者からの反発考慮 道交法改正案 事故防止に何故か事故"後"に役立つ保険やヘルメットを有難がる前に、 徐行や一時停止の徹底が必須なように、 マナー向上に対しては「どのように教育機会を"持続的に"提供(受講)するのか」を真剣に考える必要があり、 また、不整備状態の自転車に対しては、「車両」という意識を持って対応する「良識のある店」を増やし、 足りない場合は、「ユーザーも含めて」公道から退場してもらうことも視野に入れた「規制」が必要。 ●[大阪]「車道上の矢羽マーク位置で」接触事故から後続車に轢かれ死亡 news.yahoo.co.jp/articles/cae54085dc99a293a99b30f9082c1619e510ff96 容疑者は「看板にぶつかったと思った」と容疑を否認している。 「看板にぶつかった気がした」などという言い訳で済まされる問題ではないとはいえ、 「車道走行のリスクが顕在化した事故」と言える。 動画を見れば事故のあった道路の状況は一目瞭然。 やや狭いがガードレールで仕切られている「歩道」があるにも関わらず、 「車道を走行していたがために、事故に繋がった」と見て良いはずだが、 「原則論から敷設している車道の自転車走行案内のための矢羽マーク上で事故が起きたこと」が 広まっては困る?のもあってか、報道記事内では一切触れられていない。 交通量もそれなりにあり、トラックも普通に走行しているような 片側一車線の車道で、自転車を走らせるということは、こういう事故が起きやすくなるのは必然。 そもそも被害者が72歳なので(やむを得ない理由がなくても)歩道走行が可であり、 歩道であれば事故に遭わなかった可能性が高い。 しかし、何故か「自転車で歩道を走行する=歩行者無視のオラオラ運転しか出来ない」という あまりにも想像力が無さすぎる考え方もあるようで、 そのような場合「歩道から自転車を追い出すべきだ」という短絡的思考に繋げ、 今回のような事故は「見てみぬフリ」や「レアケース」として処理するのだろう。 「常識的に考えれば」歩道での「歩行者最優先主義・歩行者保護」を徹底した上で、 「予測運転から徐行・一時停止」「安全走行」を実行すれば、 「原則論に染まって実質的には危険な車道走行に"挑む"」必要もなく、 少なくとも今回の事故とは無関係で居られた。 ●「酩酊状態や元々の意識が朦朧としていたかどうかは定かではない」が、 仮にそうであったとしても、歩道内での転倒だけであれば、 一時的に意識は失ったとしても、結果的に事故は軽傷で済んだ可能性もある。 もちろん、歩道走行時でも、事故防止のためには交差点での右左折車に気をつけるなどの必要はあり、 道路状況を把握できないような状況であれば、 自転車どころか歩行移動すら危険ということもあり得るので、 自身の視野や感覚が正常かどうかを自己判断できなくなった時点で、 自転車を使うとしても「付き添えがある場合のみ」とするなど、根本的に移動状況を考える必要はある。 ★「"自分が気を付ければ"事故は防ぎやすいのが歩道走行」 (無論、ほぼガードレールがない場所や、歩道の切れ目から乗り上げてくるケースも有り得る) ▲「"どれだけ気をつけていても"危険な自動車ドライバーがいれば接触リスクがあるのが車道走行」 自転車のリアキャリアにバックモニターを角度を変えつつ多数配置し、距離・加速度の計測モニターを取り付け、 自動判定して予め接近する自動車の危険予測をし、 出来るだけ早めに歩道に避難できるように備えることでも出来れば、まだマシという程度。 しかし「ここまですることは現実的ではない」ので「車道走行そのものが選択肢に含まれない」というだけ。 ↑ ※しかし、「片側2~3車線以上」「路上駐車なし」「車道の交通量が少ない」 こんな「恵まれた」状況であれば、さすがに車道走行の選択にはなる。 事故現場のように「片側一車線」「車道の交通量が多め」「歩道に人が居ない」 これで車道を走ろうとは思わない。 ●どうすれば車道を(比較的)安全に走れるのかと考えるも結局厳しいと気付く 原則論の「自転車は車道を走るのが当然」とは考えないほうが良いものの、 どうしても狭い車道でも走行する場合の対策としては・・・ ・ゼッケンに「地域名」か「ドライブレコーダー動作中」と書いて背中に貼る ・警察官っぽい色の服装 ・常に細かく左右に小刻みに動くとか不気味な人形を背負うなど「近づきたくない雰囲気」を出す このくらいしか思いつかない。 ▲本当に録画していても事故に遭ってからでは無意味 ●ヘルメット着用は被害軽減に効果がある「場合もある」が、更に軽減するためにはプロテクターも必須。 ●自転車でカーオーディオにかき消されない程度の音量でも法的に大丈夫なのか疑問だが 交通安全の歌などを流したところで効果があるとは思えず。 車道にスピーカーを埋め込んで24時間流し続けたとしても理解実行してくれるとは限らない。 現実的に状況を想定すると・・・。 車道外側線からやや内側というレベルではなく、どれだけ後ろが大渋滞になっても気にしない風を気取って 中央寄りにまで寄って前に出させないとすれば進路妨害。 かといって道を譲るために路肩あたりまで端によれば、異物パンクのリスクもあり、 片側1車線で両側が大型トラックやバスがすれ違うような状況になれば必然的に幅寄せされている状況になる。 やはり「どう考えても自転車が車道を走るには狭いだろう」という場所は「通らない」ほうが安全。 前方から大型車が来ていたら大型車は前に出ない人達しかない「わけがない」のだから。 大型車は車道を走る自転車を気遣ってくれる「だろう」こそ事故の元。 「自転車が車道を走行できる権利は法的に昔から認められているのに、それが浸透していないのは理不尽だ」 としても、小手先の矢羽マーク敷設で、全体のマナー向上に繋がったとは考えにくい。 「ヘルメット着用が当たり前の普通のスポーツ自転車は車道上の割合からすれば「稀」なことが問題。」 「だから、その状況を打破するために、車道に自転車が増えれば気付いてくれるようになる"だろう"」でも同じ。 学校指導で通学に使う自転車では車道走行を徹底する場合があるとしても、 比較的交通量が少ない場所で安全を確保できるからこそ許可していると見るべきで、 車道走行が危険になるような場所では、 「速度を落として歩行者優先で歩道走行するしかない」という場所もあるのが当然。 更に「日本でのママチャリの存在」を考えたときに、 ┏1▲(安物自転車の場合)貧弱なフレームと前フォーク 販2▲(安物自転車の場合)貧弱なシングルピボットブレーキで止まりにくい 売3▲(安物自転車の場合)点灯すれば重くなる豆電球ブロックダイナモ ┗4▲用途無視で無駄に重いタイヤを着けられる車種の存在 ┏5▲予測運転をしない(教えられない) ┃6▲ハンドルは高く上体を起こして空気抵抗を上げる(調整の意味を知らない) 教7▲サドルを下げて漕ぎにくく高さ調整の意味を知らない(教えられない) 育8▲変速の使い方を知らないので切り替えず重いままゆっくり漕ぐ ┃9▲適正空気圧を知らないのでタイヤに空気充填しない ┃10▲チェーン注油などロクにメンテもしない ┗11▲校則で両立スタンドや後ろ荷台が必須であれば車重が増す これら全て 【歩道走行が前提での低速走行向きに自然になっている】と分かる。 だからこそ、多くのママチャリユーザーにしてみれば、 わざわざ「車道走行に相応しいまで公道で自転車で速度を上げて走行したいと思わない」。 【1~4】 シェアの高いパナソニック電動アシストの普及価格帯からして スポーツ自転車の10万円以上という値段自体が問題になっているとは考えにくい。 【5~11】 常々書いているように「通年での交通に関する教育の無さ」という「巨大な"非常識の壁"」が 立ちふさがっている以上、「車道走行が正しい=安全になる」とは絶対に言えない。 車道走行当たり前の速度重視の自転車を使う「価値が見出せない」と思わせているのは、 道路環境だけでなく、メンテ方法や法律面も含め「基礎的交通教育の質の低さ」から、 あまりにも現実的に適していないという「証明と選択」を、 多くの消費者達が「自然と」行っているだけでしかない。 高齢者率やオラオラ運転が常識の不適格者への免許更新も含めて、 少なくとも「自動車の"手動"運転が禁止」にでもならない限り、 自転車が車道走行で比較的安全に走れるようになるとは言えない。 ▲車道走行が問題解決になる・・・? president.jp/articles/-/53141 現実として、自転車にぶつかられて怪我をする(場合によっては死亡する)歩道上の事故が後を絶たない。 ↑ まず、実際に「自転車側が"加害者"で歩行者が死亡した事故が年間何件起こっているのか」を示さないようでは・・・。 ※自転車事故で「"高齢者"が運転する"自転車"」が【被害者】のニュースならほぼ毎日のように見かける。 原因は老化に伴う「空間認識力の低下、視界の狭さ、処理能力の減衰」などが考えられ、 「無理な横断」「予測運転の無さ」「徐行や一時停止の無視」などから 「迅速な回避行動」が困難なためであり、自転車そのものが原因とは考えにくい。 自転車側に問題がないわけじゃない。いや「ないわけじゃない」どころか、ありありだ。 信号は守らない、一時停止で停まらない、逆走も平気、とまあそういう無法自転車の多いこと。 その結果として事故が頻発しているのはご存じの通りだ。 ↑ このような事故や違反を防ぐために、 「自転車は車両ということを意識させ、車道徹底させればマナーは向上する」という考え方のようだが・・・、 果たして「明日から車道徹底するから歩道走ったら少額違反金発生する」ことが出来たとして 行儀が良くなるのだろうか? (※実際には少額違反金制度は地域格差[取り締まり警官の人数を確保できない]時点で絵に描いた餅) 自転車に抜かれないようにと左端ギリギリで信号待ちする。 ↑ 「左折車であれば」巻き込まないためにも正しいのだが・・・。 まさか「自転車も車両」と知っていて、自動車の後ろで待つことも知らない? 自転車であれば先頭まで出て良いという都合の良いルールなどない。 1■【むしろ車道の安全が脅かされる】 自動車を車道上で煽っていた輩は極端な例としても、 少なくとも「不規則で危険な障害物」が増えリスクも増える。 そして、間違いなく「自転車が車と接触等で被害者」になるケースが増加するが それは「大した問題ではない」のだろうか? 2■【そもそも街頭指導が機能していない】 何しろ街頭指導で「止まれの標識(一時停止)」を守れていない人達への注意喚起をしている様子がほぼなく、 「見通しの悪い交差点での徐行義務、歩行者優先で徐行義務」の指導に至っては 見てきた限り「皆無に等しい」という時点で、 「マナー向上が見込める確率は極めて低い」と言わざるを得ない。 3■【主婦層の反発必至】 それに、子供や高齢者の例外措置だけは歩道走行を継続できるとして、 最大勢力の「ママチャリ(子育て層)」が納得するわけもなく。 これまでも「暴走電動アシスト」によって毎日のように死亡事故が頻発しているという話は聞かないだけに、 やはり「自転車の歩道走行を危険の根拠とするだけの具体的な死亡事故の件数を提示してくれ」というだろう。 4■【狭い車道など存在しない?】 「狭い歩道に歩行者が常にいる」「片側2車線以上の車道」しかないわけがない。 何故この手の話で現実的に「道幅が狭い車道がある」ということを想像しないのか理解できない。 「誰も通っていないガラガラの歩道」を使わずに、 狭い車道を原則論に縛られて走行されても「渋滞原因」にしかならない。 例えば「高齢者が長い道を延々とゆっくり走って大渋滞の原因」になっても、 物流等まで考慮して「大きな流れとして」社会的に影響がないと言えるのだろうかと。 両側1車線づつ車道を削って自転車道にできるほど道幅が広い車道など全国的に多いわけもない。 まるで都内か余程人が少ない山道のような極端な道路状況だけしか見ていないような。 一方、広い車道でも今度は「路駐」が極めて厄介な存在になる。 気軽に駐車場が作れるほど場所が有り余っているわけでもないし、荷降ろしで一時的に停車することは認められている以上、 どれだけ一時停止から駐車車両を避けることを推奨しても、リスクは増える。 5■【遊"歩道"でしかないサイクリングロードから自転車を追放出来る可能性は?】 自転車を本来あるべき場所に戻すという観点からすれば 「名ばかりサイクリングロード」のマナーにしても、 本来は殆どの場所で遊歩道なのだから、 「歩行者の安全のために自転車を完全に追い出すことも必要」になる。 全国の歩道から自転車を追い出すことを画策する前に、 「まず身近で限られた場所を試金石として、歩行者の安全とマナー改善のために サイクリングロードという名の「遊歩道」から自転車追放が真っ当に出来るのかどうか」を是非とも試してもらいたい。 もし実現出来たとして、仲間だったはずの自転車ユーザー達からも反感を買うことになるが、 「名ばかりサイクリングロードを走るのは初心者だけだから?」で済むかどうか。 6■【通年交通教育すらないのに急にマナー向上するわけがない】 どこを走るか以前の根本的な問題認識の低さが気になる。 事故の原因にしても、「臆病・慎重運転」「予測運転」「徐行」「一時停止」などを 守る「意味と意義」が理解できていないのに、 「車道走行で解決」というのは意味不明にも程がある。 基礎も整地もせず、荒地の上に板を敷いて「見かけだけの家」を建てて何の意味が・・・? 自転車側が交通ルールを守ること。逆走をせず、信号を守り、標識を守る。 この当たり前のことがまず大前提だ。 そのためには、自転車に乗る者すべてに教育をしなくてはならない。子供も大人もだ。 ↑ 教育関連の話はこれだけしかない。「愚痴多め具体案なし」では説得力もない。 教育といえば「集団走行での車間距離保持義務違反」を糾弾する気はないのだろうか。 「少し位置がズレているから問題ない」という言い訳は転倒時の安全を確保できていない時点で通用しない。 7■諸外国と比べても意味がない 問題のある英式バルブ(虫ゴム)、ボスフリー、22インチ、BEタイヤまで未だに存在する現状で 「独特の文化」など今に始まったことではない。 電動キックボードで言えば「禁止になった」国があっても、現場の混乱や迷惑を省みず、 ある種一部議員の"手柄"のような形で推し進められた格好になったという話もあるほど。 8■矢羽根マークを車道に塗り「自転車は車道と周知させた」が結果は? 特に「車道はシェアすべきもの」という当たり前のことを知らしめていただきたいと思う。 ↑ 「矢羽根マーク敷設で効果があった」かのようなことを述べていたが、 それで車道のドライバーが自転車を意識し自転車側のマナーも向上しただろうか? 9■話が狭く細く「あるべき論」のアプローチの浅さ ・「自動車は車道を走り、クルマは自転車に配慮して当たり前」 ・「歩道は歩行者のためのもの」 「自転車有識者のような人達」の「視野の狭さ」には違和感しかない。 10■「歩道の安全な使い方」を見直す方向で考えたい ▲「車道は自転車と共有することを周知させる必要がある」 ▲「歩道は歩行者のためにあるので自転車を走らせない」 ◆「車道走行する自転車が増える → マナー向上して安全になる」に繋がる根拠なし。 ◆「車道で"免許があっても"図体がデカくなるだけで気まで大きくなる輩が存在する」ことから、 車道走行での安全性は確保できるとは言えない。 ◆道路の構造を自転車向けに変革できる可能性は限りなくゼロ近い。 そう考えると現実的には「自転車を歩道から追い出す」ではなく、 【歩道をどのように安全に共有すべきか】こそ考えるべきであり、 「歩道は歩行者が優先と徹底させ、徐行や一時停止を周知させる」ことを最優先すべきといえる。 スマホ走行にしても、「予測運転や歩行者優先」の「概念がない」から平然と出来るわけで、 これを無視して、ただ「自転車の車道での安全を確保しろ」と声高に訴えかけたところで、 自転車ユーザー側としては、車道を走るということは、どれだけ慎重に走行していたとしても、 「自動車側の気がデカくなる輩」「狭い車道もある」ので、危険が増えるだけ。 ※自転車が歩道走行時の車道走行車の巻き込みを心配するのであれば、これも「予測運転」の無さ、そして「確認不足」。 ●[東京]業務上過失致死罪で配達員の男(28)を在宅起訴 www.sankei.com/article/20220113-2TQYBOT6PZLXLD73B5UGDERSV4/ 起訴は昨年12月8日付。 起訴状などによると、男は自転車で食品を配達中の昨年4月17日午後7時5分ごろ、 板橋区の交差点を横断していた男性=当時(78)=をはね、転倒させて死亡させたとしている。 男は雨天のなか、無灯火で時速20~25キロで運転。ブレーキをかけたが、間に合わなかったという。 そういえば、食品系配達業者へのナンバープレート制度の導入はどうなったのだろうか。 2022.9.11 ●[茨城]2020年に起きた「つくば霞ケ浦りんりんロード」事故被害者へ賠償 2022.8.14 ★[神奈川]交差点侵入を知らせる表示板設置の社会実験 〃 ●[東京]ナビライン有効性への疑問と自転車事故が前年比1900人の増加 2022.7.31 ◆京都府警による自転車での違反者を妖怪に例える周知活動 2022.7.3 ●毎月重点箇所にて指導警告を行うという話だったが・・・ 〃 ●東京都の自転車政策と出会い頭事故(●車道を走れば出会い頭の事故が減る・・・???) 2022.5.29 ●[鹿児島]指導警告256件中最多は「並進」 〃 ★[福岡]ゾーン30にポール多数設置で狭い道の速度抑制に素晴らしい効果を発揮 2022.5.22 ●[山形]3年間で自転車に発行された赤切符は僅か5枚 〃 ●[岐阜]雑な交通教育、●[千葉]子育て支援施設での講座 2022.5.15 ●未だに勘違いしている人がいる警告カードの意味、●自転車の免許制度に夢見がちな人達の正体? 〃 ●[埼玉]小手先の対策:マナーアップ推進校 2022.05.01 ◆「赤切符発行」取り締まりの様子、●「半数弱が歩道を通行」とあるが・・・ 2022.04.17 ●自転車の違反行為取り締まりの難しさに関する記事 2022.04.10 ●[茨城]速度抑制に物理的な道路盛り上げ(ハンプ) 2022.04.03 ●自転車の車道走行を妨げる「自動車の路上駐車」問題 2022.03.27 ▼「自転車指導啓発重点地区」と方針? 2022.03.20 ●[大阪]「車道上の矢羽マーク位置で」接触事故から後続車に轢かれ死亡 2022.01.23 ●どうすれば車道を(比較的)安全に走れるのかと考えるも結局厳しいと気付く 2022.01.16 ●[東京]業務上過失致死罪で配達員の男(28)を在宅起訴 2022.01.09 ▲車道走行が問題解決になる・・・?
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部品のフロー 1. 受入検査検収 購買注文書に対し、納入された部品を抜き取りで 指定の検査を行う。(数量、品質、スペック) 2. 検査なし検収 過去の品質、部品開発時のコラボレーション 3. 部品倉庫 棚番号別の部品管理。 部品の種類(機能、サイズ)毎に保管場所が決まっている。 4. 準備仕掛部品用出庫 最終製品皇帝の前に時間をかけて、 事前に製造しておく必要のある仕掛部品用の 部品を出庫する。 5. 準備仕掛部品の投入 事前に製造しておいた準備仕掛品を、 最終製品工程の生産計画にあわせ投入される。 6. 購入部品出荷 生産計画の合わせ、部品倉庫からピッキングリストにより出庫される。 7. ライン直送納品 サイズ・重量の大きな部品、VMI。 8. 準備仕掛部品の移動 5 と同様に準備仕掛部品を最終製品工程の途中に投入。 9. 検査修理 検査工程でパスできなかった仕掛品・製品は 修理専用場所で修理される。(工程不良分析) 10. 製品完成報告 商品として出荷できる製品は製品倉庫に運ばれ、 販売出荷を待つ。(在庫評価が変わる。) 11. 製品出荷 受注オーダに対し、物流準備(トラック・倉庫)を 行った後に出荷する。(販売実績・売掛金) 保管場所について、部品の現物管理は Plant / SLoc 毎に行う。SLoc は棚毎に番号を振る場合もある。 検収後、通常は部品倉庫の Plant / SLoc に在庫が更新される。 ピッキングリスト、外注先支給伝票などにより、部品倉庫から製造工程に部品移動が行われるが、その場合も移動先の Plant / SLoc 毎に在庫が管理される。 製造リードタイムが短かったり、工程での在庫が少ない場合は、部品倉庫から工程に出庫した時点で手持ち在庫を、更新する場合が多い。
https://w.atwiki.jp/mishakuji/pages/353.html
千頭岳 京都市伏見区、山科区、滋賀県大津市の境界にある山。 山科川より東、R1より南、琵琶湖から宇治川で囲まれた小さな山岳地帯の最高峰。 峠位置 京都市伏見区/山科区/滋賀県大津市 道所在地 京都市伏見区 距離 2.56km 路面距離(計算値) 2.6km 最大標高 600m 最大標高差 361m 平均勾配 14.1% スタート 橋 ゴール 山頂三つ辻 地図 ルート地図 r782から 三つ辻側からの山頂(?)。 自転車の向いている先、写真の奥から登ってきた。 r781から 前半舗装路、後半未舗装路。 もともとは、山頂まで自転車でも登れるような道が付いていたように見える。 今は一部のMTBクライマーぐらいしか足を付かずに山頂に至ることは難しい。 路面状態 良好~悪路、未舗装路 堆積物等 多い 交通量等 オフロードバイク(エンデュランス系よりもトラ車)が走っている。 未舗装路区間の道の侵食、えぐれ具合は酷い。 ここを山頂まで足を付かずに上れれば、腐道の横峰峠伏見側も足を付かずに上れるはず。 登坂走行ルート r781から(未舗装区間のヘアピンカーブ、1.4kmか1.6km地点で足つき) 登坂未走行ルート その他 スタート地点。 山頂付近の三つ辻にある石碑? 三つ辻から滋賀県側。 四角いものは反射板らしい。 反射板らしいもの。 くすんだ緑色。
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大江山じゃないほうのおおえやま。 わざわざ老ノ坂峠にくる、亀岡市に行く以外のもうひとつの目的。 峠位置 西京区 コース所在地 京都市西京区~亀岡市 距離 路面距離(計算値) 標高 480m 高低差 平均勾配 スタート ゴール 地図 Yahoo!地図 コースルート地図 仮参考レベル コース感 道間違って、アプローチ開始出来ずに終わり不明。 走行ルート 無し 未走行ルート 老ノ坂峠からのルート その他、上らないと思うほかのすべてのルート 京都市側から老ノ坂峠に上り、旧道への道を進み、T字路で左折してしばらく進むと右の道端にある。この左にゲート?があり、その奥に大枝山へのアプローチポイントがあるらしい。 一番上の字が読めないが、これより東、山城の国 ? 上の写真の石碑?の左側の写真。 自転車の置いてあるあたりから、その奥にある電柱にかけてシングルトラックのような道がある気がする。こちらからでも大枝山への道に通じている気がしてならない。 首塚に通じる道の入り口にある鳥居。 酒呑童子のものといわれている首塚。 鳥居の奥の社?の裏に回ると塚?があるが、たぶん見るとがっかりする。 後から盛ったような雰囲気がぷんぷんする。 首塚の前の舗装路を少し進むと、道にチェーンが張ってある。 それを超えて少し進むとすぐに廃道のような道になる。 この道を大枝山への道だと思って進んでしまい、失敗した。 しばらく進むと橋の下をくぐることになるが、そこを超えると、後は下り坂になる。 この橋を越えたところには道の標識があるが、大枝山への道の標識ではない。 ちなみに、この先かなり下のほうまで下ってしまった。 橋を越えて少し下ると、土嚢でできた変なシングルトラックになる。 下り始めてすぐのところから上に上れそうな気がしたので、自転車を押し上げていると滑ってしまい、ひびとわれが入っている右ひざを打ち付け、地面にたたきつけるようになった左手のひらを、そこにあった切り取られた小さなかれた切り株でえぐってしまった。 手のひらにあった大きなたこと皮膚とともに、少しの肉をえぐってしまった。 グローブをしていなかった結果がこれ。
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最終更新日:2022.7.10 ●[千葉]思考停止している地域の指導は相変わらず「ながら」最優先取り締まり 2022.6.19 ●[群馬]指導警告の最多は「並進」なのに何故か記事名に使われるイヤホン 2022.5.29 ●[栃木]「大音量でのイヤホン使用」への赤切符?、●[長野]スタントマンショー(スケアードスレート) 2022.5.22 ◆[安全運転月間]全国一斉の自転車指導で各地域警察と放送局等の認識差が明確に 2022.05.15 ▲どさくさ紛れに雑情報を混ぜるTBS、●[山形]「無駄な実験」から浮かぶ疑問の数々 2022.05.08 ▲[新潟]何故か「並走とイヤホン使用が違反の代表格」扱い 2022.04.24 ●「若い子はイヤホンを付けてるので周りが見えない」という芸人のジョーク 2022.01.16 ▼基本的な内容 ▼遮音関連(イヤホン・ヘッドホン・カーオーディオ等の規制)━━━━━ 単純にイヤホンとしなかった理由に関しては、カーディオ規制も含む場合もあることを一切考慮しないことへの懸念。 ●[警察庁]報道機関において「事実誤認、誤解を与えかねないもの」が見受けられる www.npa.go.jp/news/koho/index.html 各種報道機関において、警察行政に関し様々な報道が行われております。 しかしながら、これらの報道の中には事実誤認と思われるものや、 説明が十分でないために国民に誤解を与えかねないものも見受けられます。 このページ内では一部の週刊誌報道に対するコメントとしても まさに遮音関連の 「自転車乗車中のイヤホンは着用(使用)だけで違反」という"事実誤認"を真っ先に思い浮かべる。 ▲「規制根拠となる条文自体を全く確認していない」 ▲「どういう規制なのか"中身"を理解していない」 というケースが目に余る。 ────────────────────────────────────────────────── ●3つのポイント 【1】着用だけで違反とは言えない 【2】原付等の免許取得時に「聴覚は不問」 【3】大多数の事故防止のためには【徐行・一時停止・確認】を厳守することが先決 分かりやすさ重視で簡潔な解説。 1:「交通に関する音等が"聞こえない"状態」でなければ違反ではない 2:自転車だけ聴覚重視することへの明確な矛盾 3:"事故の傾向を見れば"遮音を優先的に問題視すべきとは思えない 他にも色々あるが・・・ 「救護義務の重要性」や「印象論に影響されない判断力」も 忘れずに覚えておきたいところ。 ────────────────────────────────────────────────── 現状「片耳・両耳問わず」全都道府県で”使用そのものは”禁止されていないと認識しています。 問題は「交通に関する音または声が”聞こえるかどうか”」の「定義が不明瞭」なため、 「自動車の走行音」や「警官が道端から呼びかける声」さえも聞こえなければならないという風潮があること。 実際は「大音量」等の使用音量を記載していること、また、カーオーディオへの規制も含むため、 「サイレン音」や「拡声器を使用した場合の警官の声」が聞こえなければならないとは思いますが、 聴力がない自動車運転者への許可もあり、聴力そのものを問題視することに疑問があります。 「危険運転」と「遮音状態」は必ずしもイコールで結びつけることはできないというのが見解です。 「カーオーディオ、カーステレオ」、または「車両全般」も含む地域が大半。 (わざわざ自転車に限定しているのは「青森・岩手・秋田・山形」のみ) ※警告表(イエローカードや地域独自のレッドカード)は交通違反切符ではありません 注意された=違法というのは大きな勘違いであり、「注意して運転してください」という啓蒙活動の一環。 但し、「事故を起こした場合」、や著しく正当性を主張することで 他にも危険運転を引き起こす意思があると判断されれば、ピンク色の赤切符(交通違反切符)が発行される可能性が ゼロとはいえないだけに外すよう勧告されれば従ったほうが良いとは思いますが。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■遮音(イヤホン・カーオーディオ)規制のQ&A 今一度、遮音規制について考えてみる(個人的解釈も含む)。 以下の解釈に至った経緯については長々と書いてあるこのページを全て読み込んでみてください。 まず大前提として「(同様の内容もあるが基本的には)各地域で規制文が異なります」。 「道路交通法で”直接”イヤホン着用で自転車運転が規制されているという事実はどこにも存在しません」 ▼片耳ならセーフだけど両耳はアウト? 両耳でも「音量等の条件次第」であり、 基本的には「交通に関する音または声」が聞こえていれば、両耳でも問題は無いと解釈。 ▼使っても問題ないとか書いてたけど実際注意された!(警告カードを渡された) (現状の条文を見る限りでは)「大音量」での使用でも問題ないと書いたつもりは全くないです。 「口頭で注意・警告」「警告票」「警告カード」等は「赤切符のような交通違反切符ではありません」 「何回注意されても」「何枚累積しても法的拘束力は一切ありません」 「3枚で講習受けさせられるとか、赤切符に変化するという効果も一切ありません」 (もし本当にそういう事実があれば、その証拠と共に経緯を教えてください。事実確認後に紹介します) 実際の目的は 「事故になる危険性もあるので運転を見直して安全を心がけましょう!」というアドバイスの意味があるもの。 但し、そこでゴネて過剰に反抗的な態度をとると「反復的な犯罪を起こす意志がある」と判断されて 「警告票のつもりだったが赤切符に変更」という可能性がゼロとは思わない。 ▼「大音量」などの条件がわざわざ書いてあるのは何故? 小音量でも規制してしまうと、 自動車のカーオーディオ使用+窓を閉め切った状態でも規制にかかる可能性が高いため。 ▼交通に関する音または声って何? 主に「救急車やパトカーのサイレン音」が該当。踏切音も該当すると思われる。 個人的には「警官の”拡声器使用で”の交通整理」も含まれていると解釈。 「手招きをするアクションを一切なしで道端から呼びかける声」では 自動車である程度の距離が離れていては聞き取ることは不可能と判断できるため。 ▼「警察官の指示」ってあるけど道端から呼びかける声も聞こえないとダメ? 自動車やオートバイでも「誘導棒やアクションで気付く前に」 「道端から呼びかける声での内容をはっきりと聞き分けられるのであれば」、 自転車でも道端から呼びかける声を聞き取れないと違反になるだろうと考えているが、 現実的には不可能なので、拡声器を使わない声量で聞こえる必要はないと考えている。 ※各地域の条文だけを見れば基本的には「救急車やパトカーのサイレン音」が聞こえていれば十分に思えるが、 確認時はイヤホン・ヘッドホンを外さない状態で呼びかける声も聞こえなければならないこともあるらしい。 しかし実質的に環境音レベルまで聞こえる必要があるのかどうか疑問。 ▼「警官の存在に気付いて停止してからイヤホンはずしたらアウト? 自動車で停止して窓を開けること、オートバイでフルフェイスのヘルメットを外すことと何ら違いはないのでは? 窓を絶対に開けない、フルフェイスヘルメットをいかなる場合でも脱がずに交通取り締まりに応じることが 「普通」であれば、(自転車で停止してイヤホンを外す前の)耳につけたままの状態の違反を問えるかもしれない。 ▼「青森・岩手・秋田・山形」は「自転車に限定」してるけど何で? 自動車の場合、聴覚障害でも特別に許可された場合に道路を通行できるため、 その整合性がとれないことを考慮したものと考えられなくもない。 しかし、制定時期は不明ながら、単に、他地域を参考にせず深く考えずに定めたに過ぎないような気もする。 (他の多数の地域では特例として処理しているため考慮していないと見ている) ▼条文に「イヤホンやヘッドホンを付けて運転しないように」とある地域では着用しているだけで違反では? よくある勘違い。 「イヤホンやヘッドホンを書いている地域は規制対象で、書いていない地域でのイヤホン・ヘッドホンは規制対象外」という話ではなく、 交通に関する音または声が「聞こえない状態」を規制していると見るのが正しい見方。 「イヤホンやヘッドホンを付けて運転しないこと」 「イヤホンやヘッドホンを付けて”交通に関する音または声が聞こえない状態で”運転しないこと」 正しく理解するためには、両者は似て非なる内容ということを把握しておく必要がある。 ※秋田県の「周囲の音が十分に聞こえないような状態で」も「聞こえない状態」を規制しているため同様と解釈 ↓ 【どういう状態が違反になる?】 △イヤホンまたはヘッドホン着用で自転車に乗って走行していた ↑遠くからでは「状態が分からない」ので判断できない。交通に関する音または声が「聞こえない」状態で使っていれば違反。 ※使用者自身で判断する場合は踏切音が聞こえるかどうかを基準にすれば十分なはず。 ○(確認された上で)イヤホンまたはヘッドホン着用で「交通に関する音または声が聞こえる状態で」自転車に乗って走行していた ↑法的には問題なし ×(確認された上で)イヤホンまたはヘッドホン着用で「交通に関する音または声が聞こえない状態で」自転車に乗って走行していた ↑これは違反 基本的に停止させて確認しなければ分からないため、遠目で確認しただけで「違反」とは言えない。 「注意力が散漫になることで事故を頻繁に起こしそう」という 「イメージ優先」で危険性を語るのは、事故防止の本質を見失っている恐れが強いので要注意。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼基本的な内容 ◆「原則」として、 「違反すれば罰則のある法的拘束力のある法文(道交法派生の地方条文)」に基づく限り、 「原則的に」自転車走行中に「交通に関する音などが聞こえる状態で」イヤホンは使えます。 「自転車走行中で"音量などの条件関係なく"イヤホン使用運転禁止」というのは、 「違反すれば罰則のある法的拘束力のある法文(道交法派生の地方条文)」に基づく限り 【拡大解釈】となります。 ※そのため「違反すれば罰則のある徐行や一時停止」を軽視し、 歩行者優先を蔑ろにしているとしか思えない警察の街頭指導は 「優先度を履き違えた誤った(時間の無駄)指導」という認識が必要です。 ●警察に「注意される」というのは 「見ただけでは状態が分からないので【確認】の際に、 【重要:法的拘束力はない】が、イヤホンで音を聞いていないほうが「少しはマシ」というだけのこと。 (※一方で、警察官判断で危険な状況と判断されてしまうようであれば、不本意でも外すことに従うしかない?) ↓ (しかし、道交法第63条の10は「制動装置」に関する内容なので拡大解釈で、 道交法第70条、第71条の6が根拠とする場合、 概ね「交通に関する音などが聞こえる状態では規制されていない」ことになっていても、 やはり、サイレン音等以外で他者の足音や話し声まで聞こえなければならないはずがないのだが・・・) 「イヤホン自転車ではなくても」、 ▲「普段から見通しの悪い交差点で徐行なんてしない」 ▲「歩行者軽視は当たり前。歩行者優先のために一時停止なんて絶対しない」 ▲「予測運転って何?」 という感覚であれば、非遮音状態でも安全ではない。 反対に、「ほぼ遮音状態でも安全が確保できる」ことは、【自動車のカーオーディオ使用時と同様】に 「ブレーキ操作可能」「視界も確保」「予測運転も可能」なことが証明している。 ↑ ※万が一、遮音状態でこれらの行動が制限されるのであれば、 「条件設定など設けず」「自動車も含め」全国的に聴覚を遮ることそのものが一律で禁止になっている。 そもそも「明確なdB数の提示すらない規制」など、本当に法的拘束力のある規制として有効とは到底考えられない。 「ダウンロード禁止法のようなもので"形だけは一応存在する"」程度のもので、 警察が街頭指導で利用する理由は「対象者数が丁度良く街頭指導しやすい」ために、 「仕事している感を出すための恣意的運用」がされていると考えておきたい。 ◆もし、本当に「街頭指導で交通安全が目的」であれば、 片っ端から 「歩道での徐行無視&止まれの標識がある場所」で、 「一時停止しない自転に、警告カードや赤切符の発行」という状況が、当たり前の光景となっている。 ●学校での指導のため? 「若年層相手の指導内容であれば、使わないほうがいいと案内するのが妥当」という観点も妙な話で、 使わないことが安全のためには絶対不可欠のような考え方そのものが、むしろ安全軽視。 「カーオーディオ全般」同様に、窓を閉め切っていても安全に走行するためには 「地方条文での間接的な規制などではない」 「道交法で直接規制のある」各種の法令遵守「徐行・一時停止」から、 明文化されていない「予測運転」や「前・後・左・右の(予想と)確認」など、 特に「その地域で」「守らなかったために直接的な事故になった原因」を 徹底して紹介することが絶対的に最優先すべき内容であり、 「条件関係なく禁止のような"拡大解釈"」の「広報スピーカー」になる意味はない。 むしろ、音情報に頼り、「確認を怠ることそのもの」が危険。 例:アスファルトが綺麗に整地されていて、自転車のスプロケのラチェット音よりも 静かな走行音の自動車やオートバイが近づいてきているのに、 「音がしていないから急に曲がっても問題ない」と判断してしまうと事故になる。 ●「注意力が散漫になるから危険」という考え方を作り出している原因とは 遮音規制は多数の地域で車両全体への規制ということで「自動車」も含まれる。 では「カーラジオ・カーオーディオ」が問題視されないのは何故だろうか。 集中力を欠くという点で言えば「車内での会話」も十分に気を取られる要因になる。 「寝不足や考え事」でも危険に繋がると言える。 それらに対して「免許があるから気を付ける」とすれば、 「(条文の理解/読解力も含めた)交通教育が不十分」ということになるのだろう。 逆に言えば、自動車免許を持っている人であれば、 自転車で「(一応音量条件は問題ないとする状態で)両耳で音楽を聞いている状態でも」 「気を付けるのは当たり前なので、問題にならない」ということになる。 ●一方で、「環境音が全く聞こえない状態」が危険かどうか 「聴覚がなくても運転免許が取得できる」ことを健常者でも再現するなら、 「イヤホンやヘッドホンをしていても、音楽やラジオなど全く流れていない状態」で 「ノイズキャンセング」のみとすれば近いだろうか。 その場合、「音に気を取られるということがありえない」ため 「環境音の情報量は減る」として、少なくとも「注意力が散漫になる」という構図は成立しないため 「着用=悪」のような見方自体に無理が生じる。 むしろ「音がない」ことで、減った環境音の情報を補うために「集中力が増す」とも考えられる。 ●肝心なことは「徐行や一時停止や状況確認」 これらを徹底的に守るだけで事故の7割以上は防げるのでは?と思うだけに、 それを無視して、遮音状態に優先的に警告カードを発行しているようなこと自体が あまりにも不思議。 事故データとしても遮音状態だったから事故に遭ったとか事故を起こしたというケースが 全国的にも多いとは到底思えない。 事故に遭っている高齢者の多くがイヤホンやヘッドホンを着用していたとも思えず。 街頭での警告カードの発行対象として 「少なすぎず多すぎず、状況が分かりやすく、交通安全活動していることも分かりやすい」という 「都合の良い存在」として扱われているような印象が強い。 これがもし「徐行無視や一時不停止」に警告カードを優先的に発行するようにすれば 交通量が多い時間帯であれば1分どころか1秒で1人以上配る必要すら出てくるので困難を極める。 それでも自動車などのスピード違反取り締まりのように、 列の先頭の者に対して連続で次々と発行したほうがいいのではとは思うが、 今度は自転車への注意を優先するあまりに 自動車取り締まりでの徐行義務違反まで徹底していないことへの不公平感が増すことになる。 諸々考えて「色々と難しい」としても、誤解の温床となっている警告カード発行基準は見直して欲しいと思うが、 通年でのまともな交通教育が浸透するまでは、今のような誤った解釈を続ける者達が続くことだろう。 ────────────────────────────────────────── ●自転車イヤホンは危ない? (遮音状態ではイマイチ伝わりにくい可能性もあるので今回は分かりやすくイヤホン表記) 事故防止の観点から 「徐行や一時停止などを徹底厳守できる」のであれば、過度に危険視する必要はない。 「危険だと言われているから」「なんとなく危険だと思うから」を鵜呑みにせず、 「何がどう危険なのか」を冷静に判断することが重要。 もし危険な状況になったのであれば 「その状況に陥らないために」(音以外に)何をどうすれば良いかを考える機会とする。 ・常用速度が交通状況を一切考慮しない危険な速度(過度な急加速や急ブレーキも多い) ・交通状況の確認をしない(追い抜きや追い越し時/歩道→車道/車道→歩道) ・生活道路の交差点で飛び出しを予測しない これらのように「安全走行を軽視する」のであれば、 イヤホン使用していても、していなくても「どちらでも危険」。 特に「生活道路の交差点」は要注意。 オフィス街・住宅街など見通しの悪い場所こそ最も気を付けなければならない。 ●具体的な場面を想定 例えば、カーブミラーが設置されていない路側帯のある交差点で 左側通行を厳守していない(=右側通行)自転車が 速度をほとんど落とさずに曲がってくる場合を想定すると、 「その自転車の走行音を聞いて、どの位置に避ければ衝突を防げるか」分かるだろうか。 速度を出しているのであれば直角に曲がってくることは考えにくいが 左端を走行していたとして、相手が一旦外側に膨らんでからこちら側に向かってくる場合は 速度差から予めこちらが減速し速度が遅ければ遅いほど、または完全に停止していれば 回避しやすいとはいえるが、 初めから相手がこちらを確認する前から衝突コースを辿っていた場合は 「その自転車の走行音が聞こえていたとしても」絶対に避けられないという可能性も高い。 この場合でも「聞こえなかったから危険」で済ませて、 「聞こえていれば事故防止できた」と判断してしまうと、 同じ状況でも「聞こえている状態で遭遇して防げなかった場合」は 「相手が悪かった」だけで済ませるのだろうか。 「状況判断の切り分け」が、いかに重要かということになる。 ●結局のところ 「他車の走行音や環境音にまで依存しなければ安全な走行ができないような速度や状態」そのものを 「事故を防ぐ気がない」という見方もできる。 ────────────────────────────────────────── ■批判的な考え方への回答 ◆「自転車走行中にイヤホンで音楽を聞いていたので一時停止を守れないんだ!」 というなら 「自動車走行中にカーオーディオで音楽を聞いていたので一時停止を守れないんだ!」 という構図が当たり前として成立するだろうか。 ◆カーオーディオは「耳までの距離が違う」「ある程度の音は聞こえる」 というなら 自転車でも「適度な音量」で「骨伝導やオープンエア型」を使っていれば問題ないことになる。 こうして比較すれば、自転車イヤホンを悪として決めつけることに無理があることがよく分かる。 ★最も重要な点は「一時停止を日常的に守るかどうか」に尽きる。 「自転車で一時停止は日常的にしていないから問題にしたくない」けど、 「自転車イヤホンは自分はしないから消えて欲しい」というような 「交通安全とか本当はどうでもいい」という感覚で、 もはや単なるレッテル張りのような「都合のいい批判」を繰り返していれば いずれその矛盾に気付く人が増えたときに 「イヤホン自転車の批判は交通安全に繋がるはずと思っていたが、 実際はそれよりも優先すべきことがあった」と分かるはず。 ●「イヤホンをして自転車に乗っているような奴らが交通ルール遵守するわけがない」 と言う人達は 自ら徐行や一時停止を遵守しているのだろうか? 歩行者に配慮した走行ができているだろうか? 「なかなか予期しないような突発的な状況に遭うことも十分にある「公道」ということを気にせず、 身勝手に公道レースを楽しむような感覚で無闇に速度を上げて走行していないだろうか?」 己の事故防止への意識の低さと安全軽視を棚上げにして 「あいつらは危ない」ということにすれば、交通安全が保たれるのだろうか。 そもそも、大抵のイヤホンをせずに自転車に乗っている人も「交通ルールなんて遵守するわけがない」 という感覚で走行していなければ、現実的な事故防止にならないと思うがどうだろうか。 ●「強引な解釈で危険なイヤホン走行を合法のような錯覚をさせようとしている」 という人がいれば、とりあえず 「こちらで47都道府県の遮音関連の条文を全て提示している【遮音(47都道府県別)条文】ので、 お住まいの地域(都道府県)の条文を確認してください」と言いたい。 その上で短い条文を読み込んでも違反と信じてやまないのであれば 警視庁・道府県警単位の「"一般人にも口調が丁寧な道交法の詳しい人"に」直接 単に「イヤホンなどを着用し音楽を聞いていること"だけ"で違反に問えるかどうか」 確認してみることを薦める。 その際「交通に関する音などが"聞こえるかどうか"は無関係で」ということを 念入りに強調して確認してみれば、 「聞こえているのかどうかという主旨のため、聞こえるのであれば法的に問題がない」と分かるだろう。 「但し、事故を起こせば違反に問われる」という場合でも、 道交法71条「その他の規定」から派生する条例である遮音関連の"間接的な"因果関係を導き出すことに時間をかけるよりも、 道交法72条で直接規定のある「救護義務に違反するひき逃げ」や、 道交法70条「適切にブレーキ等の操作を行い、他人に危害を及ぼさないような速度と方法」のような、 「悪質な人命軽視や事故の結果」を優先される可能性は高いと見る。 「徐行・一時停止無視」が原因でもあまり優先されている傾向が見られないことは残念だが、 (専門家風の人達も含む)マスコミ的には本質を一切考慮せず、 根拠の乏しい感想や印象論で「イヤホン自転車は危険」と当面は過度に問題視するのだろう。 ●規制の意義? ───────────────────────────────────── そもそも自転車の加害者・被害者に含まれる全ての事故で 遮音状態の自転車が「「実数として」」どれだけあるのだろうと考えると、 規制対象に置くことそのものへの疑問がある。 ───────────────────────────────────── 「全ての自転車事故で遮音状態が半数以上」であれば 規制することに一定の意味があると考えるが、実際は 数えるほどの件数が物珍しくニュースになるくらいではないだろうか。 遮音規制は実質的な用途では迷惑装置でしかない「警音器の装着義務」や、 使えば危険な状態にもなり得る「手信号」のような、 "意味を成さない規制"に思えて仕方がない。 例えば、音情報を過信するあまり、選挙カーの爆音が原因により、 交差点で侵入する他の自転車の存在に気付き遅れ衝突した場合、 選挙関係者を相手取って裁判を起こして勝てるだろうか? この場合、音情報を阻害した選挙カーに問題があるとは認定されず、 自転車側が「徐行・(標識標示があれば)一時停止の義務を怠ったことが原因」 とされるのではないだろうか。 そもそも、そんなに音情報が大切であれば 真っ先に「カーオーディオ全般を規制」していなければならない。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ もし「他車の走行音のような環境音が聞き取りにくい」ことを槍玉に挙げるつもりであれば 普通自動車でもトラックでもオートバイでも 「走行音がうるさい車種も公道走行不可」でなければならない。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「運転に集中できなくなる」→ 「考え事」や「寝不足」はなぜ問題視しない? もし耳までの距離を考慮するなら「音量等を適切に使いましょう」と案内すればいいだけ。 「免許がないから」 → 義務教育・家庭内での交通教育が全く足りないからでは? 「イヤホン使用は違反!」と言うことで間違いなく自転車の交通安全になる あまりにも的外れ。「事故を"防止"すること」が最優先ではないのだろうか? 交通教育で事故防止のために 「非遮音状態であることは一時停止・徐行よりも優先されなければならない」と 本気で信じているとすれば、 「実は事故防止など全く考えていない」と思わざるを得ない。 ●「交通に関する音や声」について jitensha-hoken.jp/blog/2018/01/earphone-violation-criterion/ 主に音情報についての内容。 条文は提示していないが、「最初から根拠が無茶苦茶な違反が前提」ではない ある程度は理解していると思われる。 自転車のベルを鳴らしてクルマのドライバーに聞こえるかどうかは微妙だけれど 自転車ベルの音量規定が法律で定められていない時点で、実際には「自転車ベルの存在自体が無駄」。 聞こえるかどうか怪しい音色を響かせる動作をとる前に「回避・停止」が最優先であり 「歩行者が大音量で音を流していて"相手が"全く聞こえていない場合もある」ので、 自転車側が発すべき音としては一応「適切な注意を促す言葉を発せばいいだけ」。 人前で声を出すことが苦手な人であれば、 「特別な装置として許可を得て警音器を取り付け」という方向がむしろ正しい。 確実に聞こえるとは言えないのに主に歩道で違法に歩行者をどかせるために使う という用途に使われることが正しいわけがない。 自動車も自転車でも音が聞こえなければならない理由は 条文内に具体的な内容のある地域の例を借りれば主に「緊急車両の警告音」が該当する。 しかしここでは触れていないが、 (聴覚障害者への特別措置は常に慎重な行動を要求されるため状況が異なるというとしても) そもそも原付免許などでの聴覚試験はないという事実がある。 何故一般的な生活自転車よりも早い原付などの免許には免許取得時に「聴覚が不問」なのに、 「走行するにあたっては聞こなければならないのか」という疑問もある。 公道走行のために必要であれば、最低限の試験を行うのは当然ということになる。 つまりこれも、「自転車での手信号のような矛盾した内容」ということに他ならない。 ※「手信号を使えば安定を失う恐れがある」「確実にブレーキ操作ができなければならない」は相反する。 逆に両耳にイヤホンをして音楽を聴いていても、警察官が呼び止めた際、 無視せずに止まれば外の音が聞こえているということで法律違反の対象にならずセーフである。 あくまで安全利用のためのものであり、片方の耳だからオッケイ、両耳ならダメという話ではないのだ。 以前、妙な記事があったので、京都府警ではないが警察署に確認したときは 「道端から呼びかける声も聞こえないとダメなんですか? (一部地域を除き)車両全般の規制なので窓を閉めている車内で、 ましてやカーオーディオ使ってたら遠くで呼びかける声なんて聞こえないですし、 (無改造でも走行音がやたらうるさいオートバイなどであれば聞き取れるわけがない) ジェスチャーで誘導されてそれに従うことができれば問題ないですよね?」という問いに対して、 「止めているのは状態を確認するためであって、止めた後に確認して聞こえていることが分かれば開放している」と 実際に返答をもらったことがあるので 「遠くから"一切ジェスチャーなし"でも呼びかけている声に反応できなければアウトにはならない」と言える。 結局のところ、優先順位を勘違いして 単に「イヤホンを目の敵にして指導しているのは"交通事故防止を最優先で考えていない"マニュアル悩」 という見方もできる。 注意されたとしても「交通に関する音などが聞こえる状態であれば」あまり深刻に考える必要もない。 何より、予測運転を徹底無視する非イヤホン使用者よりも遥か上の優位に立てる、 「徐行や一時停止を徹底的に遵守し、予測運転を常に心がげている」ことは、誇るべき安全な志向。 「公道では"音情報に依存するオラオラ運転"よりも、"慎重な運転"こそ最強の安全」と覚えておきたい。 一方では「交通の流れを阻害する恐れもある」という理由で 横断歩道に渡ろうとしている歩行者がいても一時停止しないほうがいいという酷いマナーがあるくらいなので、 「経済優先感覚では人命よりも優先されなければならないものなのか」という怖さがある。 ●音情報を過度に信頼する考え方への疑問 無論「聞こえないよりは聞こえていたほうがいい」という意味であれば分からなくもないが・・・、 例えば「(違法改造ではなく)最初から走行音そのものが煩いオートバイ」の場合、 「細かい音が聞こえるとは思えない」以前に、聴覚試験自体ない(※)というのもある。 そもそも音情報がそんなに交通安全に寄与する絶対的な要件であれば、 カーオーディオ搭載が禁止されていて、 窓も閉め切った状態に出来ないような構造にされていなければならない時点で 「適正な速度と走行方法・ブレーキ操作・徹底した安全確認」に比べると、 交通に関して(踏切音やサイレン音のような特例を除けば) 一応は故障に気付きやすいというのはあるとしても、 音情報を過度に気にする意味はないと常識的に理解できるはず。 (自己判断力が低い幼児子供などを除き)ヘルメットや保険にしても言えるが、 守らなければ危険に直結する一時停止や徐行を置き去りにしてでも最優先で気にすることが重要なわけがない。 (※) k-ds.co.jp/course/price/ 大型二輪免許、普通二輪免許、小型特殊免許、原付免許については、 「聴力」の適性試験がなくなり、聴覚に障害のある方もこれらの運転免許の取得ができます。 www.police.pref.hyogo.lg.jp/traffic/license/acq/tyoukaku/index.htm 聴力試験を必要としない免許種類 取得出来る免許種類 ・原付免許 ・小型特殊免許 ・普通自動二輪免許 ・大型自動二輪免許 ▲車両運転中の携帯電話についての記事にイヤホン等に関する完全な蛇足 [自転車だけでなく自動車も含む車両全般に対する内容] kuruma-news.jp/post/315858 また、運転中は、車外の音が常に聞こえる状態でなければいけません。 よって、両耳を塞ぐイヤホンやヘッドホンを使って通話をしたら別の違反になります。 例によって勝手な意訳。 ▲間違い(1)「運転中は、"車外の音"が常に聞こえる状態でなければいけません」 主に「"サイレン音などの"交通に関する音などが聞こえていなければならない」という規定であり、 「車外の音」が聞こえなければならないという条文など存在しない。 どの程度の距離からどの程度聞こえなければならないのかという具体的で明確な定義も存在しないため、 「車外の音が聞こえなければならない」だけで括ってしまうと 「窓を閉め切ってカーオーディオを使用すると車外の小さめの音までは聞こえないので違法状態」と言える。 ▲間違い(2)「両耳を塞ぐイヤホンやヘッドホンを使って通話をしたら違反」 両耳イヤホンとかヘッドホンかどうかは「無関係」。 骨伝導もだが「オープンエア形式のヘッドホン」という存在すら知らないのだろうか。 そして、主に"交通に関する音など"が"聞こえているかどうか"が重要なので、 形状等よりも、音量等の調整で「聞こえる状態であれば違反ではない」。 なぜこうも否定論者達は「道具」そのものに過度に執着するのだろうか。 「物事の本質を捉えよう」という概念が欠落しているとしか思えない。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼条文を概ね正しく読み解いている希少な記事達 ◆珍しくほぼ正しい内容でもあと一歩惜しい記事 www.itmedia.co.jp/business/articles/2010/21/news019.html 日本の場合、国が定める道路交通法では 自転車運転中のヘッドフォン、イヤフォンの装着は明確に禁止されているわけではないが、 各都道府県により扱いが異なる。 例えば、東京都では道路交通規則 第8条 (運転者の順守事項) により、 「高音でカーラジオ等を聞き、又はイヤホーン等を使用してラジオを聞く等 安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえないような状態で車両等を運転しないこと」 と明記されている。 【明確に禁止されているわけではない】と【聞こえないような状態】。 不可解な警告カードの優先度の影響から 「着用だけでも禁止されていると勘違いしている人」は 未だに多そうなイメージなので、しっかりと条文を紹介しているのは素晴らしい。 しかし、骨伝導なら絶対に聞こえないような状態にならないかといえば ポータブルアンプなど幾重も繋ぎ、異常なほどの爆音を響かせ "サイレン音さえ聞き取れないような状態になっていれば"「違法」になってしまうので注意が必要。 宣伝のような紹介記事なので商品に否定的なことは書けないと思われるが、 「骨伝導なら絶対大丈夫とも言い切れない」という落とし穴があることは知っておきたい。 ◆「イヤホンをしているだけでは違反ではない」という"事実"の紹介記事 bike-news.jp/post/234597 「オートバイ」サイトの記事ではあるが、基本的な自転車と同じ「2輪車仲間」として 殆どの地域で「車両=4輪の普通自動車と同じ規制」という意味を 把握してない人達にも少しは理解されやすいはず。 しっかりと根拠条文を提示していることも含めて「これこそ真実の遮音関連記事」。 ※多くのイヤホン自転車記事では「法的根拠を全く示すことなく」、 もしくは「道交法70条"だけ"」を提示し、 「人の話声や他車の走行音が聞こえなくても違反」のような 「誤解でしかない内容を」既成事実化しようと必死な記事だらけで辟易していた。 例えば、神奈川県警は2011年5月1日に 「神奈川県道路交通法施行細則第11条(運転者の遵守事項)第5号」を改定しています。 改定内容には、「大音量で、又はイヤホン若しくはヘッドホンを使用して音楽等を聴く等 安全な運転に必要な音又は声が聞こえない状態で自動車、原動機付自転車又は自転車を運転しないこと」と 記載されています。 ↑ この時点で警察庁が具体的な違反内容(サイレン音など)を挙げた上で 【「人の話声や足音」「他車(自転車も含む)走行音」は含まれない】 (↑そもそも通常走行音の煩いオートバイが存在する時点で絶対に無理) 【"着用そのものは違反ではない"】と明言していれば その後に「優先的な指導に無駄極まりない人手を割いて、 「補聴器まで外すように言うような狂った指導」や、本来の事故防止のための交通安全に必須な 【徐行や一時停止を蔑ろにする】"意味不明な状況"に突入することはなかったはず。 「安全な運転に必要な音又は声」とは、 「クラクションや緊急自動車のサイレン、警察官による指示などのこと」を指します。 ↑ こうしてきちんと紹介している記事を今まで見たことなかった。 ━━━━━━━ ●音量の大きさ云々ではなく「サイレン音が」聞こえていたかどうかが重要 例えば、緊急車両のサイレンが聞こえないほどの音量で、音楽等を聴いている場合などは、 違反に当たる可能性があります。 そのため、実際に警察に違反と判断される場合は、 音量そのものについてではなく「安全運転義務違反」が該当する可能性があります。 ━━━━━━━ つまり、ドライバー及びライダーがただ音楽を聴いているだけ、 イヤホンをしているだけで違反になるというわけではありません。 周囲の状況を把握できる音量であるかが、ポイントとなります。 ↑ そう、まさしくこの通り。 ★【音楽を聴いている、イヤホンをしているだけで違反になるわけではない】 ★【周囲の状況を把握できる音量であるかがポイント】 ひとつ目のイヤホンを使用する方法に関しては、明確に法律で禁止されているわけではありません。 しかし、安全運転に支障をきたしていると警察に判断された場合、罰則が科せられる可能性があります。 片耳のみの装着でも、周囲の音が聞こえていないと罰則対象になる場合もあります。 ↑ 【安全運転に支障をきたしていると警察に判断された場合】罰則がある可能性 そのため、ある程度「恣意的運用」をされてしまう危険があることが懸念点。 しかし、これを「止められた時点で違反」だの「交通指導票(イエローカード等)を渡された」ことを 違反と思い込み 「着用=違反という完全な嘘」を吹聴しようとする「理解力の低すぎる人間がいる」から始末に負えない。 ◆もちろん「自転車は交通弱者であり、安全のためには"なるべく着けないほうが良い"」 という意味であれば理解できる一方で、 ▲「着けていることは(罰則ありの)違反になる」と 都合の良い変換をするようなことは、もはや本来の条文規制を逸脱した「悪質な風説の流布」。 ツーリング中や通勤通学中の渋滞に音楽を聴くと、気分が高まるだけでなく 長時間の運転による苦痛を和らげるなど、ライダーにとってさまざまなメリットを感じるかもしれません。 ↑ 既成事実派の常套句として「注意散漫になる」を挙げるのもいるが、 むしろ運転中に音楽を聞くことで「リラックス効果がある"場合もある"」ということは、 余りにも都合が悪いために、一切「耳に入らない」のだろう。 音楽を聴く行為自体は法律違反にあたりませんが、 それによって安全運転や周囲への注意を怠ってしまうことは、大変危険です。 走行中に音楽を聴く際は、十分にマナーを守り、節度を持って楽しむという意識が求められます。 ↑ 締めも「周囲への配慮」を欠かさないことが重要とあるのが素晴らしい。 唯一、惜しいと言えるのは そのために「徐行」「一時停止」を筆頭に「予測運転」も忘れず、常に安全運転を心がけて運転しましょう。 となかった点。 [△]中途半端に正解なパナソニックの見解 ec-club.panasonic.jp/bicycle/contents/earphone/ ○ 自転車のイヤホン走行は違反ではない! 法律違反となる「危険行為」にイヤホンの使用が含まれるかどうかが気になるところですが、 結論から言うと改正道路交通法ではイヤホンの使用を明確に禁止しているわけではありません。 そのため、イヤホンを使用すること自体が法律違反となるわけではありません。 ただし、実際には「警察官にイヤホンを外すように言われた」 「イヤホンの音量を確認されて、指導・注意を受けた」といった例も少なくありません。 このような例は交通違反の取り締まりではなく、 警察が事故防止のために指導・警告を行うもので、 「自転車指導警告カード」という黄色いカードが渡されます。 ↑これは正解 × また、道路交通法では明確な違反とされていない「イヤホンの使用」ですが、 各都道府県で定められている道路交通規則や条例においては、 イヤホンの使用禁止を明記している場合があります。 そのため、都道府県によっては、条例や規則違反となって 罰金が科せられるケースもあるので注意が必要です。 【イヤホンの使用禁止を明記している場合があります。】これは間違い。 (※京都などの目標を掲げているだけの条文は"罰則なし"の条文のため論外) ↓ 【大切なのは「安全な運転に必要な音声が聞こえるか」ということ】であり、 上にもあるようにイヤホン走行自体が禁止されているわけではない。 × 自転車でイヤホン走行は片耳でもダメ! 大見出しが間違っているのに・・・ ↓ ○ 【埼玉県「道路交通法施行細則について」より】 周りの音が聞こえない状態で運転してはいけません。 開放型のイヤホン、片耳の使用が大丈夫ということにはなりません。 大切なのは「安全な運転に必要な音声が聞こえるか」ということで 「片耳か、両耳か」「骨伝導式か」といったことを理由に、 イヤホンの使用が認められるわけではないことがわかります。 実際の取り締まりでも「警察が呼び止めた時に気づかなかった」という場合、 「外の音声が聞こえていない」と判断されることがあるようです。 【大切なのは「安全な運転に必要な音声が聞こえるか」ということ】 つまり正しくは「片耳でもダメ」ではなく、 「片耳でもダメな状態とは?」になる。 (京都府自転車の安全な利用の促進に関する条例) これは正式な道交法関連の条文ではないので同じ項目に載せるのはNG。 「赤切符発行要件になり得ない罰則のない条文」を 赤切符発行要件になり得る罰則ありの条文と並べて正しい判断ができるはずもない。 まるで「カニ」と「カニカマ」は「遠目から見れば両方カニです」のようなことを 真剣に正しいと思っていることになるので間違いに早めに気付いて欲しい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●[千葉]思考停止している地域の指導は相変わらず「ながら」最優先取り締まり news.yahoo.co.jp/articles/4bce464fdc50b88916ce48be55667f21c36acb75 県警は7月10日から19日までの夏の交通安全運動で、自転車の交通量が多い 県内41か所の「指導啓発重点地区」を対象に、 スマホやイヤホンを使っての「ながら運転」などの指導や取締りを実施するということです。 県警の担当者は「自転車も車両の仲間。 歩道では徐行をするなど、ルールを守ることを徹底してほしい」と呼びかけています。 ↑ 6月はほぼ報道もなく、7月は夏の交通安全運動で「1ヶ月ぶりに」他の地域も報道するのだろうか。 そして、スマホ画面注視とイヤホンを使っての「ながら運転」を相変わらず同一視する「思考力の無さ」。 イヤホン自転車が全て消えれば、歩道で徐行する自転車だけになるとでも思っているのだろうか。 歩道で徐行を徹底させたいなら まず「歩道での徐行違反に」最優先で指導警告を出さなければ改善するわけがない。 どうしてこうも「イヤホン無関係」の「目の前にある違反」を悉く無視するのか理解不可能。 こういう「ほぼ無駄なことに人員を割くようなこと」で警察不信に繋がり、 事件への情報提供などの協力関係に亀裂が入るとは微塵も考えないのだろう。 ●[群馬]指導警告の最多は「並進」なのに何故か記事名に使われるイヤホン news.yahoo.co.jp/articles/941d770b46c8a294f574bfc08b497a2662497fd6 「自転車は車両」イヤホン取るよう女子高校生に注意…走行マナー重点取り締まり(読売新聞) ━事故の分析 県警によると、県内では昨年、自転車が絡む人身事故が2002件発生し、 前年比16・8%増となった。死者も8人に達し、前年比で倍増した。 ━指導警告表の実数 昨年は違反への指導・警告も5万5746件あり、「並進」が3万2168件と最多で、 「一時不停止」「無灯火」と続いた。 並進が過去にどれほど事故の直接原因になっているかと考えると、 果たして指導警告を優先すべきなのかという問題もある。 ━街頭指導の内容紹介では・・・ 重点路線として公表された前橋市箱田町の交差点では8日、近くの高校の下校時刻に合わせ、 前橋署員4人が目を光らせた。ここでは自転車の並走や携帯電話を使用しながらの走行が多いといい、 イヤホンをつけて乗っていた女子高校生に同署員が「イヤホンを取ってください」と注意していた。 県警交通企画課は「『自転車は車両だ』という意識を持つことが大事。 ルールの周知に努めていく」としている。 ↑ ここで唐突に実数として出ている3つの違反ではなく、 "その他"扱いのイヤホンを注意している様子の紹介。 「自転車は車両だ」という意識を持つこと」 に対して 「イヤホンを取ってください」 へ繋げてしまう謎。 ※「自動車も車両なので、窓を閉めてカーオーディオ全般を使わないでください」となっているなら分かるが・・・。 ▲「文言を選ぶ編集者の"意識の問題"」か ▲「前橋署員の現場担当者の"指導姿勢の問題"」か。 実際の交通事故を減らすという意味では「ほぼ無意味」でも 一応「並進が最多」であれば、ちゃんと並進への指導を紹介すべきだったのではと。 ●半ば常識のように多くの地域で「一時不停止」への警告をしている様子を報道しない現状 「一時不停止は事故に大した影響を及ぼさない」と思うほど 「想像力が完全に欠落」している人達が、交通安全を語るほど恐ろしいものはない。 ●徐行に至っては指導警告の報道自体を見た記憶が皆無に等しい 100歩譲って「歩道に歩行者の通行が少ない」ならまだしも、 歩道に歩行者が多い地域であれば、 片っ端から徐行違反に警告カードを1日何百枚でも発行しようと思えばできるのに 全くそのような気配すらない。 ↓ 結果として歩道爆走する自転車は減らないどころか ベルを鳴らして歩行者をどかせようとする無法者まで野放しという。 ↓ 多くの自転車事故の直接的な原因ではないイヤホンを槍玉に挙げるのであれば まず歩行者の安全を守るために徐行違反の取り締まりを行うべきに思えるが 何故か重要視されない。 (見通しの悪い「止まれの標識がない」交差点での徐行違反取り締まりのほうが 更に事故防止には効果的) ↓ もし「歩道ではそんなに事故は起こっていないから、そこまで徐行を気にする必要はない」というなら (遮音状態でもブレーキ操作は可能なため) 「(ブレーキ操作が正しく出来ていなかったではなく)イヤホン使用が"直接の原因"」の事故が 存在していたのかすら怪しい時点で 「イヤホンをそこまで気にする必要はないのでは?」となってしまう。 ●[栃木]「大音量でのイヤホン使用」への赤切符? news.yahoo.co.jp/articles/674294284a63094b24fbea7078aa4d19e7bd91ef 自転車の一斉取り締まり 大音量でイヤホン使用など5件 (とちぎテレビ) 栃木県内19の警察署が今月20日に73カ所で自転車の一斉指導・取り締まりを実施した結果、 大音量でのイヤホン使用など合わせて5件の取り締まりと143件の指導を行ったということです。 やはり「イヤホン自転車」をそこまで目の敵にするのか本当に分からない。 「警察としては"単に若年層狙いのために利用している"だけ」でしかないのに、 それに感化されて「一律で違反と思い込んでいる人達」も湧いてきている始末。 そこまで音情報にこだわる意味も根拠も不明。 「聞こえたほうが安全」という意味であれば、まだ理解を示せるのだが・・・、 それを法的に規制するほどの意味があるのだろうかといえば、やはり疑問。 止まれの標識での一時停止遵守よりも「イヤホン自転車は違反」などと警察が無意味なことをしているから 「本当の意味での安全」が蔑ろことになっているのに気付けない。 カーオーディオと比較すると耳までの距離が近いから注意散漫になりやすい? 寝不足・考え事・体調不良を問題視できない時点で無理があり、 単に、音楽を聞くと速度を上げて走行するかどうかでいえば、 音量ではなく「使用者の安全意識と遵法精神による個人差」でしかない。 免許がない若年層を理由に挙げる場合、 「普通自動車免許があれば、カーオーディオ全般が問題になっていないように、 (サイレン音等が聞こえれば)イヤホン自転車でも何ら問題なし」になるとしても、 結局は「主に自転車月間だけ、優先度を根本的に勘違いしている街頭取り締まり」では意味がなく、 通年での交通教育の実施がなければ、絶対に事故は大きく減ることがない。 それにしても、 各地の報道を見て思ったのは 「現場の警察が優先度を履き違えている」という問題が大きいとはいえ、 「テレビ局職員の法の捉え方」にも問題がある。 弁護士かどうかではなく、 「何のための啓蒙活動なのか」という意味を理解していれば、 本当に必要なことが見えるはずなのだが・・・ 地方でもテレビ局といえば「エリート」の部類のはずなのに、 こうした警察の無意味な活動の広報スピーカーと成り下がっていて、 「実際には"真意を汲み取る思考力"が皆無」と分かってしまうのが残念。 ●[長野]スタントマンショー(スケアードスレート) news.yahoo.co.jp/articles/7ab54a69df14a3a6e0f79afc523af9c45765d83d このほかに、携帯電話を操作したり、ヘッドホンで音楽を聴いたりしながら自転車で走るといった、 高校生などで目立つ違反行為も実演し、正しい自転車の乗り方を説明しました。 一時停止の危険性も伝えていても「止まれの標識の向きが逆」だったり、 単に「スタントマンショーに"現実"の条文を重ねて考えること自体に無理がある」というべきかもしれないが、 「最初から聴覚などに頼らず」周囲を警戒し、正しくブレーキ操作しないことが問題という意識はないようだ。 そもそも「音楽を聴きながら運転することが自体は違反ではない」 「サイレン音のような音が聞こえない状態」が違反というだけ。 ◆[安全運転月間]全国一斉の自転車指導で各地域警察と放送局等の認識差が明確に 普段全く赤切符も警告カードも発行していないような地域であればあるほど 「渋々駆り出された結果」が、 お上(警察庁)のお達しにあるという「イヤホン重点指導に従えばいいだけ」という 「思考停止に陥っている」傾向が強いような気もしたが、 対照的に「静岡・広島・愛媛」のように一時停止を最優先している地域もある。 (※一時停止のページに掲載) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/159.html 赤切符発行数の多い兵庫・大阪・東京の様子が全く報じされていないのは 「こういうときしか報道しないような地域とは違う」という意味なのだろうか。 いや、単に「警察のアピール」よりもっと優先報道すべきことが多いというだけかもしれない。 それにしても、全国一斉という話として、5月は恒例の自転車月間として行っているのは分かるが、 今後年間通じて「毎月」「全国一斉」の街頭指導が、果たして継続できるのだろうか。 北は北海道から南は沖縄まで「全く報じられていない多数の地域」の警察にしてみれば、 そもそも人員不足ということでもあれば、優先度の低い自転車に「人員を割けるわけもない」ので 数名で1時間ほど街頭に立って「はいちゃんと街頭指導してましたよ」と テキトーに報告しているだけような気もする。 実際、事故データ検証して事故再発のための構造的に工作物設置や 学区内の学校や地域住民に対しての危険個所としての報告や、 道路に凹凸を付けるかどうかといった「直接的に意味のある具体的な対策」には 熱心に取り組んでほしいとは思うものの、 それに比べると、「街頭での声かけ運動」に、どれほどの意味があるのだろうかという。 それにもし年間継続したとして 少なくとも「イヤホン自転車への警告カード最優先発行しているような地域」では まず間違いなく交通事故の総数は変化なしかせいぜい「微減」でしかないことは、 「これまでの経緯」から明らかであり、またそれ以前に、 全自転車乗りに占めるイヤホン自転車の割合で分かり切っていることなのだが・・・、 よくこんな「深く考える必要など全くない簡単なこと」すら、 頭の中で考えられない人間が多数なことに恐怖すら覚える。 ▲警察側の想像力皆無な人達には・・・ (1)全ての自転車関連の交通事故の詳細を紙に出力 ↓ (2)一件一件事故の「状況・原因」を確認 ↓ (3)「イヤホン自転車が含まれている事故」は、そのうち何%でしたか? ▲一般市民の想像力皆無な人達には・・・ (1)一番自転車が多い場所で丸一日じっくり 街行く自転車を眺めてイヤホン自転車と、そうではない人の「実数」を数えてください ↓ (2)「イヤホン自転車」は、そのうち何%でしたか? これが「90%以上」でもあれば、真っ先に警告カードを発行する意味も"少しは"理解できる。 そんなわけがない時点で「明らかに無駄」と、何故考えられないのか。 参考◆事故の形態 bunshun.jp/articles/-/54449 警察庁の統計によれば、2021年中に発生した交通事故のうち、 自転車が関与したものは約23%であり、うち約79%が自動車相手の事故である。 事故の形態としては、自転車事故の約半数が「出会い頭」での衝突だ。 主に交差点で、異なる方向から進行してきた車両同士が接触する形である。 実際に、車・自転車を問わず、信号機のない交差点などでヒヤッとした経験のある人は多いだろう。 ●「出会い頭」での衝突を防ぐために重要な「徐行・一時停止」は、イヤホン自転車には出来ない? 逆に「イヤホン自転車でなければ徐行・一時停止を厳守する?」 ↑ 「どちらも間違い」と分かる。 多くの事故原因としては、「適切に停止しなかったこと」のはず。 それを「遮音状態が原因」に繋げようとする魂胆が全く理解できない。 そんなに聴覚が重要なら自転車より速い乗り物たちの ◆「カーオーディオ全般も完全に違法にしてください」 ◆「原付等の免許に聴覚試験を復活させてみてください」 ◆「走行音の煩いオートバイの走行を規制してください」 と言う。 一部良識のある地域・記者・局もあるが、 中身がほぼ「雑」もしくは「間違い・曲解・意訳」に溢れているのは、 条文の中身など一切見たことがないような記者達が 警察側の「広報スピーカー」として利用されていることに 何ら疑問を持っていないからに他ならない。 本来、「地域ごとに」具体的に自転車が関する「事故」を精査し「環境の改善」や、 一過性の街頭指導ではなく、「当たり前=常識」を身につけさせることこそが 重要のはずなのに、「報道機関としての役割は何処へやら」で、 「考える力すら消え失せている」ことがあまりにも残念。 「交通安全になど興味なし」(むしろ事故の派手な画は視聴率稼ぎには都合が良い) 「警察の年中行事的な"お仕事紹介"が出来れば良い」くらいにしか考えてなさそう。 それでも「記事内にチラっとイヤホン(ヘッドホン)が出てくる」ならまだマシ。 (一時停止や徐行など完全無視で) 「記事名にイヤホンやヘッドホン」と書き、その部分に注目させることは 「本来の安全のための優先度を蔑ろにする問題」とは微塵も考えず、 「真の意味での交通安全の意義」が薄れてしまうことには全く気付いていない様子。 罰金とか厳罰化すればいいというコメント欄にあっても、 それは「自分は自転車には乗らないから無関係」で、 「目障りだから金取ってやればいい」くらいの感覚でしかないのだろう。 ●[鹿児島]危ない事例でイヤホンを挙げるも事故データなし 5月は自転車指導月間 自転車利用者に指導・取り締まり 鹿児島 (鹿児島ニュースKTS) news.yahoo.co.jp/articles/eddff207b06ee67131a704a1a7fad08f230e4914 鹿児島西警察署 吉見和彦 交通課長 「携帯電話、イヤホンをしたままの運転で危ない事例が多い。 基本的なルールの順守をお願いしたい。」 ↑ 基本的なルールとは「一時停止・徐行の遵守」「歩行者優先」では? ●[鹿児島] (同上) news.yahoo.co.jp/articles/061acc2041e1625282413d1f2db70f43de65a51d 自転車指導月間に合わせ全国一斉取り締まり (鹿児島読売テレビ) 鹿児島西警察署の管内では、 ながらスマホやイヤホンをつけて走行するなどの交通違反が目立つという。 鹿児島西警察署の吉見和彦交通課長は 「身を守るためにヘルメットの着用、自転車に乗る場合に 車道であれば左側を通るというような基本的なルールの順守をお願いしたい」と 注意を呼び掛けた。 ●[鹿児島]メインは傘差し運転への指導でも・・・ news.yahoo.co.jp/articles/f893f9b0bcd1569cbb2d373d3980e899c32fc4a1 傘さし運転もだめです 自転車の悪質運転一斉指導取り締まり始まる (南日本新聞社) 同署によると、無灯火やイヤホン、携帯電話使用の違反が多い。 ↑ 何度書いても「条件問わずイヤホン着用使用だけで違反にはならない」。 ●[香川]左側通行が最重要のようだ news.yahoo.co.jp/articles/f7f6e203b08a99110cadf886bf41b7d2bb4bd7d7 香川県警が自転車運転の取り締まり 右側通行で検挙も (KSB瀬戸内海放送) 高松市では通勤・通学の時間帯に合わせて 香川県警の警察官約30人が、自転車を運転する人が右側を通行していないか、 イヤホンを着けていないかなどをチェックしていました。 ↑ 香川県では「止まれの標識で止まらなくても何の問題もなし」でしょうか? 20日朝の取り締まりでは、高松北警察署管内で右側通行で2件を検挙。 警告は20件でした。 ●[岩手]矛盾 岩手県内の指導・警告105件 全国一斉自転車取り締まり (テレビ岩手) news.yahoo.co.jp/articles/3f1468c4922b516a5cd6b2ec980bac126a168365 管内では2022年、自転車が絡む人身事故が19日までに 119件発生していて、署員は、横断歩道では自転車を降り、 運転中はイヤホンを外すよう指導していた。 (盛岡東警察署・細田直樹交通第二課長) 「自転車は軽車両に区分されているので、運転する際には 「車」だということを認識して、 交通ルールやマナーを守って安全運転に努めてもらいたい。」 ↑ 「自転車は車両」と認識していたら、 「音情報=カーオーディオ全般」まで問題視する意味が分からない。 「思いやりの気持ちで運転を」 自転車月間 全国一斉に交通指導/岩手・盛岡市 (IBC岩手放送) news.yahoo.co.jp/articles/4ed07c4d4103f7462467e504afbb8b131f208b61 (盛岡東警察署 交通第二課 細田直樹課長) 「イヤホンをつけたまま自転車に乗ったり、並んで自転車に乗ったりすると 非常に危険です。お互いに思いやりの気持ちをもって運転していただきたい」 ↑ 非常に危険というのであれば具体的な事故データがあるはず。 しかしそのような年間データは存在しない。 ●安全確保の方法が並走やイヤホン走行への警告??? news.yahoo.co.jp/articles/48948b6d506e8358f7b66b5078fa42b0b241d0b2 5月は“自転車安全月間” 通学路で自転車の安全指導 交通ルール順守を呼びかけ【新潟】 (NST新潟総合テレビ) 警察官は交通量が多い道路や時間帯に児童の安全が確保されるよう、 自転車を利用する人たちに交通ルールを順守するよう呼びかけました。 「歩行者"絶対"優先」が先では? それは ★「歩行者の通行を妨げないためにはどのように走行すべきか」であり、 「徐行・一時停止の遵守」でなければならない。 また、自転車の並走や両耳のイヤホン着用などの違反者には 口頭の注意だけでなく、イエローカードを渡して指導しました。 ↑ 「聞こえて"いない"ことを確認しているのであれば」問題なしだが 単に「両耳イヤホン=違反」であれば完全な誤報となる。 ●[福岡]相変わらず優先度を履き違えた指導 news.yahoo.co.jp/articles/dbb16a2183f8779e493f30bf8ffadd00bd4ed299 南区は東区とならび福岡市内で高校の数が最も多く若い世代の自転車の利用が目立ちます。 福岡県警によりますと去年、南署管内では243件の自転車が絡む事故が発生しました。 今年は博多署管内に次いで多い75件が発生しています。 事故を防ぐため信号無視やイヤホンをつけての危険な運転には指導が行われました。 「イヤホン自転車がその243件の事故にどれだけ関与しているのかというデータすらない」のに 守らなければ事故に"直結する"一時停止・徐行の遵守や予測運転よりも優先指導する意味とは? こちらの記事でも同様。 news.yahoo.co.jp/articles/3200d8aea8baf64d21b66859334fb77b73681214 「歩道では徐行」という札を掲げていても、 「徐行速度を超えていると思われるほぼ全ての自転車を無視」の一方 現場では、イヤホンをつけて走行する自転車や信号無視をする自転車に対し、 警察官が停止を求め口頭で指導・警告するとともに、交通ルールなどが書かれたカードを手渡していました。 本当に一体何の意味があるのだろう。 「非遮音状態でなければ絶対に安全運転できない」"わけがない"ことくらい分かりそうなものだが・・・。 南警察署によりますと、自転車が関連する事故は、交差点などでの出合い頭で発生するケースが最も多いということです。 少なくとも「なぜ、[止まれ]の標識での一時停止を指導しないのですか」とは聞いてみたい。 ●[石川]信号無視よりイヤホンが先 news.yahoo.co.jp/articles/0e92a67969393c74856c6c4946a76291b7e17ed7 悪質自転車に目光らせ 石川県警、56カ所一斉取り締まり 「重点地区」選定し初 重点地区に指定された金沢市の県道元車交差点では、 金沢東署員12人と白バイ隊員2人が取り締まりを実施。 イヤホンを使用し周囲の音が聞こえない状態で走行する高校生らを呼び止め、 「指導警告票」を交付した。信号無視や並走をする自転車にも注意をした ●[香川]内容が歪んでいる指導 news.yahoo.co.jp/articles/f7f6e203b08a99110cadf886bf41b7d2bb4bd7d7 香川県警が自転車運転の取り締まり 右側通行で検挙も 高松市では通勤・通学の時間帯に合わせて香川県警の警察官約30人が、 自転車を運転する人が右側を通行していないか、 イヤホンを着けていないかなどをチェックしていました。 ↓ (香川県警交通指導課/田中孝典 課長補佐) 「自転車は非常に便利で手軽な乗り物なんですけれども、 車両の仲間ということで、基本的な一時停止とか信号を守る、 右側通行はだめですよという基本的なルールを守っていただきたい」 イヤホンを着けていると 「基本的な一時停止とか信号を守る」が出来なくなる根拠は? ※注意散漫は「個人差」でしかなく、寝不足や考え事でも同じ。 ●[山形]単なる苦情対応? news.yahoo.co.jp/articles/0942124aa0a86b561dba128f7dfd19cda9279ac6 通学中の高校生に警察が自転車マナー指導 山形 (さくらんぼテレビ) 山形警察署は付近の住民から苦情が多い山形市幸町の通学路で 自転車マナーの指導取締りを行いました。 現場ではイヤホンを付けたり道路の右側を走行したりしていた違反者36人に イエローカードを配りマナーの徹底を指導しました。 「苦情に対応」の結果がイヤホン自転車への警告という 「啓蒙活動しているアピール」にしかなっていないという。 (山形警察署佐藤秀幸交通第一課長) 「自転車も車両の仲間ですので交通ルールをしっかり守って 交通事故のないよう安全な運転を心がけて頂きたい」 音情報が「交通事故のない安全な運転」に不可欠であれば、 カーオーディオを問題にしない理由にはならないが、 実際には不問という時点で「イヤホン自転車だけ槍玉に挙げてもほぼ無意味」。 ───────────────────────── ───────────────────────── ▲「イヤホン等」を記事名に含む問題のある記事 ───────────────────────── ───────────────────────── ▲▲早々に繰り返す懲りないYTS山形テレビ 朝日系列ゆえに「誤報意に関せず」というところだろうか。 news.yahoo.co.jp/articles/d3b68541064a4628e244b5b9ee4aa2d46c152908 【山形】「自転車月間」イヤホンなどの違反者取り締まり 「イヤホン、だめ」 20日、安全に運転するための音や声が聞こえず、 事故につながりかねないとして、 両耳にイヤホンをした人たちが注意を受けていました。 【山形警察署 交通第一課 佐藤秀幸 課長】 「自転車も車両の仲間。交通ルールをしっかり守り、 交通事故のないよう安全な運転を心掛けてほしい」 今年、県内では自転車の事故が50件発生していて、けが人は51人にのぼっています。 「交通事故のないよう安全な運転」のために、 イヤホン自転車に警告カードを出して撲滅できれば この50件の事故が全て発生しなかったと断言できるだけの根拠が一体どこに? 繰り返しになるが「安全に運転するための音や声が聞こえること」は、 「徐行や一時停止を遵守すること」よりも優先されるような内容? 啓蒙活動している「アピール」に、遮音を"利用"していることは「異常」。 ▲TBS系列のTUYでも、やはり「イヤホン記事」 news.yahoo.co.jp/articles/6198d4c08530080e3f3f5eef0c4f025e1c67856b newsdig.tbs.co.jp/articles/tuy/50063?display=1 「イヤホン」に「右側通行」“自転車”一斉取り締まり「車の仲間という意識をもって」 警察官が、右側通行やイヤホンをしたまま走行するなどの違反を取締まり、 運転者に注意を呼びかけていました。 ────────────────────────────────── ★一方で、山形県でも日テレ系の「YBC山形放送」は、「普通」の内容。 「自転車月間」安全な利用や事故防止 一斉に呼び掛け news.yahoo.co.jp/articles/d36ad779326ea9487a9a2f421f864f0a56a0defb 例年、自転車の事故は新学期が始まる4月から増加し、 6月に最も多くなるという。 中でも、中学・高校ともに「1年生」の事故が多いことから、 ヘルメットの着用や、交差点での安全確認の徹底を呼び掛けている。 ↑ ヘルメット着用優先はともかく、 イヤホン云々は一切出さず、 【交差点での安全確認の徹底】を紹介しているだけで全く違う。 (止まれの標識と赤信号での一時停止、見通しの悪い場所での徐行義務も伝えて欲しかった) ────────────────────────────────── ▲[愛知]「イヤホン」と記事タイトルに記載(メーテレ) 自転車の全国一斉取り締まり 携帯電話やイヤホン使用に警察官が警告用紙 愛知 news.yahoo.co.jp/articles/c3a2751f76c872ce2628861441e6b7d076dd6836 愛知県内では55カ所で約280人の警察官が取り締まりに当たり、 このうち名古屋市西区の浅間町交差点では、 自転車に乗りながらイヤホンや携帯電話を使用している人らに、 警察官がルール違反であることを警告する用紙を渡していました。 「自転車にからむ事故が多発している状況で、 自転車の安全利用を働き掛けるのが主たる目的です」(西警察署 木村紀夫署長) ↑ 「自転車にからむ事故が多発」している中でイヤホン自転車の割合は? ▲[愛知]本文にだけイヤホンが登場する記事(中京テレビ) 自転車の交通違反 県内55か所で一斉取り締まり 愛知県警 news.yahoo.co.jp/articles/9e22fb13d336c42244b7ee5fc9e4e910812daefd 愛知県警は、県内55カ所で、自転車の信号無視や、 イヤホンを装着したまま運転する「ながら運転」などを取り締まりました。 名古屋市西区にある西警察署の木村紀夫署長は、 「信号を守る。交差点を通るときには、速度を下げるということ、 一時停止は車と同じように守っていただきたい」と話していました。 ↑ ではなぜ一時不停止には注意警告せず「ながら運転」を目の敵にするのかと。 言ってることとやってることが違い過ぎて無茶苦茶。 ────────────────────────────────── ★同じ愛知県でも誤った解釈を含まない内容「CBCテレビ」 news.yahoo.co.jp/articles/dabfa09b14d5646d40134d54585474410e2fc112 (動画内こそイヤホン自転車停止の様子を映してはいるものの記事内には出ず) 愛知県内では去年、自転車が関わる人身事故のうち、 乗っていた人のおよそ7割に、信号無視や一時不停止などの法令違反がありました。 こうした違反をなくそうと、20日は愛知県警の警察官10人が、 名古屋市西区の交差点に立ちました。 (西警察署 木村紀夫署長) 「周囲に自分の動きが分かるような安全速度で、走っていただきたい」 西区内では、20日午前中、信号無視で1件が検挙され、 また23件の違反が指導・警告されました。 こう見ると「テレビ局側の職員の理解度の問題」ということが分かる。 ────────────────────────────────── ▲[鹿児島]この記事内容そのものが大丈夫ではない news.yahoo.co.jp/articles/55a369cd40a721d570a110d7330f7d2a3389df03 傘さし、イヤホン・・・ 自転車ルールは大丈夫? (MBC南日本放送) そして、ヘッドフォンやイヤフォンをつけたまま走ることはできません。 鹿児島県例規集 内容現在 令和4年3月31日 鹿児島県道路交通法施行細則 http //g-reiki.pref.kagoshima.jp/pref.kagoshima2/reiki_honbun/q701RG00001010.html (9) 大音量でラジオ等を聞き,ヘッドホン,イヤホン等を使用するなど, 安全な運転に必要な交通に関する音又は声が 聞こえないような状態で車両等を運転しないこと。 【聞こえないような状態】が禁止。 つまり 「両耳を手で押さえて音が「聞こえる」けど両耳を塞いでいるからNG」は間違い。 「両耳を手で押さえて音が「聞こえない」からNG」が正解。 ▲[宮城]人身事故とながらの関連性が不明 【宮城】自転車利用ルール呼びかけ 県警 ヘッドホン・携帯電話を使いながら自転車利用しないなど (ミヤギテレビ) news.yahoo.co.jp/articles/090ea83d9f7bbe3c356601aedeace6342f67ca85 自転車事故を防ごうと、仙台市内では県警による事故防止の声掛けや 取り締まりが行われた。きょう5月20日は「自転車の全国一斉指導取締日」。 青葉区内では警察官が通行量が多い交差点に立ち、 ヘッドホンや携帯電話を使いながら自転車に乗らないなど、 利用者に対して事故防止の声がけを行った。 県警によると、ことし4月末までに県内で発生した自転車に関わる人身事故のうち、 7割以上が交差点で起きていて注意を呼び掛けている。 ↑ 宮城県内では交差点事故でヘッドホン着用者の割合が100%? ▲[宮崎]画面注視の記事に遮音まで違反と思い込んでいる人達 news.yahoo.co.jp/articles/2438099ead403589dd394cd4a8bc9c1d96bc107f 自転車「ながらスマホ」罰則は? 常態化 年500件超警告(宮崎日日新聞) 「画面注視」に関しては多くの地域で禁止されている一方、 コメント欄では相変わらず音量等など無関係でイヤホンも一律で違反と勘違いしている人達もいるようで、 事故防止に直結する徐行・一時停止の重要性を差し置いてまで 警察の「優先順位を勘違いしている警告カード発行による"成果"」というべきか。 ▲[神奈川]無駄な規制条文の発端なだけに酷い運用になっていても諦めるしかないというべきか (カナロコ:神奈川新聞) news.yahoo.co.jp/articles/d05ae028aef1a38221f05ae90deca94c3b5d2261 自転車事故が神奈川最多 平塚署「サイクルポリス」が注意喚起 走行中にイヤホンを使ったり、傘を差したりするなど安全運転義務違反に相当するケースも確認されているという。 ↑ 未だに傘と遮音を同列に並べる有様。 徐行や一時停止の重要性を蔑ろにさせるきっかけを作った 問題のある遮音規制条例を最初に作り上げた地域というだけでなく、 そもそも「全国で有数の問題山積みでお馴染みの神奈川県警」なだけに、 この記事を書いた条文を理解していない記者だけでなく、 この程度の認識で運用しているとしても特に驚きも落胆もないが・・・、 組織そのものが抜本的に変革しない限り、 いつまで経っても「無駄極まりない方向」にだけ注目するつもりなのだろう。 ▲[神奈川]一時不停止とイヤホンが同列という謎 一時停止違反、イヤホン装着… 神奈川県警が自転車一斉取り締まり news.yahoo.co.jp/articles/5f78f800ef926048fcd5f289e6345c48a9cb2854/comments www.kanaloco.jp/news/social/article-911810.html (カナロコ:神奈川新聞) 自転車の交通ルール違反に歯止めをかけようと、県警は20日、重点的に指導啓発する地区・路線(重点地区)で 一斉取り締まりを行った。 午前7時半~8時半、県内66カ所に警察官約320人を配置し、 一時不停止や信号無視などの違反行為に目を光らせた。 相模原署員らが「一時停止線で止まって」「イヤホンをつけて運転しないで」などと注意した。 一時不停止を指摘された自転車利用者が「止まったじゃないか」と声を荒らげる場面も見られた。 「まともに"通年で"交通教育を受けていない」のに、 こういうときだけ「ちゃんと交通指導してますよ感」を醸し出されるのが何というか素直に滑稽。 それでも、珍しく一時不停止問題を挙げていることは評価できるものの イヤホン装着を同列に並べていること自体が無意味。 まるで「金と河原の石が同価値」とでも言っているような違和感しかない。 コメント欄でも盛大に勘違いしている人達が 条文を意味を理解している人の内容にBADを押していて呆れるが 「無意味な遮音規制発祥地の神奈川県警の陣地」だけに「無駄な交通指導」の賜物というところか。 ▲どさくさ紛れに雑情報を混ぜるTBS news.yahoo.co.jp/articles/cd5794c8be7b42519259f854e027f1c54eb6da04 Nスタ 「音楽を聴きながら電動キックボードを乗っています」イヤホンを付けての運転は東京都では“条例違反”。 毎度繰り返しで・・・、 「イヤホンを付けての運転は東京都でも“条例違反”ではありません。」 www.reiki.metro.tokyo.lg.jp/ (内容現在 令和04年3月15日) 東京都道路交通規則 (5) 高音でカーラジオ等を聞き、又はイヤホーン等を使用してラジオを聞く等 安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえないような状態で車両等を運転しないこと。(以下略) ↓ カーオーディオ全般の使用が問題にならない=イヤホン等の使用の有無そのものではなく、 【聞こえないような状態】が禁止されているのであって、 「聞こえる状態」は禁止されていない。 NHKの自転車バラエティ番組ですら雑なのだからTBSに期待するだけ無駄というのはあるとしても、 自転車や電動キックボードだけがイヤホン着用運転してはいけないという主旨ではないのに、 なぜ着用=禁止という「嘘」を繰り広げようとするのか。 ●[山形]「無駄な実験」から浮かぶ疑問の数々 www.yts.co.jp/news/news-73953/ 村山総合支庁では、高校生の自転車の交通事故防止などを目的に、毎年交通安全教室を開いています。 11日、山辺高校の1年生75人がイヤホンで音楽を聞きながら自転車に乗っていることを想定し、 後ろから自動車が近づいて来た時に、どれだけ気づきにくいか危険性を学びました。 【生徒】 「思っていたより、あまり聞こえなかった」 「(イヤホンをしていると)車がすぐ来ているのが分からないので、怖いと思った」 まず「後ろから自動車が来ていることが分かる走行音が (1)"聞こえたら、"具体的にどのような安全な自転車走行"に繋がるのでしょうか?」と聞きたい。 + (2)なぜ自動車やオートバイの運転では、後方から近づく自動車やオートバイの走行音が聞こえる必要がない? (※バックミラーには死角があるので絶対の信頼は出来ない) + (3)なぜ一般的なママチャリよりも速度を出しやすい原付等の免許に聴覚試験がないと思いますか? 本当に安全走行のために必要であれば、今でも聴覚試験があるのでは? ▲「後方を確認せずに」 →「方向転換する」 →「駐車車両を避けるために急に移動する」 →「道路横断しようとする」 という 「危険行為」が問題では? そして、 「走行音が"聞こえていれば"危険行為はしない」と言えるだろうか? ↓ 想定:「あくまで危ない状況や事故になる"確率は下げられる"」と断言? ↓ では山形県内の自転車事故で ────────────────────────────────────────── 村山総合支庁によりますと、県内では高校生の自転車乗車中の交通事故による負傷者数が、 去年1年間で88人と全体の約7割を占めているということです(母数:127人)。 ────────────────────────────────────────── この中に占める「イヤホン自転車(遮音状態)が原因の事故」は過去1年間で何件ありますか? ↓ 当然、わざわざ遮音状態を槍玉に挙げるくらいなので「圧倒的多数」ですか? ↓ (更に言えば、もし仮に遮音状態であったとしても) 「予測運転・徐行・一時停止を徹底的に守っていれば防げた事故」と比べて、 実際にどれほど危険性がありますか? 「山形県内では全国でも珍しいほどイヤホン自転車が圧倒的に多い」からこその この実験に意味があると考えているのであれば"少しは"分かるものの、 「多くの事故とは関連性がない」のであれば、 「後ろから近づく自動車の音が聞こえにくくなって何の問題があるのか」 明確な危険性に繋げること自体に違和感しかない。 ─────────────────────────────────────── en3-jg.d1-law.com/yamagata-ken/d1w_reiki/reiki.html 内容現在:令和4年2月25日 ▼第15編 警察、消防 ▼第1章 警察 ▼第5節 交通「山形県道路交通規則」 第15条 法第71条第6号に規定する車両の運転者が遵守しなければならない事項は、次に掲げるとおりとする。 (7) 道路において、ヘッドホン又はイヤホンを使用して音楽等を聞くなど、 安全な運転に必要な音や声が聞こえないような状態で自転車を運転しないこと。 ─────────────────────────────────────── そもそも「他県と違い、"自転車に限定している時点で"明らかに交通安全の主旨からズレている」。 繰り返しになるが、 「免許とバックミラーさえあれば、自転車よりも速い自動車やオートバイは遮音状態でも特に問題なし」? それ以前に、雪国でもある山形県内で年間の自転車事故自体をさほど気にするまでもないことは、 警告カードやら赤切符発行のときに「全く話題に上がってこない地域」なだけに こういうときだけ 「交通安全の啓蒙活動してます"感"」を醸し出すのがどうにも解せない。 ▲[新潟]何故か「並走とイヤホン使用が違反の代表格」扱い news.yahoo.co.jp/articles/07ee9f4d0ce92188ad60542b9b6aebd7538b0e53 新潟市中央区の市道弁天線の歩道上では、 警察官などが自転車で通行する人に対し、正しい自転車の乗り方を指導。 6日朝は横並びの走行やイヤホンの使用などの違反がみられ、 違反者に対しイエローカードを渡して交通ルールの徹底を呼びかけました。 ────────────────────────────────────────────────────── ▼新潟県道路交通法施行細則 www1.g-reiki.net/pref.niigata/reiki_honbun/e401RG00001112.html (7) 大音量でカーステレオ等を聞き、又はイヤホン若しくはヘッドホンを使用して両耳を塞ぎ携帯音楽機器等を聞くなど、 安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえないような状態で車両等を運転しないこと。 (以下略) ────────────────────────────────────────────────────── 「違反」と断定している以上は、「安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえないような状態」かどうか、 「しっかりと確認した上で」警告カードを渡しているとしても、 (※もし確認していないのであれば、その時点で警告カードの意味すら薄れる) 「歩道での正しい走行方法(原則的に徐行・歩行者優先)」よりも イヤホン着用や並走へ警告カードを出すことが大切と思えるだけの 「事故削減のために」正当性のある理由が分からない。 まず並走とイヤホン使用への優先取り締まりに意味があると本気で思っているような警官達に聞いてみたい 「並走とイヤホン使用が完全になくなれば事故が"圧倒的に"無くなりますか?」と。 そもそも並走やイヤホンが「"直接の"原因」としての事故が 「圧倒的多数を占める」というデータがあるとは到底思えない。 言うまでもなく、「カーオーディオ全般が問題とされることがほぼない」ように、遮音状態かどうかではなく、 「安全走行ができていない・止まっていない」ことが原因での事故が多いのが当たり前。 しかし、何故かそのために必須の「徐行・一時停止」を遵守されることは重要視されず、 「事故割合から見れば明らかに"優先順位の低い"並走やイヤホンを優先的に目の敵にする」 無意味さには毎度ウンザリする。 明らかに「事故そのものを"防ごう"という思惑は限りなく低い」にも関わらず、 恐らく「並走やイヤホンが"目障り/邪魔/鬱陶しい等"の短絡的理由だけでクレームを入れるような困った人達」か 「完全に思考停止している警察官僚の思いつき」のようなものに振り回されていると思われるが、 ちゃんと交通啓蒙活動をしているように「見せかけるためだけ」の「アピール時間」として"浪費"され、 「警察官の公的な時間の完全な無駄遣い」を続けさせようとすることは、 もはや「税金泥棒へ加担している」という見方すらできる。 それを何ら問題とすら思わない「単なるスピーカー化しているマスコミ」も一因だが、 「いつまで経っても有るべき交通指導の方向性が改善されていない」という自覚は全く無さそう。 ●「若い子はイヤホンを付けてるので周りが見えない」という芸人のジョーク news.yahoo.co.jp/articles/c98f758db9c5fb823016c9557fe3dfd00f42e0c5 さらに、「そうでなくても、自転車のマナーったらないんですよ。 若い子はイヤホンを付けてるので周りが見えない。オバサンなら何も見えない」と苦笑い。 ↑ 「スマホを注視しているので、周りが見えない」ならわかるが・・・、 「オバサンなら何も見えない」と付している =実際にはそんなわけがないので「ジョーク=冗談」と分かる。 ↓ 「並走しながら周囲と会話をしている」などでもなく、 「じゃあ(自転車に乗っている側が)オジサンなら見えるのか」という ツッコミ待ちの意味もあるのだろう。 万が一「聴覚遮断で視覚まで遮られる」とすれば 「耳穴の中に眼球がある」ことになるわけで・・・ それは「人間ではない未知の生物」に違いない。 ※「集中力・認識力」という意味で言えば、繰り返しになるが、 「寝不足」「考え事」「体調不良」など 「"非遮音でも"前方不注意に直結する様子」の人達が珍しいとは思えないので、 これらの人達を糾弾できない(しない)時点で無理がある。 ▲ゴシップ系雑誌サイトの「イヤホン自転車」記事 jisin.jp/life/living/2049643/ 否定内容を強調し表出させていること自体がゴシップ媒体らしいなという感想。 この元記事だけを見て影響されやすい人であれば、 こちらでどれだけ少しだけ考えれば分かる物事の見方で否定しても イヤホン自転車=悪という概念で染まってしまっている以上は「馬耳東風」なのだろう。 残念ながら、この世の中、自ら情報精査し「考える」という力を持たない 「大衆」と呼ばれる存在が居ることは否定できない。 だからこそ、「徐行や一時停止など大した問題ではない」と思い込まされている人達は、 いつまで経っても、「自分に」不都合ではない事柄だけ 「目の前に飛んでいる虫」のような感覚で、本質を見ようともせず、煙たがり続ける。 イヤホン自転車でも、歩行者優先で、徐行や一時停止も徹底することで事故防止は可能ということは 「絶対にありえない」と信じて已まないのであれば、それ以上のコミュニケーションは不可能。 イヤホンせず「聞こえていても」徐行や一時停止をしないことで事故は起きることを 「安全とは何か」と本当に考えているのであれば、 1人でも真剣に向き合ってくれる人が増えることを心の底から願う。 ▼個別のケースについて見てみると・・・ 前から近づいて来るのに、こちらに全く気づかずぶつかられそうになった。 (こちらがギリギリ避けた)(50代・女性) ↑ 相手が「歩行者・自転車・自動車」に限らず、「▲前方不注意」 は遮音関連とは無関係。 逆に、イヤホン非着用自転車は全て気付いてくれるのだろうか? 曲のリズムにのって軽快に自転車を運転しているためか、真正面しか見えていないようで……。 すれ違いざまに歩いている私のバッグと買い物袋をこするように 無理やり追い抜かれたことがあります(30代・女性) ↑ 曲のリズムにのって運転すると真正面しか見えなくなるという根拠がない。 元々「▲歩行者優先の概念がなかった」ことが問題。 急に自転車が飛び出してきて、子供がひかれかけた。 イヤホンで子供の声に気づかなかったよう(30代・男性) ↑ これだけでは「子供側が急に移動していなかったかどうか」分からない。 「子供の声に気付いていれば子供がひかれかけることがなかった」とは限らない。 イヤホン着用で自転車に乗っていた男性が左右確認なしに曲がってきたところ、 信号待ちの為自転車で止まっていた私に横から衝突……。 勢いで倒れて膝を打撲し、1ヶ月以上痛みが残りました。 相手の方は謝罪だけしてすぐその場から逃げるように消えました……。 逃げなくてもと残念な気持ちです(40代・女性) ↑ 見通しの悪い交差点かどうか分からないが「▲交差点での徐行無視」が濃厚。 それ以前に「事故」なので「救護報告義務違反(ひき逃げ)」に遭っている。 正面からぶつかりそうになりました。そして、イヤホンをつけているから、 こちらの抗議や怒りに反応出来ないんですよね。 悪びれる様子も無く、ただ「すいません」だけで去っていった。腹が立った(40代・女性) ↑ これだけでは「ぶつかりそうになった状況」や「原因」がよく分からない。 そして、抗議に対して真摯な態度を示すことは「個人の性格」であり、遮音状態とは無関係。 歩道を歩いているときだけでなく、車を運転する際に危険な思いをする人も多い。 車の走行音やクラクションが聞こえておらず、ドライバーにとってはやっかいな存在のようだ。 ↑ 「自転車だけ車の走行音が聞こえなければならない」という規定は存在しない。 走行音が聞こえなければならないとすれば、全ての窓締め自動車や 走行音の煩い高級スポーツカーなどまで公道走行は禁止になってしまう。 車を運転中、自転車の人が車の接近や、クラクションに全く気付かない事がありました(40代・女性) ↑ まず、クラクションを鳴らす必要があったほどの状況が不明。 仮に、「車道で駐車車両を避けるときに、一時停止もせず、後方確認していなかった」のであれば、それらに問題がある。 自転車の後ろを車で走っていたら、いきなり道を横切って反対側へ……急ブレーキを踏みました。 轢いたら車を運転している私の責任になるので怖かった。 音が聞こえないから、後ろに誰もいないと思ったのかもしれないが、非常識(20代・女性) ↑ 逆に「音が聞こえていれば後方確認しなくても問題ない」・・・?そんなわけがない。 「無灯火でも自分は見えるから必要ない」と同意義になる。 車を運転しているとき、イヤホンを付けて自転車を運転していた20代ぐらいの男性が、 後ろを一度も見ることなく車道を左から右に横断して轢きそうになった。 クラクションを鳴らして反射的に睨んでしまったら、相手側もかなり睨んできた。 自分が違反運転をしていることなど全く思ってもいないような態度でイラッとした(30代・女性) ↑ これも後方確認をせず無謀な横断をしていることに問題がある。 被害の声が切実なイヤホン運転だが、実際にイヤホンを付けて自転車を“運転したことがある”と 答えた人は31%だった。そのうち26%がイヤホンを付けての運転中に、危険な思いをしたり、 事故を起こしたことがあると回答。 ↑ 「イヤホン運転者31%中で危ない状況になったことがあるのが26%」というが・・・、 この回答は典型的な「詭弁」。 何故なら、公道も車両も出てこない「建物内や階段で転びそうになる危険性は?」と考えれば、 「いかなる状況でも危険は存在する」ため、「質問自体が無意味」。 周りの音が聞こえにくく注意力が散漫になり信号無視しかけた(50代・男性) ↑ 聞こえにくくなることと、注意力散漫は「個人の問題」であり、 「イヤホン走行ではなくても」考え事をしていたり、 寝不足や体調不良であれば誰でも注意散漫になる危険性はある。 同様に、耳の距離が離れている「カーオーディオでも」 「注意力が散漫になり信号無視しかけることが絶対にないとは言えない」が、 なぜこちらは問題にしないのだろうか? 何故全面規制する必要がないのかくらい「考えれば分かる」と思うが・・・。 車のわずかな音が聞けず、目視で確認できない車に気付けなかった(30代・男性) ↑ 上記「無謀横断」などと比べると「まともに目視で確認している」という時点で 「イヤホン走行すれば後方確認が疎かになるという意見を真っ向から否定できている」のが面白い。 そして、「目視で確認できない状況」ということは、 「見通しの悪い交差点」や「駐車場からの車両の出庫」などが想定できるが、 根本的に「予測運転」が出来ていないことが問題。 背後の左折する車の音に気付かず接触しかけた(20代・女性) ↑ 音が聞こえてさえいれば、背後の接近車と接触しそうにすらならなかったとは限らない。 イヤホンをつけて音楽を聴いていて車のクラクションの音が聞こえなくてぶつかりかけた(30代・女性) ↑ これも、「クラクションを鳴らされるような状況で走行していること自体」が問題。 もしも、車道左側端を走っているのにクラクションを鳴らして側面ギリギリを走り抜けていった場合は、 「鳴らした側が異常者」というのもあるが、「"狭い"車道を走行すること自体の問題」でもある。 事故は無いが10年以上前、高校生の頃。 イヤホンで音楽を聴きながら自転車に乗っていて、 落とし物に気付いたすれ違った人が追いかけて来たことがある。 赤の他人だけど息を切らしていて、申し訳なさでその日からイヤホン運転はやめた(20代・女性) ↑ 単に物を落とさないように気をつけて工夫すれば良いだけでは・・・? 落としても音が出ないハンカチのような物なら落としても気付くとは思えない。 片耳だけでイヤホンしていたのですが、ちょうどしている側の方からくる歩行者の方と ぶつかりそうになったことがありました(20代・男性) ↑ 自身の自転車のラチェット音よりも歩行者の足音が聞こえるほど静かな状況? イヤホンをつけたまま自転車で横断歩道を渡っている時に、 自分の右側から車が来ていることに気づかずはねられたことがあります。 幸い自身には大きな怪我はありませんでしたが、 自転車のボディーが折れ自身も2メートル先まで飛ばされました。 それ以降二度とイヤホンをつけたままの自転車走行はやめています(20代・女性) ↑ 詳しい横断状況が不明だが、速度を上げて急侵入で渡ったのであれば「完全に自業自得」。 徐行状態であれば、右側から来ていた車が「踏み間違い」や「酩酊状態だった」など、 速度や状況によっては、どのみち避けられなかった可能性が高い。 まさかのカバンごと落としても気づかなかったってことがあり、 イヤホンつけたらあかん! とおもいました(40代・女性) ↑ 前カゴなら気付くわけで、後ろであれば重さで気付かないほど軽いバッグであれば、 後ろカゴにファスナーカバーつけて乗せれば良いだけでは・・・? もしくは「荷紐バンド」をオートバイ用のものを使うとか。 学生バッグなら「フィックスキャッチ」での荷台拡幅がオススメ。 ◆要は「イヤホンを槍玉に上げれば済む」と「完全に勘違い」していて、 「加害者・被害者ともに、本当の危険性を"全く"理解できていない」ことが問題。 警察の優先度を履き違えた遮音状態への不適当な「警告カード」の優先発行に象徴されているのは、 実際には「分かりやすい&数が丁度良い割合のために利用されやすいだけ」としか思えないのだが、 そうした「印象論」に釣られてしまう人が後を絶たないことで、 「徐行」や「一時停止」の前に、 この場合「安全のために」「歩行者優先(弱者優先)」という「基本理念」が 完全に忘れ去られていることこそ社会問題とすべきことに気付いていない。 (今頃になって誤りに気付いた地域では徐々に横断歩道等の「一時停止」を重点に置いた指導に ゆっくりではあるが方向転換している兆しもあるが、「思考停止地域」では相変わらずの印象) まるで「陰気な雰囲気」があれば「犯罪者に違いない」と断罪しているようなものであり、 深く考えなくても「遮音状態かどうかとは直結しない」と分かりそうなものなのに、 本来の目的である「安全」とは何なのかということなどどうでもよく、 「ただ目障りで鬱陶しいから」という怒りのやり場に利用されてしまっている現状。 端的に言えば「イヤホン自転車は邪魔な存在」よりも、 (歩道では特に)「歩行者が優先」を理解してもらうための意見こそ必要。 ※自転車を降りて押し歩きしている状態であれば、立場は同じ「歩行者」なので 押し歩き自転車よりも自転車を押さずに歩いている人が優先というわけではなく、 (ぶつからないように配慮しつつ)歩く速度が早い人が先へ行くだけ。 ●歩行者を優先しなければならないのは当然「歩道を走る電動アシスト自転車」も含むのだが、 何故か、歩行者優先の概念のない「歩道暴走電動アシスト自転車」は、子育て層を敵に回したくないからか、 妙に弱気で殆ど話題に上がっている様子がない。これもおかしな話。 一応、最後に地方条文を紹介していることは評価したい。 ■片耳だけのイヤホンなら大丈夫? 国が定める道路交通法は、自転車を運転中のイヤホン使用を明確に禁止しているわけではない。 都道府県によってはイヤホンに関する規定があるものの、使用自体を禁止しているものは少ない。 ↑ 惜しい。「使用自体を禁止」していても、「それらの条文には罰則なし」について 触れるか触れないかで意味が違う。 たとえば、東京都ではイヤホンの使用について以下のように規定している。 《高音でカーラジオ等を聞き、又はイヤホーン等を使用してラジオを聞く等 安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえないような状態で車両等を運転しないこと。 ただし、難聴者が補聴器を使用する場合又は公共目的を遂行する者が 当該目的のための指令を受信する場合にイヤホーン等を使用するときは、この限りでない。》 (東京都道路交通規則の第8条(5)より) このように東京都の場合“安全に運転できない音量”で、 イヤホン等を利用して音楽などを聴くのは違反となる。 しかし、安全に運転できない音量がどれくらいなのかは、明記されていない。 ↑ 若干意訳?「聞こえないような状態」の箇所よりも、 「安全な運転」(に必要な交通に関する音)を重視しているようだ。 ということは・・・ 「自動車やオートバイでは必要ないが」 「"自転車では"安全のためには歩行者の足音や話し声まで聞こえる必要がある」と 繋げる意図があるのだろうか? ↓ しかし、「予測運転→早期減速→徐行→一時停止→前後左右確認」を徹底すれば 逆に(自動車やオートバイで"小さい"音情報が重要ではないことを証明しているように) 「危険になるような状況が想定できない」わけで、上記意図では無理がある。 このように、違反となる明確な基準が存在しないことが多いため、 片耳だけならば大丈夫、との意見も見られるイヤホン運転。 しかし、今回のアンケートには 片耳イヤホンでも危ない思いをしたことがあるという経験が寄せられている。 安全のことを考えれば、両耳でも片耳でも、着用しての走行は避けるのが無難だろう。 仮にどうしても着用する場合は、自分だけでなく 誰かの命をも危険にさらすリスクが上がることを認識し、 いつも以上に注意をはらって運転してほしいものだ。 こう見ると、もしかしたら、長い長い感想の前段は 「実際の根拠となる条文の内容を知らずに否定する人達に対するアンチテーゼ」の意味も 「僅かながら」含まれているのかもしれないが・・・・、 うーん・・・・・・・・。 やはり、腑に落ちないのは「だったらどうすれば"安全"」に繋がるのかという観点が足りない。 むしろ期待していた感すらある「誰かの命をも危険にさらすリスク」から、 もはや「定番ネタ」とも言える「自転車保険とヘルメット着用を薦める"明々後日オチ"」に 繋げてもらえると「青汁CM」っぽくて良かったのだが。 単に「イヤホン走行さえしなければ直ちに安全になる」【わけではない】ことは 上記感想の多くの場合「歩行者優先の概念が欠落している」「確認をしていない」 問題があると分かるはず。 だからこそ、呼称するとすれば「自転車でも安全走行徹底厳守者用フルセット」こと、 「臆病運転 → 危険個所察知 → 予測運転 → 早期減速 → 徐行 → 一時停止 → 前後左右確認 → 慎重運転」 を徹底することの「1つ」でも紹介して欲しかったのはある。 ついでに、イヤホン自転車の危険性を無闇に強調し、「使用を強く否定する」ことは、 何度も上げているように 「カーオーディオ全般」「走行音の煩い自動車やオートバイ」 まで否定することに繋がるという危機意識まであるのかどうか。 つまり・・・「走行音の煩い自動車」といえば、 「様々な関係先の各種高級スポーツカーの存在ごと否定する」ことになるので 結局「間接的に自分達の首をしめていることになる」ように思えて仕方ないが そんな先まで見据えられるようであれば、最初から雑記事は上げてないか・・・。 もし、「未成年者や免許のない人達だけ」とするのであれば 一過性の「スケアードスレート(スタントマンショー)」や「根拠も何もかも雑な交通講座」の問題に 切り込んで「自転車メンテの重要性」から「交通教育改革」まで話を進めることも出来たはず。 ◆結論 「視野は"広く客観的に"持ち、状況と情報は的確な想像力を以て精査し、物事はちゃんと"自分で"考えよう。」 ●グレーな表現方法とオートバイのサイトでの自転車記事への雑感 bike-news.jp/post/237073 このように、自転車にも列記とした法律は定められているのですが、自転車の運転には免許が不要なため、 必ずしもすべての人がルールを把握しているわけではありません。 そのため片側1車線の道路で真ん中を走る人や、 無灯火、イヤホンをしながらの運転も目立ち、ヒヤッとさせられることも多々あるでしょう。 ルールを守っていない自転車は追い抜きにくく、邪魔となるだけでなく危険です。 うんざりするほど毎回お馴染みの「イヤホン走行(だけでも罰則のある)違反」と 直接的に「嘘」繋げているわけではなく、 今回は、 「イヤホンをしながらの運転も目立ち、ヒヤッとさせられることも多々ある」という 「筆者が思う"個人的な感想"」を述べているに過ぎないので、 問題表現というほどでもないのかもしれないが・・・、 上記で「無灯火」については 無灯火の場合は5万円以下の罰金が課せられることになります。 と「罰則のある違反と併記」しているため 「誘導されて誤解する人もいるかもしれない"巧妙な表現方法"」というべきか。 元々、地方条文まで確認している人向けに記事を書いているとは到底思えないのもあり、 イヤホンだけ違反の根拠を出していないところを見ると、 (地方条文を出せば"聞こえない状態"に触れない時点で"違反"とする論理は破綻する) 「知らずに誤解される人を誘導できる」という思惑も少なからずあるのだろうかという穿った見方も出来る。 ▼それにしても・・・、「バイク」という呼び方には トライアスロンの種目やロード"バイク"等で分かるように「自転車」も当然含まれるとはいえ、 メインは「オートバイ向けのサイト」なのだから、 「自転車の内容メイン」で記事を書きたいのであれば、 www.cyclesports.jp こちらの「サイクルスポーツ」に寄稿したほうが良いのではと思うが・・・。 公道(車道)を共有する主に2輪車の車両同士とはいえ、 なぜオートバイ向けサイトで自転車の記事が散見されるのだろうかという疑問。 タブーと思われる「自転車の車間距離」に触れたくないであろう既存のスポーツ自転車メディアでは あまりルール関連を表面化したくないとすれば、 独自に「自転車の車間距離」にも堂々と切り込む自転車用の新Webサイトを立ち上げて欲しいものだが、 運用資金というよりも、根本的に需要の無さから「間借り」という形にならざるを得ないのだろうか。 ▲相変わらず誤解を与える内容:BS社員 www.cyclesports.jp/news/others/58960/?all#start [画像]安全利用5則の安全ルールを守るの中に イヤホンなどの使用きんしなど という条文内容とは"異なる"内容を教えている問題。 ◆警視庁の紹介する安全利用5則の中にイヤホンは一切登場していない www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kotsu/jikoboshi/bicycle/menu/five_rule/five_rule04.html それでも、どうしても内容に含めたい場合、 「"使用禁止ではない"が、安全のためには使わないほうが良い」なら分かる。 講演するのはいいとして、 「実際の条文を確認した上で」講演出来ないのだろうか。 ◆[東京都]警視庁にある自転車関連の条文の抜粋 www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kotsu/jikoboshi/bicycle/menu/ho_kisei.files/hou_kisei.pdf (5) 高音でカーラジオ等を聞き、又はイヤホーン等を使用してラジオを聞く等 【安全な運転に必要な交通に関する音又は声】が【聞こえないような状態で】車両等を運転しないこと。 ただし、難聴者が補聴器を使用する場合 又は公共目的を遂行する者が当該目的のための指令を受信する場合に イヤホーン等を使用するときは、この限りでない。 ↑ 「イヤホンなどを(自転車走行中に)使用禁止という条文など、何処にも存在ない」 ▲子供向けの警視庁のパンフ www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kotsu/jikoboshi/bicycle/menu/leaflet.files/child.pdf イヤホンで音楽をきいたりなど、まわりの声や音が聞こえないようにしてはいけません。 しかし画像は、「救急車」でしかないという。 つまりこの場合の声は「救急車から拡声器を通して話している声」であり、 「道路で普通に話している人の話声」が聞こえなければならないと思わせるのはミスリード。 ※万が一「道路で普通に話している人の話声」が聞こえなければならないとすれば、 全ての自動車やオートバイが「違反」となってしまう。 講師は【ブリヂストンサイクルの社員】というから、ある意味納得。 www.bscycle.co.jp/news/notice/2021/9460 警察官でも弁護士でもない人が(警察官や弁護士でも間違えていることもあるのに) 独自の「誤った認識」で「誤解を与える法解釈」を広めているのが現状。 「たぶんこの内容で大丈夫"だろう"」と思っている時点で、交通"安全"からはかけ離れている。 イヤホン使用で必ず危険になるという「全国の事故統計データ」が存在するわけもなく、 「他車の走行音や話し声が聞こえないと危険」というのであれば 「原付オートバイなどに聴覚試験がないのは何故」と1回でも考えてみたことがあるのだろうか? 若年層だから少しでも注意散漫になる原因を避けたい? いや、その前に「その地域での実際の事故統計情報を基に」 「予測運転」「徐行」「一時停止」など 特に印象に残るように要点を絞り込んで「基本の徹底こそ」 安全のために"まず最初の一歩として"重要では? それに、漢字もまだそれほど認識していない子供に 「車道左側走行」の原則論を伝えること自体が時期尚早。 とりあえずの定型文として、杓子定規の内容を提示すればいいとは思えない。 ▲▲「イヤホン自転車」を強調する無意味さ news.yahoo.co.jp/articles/709d98c5e15e7435aa3085688558ad7a84a1b538 www.fnn.jp/articles/-/279372 “イヤホン運転”の高校生が接触 車道に倒れた高齢男性 トラックにひかれ即死 単に「状況を提示しただけ」と言うかもしれないが・・・、 いや待てと。「歩道を」「徐行で」「歩行者"絶対"優先で通行すること」は、 そんなに「報道するに値しない情報」? 「交通事故」を紹介することに「交通"安全"を守る」意味はない? 「イヤホン自転車走行」は「歩道に歩行者が居たら」 「避けて走行することができなくなる」??????? 常識的に思考力があれば「そんなはずはない」と分かるはず。 原因はもちろん、(今回は無灯火も問題だが) 「歩道は基本(=普通自転車通行指定部分がない場合)徐行」を・・・ ↓ 【知らない】=「歩行者優先の概念がなかったから」 ↓ 「衝突した」 としか思えない。 (今回は無灯火も問題だが) 「イヤホン使用で走行していたから」 ↓ 「注意散漫になって:(視界が霞んで?)」 ↓ 「前方の確認が遅れ」(※特に書いていないのでスマホ注視なしと判断) ↓ 「衝突した」 ↑ と断定(断罪)している印象しかないが、 これが、もし・・・ 「イヤホン使用で走行していなければ」 ↓ 「注意散漫にならず:(視界が霞まず?)」 ↓ 「歩道での歩行者優先の概念がなくても」 ↓ 「衝突しない」??????? となると思っているとすれば、「このあまりにも無茶苦茶な論法」に気付かないほうが恐ろしい。 ↓ なぜ「イヤホン使用→「前方確認が遅れる」が成り立つと思えるのか。 「オカルト論を含まず」に、どういう思考力でそうなるのか。逆に興味が湧く。 ↓ 「歩道には挙動が安定しない歩行者がいる」と 「常に恐れていれば」 「歩行者優先が絶対は当たり前」。 イヤホン自転車を槍玉にあげることは 「実際の規制条文を一回も読んでいない」か、 見た(読んだ)上で「着用使用だけでは違反ではないことが全く理解できない」のであれば、 「私には読解力がありません」と「自ら証明しているようなもの」。 そして、「自動車でのカーオーディオ全般も規制したい」 「原付オートバイなどでの聴覚試験を復活させたい」と主張しているに等しい。 やはり、実際に事故を"防ぐ"という観点が欠落していると「絶対に気付かない」のだろう。 しかも「明確な違反の無灯火」よりも優先で表題にするあたり、 もはや怒りを通り越して心の底から呆れる。 ▲ご丁寧にCG再現までしている日テレ news.goo.ne.jp/article/ntv_news24/nation/ntv_news24-20211202985320.html バトンホイールまでは許すとしても、ブレーキが無いのは・・・? ●[大阪]久々の誤解を生む記事 news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASPCM5G0GPCDPTIL02Q.html 「スマホを見ながら、イヤホンを聞きながら、傘差しながらはダメなんです」 11日午後、吉本興業のお笑いコンビ「ツートライブ」が、 大阪市西区の市立靱幼稚園の園児や保護者計約100人に呼びかけた。 ↑ 相変わらず、これを冒頭に持ち出す意味もなければ、 イヤホンをながらに含めること自体が根本的に間違っている。 保護者向けの場合であれば 子供へのヘルメット着用に関しては説明の必要があるとしても、 「正しい乗せ下ろしの方法」とか、 「安全に歩道を走行するための心得」など 「より目の前にある実用的な中身」を提示することが肝心。 お笑い芸人なら客に合わせてネタを選ぶことも当然と分かっていると思うが、 用意されていた台本をそのまま読むだけのスピーカーとしての役割であれば、 工夫が一切出来なくても仕方ない。 そんなに「ながら」を問題視して傘も出しているのであれば 「傘の支持具に傘を固定して使用する場合、 押し歩きはOKですが、"走行した時点で"違法です」と 何故ちゃんと紹介しないのだろう? 歩道の走行は、「自転車通行可」の標識がある場合と、 運転するのが13歳未満の子どもや70歳以上の高齢者で、 車道を走行するのが危険な場合などに限られている。 ↑ 大抵のユーザーが歩道走行する理由の「"など"」が省略。 路上駐車が多く、車道走行に不向きな場所も少なくないことから 歩道を徐行・一時停止を駆使しての安全な方法で走るほうが良い場合もある。 ※左折巻き込みや対抗右折車は飛び出し同様に 「交差点の正しい走行方法の周知」が全く足りないことが問題。 歩道を走るときも、「車道寄りを徐行」し、 歩行者の邪魔になりそうな場合は自転車側が一時停止しなければならない。 ※但し、「普通自転車走行指定部分」がある場合は、 歩行者がいないことが明らかであれば徐行走行の必要なし。 というか・・・簡潔に ▼「タダで出来てお得な交通安全」と称して ●「安全な方法で適切に止まること!止まれの標識以外でも事故防止は止まる!」 ●「歩道は歩行者が優先!(ベルは使わない!)」 ●「信号がない見通しが悪い交差点では特に絶対に徐行!」 ●「無理な横断はしない!」 が最優先事項で、通行場所云々はその後。 ▲法的根拠を知らず違法と勘違いしている例 www.buzzfeed.com/jp/hiroshiishii/aftershokz-aeropex 「東京では自転車に乗りながらのイヤホンやヘッドホンの装着は違法なんだけどな…」 ↑ これは嘘で「イヤホン・ヘッドホンの装着そのものが違法になるという事実は存在しない」。 ◆法的根拠:東京都例規集(内容現在 令和03年7月15日) https //www.reiki.metro.tokyo.lg.jp/ 第16編 警察 ┗第4章 交通 └ 東京都道路交通規則 (5) 高音でカーラジオ等を聞き、又はイヤホーン等を使用してラジオを聞く等 安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえないような状態で車両等を運転しないこと。 ただし、難聴者が補聴器を使用する場合又は公共目的を遂行する者が 当該目的のための指令を受信する場合にイヤホーン等を使用するときは、この限りでない。 ▲「イヤホーン等を使用して車両等(自転車含む)を運転しないこと」という条文は存在しない。 ※「厳格にすれば速度の速い自動車カーオーディオが全面禁止になり」 「交通に関する音に他車走行音まで含めると通常走行音の煩いオートバイが公道走行禁止になり」 実際には音情報は重視されていないもう1つの根拠として、 「原付免許などに聴覚試験なし」でもあるため、自転車"だけ"過剰な制限を敷くことは絶対に不可能。 大切なことなので繰り返しますが、 自転車に乗りながらのイヤホンやヘッドホンの装着が禁止されている自治体があります。 もちろん骨伝導イヤホンも。 ↑ 概ね「交通に関する音などが"聞こえないような"状態」が禁止されているのは把握しているが、 イヤホンやヘッドホン着用そのものが「罰則付き」で禁止になる地域など存在しない。 (努力義務はあくまで"目標や指針の提示"であり、法的拘束力は存在しない) ※骨伝導でも、交通に関する音などが「聞こえない状態であれば」違法になるが、 イヤホンやヘッドホン同様に装着だけで違法になる法文など当然存在しない。 もし存在すると豪語するのであれば、 是非とも具体的に、どの都道府県が「何の"法文"によって」 「イヤホンやヘッドホン装着そのものが禁止」を提示してもらいたい。 「イヤホーン等を使用して、安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえないような状態で車両等を運転しないこと」 を 「自転車に乗りながらのイヤホンやヘッドホンの装着は違法」に変換してしまう困った人達が後を絶たないのは、 「交通"安全"を徹底軽視し、事故"防止"を蔑ろにし、優先度を履き違えた酷すぎる指導」の賜物ではあるが、 今後もこうした「勘違い」や「大嘘」を展開する人達は 「原付免許などに聴覚試験なし」という事実も知らず、 こういう"実質無意味な法文"が消えない限りは続くのだろう・・・。 そして、仮に遮音状態の自転車が完全に居なくなったとしても、 ●「遮音状態での事故統計データすら存在しない」 ●「街中で遮音状態と思われる自転車自体の割合が明らかに少数派」が証明しているように、 交通事故全数に対して"微々たる影響しかない"ので、目の敵にする意味があまりにも薄い。 ●弁護士サイトでも誤解 www.bengo4.com/c_2/n_13416/ また、自転車の運転中にはいずれも禁止されている 「雨天時に傘をさして片手で運転することはあるか」、 「イヤホンで音楽を聞きながら運転することはあるか」、 「スマホやタブレットを使用しながら運転することはあるか」の3点について質問しました。 ↑ 自転車の運転中に「「イヤホンで音楽を聞きながら運転すること」そのものは禁止されていません。 何度も書いているように「交通に関する音などが"聞こえない"」状態が禁止されているのであって、 自転車でのイヤホン着用使用走行自体が禁止されているわけではありません。 ※多くの地域で自動車も含む"車両"についての条文であり、 カーオーディオの使用が原則的に禁止ではない以上、 自転車でも同様に原則的にイヤホン走行は禁止ではありません。 2014年当時に北村弁護士が解説していたように www.ntv.co.jp/horitsu/20140504/1-a.html 「自転車のイヤホンをつけての運転は、法律的に大丈夫なのか?」 条例ごとに罰則規定 北村弁護士の見解 乗る事自体は道路交通法上は直接は禁止されていません。 但し、 安全に走行するために必要な音や声が聞こえない状態で運転した場合には、 これは違法になります。 あとは、立法化云々は蛇足。 「カーオーディオ同等の規制だが自動車では取り締まりしている様子がない」 「一般的な自転車の常用速度域」と「原付などの免許取得に聴覚試験なし」という事実。 「事故時の遮音自転車の割合データなし」「常態化している徐行や一時停止の完全無視の危険性と比べた優先度」など、 「明らかに必要条件に満たない」と判断できる。 ●分かりやすい印象操作 news.yahoo.co.jp/articles/81d4af6aac00e7caf7f3bcfc3569616b12fcaf11 東京・小金井市の道路で3日、右折してきた自転車が、一時停止中の車に衝突した。 イヤホンをしながらうつむき加減で運転している自転車に乗った男。 前方の車に気付かなかったのか、慌ててハンドルを切るも間に合わない。 「ちょっと降りて」被害者が呼びかけるも…“イヤホン男”当て逃げの瞬間 東京・小金井市 普通に「白の長袖肌着男」とでも呼称すればいいだけにも関わらず、 「音量など未確認なのに」 まるで「イヤホン走行自体が問題」と言わんばかりのタイトル。 これが、もし自動車が加害者の場合、 「窓を締めきって運転していた自動車が当て逃げ」となるだろうか? そもそも(多くの地域では) 「カーオーディオでも交通に関する音などが"聞こえない"ような状態では違反になる」 という事実を理解していれば、 自転車でもイヤホンどうこうというタイトルなど付けるわけがない。 そして、イヤホンで聴覚完全遮断していると仮定した場合であっても・・・ ▲「前方の車に気付けない」? ▲「慌ててハンドルを切るも間に合わないような状況になる」? ↓ もちろん、「気付けるし、余裕でハンドルを切ることができることは」 自動車でも自転車でも"普段から脇見運転せず前方を見ていれば常識的に"可能。 つまり、聴覚云々は無関係で、「予測運転が出来ていない」ことから、 「前方周囲の確認をしていなかったことが原因」は明らか。 そもそも見通しの悪い交差点は"徐行"が義務(違反すれば罰則)なので、 前方さえしっかり見ていれば、速度的に回避は難しくない。 普段から見通しの悪い交差点に、公道レース感覚で勘違いしながら、 「徐行速度まで減速したくない」という身勝手極まりない理由で(ほぼ)減速せず侵入しているとか、 「たぶん他車は居ない"だろう"から前方なんて時々確認するくらいで良い」という スマホ見ながら走行と同様の「他人に期待しすぎている輩達だけの問題」であり、 イヤホン着用走行自体を(音量や交通に関する音などが聞こえていなかった状態かすら個別に確認していないのに) 問題があるような風潮そのものに違和感が拭えない。 実際の"多くの事故の傾向"を捉えることのない 「優先度を履き違えた"極端に狭い範囲だけ"に注視してることに気付いていない」とすれば困りもの。 もしもイヤホン着用走行がゼロ=交通事故が限りなくゼロに近づくという 思い込みや印象ではない"根拠"があれば、最優先事項として引き合いに出すが、 まず「自転車及び自動車それぞれの遮音状態車での事故統計すら存在しない」ため、 「絶対にありえない」と分かっている以上は、 街頭指導などによって「非遮音こそが絶対」と影響されてしまった人達の思考停止状態を憂う。 ●「優先度など関係ない」という細かい人であれば・・・ 違反全てを問題視するなら「泥はね運転の禁止」までカバーするとか、 ・車両である自転車に該当する罰則の有無で分けて違反項目を全て列挙するとか、 ・前後ともブレーキ装置の不備がないように定期的なメンテの重要性を訴えかけるとか、 最終的に罰則の有無すら関係なく条文になっていない「安全規範」として周知すべき項目であれば、 「考え事・体調不良・寝不足」でも事故の危険性が高まることを 重点的に知らせることに注力すべきに思える。 「靴が気になる」という人がいて「この靴紐の中の1本の繊維質が重要」と説いているような状態に意味があるのだろうかという。 「構成要素の1つ」としては必要でも、それ自体を深堀りしても何かが出てくるというわけでもない。 狭い範囲だけに捉われてしまうと、"全体的な安全が遠のくだけ"に思えて仕方ない。 ●毎度お馴染み【イヤホン運転を罰則対象】とかいう誤解を広める記事 kuruma-news.jp/post/401679 このほか、雨の日に見られる傘差し運転や、音楽を聞きながらの運転など、 注意が散漫することで、事故やトラブルに遭う危険性が非常に高まります。 ↑ 「考えごと」「寝不足」での注意散漫は問題ではない? 何故「カーオーディオでは問題がない」と言い切れる? ※「年齢」「免許の有無」「耳までの距離の違い」のような弱い理由では足りない。 一時停止こそ触れているが、 音に頼って走行し、全く登場していない「徐行」をしないことは 事故に直結するという危機感が全くない。 自動車(クルマ)サイトだから仕方ないというのもあるが、 恐らくは「自転車憎し」という安易な理由で、 「こういう大嘘を並べ立てること」自体が問題。 ↓ なお、都道府県によっては各条例によってながらスマホやイヤホン運転を罰則対象としています。 さすがに「妄言も大概にしてくれませんかね」と言いたい。 各都道府県の道交法細則にそのような条文は存在しませんが? 「もしイヤホン着用"だけ"で、罰則対象であるならば、その"法的な"根拠となる条文を提示してください」 【自転車でのイヤホン着用運転走行そのものは罰則対象には"なりません"】 単にイヤホン着用だけでの自転車運転走行は"罰則のある"法的には何ら禁止されていません。 "概ね"交通に関する音などが「聞こえない状態が」規制されているだけです。 「常用速度を抑える」「予測運転を欠かさない」「減速を躊躇わない」 「徐行を全ての交差点や歩行者に対して実行」 「一時停止は事故防止の要」「周囲の安全確認を怠らない」 これらを徹底的に守ることこそが、真の事故防止に繋がる。 ●[石川]注意の矛先の誤りと不十分な指導力 news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-282390.html 自転車乗る高校生を指導 小松署 小松署などは三十日朝、小松市沖町の沖町東交差点で 自転車通学の高校生に街頭指導をした。 通学時間帯の生徒に、歩行者にやさしい安全運転を呼び掛けた。 千葉県で児童五人が死傷した交通事故を受けて、通学中の児童たちにも安全に気を付けるよう声を掛けた。 小松署の出口喜義署長や署員、小松地域交通安全活動推進委員、市少年補導員連絡協議会員ら計二十三人が参加した。 参加者は歩道に立ち、「自転車のマナーアップ」などと書かれたのぼり旗を持って 「気を付けてください」と声を掛けたり、 イヤホンをしたまま自転車に乗っている生徒を注意したりした。 石川県の自転車ニュース自体が珍しいが、 街頭指導のきっかけが「遠く離れた千葉県の自動車事故」。 そして「高校生に街頭指導」という違和感。 一応、「通学自転車は歩道走行も珍しくないので歩行者優先」という意図であれば、 単に「気を付けてください」という曖昧な声掛けでは分かりにくく、 「イヤホンをしたまま自転車に乗っている生徒を注意」ではなく、 ◆周囲の状況をしっかりと確認し、歩行者が最優先なので傍を通るときは「止まる」か「徐行する」か 特に子供の場合は周囲を全く確認せず、突然走り出す可能性も非常に高いため、 「歩道ではなく予め車道に移動しておく」とか「道幅があれば十分な側方距離をとる」のような 具体的な内容が不可欠。 ●[宮城]警察も然ることながら記者の安全意識の問題? www.fnn.jp/articles/-/187046 自転車の一斉取り締まり 宮城県内24カ所の交差点 「運転中のイヤホン着用」「信号無視」など警告 25日の取り締まりでは、「運転中のイヤホン着用」や「信号無視」など、1時間で9人が警告を受けました。 県警本部交通事故総合分析室 北野原聡 室長 「交差点を通行する場合ではどうしても歩行者や自転車と交差することが多いので、 『徐行』を守っていただきたい」 県内で今年発生した自転車と車の事故のうちおよそ4割で自転車側にも違反があったということで、 警察は今後も指導を続けていくとしています。 『徐行』を守っていただきたい」 ↓ 「運転中のイヤホン着用」や「信号無視」など、1時間で9人が警告を受けました。 ????? 「信号無視」は一時停止と同意義なので勿論分かるが、 自転車だけ「運転中のイヤホン着用」に警告の意味が分からない。 同様に「カーオーディオ」にも警告を出していなければ正当性が皆無だが、 自動車への交通安全指導期間に事例があるのだろうか? 一応「など」とあるので「徐行無視」にも警告をしていると思いたいが・・・、 表題を見る限り少なくとも、 この記事を書いた記者は「徐行は最重要項目ではない」と思い込んでいると言えるが、 こういう安全への意識の低さが、「本来防ぐことができるはずだった事故」を 減らすことができない原因の1つともなるという危機感が全くない。 本来、 警察は見通しの悪い交差点や歩道で自転車の徐行が徹底できていないことを問題視し、 「歩道や見通しの悪い交差点などで、徐行不足の自転車に一斉に警告カードを発行していました」 でなければならないはず。 「運転中のイヤホン着用」していないことで「徐行する」へと 必ず繋がるとは言えないので、努力の方向性を見誤っていると言える。 ●[神奈川]マナーとしても解せない感覚 www.kanaloco.jp/news/social/article-513026.html 本筋内容は、一方通行の標識に「自転車を除く」がない箇所が多いが 特に取り締まりもしないし、直ちに標識を増やす気もないという実態。 当たり前の話で、ロクに取り締まりする気がないなら標識は存在しないようなもの。 背景には、スマートフォン操作や、イヤホンで音楽を聴きながら運転するなど、 免許を必要としない手軽な自転車利用者のマナー低下が深刻な問題となっていることがある。 ではなぜ 「カーオーディオで音楽を聴きながら運転するなど、 免許が必要な自動車利用者のマナー低下が深刻な問題」 とならないのか甚だ疑問。 ▼[根拠]神奈川県の例規集より www.pref.kanagawa.jp/docs/y8e/cnt/f7406/ ○神奈川県道路交通法施行細則 (5) 大音量で、又はイヤホン若しくはヘッドホンを使用して音楽等を聴く等 安全な運転に必要な音又は声が聞こえない状態で自動車、原動機付自転車又は自転車を運転しないこと。 【自動車、原動機付自転車又は自転車を運転しないこと。】 もしかしたら「自動車」という漢字が読めないか理解できないのだろうか。 「自転車だけは音楽を聴きながらでは歩行者に配慮できなくなる」という効果があるわけもない。 ●耳までの距離が近いから? → スマホ注視のように視野が狭くなるわけではないので無関係 ●自転車ミラー装備義務がなく周囲を確認しにくい? → ミラーに頼るのが安全なら法的に義務付けが必要 ●未成年が多く免許がないから? → "通年"での交通教育不足の問題 たまに見かける防犯登録のような「罰則がない」地方の条例を持ち出してきて 「罰則がないのに」なぜか「違反を強調」というケースも理解できないというか、 だったら「その(空虚な)地方条例の自転車政策全般について書かれている内容に、 「"一時停止を遵守させるための取り組みなどの具体的な内容"」 及び「"一過性ではない通年での"交通教育が足りない」こと自体を憂うのが、 "真に事故を防ぐことが目的であれば"どう考えても先。 「目先の目障りと思っているであろう違反が消えても、事故が減らなければ意味がない。」 通学路の近隣住民からすれば「並走」、 個人的には周知不足なわりに安易に使われ過ぎてしまっている「違法な2人乗り表現」を問題視しているが、 「見通しの悪い交差点での徐行義務」や「一時停止」の、実際の事故"防止"への有効性に比べると 遥かに優先度は低いので、"多くの"事故防止の観点からは積極的に注意喚起しようとは思わない。 道交法には「泥はね禁止」のような項目もあるが、 「全ての細かい箇所まで絶対遵守しなければ道路を使うべきではない」という極端な道交法信仰が過ぎれば、 まず歩道での徐行義務違反で自転車が9割消えることになる。 要は、「より事故を減らす方向で、適正な方法を使用する」という"機会と理解"が足りないというだけの話。 学校任せが無理なら、それを補うめに各家庭での教育に使用してもらうための冊子や、 「とりあえず禁止」ではなく、 むしろ逆に「イヤホン着用でも安全に走行するために必要な方法を学ぶ」という方向で考えるべき。 何でも「規制さえすれば安全」という短絡的な思考に陥るのは危険。 「警察は立場上"危なそう"であれば全て否定するしかないのは当たり前」の話でも、 現実的には「使う=危険・使わない=安全」の2択ではない、 第3の選択肢として「安全に使う方法」の提示や施策は必要。 もちろん「誰にでも推奨するわけではない」ので、この点は絶対に勘違いしないでもらいたい。 「安全に使う気が無いのであれば」、危険を及ぼす可能性が高いと判断できるので、 そういう人の権利が制限されるのはやむを得ない。 ただ、「誰でも簡単に通販で自転車本体を買えてしまうこと」や 「歩道を混乱させたいとしか思えないような速度UPまで狙っているような自転車もどき」は やはり規制すべきに思えて仕方ない。 ●[東京]単に「イヤホンつけての運転が法令違反になる」を反証 twitter.com/ASAHICYCLE/status/1394852651502759940 傘刺しやイヤホンつけての運転は違反ですよ~と言って お店から離れたとこで傘刺したりイヤホンつけてるのが視界に入ります 法令違反だから言ってるわけでして…… そんな制服の着方注意された学生みたいなことしなくても 傘は不安定になる「おそれがある」ので持って走行した時点で違反で間違いないが、 イヤホンに関しては毎度おなじみで、 中途半端に(実際の事故の直接原因に起因しない無駄な)警察の指導や 聞きかじりの情報だけ鵜呑みにしていると このような勘違いをしていても無理はない側面もある。 確かに「個人レベルでの勘違いは常態化している」ので、挙げればキリがないが、 報道関連や講演しているような人達まで間違っていたのが 見てきた限り「9割以上」なので、本来由々しき事態。 ▲【詳しくないので知らない】=【勘違い】を、 自転車店員向けとして分かりやすい例を挙げるとすれば、 「よくある自転車に詳しくない人達の」 「他店購入の自転車を、無関係な自転車店に持ち込んでも、初期点検は無料」 と思い込んでいるようなもの。 どれだけ「保証書をよく読んでください」と伝えても 「一向に見てもらえない・分かってもらえない辛さ」は 身に染みるほど理解されていると思うので、 その客と閲覧者の一部の相手向けとしても SNSの性質上「伝える側の立場」を意識してもらいたいところ。 ▼反証 最初に「ソース元として参考にする箇所」は書かれていないが、 案内している人で選ぶのではなく、 (警察のサイトでも意訳が含まれていることが多々あるので要注意) 保証であれば保証書を確認、組立であれば組立の説明書を見るように、 しっかりと「実際の条文を」確認するのが肝心。 ◆東京の場合「東京都例規集」より「東京都道路交通規則」 www.reiki.metro.tokyo.lg.jp/ www.reiki.metro.tokyo.lg.jp/HAS-Shohin/jsp/SVDocumentView (運転者の遵守事項) 第8条 法第71条第6号の規定により、 車両又は路面電車(以下「車両等」という。)の運転者が遵守しなければならない事項は、次に掲げるとおりとする。 (法第71条=道路交通法71条:各都道府県ごとに定める規則) (5) 高音でカーラジオ等を聞き、又はイヤホーン等を使用してラジオを聞く等 安全な運転に必要な交通に関する音又は声が【聞こえないような状態】で 車両等を運転しないこと。 ただし、難聴者が補聴器を使用する場合又は公共目的を遂行する者が 当該目的のための指令を受信する場合にイヤホーン等を使用するときは、この限りでない。 ▲「高音で」 条文通りであれば「低音であれば何ら問題がない」という不的確な用語。 いい加減気付いて改訂してもらいたい箇所でもあり、 わざわざ「大音量」への意訳が必要な時点で気にするほどでもないが、 「又は」とあるので、高音が前半のラジオ等に限定されているとしても、 イヤホンの着用だけで違法性を問えるとすれば 「イヤホーン等を使用して車両等を運転しないこと。」と 「付帯文なし」でなければならない。 別のどうでもいい内容としては、条文には「イヤホーン」とあるが 「イヤホン」「イヤフォン」「イヤーフォン」なので違うとか、 逆に「ヘッドホンなので問題なし」という見方も出来るが無理すぎる解釈。 ◆最重要箇所は、違法性云々を声高に叫ぶ人達は何故か誰しも 安全な運転に必要な交通に関する音又は声が【聞こえないような状態】 という箇所を、とにかく存在しない部分として無視する。 「イヤホンをつけて音を流すと絶対に聞こえないような状態にしかならない」わけがない。 両手で耳を覆ってみれば、聞こえにくくなっても完全に聞こえないことはないことから分かるように、 イヤホンのカナル型でも音量次第では聞こえ、 ヘッドホンでもオープンエア型や小音量なら聞こえる。 ───────────────────────────── ◆どの程度聞こえなければならないのか 警察の現地確認方法としては、 「イヤホン等着用状態で後ろから話しかけたときに聞こえてるかどうか」とされていることがあるが、 窓を締めきって大音量気味でカーオーディオ使用している自動車や 違法改造ではなくても通常の走行音が異常にうるさいオートバイがあることから、 正直「不当に厳しい判断基準」と言わざるを得ない。 ───────────────────────────── どうにか無理矢理に違法で通そうとすれば、 「聞こえない状態」ではなく 「"ような"とあるので聞こえていても違法」との展開を仮定。 では、車両=「自転車に限定されていない自動車もオートバイも含む」ことから、 「違法性を助長する全てのカーオーディオ及び、窓を締めて運転することは (自転車のイヤホン着用で音量や状態を"確認せず"着用だけで違法とする場合) 当然、自動車やオートバイでも同様に未確認段階で違法となりますがよろしいでしょうか?」 となってしまう。 更に言えば「原付きなどでの免許取得時の聴覚試験がない」ということからして、 「実のところ安全のためにはそこまで聴覚は重要ではない」と何よりの証拠として挙げる。 なぜ常用速度域も遅い「自転車だけ」違法性を強調するのか考えたときに、 未成年が多いことを上げるとすれば、 やはり歩行者優先や交差点安全通行のために必須の 「徐行」や「一時停止」の遵守率の低さを問題視するのが、 「事故そのものを無くしたいのであれば」どう考えても先。 「目につく違法(かもしれない)行為を減らしたい」と「実際の事故を減らしたい」は別。 「注意散漫」であれば、イヤホン無関係で「寝不足・考え事・体調不良」の心配が先。 そもそも、実際にイヤホン着用で音楽を聴いているであろう自転車の事故で 「適切に一時停止しなかったことと完全に無関係で」 年間何件発生しているのか具体的なデータの提示もなく、 警察含め、闇雲に違法云々を強調することに何の意味があるのか分からない。 この条文の発祥警察からして「信頼すべきかどうか」を考え、 安易に追随しない賢明な地域が多数であれば 今のような無駄な誤解が広まることもなかったが手遅れか・・・。 状況を見極められない場当たり的対応の結果が今の惨状。 "通年での"交通教育も絵に描いた餅で「考えられない人」を世に量産してしまった。 しかし、典型的な勘違いをしているのは今の惨状から仕方ないとはいえ、 法令遵守を訴えかけるのであれば、 "全ての生活道路も含む見通しの悪い交差点"手前で徐行義務があると言う点まで 理解できているのかどうかという疑問が常にある。 作品中で道交法遵守を訴えかけるわりに、 別のエピソードでは「何の注釈もなく」違法になる2人乗りが登場するようなもので、 半分ギャグのつもりなのだろうかというケースもある。 反対に直接自転車とは無関係な作品で 2人乗りが違法なことに触れて対策をギャグにしていることもあるのが妙な話。 保険加入してヘルメット着用すれば事故が防げるわけではないのと逆で、 イヤホン着用でも適正音量と、それ以上に神経質に走行していれば、 違法性が問えないだけでなく、 むしろ聴覚以外の周囲の状況に敏感になって"集中して乗る"ことも 人によっては不可能ではないと考える。(万人に薦めるつもりはない) そのため、もし同じ状況で具体的に言うとすれば、 「雨合羽を使わないと赤切符切られるかもしれないですよ」 「イヤホンは職質に遭えば外すように言われるかもしれませんが、その時は一応従ってくださいね。 音量を下げて、歩行者最優先で、交差点に気を付けて、無理な横断はせず しっかりと確認も忘れず徐行・一時停止を徹底的に守ってくださいね。 事故になったら被害者でも加害者でも困りますよね?」 という案内であって欲しいが、 「同調圧力」で難しいという側面もあるのかもしれない。 否定的な立場であれば、 「出来るだけ情報を多く得て走行するためには使わないほうがいいと思いますよ」 と「感想を言うだけ」という方法もあるが・・・ やはり「適切な方法を案内する方向へ軌道修正を試みる」ことを優先したほうが、 内容を聞き入れてもらえる可能性が少しは高くなるはず。 ●状況判断力が足りない内閣府解説 www.gov-online.go.jp/featured/201105/index.html 8割以上が自動車との事故。その半分以上が出会い頭衝突による交通事故 これが非遮音状態なら絶対に防げるというわけでもない。 イヤホンやヘッドホンで音楽などを聴きながらの運転 イヤホンで音楽を聴きながらの運転は、音楽に気をとられて注意散漫になったり、 後ろから近づいてくる自動車の音が聞こえなかったりして、事故に遭う危険性が高まります。 逆に言えば「後ろから近づいてくる自動車の音が聞こえていれば」事故に遭う危険性が低くなるのだろうか? 後方から自転車を轢くコースを辿っている(酩酊状態や気を失っている場合も含め) 自動車が「全く前方に注意を払っていない」ような状況で、走行音が聞こえていて果たして回避できるだろうか? ●言うまでもなく「実験」であれば、 「後方から近づくということが予め分かっている」ので避けやすいのは当たり前。 もし「実際の公道」で「1ヶ月くらいの期間を設け、後方から予告なく轢く実験」であっても、 「轢きに来られる」という危機感を持って走行するということは、 走行場所などに注意して走行するので、これも遮音・非遮音状態は大した問題になるとは思えない。 ●遮音状態の例になっている挿絵をよく見て考えよう (1)まず遮音状態ということよりも「目をつぶっている」ことが大問題。 (2)次に肝心なことは【路地裏の道路の中央を他車の存在を意識せずに走っている】こと →●「目安として約1.5m以上空けて自動車が側方を通れるだけのスペースがあるなら」 その道の端のほうを走行していればいいだけ。 →●「狭い道や用水路などがあり自動車が通るだけの側方の距離が十分に空けられない場合」 遮音状態がどうかではなく、そもそも側方を自動車が通過すること自体が、 明らかに「危険な状況」に陥るため、自動車がその狭い道を 「速度を上げて走行しようとすること」も「無理に前に出ようとすること」も 「煽り運転」に該当すると思われる。 非遮音状態なら後方から来ている自動車の走行音を把握しやすいから、 「状況的に必ず避ける(避けやすい)ことが正しい」わけがない。 比較的道が広ければ「自転車側の走行場所の見直し」をすればいいだけ、 狭ければ状況によって自転車側が遮音状態なことを問題に挙げること自体お門違いになる。 ◆若年層で免許が無いからのような理由以前に、 【どのような場所】を【どのような速度】と【方法(状態)】で走行することが安全なのか】を理解させず、 思考停止で 「走行音が聞こえていれば避けやすいですよ」という「実質的には誤った感覚」を 植え付けること自体が、安全軽視と言わざるを得ない。 自転車にバックミラーを付けて自動車免許があっても、適切な自転車走行ができるとも限らない。 結果どうなるのかという「想像力」を以て、 状況判断を正しくできる「思考力」を身につけさせることが肝心。 ▲ついでに、政府広報といえば・・・ https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/145.html#id_7fb2a647 ●厚生労働省社会保障審議会児童福祉文化財の映画ポスターで自転車の2人乗り のような事例を問題視するのが先なのではないだろうか。 ▲例によって偏向報道 news.goo.ne.jp/article/hicbc/region/hicbc-0004EFE0.html イヤホンつけて走行など2時間で52人に警告 自転車の一斉取り締まり その結果、後輪にしかブレーキがついていない自転車で走行していた男性1人が、 道路交通法違反容疑で検挙されたほか、 走行中にイヤホンをしていた人など合わせて52人が警察から警告を受けました。 「外の音が聞こえるイヤホンなので、周囲の音が聞こえるから大丈夫かなと」 (警告を受けた男性) まさしく「聞こえる状態であれば違反ではない」のだが、それには一切触れていない。 大丈夫=周囲を警戒し安全に走行できるかどうかは「カーオーディオが証明しているように」 遮音状態とはほぼ無関係。 警察もこうした遮音"未満"の確認に時間を費やし警告カードを発行する暇があるなら、 「徐行」「一時停止」を遵守させることに徹底尽力すべきであり、 真の交通安全や事故防止を到底理解していないような偏向報道の姿勢そのものを危惧する。 ▲東海テレビ news.goo.ne.jp/article/tokaitv/nation/tokaitv-20200910-1931-139837.html ウーバーイーツ配達員の危険運転…警察がついに取り締まり わずか2時間で配達員16人に「警告」 タイトルこそイヤホンはないが 10日は、イヤホンをしたままの運転やスマホのながら運転、さらには信号無視まで…。 わずか2時間の取り締まりで、警告を受けたのは52人、そのうち16人がウーバーイーツの配達員でした。 ここでもイヤホン走行=問題行動に繋げている。 ●共同通信 news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/nation/kyodo_nor-2020091001002020.html ウーバーに交通ルール順守を要請 愛知県警、苦情相次ぎ こちらは真っ当にイヤホンの文言なし。 もし「イヤホン走行で注意力が劣る」というなら 「寝不足」も「考え事をしてそうな人」も「体調が悪そうな人」も片っ端から止めて 一律で警告カードを発行していなければおかしい。 ↓ 「それらは分かりにくい」を理由に上げるなら 同様に「イヤホン着用でも交通に関する音などが聞こえていない状態」かどうかは 確認しないと分かるわけもないので同じなので、 恣意的運用をされていることを警戒しなければならない。 イヤホン走行に「継続的に見えていて分かりやすいから」という理由も少なからずあるとすれば、 同様に、継続的に目視しやすいという点でいえば 「歩道を徐行しているかどうか」は一目瞭然だろうになぜか警告すらなさそうな始末。 一時不停止も「止まれ」の標識の影にいればいくらでも赤切符発行しようと思えばできるのに こうした偏向報道では警告カードすら発行しているという様子がない。 毎度の繰り返しで、 「イヤホン非着用(未使用)でさえあれば歩行者を気遣う走行になる効果などありえない。」 徐行や一時停止を徹底的に周知徹底させていないことが事故の根本的な原因であることは明らか。 ●[自動車]35都道府県ではイヤホン(運転)禁止という不思議な説を暴く clutch-s.jp/p000417/ 自動車関連の情報だが、やはりというか案の定というか間違い。 クラクションなど、外の音が聞こえる程度の常識的な音量での通話なら問題ないと思うのですが、 千葉県などではイヤホン(補聴器を除く)をして運転すること自体が条例違反となります。 都道府県によって内容に違いがあるので、注意が必要です。 ※2016年11月現在、条例の定めがある35都道府県 (北海道・宮城県・福島県・新潟県・茨城県・群馬県・千葉県・埼玉県・ 東京都・神奈川県・山梨県・長野県・富山県・石川県・福井県・静岡県・ 岐阜県・愛知県・奈良県・和歌山県・滋賀県・京都府・大阪府・岡山県・ 鳥取県・香川県・徳島県・高知県・愛媛県・福岡県・大分県・長崎県・ 宮崎県・鹿児島県・沖縄県) ※青森県・秋田県・岩手県・山形県だけは、 何故だか適法とは思えない奇妙なことに基本常用速度の遅い自転車に限定しているので、 今回は自動車は無関係として 残り8県を書き出すと・・・ ↓ 兵庫県・島根県・佐賀県・熊本県・山口県・栃木県・三重県・広島県 ↓ 最後に追加された「栃木県・三重県・広島県」 ※栃木県は2015.9.1以降から ※広島県は2015年12月1日から ※三重県は2016年4月から ↓ こうして2016年11月の投稿時点で全国で出揃っていることになるので、 47(-4県:自転車限定規制) =「自動車の場合」43都道府県では何らかの遮音規制あり。 ↓ そもそも「規制根拠となる条文を載せてない時点で」首を傾げるしかないが、 なぜ「35都道府県では規制対象」と思ったのか、 自転車限定の4県を除き、 「残り8県もの地域の条文は何処が違うのか」を明記していない時点で 残念ながら「この元記事自体の信憑性が低い」と言わざるを得ない。 ▼8県の謎 ●兵庫県・・・イヤホンとは書いていないから? ●山口県・・・イヤホンとは書いていないから? ●佐賀県・・・イヤホンとは書いていないから? ↑ではなぜイヤホンやヘッドホンを書いていない千葉県は違反に該当するのだろうか。 ●島根県・・・? ●熊本県・・・? ●栃木県・・・? ●広島県・・・? ●三重県・・・? どこの古い情報を流用したのか定かではないが、投稿時の情報が反映されていないというのはどうにも。 また、自転車でもそうだが、自動車の携帯電話の使用に関しても 基本的に「遮音状態とは異なる別項目での規制」となるため、 イヤホン使用状態と同じ項目で論じることは避けたい。 ●木を見て森を見ない人々 news.goo.ne.jp/article/hochi/entertainment/hochi-20200819-OHT1T50180.html 市川海老蔵、自転車配達員が「イヤホン付けてる方見ると危ないよーて思う」 「危ないと思うことは自由」でも、思考がそこまでしか及ばなければ本当の交通安全は望めない。 何より、「一見して危険を認識できているなら」危険度は低い。 反対に「見えない場合からの自転車が危険な例」として挙げるなら、 交差点で一時停止せずに曲がってくる状況があるが、 危険な状態は「イヤホンの使用しているかどうか」ではなく、 「イヤホンの有無に関わらず"止まらずに進行している"輩達」と よく認識してもらいたい。 規制根拠となる条文には、 多くの地域でカーオーディオにも同様の規制があることを知らないと思われ、 その「自転車イヤホンへの優先危険視」に同調する人々こそ心配。 本質的には"イヤホン装着の有無に関わらず" 「"一時停止"や"徐行"をせず"歩行者に配慮しない走行そのもの"」を危険と思わないことは問題 ということに気付くことはないのだろうか。 「イヤホンさえなければ絶対に歩行者に配慮した走行ができる」わけがない。 場所に応じた適切な速度を守り、ブレーキや降車を躊躇わないという 「常識」が存在しなければ、真の安全など夢のまた夢。 ●事故例の紹介だけで不安を煽られないように注意 jico-pro.com/magazine/114/ そんな自転車ですが、重大事故がたびたび発生しています。 最近は子どもが音楽やスマートフォンを操作しながら自転車に乗り、死亡事故を起こし、 高額な損害賠償請求を請求されることがあります。 2008年には、 「たびたび」というわりには2008年という杜撰さ。 たびたびは「自転車事故そのもの」にかかっているはずであり、 それは「高額賠償を請求されるような加害者」ではなく、 (例え自転車側に違反があったとしても) 「過失割合的には事故に巻き込まれた被害者」のケースが圧倒的に多いことに触れないのが 特徴的な「巧妙に仕組まれているロジック」。 また、2017年には神奈川県川崎市の路上で左手にスマートフォン、右手に飲み物、 耳にイヤフォンをした状態で電動アシスト自転車に乗り路上を走っていた当時20歳の大学生が、 スマートフォンをポケットに入れようと目を離したところ、歩いていた当時77歳の女性と衝突し、 死なせる事故も発生しています。 例によって、イヤホン自転車は絶対悪ということにしたい内容にしか見えず。 十中八九「本質的な違反としては徐行や一時停止を怠って発生した事故」とならない。 「サイト名に弁護士と書かれているから全て正しい」と思い込まず、 こうした「トリック」に嵌らないように、 「事故防止のために何をすべきか」の「思考力」を身に付けておきたい。 ■条文の「中身」を理解せず超解釈を広めたがる困った人達 相変わらず「実際の条文すら確認参照せずに既成事実を作ろうとしている」厄介な人もいるようで。 音情報を過度に神格化してしまっている人にとっては縋るべき絶対正義と 遮音=絶対悪として、「聞こえる状態かどうか」という条文を頑なに見ず認めることなく、 「悪を裏付けるような都合のいい内容から歪んだ解釈によって」を布教しているつもりなのだろう。 しかし残念なことに現行の「全都道府県の該当する条文」と 「カーオーディオ」「原付免許で聴覚不問」が有る限り、 「超理論で否定はできても違法という存在にすることは不可能」という事実は揺らぎない。 そもそもの意味不明な規制の発端として、 遮音関連の条文が始まったのが「神奈川県から」という時点で 話半分に聞くべきだったことに気付かずに全国に広めてしまったことに問題がある。 最初から事故の本質を見ずに「イヤホンが悪い」と叫び続ければ交通マナーが向上するなどと 本気で考えていたとは思えない。 恐らくは「スケープゴートとして使われただけ」のものを、 まるで「交通事故の根幹」かのような印象を植え付けられてしまい (現場の警察官も含め)本気で信じてしまっているような"洗脳されてしまった人達"が不憫でならない。 どれだけ丁寧に説明をして気付いて欲しいと呼びかけても 「物事を冷静に理解することを放棄し」心魂にまで染みつけられてしまって 「自分達は間違っていない」と思い込んでしまっていれば、 もはや救い出すことはできない。 その裏には「交通安全のために真にやるべきことを認めたくない」 つまり「徐行や一時停止を絶対優先的に守りたくない(守らせたくない)」 という思惑が潜んでいるような気もする。 指導にしても、音量など「聞こえない状態かどうかの確認もせず」、 着用自体が違法ではないとしてもそれを伝えることなく、 単に"印象論だけ"で問題があると決めつけて「外すように」と指導しているとすれば それ自体が「交通事故を防止するという面から見て」、 「交通事故例」と 「それを防ぐための対策として」は 「税金と時間を無駄に浪費している」のではないだろうか。 「もっと自転車事故を減らすための効果のある指導努力を」という目標を掲げる 市民団体がいてもよさそうなものだが、そういう真っ当に思える活動はむしろご法度なのだろう。 「口頭注意」や「警告カード」は「違法状態の改善を促すことが主目的なのだろうか?」 累積での赤切符に変化することもないため、 あくまで「全般的な安全走行のための啓蒙活動の一環」として捉えるべきだろう。 ●問題 【"常に予測運転をしている"イヤホン自転車】 【"予測運転をしない"が音情報が明確な状態】 どちらがブレーキ操作を確実にできますか? ※予測運転とは交通事故に直結する様々な状況を予想していることを差す 答えは考えるまでもなく「全てのカーオーディオの車両が証明しているように」前者。 「自転車では音楽を聞いていると、"どれだけ予測運転をしていても" ブレーキ操作の意志自体を削ぐ催眠効果がある」としか考えられない 「想像力に問題がある人」を除き、 免許の有無や耳までの距離で違いを言い訳にするとしても状況に大差はない。 なぜなら 少なくとも自転車よりも遥かに加害者になる可能性が大な乗り物で、 「免許を持っているにも関わらずまともに交通ルールを理解できていないドライバー」が 平然と公道を走っている恐ろしさからして、 「音情報を神格化」すること自体があまりにも奇妙な話のため。 全体の交通マナーの向上については、幼少期からの「"通年"教育」が絶対に必須のため、 「小手先の指導」や「罰則強化だけでどうにかなる」という底の浅い問題ではない。 先に書いているように「普通に考えれば[徐行一時停止などを駆使する予測運転が染みついているなら] 催眠効果などあるはずもないのだから」自転車だけ罰則強化する意味もない。 「もし強化できたしたとしても遮音状態を厳しくしたところで、 "全自転車事故に占めるの直接的原因ではないことは明らか"なので 全体の自転車の事故数が減るわけもないことを断言する。 もし片耳で過剰な音量でもないことが止めた時点で明らかであれば 外すように言うこと自体が事故防止に直接効果が高いとは思えないし、 違法ではない状態に対する「完全に行き過ぎた異常な"過剰"指導」。 なぜ"事故防止"のために「交差点での徐行や一時停止」を守ることは優先させず、 「側方距離や速度など歩行者に配慮しているとは到底思えない歩道走行」が野放しなのか。 「まるで数が多ければ許されるという歪んだ指導感覚」を是正することが先。 今はただ、「各種事故情報を鑑みれば明らかに優先するような内容でもない事項」を 優先指導しているように思えてしまう意味不明な体質の根幹には 「ほどほどに苦労もせず捕まえやすく分かりやすい、状態確認するという名目で停止させやすいことで、 "単に警察が仕事をしているように見せやすい"」以外に 一体どんな思惑が潜んでいるのかに興味がある。 各部の警察交通関係者に機会があれば是非とも聞いてみたい。 (優先度を誤った指導を続けているということに気付いていないのであれば) 本心では自転車の事故を減らそうなんて一切思ってないですよね?」と。 何度も書いているように「そもそも事故以前に全体でのイヤホン着用走行者数自体が 徐行・一時停止無視率と比較して過度に多いわけがない」ため 優先指導しなければならない合理的な理由も全く分からない。 自転車での事故者数を減らすには とにかくどんな場面でも「徐行・一時停止」の最徹底に尽きる。 車道を走るしかない自動車ではないのだから 「歩道を適切な方法で走行することが円滑な経済交通を妨げる」わけもない。 ★自転車イヤホンが(状態を問わない前提で)違反にはならない理由 ■第一の壁「車両全般に対する規制」 (原付免許取得条件との整合性を無視して自転車に限定している「青森・岩手・秋田・山形」を除き) 多数地域では自動車も含む「車両」に対しての内容のため、 自転車よりも遥かに速度の速い自動車でのカーオーディオが認められている以上、 自転車で(交通に関する音などが聞こえる状態で)音楽を聴きながら走行することは違法にならない。 ■第二の壁「交通に関する音などが聞こえない状態」を禁止 細かい条文は違えども、 この段階で全ての地域でカーオーディオ・イヤホン等を使用していても 「聞こえる状態であれば」違法性は問えない。 ■第三の壁「原付免許に聴覚試験なし」 もし一・二の壁を、自転車限定で(骨伝導含む)イヤホン・ヘッドホン等の着用そのものを禁止するように 条文が改訂された場合、 一般的な生活自転車よりも常用速度が速い原付の免許取得時に聴覚試験がない時点で、 車両の中で「自転車だけは音情報が必須という規制に正当性が存在しない」。 ↓ ●仮に「判断力が乏しい若年層も多いから」ということを理由に上げるなら、 そもそも「自転車が公道走行できる年齢そのものを規制するのがまず先」ではないだろうか。 いくら常用速度が遅くても幼児が自転車に乗って一人で自由に走行できてしまうのは危険。 ↓ 今度は小中高では「行動範囲が広くなる」と理由にするのであれば、 「通年ではなく地域や学校差も大きい交通教育の薄さ」を問題視しないことが異常な感覚と言わざるを得ない。 ●そして「全てのイヤホン(ヘッドホン等)自転車が消えたとして・・・"事故が激減するわけがない"理由」 遮音状態の徹底規制の先に待つのは本当に交通安全だろうか? ↓ 現在の警告カードの優先発行順位の異常さにも繋がっていることとして、 違法性のある「交通に関する音などが"聞こえない状態"での遮音状態」を敵視し、 外すようにどれだけ徹底したところで、交通安全への影響は「極僅か」でしかない。 ↓ なぜなら遮音状態で"一時停止をせずに"事故を起こしたというケースなら稀にニュースになっている程度。 更に「遮音状態"だけ"が直接的な原因での交通事故は存在していない可能性が高い」ため。 ※「適切に止まるということが出来ていない」から事故に遭う・起こすのは当たり前。 ▼"事故データを考慮しない規制"は無意味に近いと断言する 基本的に交通安全を考える場合、 まず「徐行」や「止まること」を徹底的に遵守させることが肝心。 場所で言えば住宅街を含む「交差点を要注意ポイントとして警戒する」のが一般的。 それにも関わらず、街頭の交通指導ではなぜか 「見通しの悪い交差点を進む際の徐行義務」や、 「止まれの標識がある場合の一時停止義務」を、 (地域差は大きいが)あまり積極的に注意喚起している様子は見られないのが妙な話。 「歩道は歩行者優先」が徹底できていないのも 「街頭指導でロクに注意してないから全くといっていいほど知らない状態で問題になる」とは考えたこともないだろうか。 事故を減らしたい、問題を解決するためには 遮音状態かどうか以前の「極々基本的な内容」を周知徹底できなければ話にならない。 物事を想像力を以て判断できず、深く考えていない人達の交通安全感覚には甚だ疑問であり、 想像以上に理解力が足りないことを危惧する。 ●[高知]誤情報の発信(簡略版) kochi-cycling.com/introduction/ イヤホンの使用は×! サイレンや注意喚起の声などが聞こえにくくなるため、走行中のイヤホンの使用は禁止されています。 ↓原因の1つ www.police.pref.kochi.lg.jp/sections/koutuu/kikaku/bicycle_rule.html イヤホンを使用して音楽等を聞く行為は安全な運転に必要な交通に関する音(救急車のサイレン等)、 または、声(警察官の指示等)が聞こえない状態となり危険ですので、禁止されています。 【該当規定】道路交通法第71条第6号、高知県公安委員会規則第11条 ↓ ■反証■ www.reikisyuutou.pref.kochi.lg.jp/reiki/JoureiV5HTMLContents/ ▼第15編 警察・消防・国民保護 ▼第1章 警察 ▼第5節 交通「高知県道路交通法施行細則」 第11条 法第71条第6号に規定する車両等の運転者が遵守しなければならない事項は、次に掲げるとおりとする。 (9) 高音でカーラジオ等を聞き、又はイヤホーン等を使用してラジオを聞く等 安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞えないような状態で 車両等を運転しないこと。(後略) ↓ (1) ×聞こえない状態となり危険ですので、禁止されています。 【必ず聞こえない状態となるわけではない】ので非常に紛らわしい表現。 → ○ 「安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞えないような状態」は禁止 (2) ×高知県公安委員会規則 → ○ 高知県道路交通法施行細則 ↑ ●[高知]誤情報の発信(詳細版) バイラルメディア含め「主に受信側の個人単位で誤解している」のであればまだしも、 公的機関含む発信側の認識力の低さはさすがに問題があると言わざるを得ない。 kochi-cycling.com/introduction/ イヤホンの使用は×! サイレンや注意喚起の声などが聞こえにくくなるため、走行中のイヤホンの使用は禁止されています。 ↑この表現自体が×という。 ↓ 正確には イヤホンの使用は【控えましょう】! サイレンや注意喚起の声などが聞こえにくくなるため、走行中のイヤホンの使用は【推奨しません。】 こうでなければならない。 ▲こうした事実誤認を広めてしまっている原因として・・・ ↓ ▲高知県警サイトにある法的な規制根拠が杜撰 www.police.pref.kochi.lg.jp/sections/koutuu/kikaku/bicycle_rule.html イヤホンを使用して音楽等を聞く行為は安全な運転に必要な交通に関する音(救急車のサイレン等)、 または、声(警察官の指示等)が聞こえない状態となり危険ですので、禁止されています。 【該当規定】道路交通法第71条第6号、高知県公安委員会規則第11条 【罰則】5万円以下の罰金 ↓ 道交法71条の6 elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/viewContents?lawId=335AC0000000105_20200523_501AC0000000020#T 六 前各号に掲げるもののほか、道路又は交通の状況により、公安委員会が道路における危険を防止し、その他交通の安全を図るため必要と認めて定めた事項 罰則:第六号については第百二十条第一項第九号 第百二十条 次の各号のいずれかに該当する者は、五万円以下の罰金に処する。 なぜか規制根拠となる条文に「間接的に他で定めていることを記しているだけ」の71条の6はまだしも、 高知県公安委員会規則第11条とはあっても、 分かりやすく「高知県道路交通法施行細則」とは書いていないのがどうにも解せない。 直接の規制根拠となる条文を記載している場所が分かると困るのだろうか? ↓ ■法治国家として法文主義に基づく反証■ (令和2年4月1日内容現在) www.reikisyuutou.pref.kochi.lg.jp/reiki/JoureiV5HTMLContents/ ▼第15編 警察・消防・国民保護 ▼第1章 警察 ▼第5節 交通「高知県道路交通法施行細則」 第3章 運転者の遵守事項 (運転者の遵守事項) 第11条 法第71条第6号に規定する車両等の運転者が遵守しなければならない事項は、次に掲げるとおりとする。 (9) 高音でカーラジオ等を聞き、又はイヤホーン等を使用してラジオを聞く等 安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞えないような状態で 車両等を運転しないこと。 ただし、難聴者が補聴器を使用する場合 又は公共目的を遂行する者が当該目的に関し指令を受信するために イヤホーン等を使用する場合は、この限りでない。 ここでは明確に【安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞えないような状態で】とある。 ↓ 【1】小音量で(安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえる状態で)あれば問題なし 高音でカーラジオ等を聞き、又はイヤホーン等を使用してラジオを聞く等で車両等を運転しないこと。 用語としては「高音」という表現自体に問題があるが、 「高音の反対=低音=小さな音量であれば」カーラジオ等を聞き、又はイヤホーン等を使用しても違反にはならない。 (※小音量でも安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえない状態では違反になる) または 【2】(音量とは関係なく)聞こえるような状態であれば問題なし 「安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞えないような状態」を禁止されているので、 「もし高音でも」カーラジオ等を聞き、又はイヤホーン等を使用してラジオを聞く等していても、 「安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえる状態」であれば違反にはならない。 ↓ ★つまり「条文に誤り」もしくは「サイト内の表現に誤り」のどちらか。 ↓ ↓ 【A】■仮に高知県警サイト内情報が法的に適正とする場合 【条文の変更】 もし車両[自動車のカーオーディオ全てを含む]・自転車でもイヤホン走行が禁止されている条文であれば 「カーラジオ等を聞き、又はイヤホーン等を使用してラジオを聞く等で車両等を運転しないこと。」 となっていなければならない。 ↓ しかし、そうすると今度は原付免許などでの聴覚不問の整合性が取れなくなるので、 変えるべきは【B】になる。 ↓ 【B】■仮に高知県道路交通法施行細則サイト内情報が法的に適正とする場合 【高知県警サイトの内容を書き換え】 イヤホンを使用して音楽等を聞く行為は安全な運転に必要な交通に関する音(救急車のサイレン等)、 または、声(警察官の指示等)が聞こえない状態となり危険ですので、禁止されています。 【該当規定】道路交通法第71条第6号、高知県公安委員会規則第11条 ↓ (1) ×聞こえない状態となり危険ですので、禁止されています。 【規制根拠となる条文は↓】 安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞えないような状態で 車両等を運転しないこと。 つまり「危険ですので禁止」という内容は存在しない。 ↓ ●「危険かどうかは"ただの感想"」 なぜなら「聴覚情報云々以前に、”予測運転”を実行できていれば、 「適切な一時停止が不可能になる事実も存在しない」ため。 ※自動車の運転手はカーオーディオを使用していても基本的に安全運用できている。 ※未成年を理由にする場合「教育不足」を補うために、特に「徐行」や、一時停止を蔑ろにしてまで 優先的に遮音関連に対して「法文内容を超えた規制」を敷くことが正しいとは思えない。 ※注意力散漫についても同様であり、その場合「寝不足等」への厳しい規制も必要になる。 (2) ×高知県公安委員会規則 →【高知県道路交通法施行細則】第11条 ▼もし「規則を恣意的に運用している」ということであれば問題。 「若年層への注意喚起のために必要なこと」というのであれば、 実際の事故データを基にした注意喚起を行ってもらいたいのだが・・・、 ↓ ■自転車警告書交付状況(令和元年中) (降順に並べ替え) 並進 2877件 通行禁止 959件 無灯火 844件 イヤホン使用 788件 一時不停止 697件 右側通行 538件 携帯電話使用 351件 その他 244件 傘さし 212件 信号無視 199件 二人乗り 61件 飲酒運転 22件 整備不良 1件 合計:7793件 ※内訳 中学生 1309件・高校生 2495件 ↓ ●まず並走への警告が多い理由が不明 (恐らく"クレームが多いから"程度の理由で「ほらちゃんと交通指導してますよ」 という反応のためだけの「単なる取り締まりアピール」というところか) 警告書の優先順位からして並進が3000件という有様。 余程熱心に取り組んでいるようだが、高知県では「並進で重大事故が多発」というデータでもあるのだろうか。 ↓ 改めて「見える危険は大して危険ではない」と言っておきたい。 何しろ並進の場合(車道や歩道を草レース気分で猛スピードで競争しているような特殊な輩を除き) 「楽しく会話をしている」ことが圧倒的に多いため危険度は低いと言える。 もっと具体的に言えば、「並進で楽しく談笑しながら"ゆっくりと"走行」する光景は普通でも、 「並進で楽しく談笑しながら"全力"走行」する光景は正直見たことがない。 ↓ 確かに交通の妨げになることで渋滞の原因になるようなことがあれば迷惑であり、 並進自体は違反であっても、さほど優先的に尽力すべき問題とは思えない。 実際それほど社会問題化するような課題とすら思っていないからこそ続けている人が多いのだろうし、 「並進が事故原因でした」というニュースも見たことがないので、 さほど危険視する必要もないのが現状ではないだろうか。 ※「急な進路変更で自動車の前に出てくるケース」というのは車道左端を走っていても、 「蚊柱などの虫アタック」「ガラス片など落下物避け」があるので、 並進特有の問題にはならない。 ↓ そもそも、最大の不可解な点は、 安全のために欠かせない「徐行無視」への警告が一件もないという事実。 さすがに「由々しき事態」というべきか。 これでは「歩道では歩行者優先」の感覚など育つわけもない。 ↓ ■更に、一時不停止は5番目、信号無視と合わせても並進の半分以下ということは、 「高知ではあまり止まることに注意を払う必要はないですよ」と 広報しているのと等しく成り果てていることに気付いているのだろうか。 これでは「横断歩道を渡ろうとしている歩行者のために 自転車も含む車両は"一時停止しなければならない"ということを知らない人が多い理由も頷ける。 ■「一目瞭然な危険」且つ「速度も遅い」=「容易に避けられる危険」 並進にしても遮音にしても、やはり優先的に気を付けるべきポイントがズレている。 単に「目の前にある目障りなモノさえなくなればそれいい」という、 真の意味で事故ゼロに向けての交通安全とはかけ離れた 「利己主義」な感覚が際立っているように思えて仕方ない。 2021.12.26 ▲ゴシップ系雑誌サイトの「イヤホン自転車」記事 2021.12.19 ●グレーな表現方法とオートバイのサイトでの自転車記事への雑感 2021.12.5 ◆「イヤホンをしているだけでは違反ではない」という"事実"の紹介記事 〃 ▲相変わらず誤解を与える内容:BS 〃 ▲▲「イヤホン自転車」を強調する無意味さ 2021.11.21 ●[大阪]久々の誤解を生む記事 2021.9.12 ▲法的根拠を知らず違法と勘違いしている例 2021.8.15 ●弁護士サイトでも誤解、●分かりやすい印象操作 2021.7.18 ●毎度お馴染み【イヤホン運転を罰則対象】とかいう誤解を広める記事 2021.7.4 ●[石川]注意の矛先の誤りと不十分な指導力 2021.5.30 ●[宮城]警察も然ることながら記者の安全意識の問題?、●[神奈川]マナーとしても解せない感覚 2021.5.23 ●[東京]単に「イヤホンつけての運転が法令違反になる」を反証 2021.3.14 ●音情報を過度に信頼する考え方への疑問 2020.12.6 ▲車両運転中の携帯電話についての記事にイヤホン等に関する完全な蛇足 10.25 ◆珍しくほぼ正しい内容でもあと一歩惜しい記事 9.20 ●状況判断力が足りない内閣府解説 9.13 ▲例によって偏向報道 9.6 ●[自動車]35都道府県ではイヤホン(運転)禁止という不思議な説を暴く 〃 [△]中途半端に正解なパナソニックの見解 8.23 ●木を見て森を見ない人々 〃 ●事故例の紹介だけで不安を煽られないように注意 6.14 ★自転車イヤホンが(状態を問わない前提で)違反にはならない理由 〃 ●[高知]誤情報の発信(簡略版)、●[高知]誤情報の発信(詳細版)
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コンパートメント症候群でも、自転車に乗れば走ることができる。 腰周りが壊れて本当にろくに走れなくなってしまった。 たまに俄パスハンター時々俄ピークハンター、だった。 @京都 +α 2014/1019 18日、久しぶりに嵐山に行ってみるとサイクリングロードの起点終点の場所が延長されていた。 距離は変わっていなかった。 ただいまいろいろどん底中 自転車 峠、山走行した峠や山等の記録。 コース実際に走行したコースルートと、それよりも楽な範囲内での走行したルートの組み合わせによるコース(予定)。 整備、パーツ交換、組み立てなど編集が面倒でページを増やしていないメンテ。 車体等乗っている安クロスバイクの記録 レビュー貧脚による役に立たないレビューのような何か 2013年の走行距離(7月まで) 5420km フリーページ 現在の障害 両足コンパートメント症候群 右手首重度TFCC損傷(握力14kg、押す力5-8kg) 足底腱膜炎 ぎっくり腰(仙腸関節捻挫系) ヘルニア 右股関節異常 コンパートメント症候群と自転車 状態 @chs 記録 - - - @wikiについて。 @wikiの基本操作 用途別のオススメ機能紹介 @wikiの設定/管理 分からないことは? @wiki ご利用ガイド よくある質問 無料で会員登録できるSNS内の@wiki助け合いコミュニティ @wiki更新情報 @wikiへのお問合せフォーム 等をご活用ください @wiki助け合いコミュニティの掲示板スレッド一覧 #atfb_bbs_list その他お勧めサービスについて 大容量1G、PHP/CGI、MySQL、FTPが使える無料ホームページは@PAGES 無料ブログ作成は@WORDをご利用ください 2ch型の無料掲示板は@chsをご利用ください フォーラム型の無料掲示板は@bbをご利用ください お絵かき掲示板は@paintをご利用ください その他の無料掲示板は@bbsをご利用ください 無料ソーシャルプロフィールサービス @flabo(アットフラボ) おすすめ機能 気になるニュースをチェック 関連するブログ一覧を表示 その他にもいろいろな機能満載!! @wikiプラグイン @wiki便利ツール @wiki構文 @wikiプラグイン一覧 まとめサイト作成支援ツール バグ・不具合を見つけたら? 要望がある場合は? お手数ですが、メールでお問い合わせください。
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折りたたんで持ち運び可能な自転車。サバリセで消滅する。 Dayz Origins MOD v1.8で、既存の自転車が無くなった代わりに、新たに追加されたアイテム。 持ち運べるとは言っても、バックパック枠に装備される。 当然収容能力は皆無(0/0/0)なのでGear容量が物凄く減ってしまう。 というか乗ればいいので折りたたむメリットはあまりない。 強いて挙げれば折りたたんで車に積めるということだが、しまっておかないとサバリセで消滅してしまう。 組立には以下の道具が必要。 工具類Old hammer Adjustable Wrench Screwdriver set 素材Bicyle chain x 1 Bicyle frame x 1 Bicyle wheel x 2 scrap metal x 1 必要な工具類は修理系工業施設(倉庫とか)に湧くが、農業施設(納屋とか)に湧くこともある。 自転車の部品は全て農業施設にのみ湧く。Scrap metalのみ修理系工業施設で湧く。 部品から自転車を組み立てると折りたたまれた状態で完成する。 組立には非常に時間がかかり、Bandageモーションを3回繰り返す。当然隙だらけで音も出る点に注意。 組立はいつでもできるので、安全なところで行うのがイイだろう。 乗り回すには展開する必要があり、展開には Screwdriver set が必要。 と言っても組み立てるときに使っているハズなので、困らないだろう。 展開した後は通常MODの自転車と同様に乗り回せる。 しかし先術の通りサバリセで消滅するので ログアウト前は折りたたんで、車などに格納しておく必要がある。
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部品構造 大部品 藩王共通部品 RD 7 評価値 4大部品 藩王の基礎能力 RD 4 評価値 3部品 権利と義務 部品 白兵戦指揮能力 部品 政治指導能力 部品 藩国のために働く義務 大部品 藩王としての特別な所有物 RD 3 評価値 2部品 王剣 部品 王服 部品 玉座 部品定義 部品 権利と義務 藩王は藩国にかんするすべての権利を持つと同時に、すべての責任も負うものである。王犬(王猫)とともに藩国を象徴する存在であり、その生死は藩国の命運を左右する。 部品 白兵戦指揮能力 藩王は白兵戦においてすぐれた指揮能力を有する。また、藩国軍の最高指揮官であり、藩王の命は、下部に属するすべての指揮官・兵士の命に優越する。 部品 政治指導能力 藩王は藩国内において、最高の政治指導権を有する。その権利は摂政・執政以下すべての内政官に優越し、強力な指導を行うことが可能である。 部品 藩国のために働く義務 藩国に対し最高の権利を保持する藩王は、藩国のために尽くす義務がある。また、藩王の指導がよろしきを得なかった場合に惹起した事態に対し、藩王は無限の責任を持つ。 部品 王剣 藩王のみが持つことを許される剣。形状は藩国によってさまざまだが、藩王の正当性を示すものであることは変わらない。 部品 王服 藩王のみが身にまとう服。藩国の文化によって形状は異なるものの、藩王のみが身にまとうことを許される点では同じである。 部品 玉座 いわゆる「藩王の席」という言葉の具現化である。藩国の文化によって形状は異なれど、いずれの場合も摂政すら座ることを許されぬ藩王のための特別な座である。 提出書式 大部品 藩王共通部品 RD 7 評価値 4 -大部品 藩王の基礎能力 RD 4 評価値 3 --部品 権利と義務 --部品 白兵戦指揮能力 --部品 政治指導能力 --部品 藩国のために働く義務 -大部品 藩王としての特別な所有物 RD 3 評価値 2 --部品 王剣 --部品 王服 --部品 玉座 部品 権利と義務 藩王は藩国にかんするすべての権利を持つと同時に、すべての責任も負うものである。王犬(王猫)とともに藩国を象徴する存在であり、その生死は藩国の命運を左右する。 部品 白兵戦指揮能力 藩王は白兵戦においてすぐれた指揮能力を有する。また、藩国軍の最高指揮官であり、藩王の命は、下部に属するすべての指揮官・兵士の命に優越する。 部品 政治指導能力 藩王は藩国内において、最高の政治指導権を有する。その権利は摂政・執政以下すべての内政官に優越し、強力な指導を行うことが可能である。 部品 藩国のために働く義務 藩国に対し最高の権利を保持する藩王は、藩国のために尽くす義務がある。また、藩王の指導がよろしきを得なかった場合に惹起した事態に対し、藩王は無限の責任を持つ。 部品 王剣 藩王のみが持つことを許される剣。形状は藩国によってさまざまだが、藩王の正当性を示すものであることは変わらない。 部品 王服 藩王のみが身にまとう服。藩国の文化によって形状は異なるものの、藩王のみが身にまとうことを許される点では同じである。 部品 玉座 いわゆる「藩王の席」という言葉の具現化である。藩国の文化によって形状は異なれど、いずれの場合も摂政すら座ることを許されぬ藩王のための特別な座である。 インポート用定義データ [ { "title" "藩王共通部品", "type" "group", "children" [ { "title" "藩王の基礎能力", "type" "group", "children" [ { "title" "権利と義務", "description" "藩王は藩国にかんするすべての権利を持つと同時に、すべての責任も負うものである。王犬(王猫)とともに藩国を象徴する存在であり、その生死は藩国の命運を左右する。", "type" "parts" }, { "title" "白兵戦指揮能力", "description" "藩王は白兵戦においてすぐれた指揮能力を有する。また、藩国軍の最高指揮官であり、藩王の命は、下部に属するすべての指揮官・兵士の命に優越する。", "type" "parts" }, { "title" "政治指導能力", "description" "藩王は藩国内において、最高の政治指導権を有する。その権利は摂政・執政以下すべての内政官に優越し、強力な指導を行うことが可能である。", "type" "parts" }, { "title" "藩国のために働く義務", "description" "藩国に対し最高の権利を保持する藩王は、藩国のために尽くす義務がある。また、藩王の指導がよろしきを得なかった場合に惹起した事態に対し、藩王は無限の責任を持つ。\n", "type" "parts" } ], "expanded" true }, { "title" "藩王としての特別な所有物", "type" "group", "children" [ { "title" "王剣", "description" "藩王のみが持つことを許される剣。形状は藩国によってさまざまだが、藩王の正当性を示すものであることは変わらない。", "type" "parts" }, { "title" "王服", "description" "藩王のみが身にまとう服。藩国の文化によって形状は異なるものの、藩王のみが身にまとうことを許される点では同じである。 ", "type" "parts" }, { "title" "玉座", "description" "いわゆる「藩王の席」という言葉の具現化である。藩国の文化によって形状は異なれど、いずれの場合も摂政すら座ることを許されぬ藩王のための特別な座である。", "type" "parts" } ], "expanded" true } ], "expanded" true } ]
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香川県の自転車乗り集まれ!! 香川は日本でも屈指の自転車保有率を誇る街です ママチャリ・ルック車・クロス・ロードなんでもOK!! リカンベント・ピストは大歓迎!! 2ちゃんねるの自転車板「香川の自転車乗りスレ」を応援しています!! お暇な方はスレが落ちないようにご協力をお願いします。
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───────────────────────────────── ★タイヤの空気圧3(このページにはこれ以上追加できないため続きはこちらから) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/194.html ★タイヤの空気圧(1) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/91.html ───────────────────────────────── 最終更新日:2023.11.19 ◆パナレーサー「AGILESTシリーズ」体重・サイズ・内幅別の最低空気圧 2023.10.29 ◆競技スポーツ自転車でも一般車並みの450kpaや300kpaの選手が要る現代 2023.10.8 ▲埼玉でBSの安全啓発イベントにて…【説明不足の問題】 2023.9.3 ◆空気圧は「(500kpa超えのように)高くするほど"乗り心地は"悪くなります」 2023.5.28 ◆タイヤ側面を握って確認することの危うさ(▼空気圧の測定方法について) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/148.html#measure 2023.5.28 ◆パナソニック自転車の現行品の空気圧設定[2023年5月時点での継続車種]全車種チェック (廃盤▲「レギュラー」、廃盤▲「ジェッター」、廃盤▲「Jコンセプト」 → 後継新車種「プロム」、他) 2022.9.18 ●若干気になる「規定空気圧」という用語(▼空気圧の測定方法について) 〃 ●(IRC)フックレスリム対応タイヤでも上限800kpa設定のスポーツ自転車用タイヤの謎(▼各メーカー) 2022.9.11 ★★★「一般的な自転車のチューブに充填できる空気量は多くない」からこそ、空気圧を正確に判断する価値あり 2022.9.4 ◆空気充填頻度の目安【基本】 2022.08.28 ▲タイヤ側面に「MAX450kpa」= 必ず450kpaまで充填???(500kpa以下) 2022.07.31 ▲チューブに空気を入れるタイプのベビーカーで過剰充填による破裂(▼過剰充填(空気入れすぎ)関連) 2022.07.10 ●英式と空気圧充填基準の雑紹介と対策(▼空気圧の測定方法について) 2022.07.03 ●基本的な内容でも発見のあった記事(序文欄へ追加) 2022.06.19 ★★★【基本】★★★空気圧設定はタイヤの側面を確認 〃 ●IRCが既婚女性向け雑誌VERYに足楽の紹介記事を展開するも・・・残念な空気圧管理の紹介 2022.06.05 ●「フックなし(WO)リム + 一般車系タイヤ」で高圧充填が薦められない理由 2022.05.15 ◆[参考]:自動車タイヤの話でも自転車タイヤにも関係のある話 2022.05.08 ◆ヤマハPAS取説の「適正空気圧」 (【標準空気圧】と【最大空気圧】の違い) ※ついでに◆ヤマハの電動アシスト全車種(2022年4月現在)も掲載 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/148.html#YAMAHA 2022.03.20 ●700×28Cの空気圧400kpa以下で競技スポーツ2位という結果 2022.03.20 ◆パナソニック自転車の現行品の空気圧設定(電アシ29種+2種)[2022年3月時点での掲載車種] 2022.02.27 ▲空気の入れすぎでリムまで変形(過剰充填関連) 2022.02.13 ◆パナレーサーの兵庫県丹波市内の小中学校へフロアポンプ寄贈から考える 2022.01.09 ◆過剰充填でバースト後に適正空気圧にしても手遅れだった例、【目次作成】 2022.01.02 ◆低い空気圧でグリップ力も向上 ─────────────────────────────────────────────────────── ※触診や接地面の長さでの空気圧判断で問題ないと考えている店やユーザーは対象外の内容となります。 ※「空気圧計を使わない管理方法で本当に大丈夫なんだろうか?」と考えられている方々へ向けた、 「安心できる正確な空気圧管理の方法」の理解を深めて頂くための内容になります。 ─────────────────────────────────────────────────────── ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ★★★「一般的な自転車のチューブに充填できる空気量は多くない」からこそ、 空気圧を正確に判断する価値あり 「近距離移動の用途のため、パンクしないで済むのが分かる量が入っていれば問題ない」 という人もいるかもしれませんが、 「段差乗り上げ時の耐久度」と「走行の快適さ」の「丁度良いバランス」 を 「タイヤの質[ゴムの硬さ・耐パンク層など]、季節、体力、握力、他関係なく」【明確に】分かるのは (空気入れの手間に少しの時間と体力を消耗するとしても)「トータルでは確実に得」と言えます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ★★★【基本】★★★空気圧設定はタイヤの側面を確認 タイヤ交換前や交換後、把握必須の数値を書いてある箇所は「タイヤの側面」。 (※英式[虫ゴム]では+130kpaする前の目安にしかならないので要注意) 【(推奨や標準)空気圧】●(前後約30~60kpaの余裕はあると考える) 【最大空気圧】●「MAX(最大)空気圧」 最大を超えないこと ↑ ※最大まで充填必須"ではありません" (例:標準体重65kgであれば最大空気圧から「マイナス100~150kpaが適正」も当然あり) ↓ 【空気圧の範囲指定】●「min(最小)~MAX(最大)」 範囲内で収めること 参考●BSでの簡易紹介 bsc.custhelp.com/app/answers/detail/a_id/580/ ◆空気充填頻度の目安 (自動車のタイヤで毎月空気が大量に充填必須とはならないことも考慮すると) ◆基本的には「タイヤ径とタイヤの幅」から見た【空気充填可能な容積】で異なる。 ●20インチHE(406)は「小径」でも、太めの幅(約50mm幅)であれば、容積量が多いので、 乗車人の体重と荷物量が標準(65kg)と仮定すれば、減りにくいと考えられる。 ◆各空気圧基準での充填頻度の想定 ※タイヤ側面が"最高"空気圧であれば、そのままMAX充填ではなく 「減らした場合も確認した上で」【最適な】空気圧 ↓ ラテックスチューブ・・・毎日 約700kpa・・・3日に1回 約600kpa・・・10日に1回 約400~500kpa・・・2週間に1回 約300kpa・・・20日~1ヶ月に1回 ファットバイクの150kpaくらいでも一応1か月に1回を目安。 ※夏場は「減りやすい」ので、充填間隔は早めるのが得。 (減りやすいからと過剰充填すると「タイヤ劣化速度が増す」等のリスクあり) ※チューブの厚みが増すと空気量の減少は抑えられても「走行性能は劣る(回転の重さ)」。 軽量チューブ → ノーマル → スーパー → ストロング(ダウンヒル等) 一方で、軽量チューブは空気の抜けが早まり、初期不良品率が上がる傾向あり。 結局、総合的に考えると「ノーマルチューブ」が最も利便性が高いと言える。 ●原則「タイヤ幅が細いほどチューブ内積も少なくなる」ので高圧充填になる。 チューブレス(レディ)の場合は必ずしも高圧充填が必要とは限らないが、 それでも充填頻度としては3日に1回が目安だろうか。 こういう点から見ても「スポーツ自転車は手間がかかるのが当たり前」と分かる。 ◆空気圧は「(500kpa超えのように)高くするほど"乗り心地は"悪くなります」 ※車道しか走らないので「クッション性能を犠牲にしてでも走行性重視」で 高圧充填したいのであれば、 最低でも「標準的に(縁にフックありで専用の高圧リムテープもある)ダブルウォールリムが使われていることを確認できる700Cの」 クロスバイクが望ましい。 そもそも段差も通ることが多い「一般車で」高圧充填しようものなら、 「跳ね上がりが大きくなり」クッション性能も著しく失われてしまうのでメリットは低い。 ★「乗り心地=クッション性能の向上のためには →エアボリュームを増すこと=タイヤの幅を少しでも太くする」のが正解。 ★「空気圧は高くても低くても何も良いことはありません」 300kpa上限であれば350kpa超えにでもなれば早期劣化の原因になり、クッション性能も下がる。 米式化などで300kpaの適正な空気圧を維持していても、 沈みこみが多すぎる過体重であれば 「1-3/8→1-1/2に幅を上げてクッション重視にする」のが定番カスタム。 (※但し取り付け可能かどうかは車種によりけりなので現物合わせ) ※電動アシストの場合は規格基準を超えてしまうので厳密には変更不可。 ★一般車(ママチャリ)で高圧充填[500kpa超]は避けましょう (※もちろん上限450kpa設定タイヤの場合、500kpa以下運用程度であればOK) ★そもそも、一般車の「(縁にフックがなく専用の高圧リムテープもない)シングルウォールのリム」は 高圧充填用ではないので500kpa超での運用は適していません。 ◆そのため「タイヤの設定基準として500kpa超に対応しているかどうか」は無関係。 「取付使用していても問題ない」とか、 「パナレーサーがパセラで高圧充填が問題ないことを確認している」としても、 【生活用途でもある一般車への"継続使用"は、安全のためにオススメできません】。 ※そして、言葉の意味すら理解する気が無い人は「何もしないほうが身のため」です。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼過剰充填(空気入れすぎ)関連 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/148.html#HighPressure ▲空気の入れすぎでリムまで変形(過剰充填関連) ●高い空気圧で運用するデメリット ●自転車のタイヤに空気を入れすぎると・・・ ▲タイヤに設定以上の高圧充填したがる問題とその対策 ◆低い空気圧でグリップ力も向上 ●スポーツ自転車では「だいたいの人が空気を入れすぎている」 ◆過剰充填でバースト後に適正空気圧にしても手遅れだった例 ●高圧での常用はケーシングへの影響も考えられる(高圧で常用するデメリット) ●タイヤの空気圧は(適正範囲内で)低めのほうがいい理由 ●空気入れすぎパンクから見る認識変化への突破口とは ▲チューブに空気を入れるタイプのベビーカーで過剰充填による破裂 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼空気圧不足関連 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/148.html#LowPressure ●低い空気圧で運用するデメリット ●空気圧不足がパンク原因の約6割 ●空気圧不足→チューブねじれ→バルブベース剥離 ●空気圧不足でバルブ軸の破損 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼空気を充填する頻度について https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/148.html#Decrease ▼「空気の減り方」の違いについて ▲約400kpa設定のタイヤで週1回空気入れしなければいけない状態は「問題あり」 ▼空気入れの頻度 ●チェーン店の空気圧感覚 ●スポーツ自転車の場合2週間どころか毎日必要な場合もある ────────────────────────────────── ★季節と空気圧の変化について https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/140.html ────────────────────────────────── ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼(特に一般車WOの)フックなしリムは500kpa以下 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/148.html#500 ★「フックなしリムの最大対応空気圧は5bar≒500kpa」に制限 ◆450kpa充填について ▲タイヤ側面に「MAX450kpa」= 必ず450kpaまで充填??? ●WOの"フックがない"リムには5気圧以上充填しないこと ●700×28Cの空気圧400kpa以下で競技スポーツ2位という結果 ◆競技スポーツ自転車でも一般車並みの450kpaや300kpaの選手が要る現代 ●「フックなし(WO)リム + 一般車系タイヤ」で高圧充填が薦められない理由 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼空気圧の測定方法について https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/148.html#measure ★「広く使われている親指テスト方法は非常に不正確です。」 ●疑問「タイヤの反発力は一定なのだろうか」 ●虫ゴムの英式バルブでは測定値+130kpaで正確な値? ●パナレーサー「英式(虫ゴム)では正確に測定できません。」 ●接地面の長さで空気圧を見る? ▲各種メーカーの「接地面での空気圧管理」から見える問題点 ●IRCが既婚女性向け雑誌VERYに足楽の紹介記事を展開するも・・・残念な空気圧管理の紹介 ●英式と空気圧充填基準の雑紹介と対策(▼空気圧の測定方法について) ●若干気になる「規定空気圧」という用語 ◆タイヤ側面を握って確認することの危うさ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ▼各メーカー取扱説明書にあるタイヤ空気圧管理の方法 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/148.html#O ●(IRC)フックレスリム対応タイヤでも上限800kpa設定のスポーツ自転車用タイヤの謎 ●IRCの解説図から見える問題 ●微妙なIRCの解説 ◆エアチェックアダプターや米式チューブの提案 ●自転車店でのエアチェックアダプターの紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆パナソニック自転車の現行品の空気圧設定(電アシ29種+2種)[2022年3月時点での掲載車種] https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/148.html#pana ★タイヤの空気圧2━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★タイヤの空気圧 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/91.html ▼正確な空気圧管理の必要性 個人個人で握力が異なるのも当然として、 低圧で使用すれば「段差などでリム撃ちパンク」、 高圧で使用すれば「ひび割れやすくなりタイヤ寿命そのものを短くする」。 (ひび割れについては直射日光を当てるような保管状態を避けることも重要) 低すぎず、高すぎない丁度いい空気圧を、どんなタイヤ銘柄にも左右されず直感で判断するのは困難。 「交換しやすさを優先」または「修理を増やしたい」という思惑があれば 正確な空気圧管理なんて必要ないという考え方になる。 虫ゴムならゴミが詰まっても取り除きやすいということではなく、 そもそも「バルブキャップは塵や埃などが入らないように取り付けるもの」であり、不要な飾りではない。 ●自転車のタイヤの空気圧を知る minivelo-road.jp/tips-for-bicycle-tire-air-pressure 空気圧に関する数値は「タイヤの側面」に書いているので、まずは確認する。 ●空気圧をしっかりチェックする 空気圧が適正に入っていないと →クッションがないので「乗り心地が悪い」。路面のガタガタを直接自転車や体に伝える →路面に対する抵抗感が増えて「走りが重くなる」 →段差などで安易に「パンクしやすい」。当然無駄に「修理費用も時間も」とられる。 とにかくロクなことがない。 ★一般車(ママチャリ)タイヤの標準空気圧は「3気圧」が目安 300kpa=3bar=43.5psi www.panaracer.com/new/info/picup/20070509img/City2007.pdf ↓(webアーカイブにて確認) http //web.archive.org/web/20140805062930/http //www.panaracer.com/new/info/picup/20070509img/City2007.pdf 一般タイヤの標準空気圧は300kpa(約3kgf/cm2)が目安です。 これより高いとスリップを起こしやすく、低いと早期にひび割れを起こしやすくなり危険です。 体重65kg以上の方は10~20%多めに調整ください。←(330~360kpa) 一般車に多い英式(虫ゴム)のチューブそのままでは空気圧は計測できないので注意 基本的には「パナレーサーのエアチェックアダプター」で英式→米式変換、または「米式チューブ」に交換し、 空気圧計付ポンプや、自動車やオートバイ用にも使える空気圧計(エアゲージ)を使う。 ※仏式チューブは軸が細いので英式チューブが使われる車輪のリム穴には適さない ▲英式の「虫ゴム」状態では"概ね"-130kpaでの状態を示す」 という「構造上の問題がある」ことも忘れずに知っておきたい。 (●虫ゴムの英式バルブでは測定値+130kpaで正確な値?) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/127.html#130 ※虫ゴムの種類や状態によっても差があるとすれば+130kpaという数値自体も怪しくなってくる。 ▼英式・米式・仏式への空気の入れ方(画像解説) www.geocities.jp/taka_laboratory/20050806-Air-pump-hand/20050808-Air-pump-hand.html archive.fo/x0ITx 最も基本的なことなので、一番最初に覚えなければならない事柄。 ◆バルブの種類問わず(米式でも)数か月も空気圧を維持できない理由 英式→米式変換のエアチェックアダプター(ACA-2)のレビューにも散見されるが、 虫ゴムより減少量が減ったからといって 【2か月も3か月も空気入れを怠って適正な空気圧は維持できない】ので勘違いしないこと。 ★季節と空気圧の変化について https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/140.html にあるように、真冬であれば1ヶ月経過で20kpaほどしか減らなくても、 【夏場(日中気温が35度超)は1ヶ月で100kpaも減る】ことから、 (数か月間気温10度を下回るような地域でもなければ) 【何か月も空気を入れずに空気圧が保たれるということは絶対にない】と断言する。 そして、それは常用空気圧が高ければ高いほど顕著なため、 例えば450kpa基準のタイヤに400kpa程度で使うような場合、 上記の計測値(300kpa基準のタイヤに毎月330kpaまで充填)よりも 「減少率は確実に増す」と覚えておきたい。 ▼強引に「そのケースなら怠けるのも仕方ないか」というケースを絞り出してみると ※脚を鍛えるために日常的な快適性を減らしたい。 ※"分単位で"時間がない特殊な職種。 ※新しく別のタイヤを試してみたいので、早めにタイヤ劣化させたい。 ※馴染みの自転車店に恩があるので緩やかに貢献したい。 ※自転車の空気入れを持つと頭痛や謎のアレルギーが発生するため、 自転車店などに頼むしかないが、コミュニケーションが苦手。 ※店が(米式の場合ガソリンスタンドも含め)相当遠く、 その上「米式にも使える鉄ポンプと空気圧計」or「空気圧計付ポンプ」すら 購入することが困難な生活状況にあるため。 ↑ どれも実際には「相当レアケース」としか思えないので、(仏式はそのまま仏式で使うとして) 【英式から米式化したのであれば、それを怠けるための口実にするのではなく】 【日常的な快適性を得るため】と割り切って、気乗りしなくても、 適当に手短なご褒美(空気充填しないと~を食べてはいけない等)で自分自身を騙しつつ、 毎月1回(以上)の空気入れをする習慣を身につけよう。 ●「何か月に1回使うかどうか分からない使用頻度なので、その前に"必ず"空気を充填している」 というケースであれば話は別だが、1ヶ月1回以上使うのであれば、毎月1回(以上)の空気入れは、 不具合の確認のためにもしておくべき基本的なメンテナンス。 ◆[参考]:自動車タイヤの話でも自転車タイヤにも関係のある話 bestcarweb.jp/feature/column/417433 さすがに自転車に「空気圧常時監視システム」というのは過剰としても、 空気圧管理の重要性がよく分かる良い話。 「タイヤの異常に気付きやすくなる」ことから 「交通安全にも関わる"止まりやすくする"」という意味でも、 空気圧管理は「大雑把で構わない」とは言えない。 米国でTPMSが法制化されたのは、2000年にファイアストーン社のタイヤのバーストによって 重大事故が発生したことに起因します。 ファイアストーン社は、タイヤの構造に問題があったとしてリコールを行いましたが、 一方でタイヤの空気圧管理を怠っていたことが、バーストを誘発させる要因のひとつであることも判明。 これを受けて米政府は、常時タイヤの空気圧を監視するTPMSの装着が必要との結論付けたのです。 ↑ 「高速且つ長距離移動も少なくない米国ならではの理由」であり、 一方の自転車のタイヤでバーストといえば、 「チューブ噛み」という「初心者にありがちな組立ミス」だから無関係に思えても、 多くの自転車ユーザーは【不適正な空気圧管理】によって損していることは間違いのない話。 (一般車であれば「概ね過小空気圧」、スポーツ自転車であれば「無闇に最大空気圧充填」) タイヤの空気圧が低下すると、タイヤは大きく潰れながら回転するので、サイドウォールに大きな負荷がかかります。 その状態が続くと、偏摩耗や劣化が加速していきます。 そうした劣化が蓄積し、限界までくるとパンクやバーストが発生。 ↑ これはそのまま自転車タイヤでも言える。 また、転がり抵抗が増大することから、燃費も悪化します。 タイヤの空気圧が20%低下すると、市街地走行で2%、郊外路走行では4%も燃費が悪化するとされています。 自転車でも、タイヤの空気の抜けていると、大きな踏力が必要となったり、 ハンドルが取られやすくなりますが、それと同じです。 空気圧不足は、走りへの負荷が大きくなるのです。 ↑ 更に「快適な走行を阻害する直接原因になるため」【無駄に体力を消耗する】と言える。 当然、過小でも過剰充填でも、タイヤに「異常負荷」がかかり続けるため、 同じ距離を走行したとしても、タイヤの劣化・消耗までの期間も短くなってしまう。 そのため、 【タイヤの性能を最大限発揮し"タイヤ装着時から最後まで"きっちり使い切るには空気圧の管理は必須!】 (使用途中で適正な空気圧管理をしても"既にタイヤへのダメージは蓄積している"ので効果は半減) (逆に言えば「タイヤを早く摩耗させたい」「疲れたい」という奇特な人であれば、 「無頓着にテキトー頻度充填&テキトー触診管理」を続けるのが正解) (自動車タイヤの空気圧監視システムが) 日本で義務化されない理由は「コストアップ」だと思われます。 ↑ 自転車の場合「バルブ(チューブ)が米式へ移行しない」のは「コストアップ」が主な理由となる。 換装の意義に気付き、長期的視点で初期投資を躊躇わず、適正管理を継続実行できる人達だけが得できる米式化。 ●参考:[自動車]空気圧の把握をしていないと損する trafficnews.jp/post/86057 マイカーの「指定空気圧を知らない」という人は36%を占め、 推奨されている毎月1回の空気圧チェックを行っている人は、14%に満たなかったとのこと。 過去の総点検台数のうち乗用車全体の28.8%、およそ3台に1台が、 空気圧不足のまま走行していると分析しています。 「自転車をイメージするとわかりやすいですが、 空気圧が充分でないとタイヤがたわみ、走るのが重く感じるでしょう。 クルマもそれと同じで、空気圧不足は燃費を悪化させ、重大事故を引き起こす要因になります」 タイヤの空気圧が適正値より50kPa(キロパスカル。空気圧表示に用いられる国際単位)低いと、 燃費の悪化により、通常より4円から7円ほど高いガソリン(1Lあたり150円で計算した場合)を 使用しているのと同等の燃料代になるとのこと。 また操縦安定性も低下するほか、タイヤの損傷や劣化にもつながりやすく、 危険な事故を引き起こしかねないといいます。 自転車の場合は速度を出しにくくなるので危険な事故の割合はむしろ下がりそうだが、 タイヤの損傷からチューブの劣化には直結する。 近年は、タイヤを横から見た際のゴムの厚みが小さい偏平タイヤが増えており、 目視ではタイヤのたわみが判別しにくくなっているそうです。 「空気が入っている限り、たとえ乗っていなくても、 時間が経てば抜けてくることは避けられません。 月1回はエアゲージを用いて空気圧をチェックすべきです」とJATMAは話します。 ↓ 前半部分を少し変えるだけで自転車にも該当する内容になる。 ↓ 近年は、量販店系での「パンクしにくいタイヤ」や、 子供乗せの電動アシストでは「頑丈で太めの幅のタイヤ」が珍しくなく、 側面を握っただけではタイヤのたわみが判別しにくくなっています。 「空気が入っている限り、たとえ乗っていなくても、 時間が経てば抜けてくることは避けられません。 エアチェックアダプターなどを用いて米式化して 月1回はエアゲージを用いて空気圧をチェックすべきです」 エアチェックアダプターの場合でも 稀に元々の英式バルブや空気入れ口金部分との相性問題もあるようなので、 なるべくチューブ交換のタイミングで米式チューブに交換することを薦めます。 (リムナットや軸径から互換性で有利という点からシュワルベを推奨) ●空気圧を知る意味 panaracer.co.jp/products/faq.html#tab01_01_05 panaracer.com/products-q_a/ 「一般編:タイヤ:Q5」 Q5 なぜ空気圧を測ることが大事なのですか? A 通勤・通学などに多く使用されている いわゆる「ママチャリ」仕様の24~27x1 3/8のタイヤなどは 200kPa(2kgf/cm2)以下の低圧で使用すると、 異常な摩耗やひび割れを生じバーストを起こしたりして重大事故につながりたいへん危険です。 ●「虫ゴム式の英式バルブは正確に空気圧を測定できません」 仏式バルブや米式バルブは、空気圧ゲージのみで測定可能です。 虫ゴム式の英式バルブは正確に空気圧を測定できませんが、 当社エアチェックアダプターをご使用いただくと測定できるようになります。 (↑2022年9月掲載) (↓上記が再び消えた時に備えて過去掲載残し) https //web.archive.org/web/20160704235647/http //panaracer.co.jp/products/manual.html 空気の入れ過ぎや低圧使用はタイヤの破損やバーストの原因となりたいへん危険です。 空気圧のチェックは必ず走行前に行い、 タイヤ側面に刻印されている「標準空気圧」または「推奨内圧」に従ってください。 ※米式または仏式バルブはそれぞれ専用ゲージで測定可能です。 虫ゴム式の英式バルブは正確に空気圧を測定できませんが、 当社エアチェックアダプターをご使用いただくと測定できるようになります。 ◆詳しい解説は別ページへ:「英→米式[ACA-2](エアチェックアダプター)」 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/147.html ●タイヤの空気圧が重要な理由 www.vittoria.com/us/en/faq-tire-performance Why is the inflation pressure of bike tires important? The air inside a tire serves three main purposes first to keep it in place so it doesn't come off the wheel, second to support the weight of the bike and rider and third to absorb shock. It also affects rolling resistance and grip. In general terms, the correct tire pressure will depend on how flexible the tire is (higher TPI = more flexible, needs more pressure), the weight it needs to support (more weight needs higher pressures), the terrain the tire is rolling over (rougher terrain needs lower pressures) ↓翻訳 translate.google.co.jp 自転車タイヤの空気圧が重要なのはなぜですか? タイヤ内部の空気は3つの主な目的を果たします。 1つはホイールから外れないようにタイヤを固定すること、 2つ目はバイクとライダーの体重を支えること、3つ目は衝撃を吸収することです。 また、転がり抵抗とグリップにも影響します。 一般的に、正しいタイヤ空気圧は、 タイヤの柔軟性(TPIが高い=柔軟性が高く、より多くの圧力が必要)、 サポートする必要のある重量(重量が大きいほど、より高い圧力が必要)、 タイヤが転がる地形(荒れた地形ではより低い圧力が必要です) スポーツ系タイヤメーカーの視点では 「タイヤをリムに固定すること」「体重を支え、衝撃を吸収すること」にあるようだ。 「リム打ちパンクさせないため」という「空気圧管理を一切しない使い方」というのは 常識的に想定しない用途となっている。 ●空気圧は低すぎでも高すぎでも良くない star.ap.teacup.com/flatout/1328.html 英式バルブ(虫ゴム式)ではタイヤの厚みや握力の違いによって正確は判断ができない。 米式か仏式であればポンプの計測機器や単独の空気圧計でも数値を目でしっかりと確認できる。 ●基本的な内容でも発見のあった記事 自転車はなぜパンクするのか 猛暑でタイヤが破裂するおそれも news.yahoo.co.jp/articles/57a4721bf09ef23178c42099dce96627127faf7b ●「スネークパンク・打ち切りパンク」 コメント欄にあるように・・・ スネークバイトとリム打ちパンクなら知っていますがね、 スネークパンクでググるとゼロ、打ち切りパンクではこの記事しか出てこないです。 なぜ特殊な呼び方に走ったのだろうか。取材店での通称? だとしても、「※一般呼称では"スネークバイト"と"リム打ちパンク"と呼ばれています」と 追記する手間がそれほどあったとは思えないが・・・。 ■パンクの原因…ほとんどが「空気圧不足」 このため少なくとも「半月に1回」空気を入れることが大事。 超小径車や夏場を考えると、ここまでは良かったが・・・。 空気の量はタイヤを指で力強く押し、少しへこむ程度が目安です。 やっぱりこの「触診頼り」案内。 人間の握力がいつ一定になったのだろうか。 「雑感覚でも問題ない」と甘く見ていると 「少し凹む程度」なのに、実際には適正まで100kpaも少ないということもあり得る。 結果として「リム打ちパンクしやすくなり」「走行性能も劣る」。 ※「中負荷トレーニング」「メーカー等に貢献したい人」であればいいかもしれないが そんな奇特な人が多いとは思えず。 ●肝心の夏場でパンクしやすい原因は 虫ゴムの溶けやすさは、その選択に間違いがないと思っているのであれば「しょうがない」。 輻射熱の膨張によって、元々不適切に高い空気圧充填をしていれば 「パンクしやすくなる」のは当然として、 「昼夜の温度差も少しは影響する」とは書いていないのは若干不親切か。 世間一般の声ではないがコメント欄を見ていると (教えてもらう機会などないのだから当然) 「分かっていない・勘違いしている人達も少なくない」印象。 そもそも「余程手先が不器用な人以外」は英式(虫ゴム)に執着する意味など皆無に等しいのに、 「変更する意味はない」と「思い込まされている」のは 「虫ゴムの文言すら一切登場しない」メーカー取説を始めとする「罠」というべきか。 いい加減、消費者庁からでも 「虫ゴムは"適宜"交換が必要です」と「取説に記載するように」と行政指導してもらいたい。 シュワルベ英式バルブコアはまだしも、エアチェックアダプターや米式化も全く出てこない。 amazonレビューを見る限り、既にある程度多くの人達が英式(虫ゴム)の呪縛から解放されてはいるが、 まだまだ知名度は足りないようだ。 ●「ノーパンクタイヤが良い」は「災害時や余程の酷い道路の地域以外は」論外。 ●「軽快車タイヤには空気圧が書いていない」ともあるが、 ミリオン・シンコー・イノーバー・チャオヤンですらタイヤ側面には書いているようで、 HAKUBAあたりでも書いてそうだが、 それ以下の超ノーブランド安物"極め"タイヤには 全く空気圧設定が書かれていない恐ろしいタイヤも存在するのだろうか・・・。 いくらなんでもJIS等で弾かれて輸入できなさそうな気もするが 個人(店)輸入単位で仕入れるにしてもリスクしかないような。 本当にあるなら逆に興味本位で実物を見てみたい。 ●「パンク修理は簡単」? 謎の自信で「100均で売ってるから簡単」と思ってしまうのだろうか。 実際には、相当埋もれている小さい金属トゲ見つけることなど 「原因を取り除くこと」まで簡単とは全く思わない。 ●空気圧管理と注油の重要性 あまりにも基本的なことなのに、 この基本すら(メーカー取説から見て分かるように)「まともに」教える気がないのだから 自転車への理解が進まないのも頷ける。 その一方で、適切なブレーキの使い方すら軽視し、 「異様なほどに」ヘルメットや保険ばかりに(特に各種報道が)執着しているのが全く笑えない。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼空気圧不足関連 ●低い空気圧で運用するデメリット 【1’】(過小量の場合)「ひび割れ」を促進 これも適正範囲内(例:標準300kpa前提で250kpa程度)であれば [気付いてすぐに補充するのであれば]問題ないが 適正な空気圧未満=過剰な空気圧不足であれば 「タイヤが地面に押し付けられて」ひび割れが起こる。 ※(300kpa基準で)100kpa以下のような状態は【パンクする可能性大】 【(スネークバイト型)パンクしやすい危険な状態】。 【2’】走行性が劣る (例:300kpa基準で250kpa程度であれば)「フワフワ」としたエアクッションはあるが、 「カチカチ」ではないので軽快感は劣る。 ◆リムテープのズレに関して 【1’】のように「空気圧が過小量の場合」起こりやすいとはいえるが、 適正範囲の使用であれば通常は問題は起こりにくい。 (高圧・低圧関係なく、予測運転を怠る危険運転の特徴でもある【急ブレーキを多用する】などの原因は考えられる) ●空気圧不足がパンク原因の約6割 www.cy-factory.com/work/pank.html (札幌の自転車店の2008~2009シーズンの実績) 「パンクかな?と思ったら」のフローチャートも分かりやすい。 panaracer.co.jp/products/faq.html#tab01_02_01 panaracer.com/products-q_a/ 「一般編:チューブ:Q1」 Q1 リム打ちパンクとはどんなパンクですか? パンクの原因の約6割がこのリム打ちパンクと推定されています。 空気圧が低いと発生しやすく、タイヤの推奨内圧を守って正しく空気圧管理をすれば発生率を抑えることができます。 ●空気圧不足→チューブねじれ→バルブベース剥離 star.ap.teacup.com/flatout/1489.html 米式化→空気圧計のあるポンプで月1空気入れを習慣付けでこういうことにはならない。 英式のままでは空気圧不足状態が解消していない可能性もある。 (反対に入れすぎるとクッション性能が落ちるだけでなく破裂する) ●空気圧不足でバルブ軸の破損 prestigebike.hamazo.tv/e8192519.html パンク修理お願いしますと預かる自転車のうち、単に穴が開いているのではなくて、 空気を入れる金属製の根元が裂けて、そこから空気が漏れているというパターンが結構あります。 こうなると、チューブ交換です。パッチを貼ることができません。 普段、空気が少ないと、こういうことになる可能性が大なのです。 「空気圧不足でタイヤ内でチューブが引っ張られて軸が斜めになって裂ける」現象。 習慣化と適正空気圧を理解していないとこういうことになる。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼過剰充填(空気入れすぎ)関連 ▲空気の入れすぎでリムまで変形(過剰充填関連) twitter.com/seokodaira/status/1496818484147224580 後輪バーストして来られた方いて前輪の空気圧計ったらメーター振り切るくらいでした 後輪はバーストした場所のリムの部分は少し変形してました 画像の様にタイヤって空気圧決まってるので守って入れてくださいね こういうことがあるから、メーカー取説等を鵜呑みにして 「雑感覚(握力や接地面の長さ)での空気圧の判断は"絶対に"避けること」と繰り返し案内する。 子供車や通学自転車のときから「タイヤ側面にある表示の意味」を知っていて、 「空気圧計付きポンプ」に慣れていれば (無闇に)過剰充填するという考えなど及ぶわけがないはずでも、 英式虫ゴムという「悪しき慣習」のために、その機会すら奪われてしまっているのが現実。 単に「売れればいい」としか思っていないような店だらけでは、 購入時に空気圧の説明まで基本になっている事が多いとも思えず、 根本的には、学校の通年教育で「生活のために覚えておきたい情報」として 教えられていれば良いのだが、教師以前に教育委員会や文科省の役人で、 自転車の空気圧の意味を知っている人自体が皆無のような状況では無理な話。 ●高い空気圧で運用するデメリット ※タイヤが「高圧に対応」しているかどうかが前提 よくある「標準3気圧」に6気圧以上充填して大丈夫なわけがない。 もし対応できるのであれば、最初から「標準5気圧(500kpa)」や、 「最大6.5気圧(650kpa)」のようにタイヤに表示されているはずなので、 基準を無視し無闇に多くすればいいというものでもない。 【1】(過剰な場合)「ひび割れ」を促進 典型的な例として「英式バルブ(虫ゴム)なのに"素人感覚で"充填する」というケース。 "適正な"基準が存在しないので、無闇やたらに充填し、 結果としてタイヤのひびわれを促進させているにも関わらず、 その異常な使い方を棚上げにして、なぜかタイヤを低評価という意味不明なケースも横行している印象が強い。 ※基本的に「英式であれば米式バルブに変更し」きちんと「空気圧計の数値を見て」判断すること。 ↓ ■簡易変換であれば「エアチェックアダプター」、根本的には「米式チューブ」への交換という意味 ▲【要注意】英→米に「口金だけ変換」で「虫ゴムはそのまま」 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/128.html#Non-conversion 【2】乗り心地が悪くなる 「フワフワ」としたエアクッション効果よりも、 「カチカチ」を選ぶということで、走行性は得られる反面、 快適性は劣る。 【3】道の小さな段差でも跳ねやすくなる 「カチカチ」で走行速度も上がっていると尚更、 歩道の段差だけでなく、道にある小さな凹みのような場所でも 跳ね上がりやすくなってしまう。 【4】チューブ内の空気が早く減りやすい クロスバイク並に空気圧が高い(約6気圧を想定)自転車は (真夏に限らず)毎月1回の空気入れでは充填頻度が足りない。 (基本的には毎週必ず1回充填。最低でも2週間おきが必須) 「ローメンテ」で済ませることが前提であれば、高圧での運用はお薦めできない。 【5】リムテープが劣化しやすくなる リムテープ自体の「質」にも気を付ける必要がある。 ●シングルウォールのリムであればニップル ●ダブルウォールのリムであればスポーク穴 それぞれに押し当てられる力量自体が増し早期劣化を促進するので ゴムや柔らかい材質の場合ではパンクを誘発する危険性が高くなる。 一方で、溝幅に合致したリムテープ(リムフラップ)の適正幅をつけなければ 今度はその硬いリムテープ(リムフラップ)がパンク原因になる。 ◆「滑りやすくなる」については 「濡れている鉄の蓋」「落ち葉」「乾燥した路面上の砂」など タイヤの多少の太さや空気圧に関係なく「滑るのが当たり前」として 「危険な障害物」として注意深く走行する必要があるため 空気圧に関係ありそうで、さほど関係ないと思われる。 ●自転車のタイヤに空気を入れすぎると・・・ www.vittoria.com/us/en/faq-tire-performance What happens if you put too much air in your bike tires? A tire with too much air will become hard and will not be able to work the way it is supposed to; it will not be able to absorb show, making the ride very choppy and unconfortable and will not be able to conform to the terrain, meaning it will lose traction. A tire with too much air can be dangerous as it can burst, 'pop' off the wheel or slide. ↓翻訳 translate.google.co.jp 自転車のタイヤに空気を入れすぎるとどうなりますか? 空気が多すぎるタイヤは硬くなり、想定どおりに機能しなくなります。 ショーを吸収することができず、乗り心地が非常に不安定で不快になり、地形に順応できなくなり、 トラクションが失われます。 空気が多すぎるタイヤは、破裂したり、ホイールから飛び出したり、スライドしたりする可能性があるため、 危険な場合があります。 [show:ショー]はshockの誤記と思われるので「衝撃」として考える。 書いていない内容でも補足するとすれば、「上限300kpaタイヤ」は高圧非対応という性質上、 400~500kpaで常用してしまうと側面や接地面の「ひび割れ」が促進されることは間違いないだろう。 そして「安物タイヤ」の場合は、 「耐候性が低いために適正な空気圧管理を徹底してもひびわれやすい」と考えるのが妥当。 ▲タイヤに設定以上の高圧充填したがる問題とその対策 街中を走るママチャリの多くが「空気圧不足」とはいえ、反対に「空気入れすぎ」という場合もある。 ◆最初に、「過体重や荷物が多いなどの理由でタイヤ沈み込みを防止するため」であれば、 太めの幅のタイヤ=エアボリュームがある「クッション重視の自転車」を選びましょう。 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/177.html 空気入れなさすぎではサイド割れが発生するように、 過剰充填でも、結果として「タイヤへのひび割れが出現しやすくなる」のだが、 これを「タイヤが悪い」とレビューしているような人も居ると思うと、 如何に「レビューを安易に信用すべきではない」ことが分かる。 ▲1:米式化などをせず空気圧計も使わず、触診や空気圧計なしポンプで入るだけ入れればいいという雑な感覚 論外ではあるが、「虫ゴムは定期的に交換が必要」とすら書いてないメーカー取説からして、知らなくても当然と言える。 ↑ [準備]★1:エアチェックアダプターや米式チューブで米式化をして空気圧計(付きポンプ)を推奨 (今現在のタイヤチューブに異常がなければ)費用は約3000円から(ACA-2+オススメできる空気圧計付きのポンプの下限)。 (どうしても英式が良いならシュワルベ英式バルブコア(またはシュワルベ英式チューブ)+専用空気圧計を推奨) 【英式虫ゴムのままで体調や季節問わず"適正"空気圧管理ができるとは考えないこと】 ※エアチェックアダプターの場合:1回取り付けて確認しただけで (人間にトルクレンチような絶対感覚が基本性能として備わっていない)="全員が全員とも規定値感覚が身につくわけがない"ので 「取り付けたら(不具合がない限り)外さない」こと。 ▲2:空気を入れると「軽く走れる」を過信して過剰充填 「意味がある」からこそ、タイヤメーカーが設定空気圧を書いていると考えれば、 「適正な使用方法として性能維持のために必要」と分かるが、 ▲1の悪影響もあり、一度も確認したことがなければ、過剰充填に何の疑問も持たないのだろう。 ↑ [量]★2:★1を揃えたら、タイヤ側面にある空気圧を確認して超えないように充填。 (※但し、フックなしのWOリムの場合:設定空気圧が450kpa以上可でも450kpa以下を推奨) ▲3:「空気を一旦多く入れとけば何か月も空気入れなくていいから」という酷い勘違い むしろ「充填空気圧が高いほど300kpa程度まで減るのは早い」ということを知っておきたい。 ※例えば、ロードバイクの700kpa以上充填しなければならない細幅タイヤの場合は、 毎週どころか、「少なくとも2日に1回程度」の充填は必須。 ↑ [頻度]★3:更に、タイヤに充填している空気圧と季節によっても空気圧減少量は異なる (標準300kpaで)夏場は2回、それ以外は毎月1回が基本。 【"タイヤを長持ちさせたいなら"空気充填サボりは厳禁!!!】 「お金と手間は必要でも、パンク予防・タイヤ長持ち・走行感UPで疲れにくくしたいですか?」 それとも 「お金も手間もかけずに、パンクリスク・タイヤ劣化促進・走行感が酷いほうが良いですか?」 どちらを選ぶのも自由。 ●スポーツ自転車では「だいたいの人が空気を入れすぎている」 www.cyclesports.jp/topics/57585/ 「とりあえず8気圧を入れておけばいいや! など、適当にタイヤに空気を入れている人は多く見受けられます。 だいたいの人が“入れすぎ”です。 タイヤ空気圧をパンパンに高めた方がよくホイールが転がってくれるだろう、 と勘違いしている人が多いと思います」と濱中さん。 「空気圧が高すぎると、逆に転がりが悪化したり、乗り心地の悪化、グリップの低下など、 多くのデメリットが出てきてしまいます。 逆に、低すぎてもまた違ったデメリットが出てきてしまいます。適切な空気圧にすることが大切です」。 【基本1】タイヤ適正空気圧の範囲を守る これは本来はWO分類の700Cも含めて「フックありリムであれば」という注釈不足か。 自分に最適な空気圧を見つけるにはどうしたらいいのか? 体重が重い人は空気圧を高めに、軽い人は空気圧を低めに設定してください。 それでいろいろと試してみて、最も良いと感じる数値を見つけてください。 ◆そもそも・・・「体重が重い時点でロードバイクを諦める」ことを強く薦める。 設定体重の上限が120kgなら問題ないという話ではなく、 高圧どうこう以前に、荷重で各パーツへの負荷と消耗が厳しいのと、 「サドルへの食い込み」等を考えると、根本的に「苦行」でしかないと思われる。 ※クルーザー向けのような大きいサドルにするのであればロード系を乗る必然性が低い。 ↓ そのため、一般車でも最低40mm幅以上へ換装や、 基本的に車種は650Bや700Cの太幅の「クッション重視の車種」から、クルーザー、 スポーツ系でも、MTB・ファットバイクのような「太幅前提」のタイヤを薦める。 どうしてもというのであれば、40mm幅も使えるグラベル系車種だろうか。 レーシーなスポーツ系自転車に乗りたい場合は、 まず体重を70kg程度まで落としてから購入を考えたほうが良い。 チューブレスレディはより低圧にできる 多くのタイヤメーカーではチューブレスの場合に空気圧を低くするように書いていないが、 ircbike.jp/product-list/road/newfprbcc/ パナレーサーのグラベルキング等では チューブレス運用の場合「空気圧の上限自体を低く抑えるように設定されている」。 panaracer.com/products/gravel/gravelking/gravelking-tlc/ ▲高圧ほど軽快に走れる!(と適正空気圧調整を試す気すらない思い込みの激しい人) ▲空気入れに時間をかけたいから高圧充填! ▲タイヤ・リムテープを内圧から早期劣化させたい! ▲小さい凹凸でエネルギーロスするのが楽しい! という「変わった人」であれば、 (多くの人達にとっては無意味としか思えない)高圧主義を続ければ良いのではないだろうか。 ◆過剰充填でバースト後に適正空気圧にしても手遅れだった例 www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R2TOTDXBZ6Q7EG/ 指定空気圧が少なく感じて空気圧を多めに入れましたが、 ビードが耐えきれずに外れチューブがバーストしました。 その後、チューブを交換して指定空気圧で使用中またもバースト。 原因を追求すると、1回目のバースト時に ビード全体のゴムがビードワイヤーと剥離し、 ひび割れが生じたためリムとの嵌合が甘くなってしまった為です。 他の方のレビューで高い空気圧でも大丈夫でしたとありますが、あくまでも自己責任です。 危険ですので空気圧は守りましょう。 ●高圧での常用はケーシングへの影響も考えられる(高圧で常用するデメリット) よくある「接地面のひび割れの原因」が、 単純に「古い在庫だった」「ゴム質が古くなった」「ケミカルの付着」、 直射日光や室外機のオゾンを浴び続けた結果や 製造時の個別不良品から、代理店や販売店側などでの保管状態にもよるとはいえ、 高い圧力でタイヤに強い負荷をかけ続けるということは、 設定空気圧の範囲内であったとしても、 単純に「内部のケーシング[繊維質]への影響も大きくなる」と考えるべきで、 「使用限界までの期間が(僅かな差でも)短くなる」と考えておきたい。 (無論、反対に空気圧が低すぎればタイヤが潰れて割れるのも当たり前) なんとかの一つ覚えで「上限空気圧設定ギリギリまで充填が常識」としていると 乗り心地が悪くなるだけではなく、ロクなことにならない。 ※そして、普通に考えてタイヤ径が小さいほど、摩耗速度が速いのは当然として、 「(さほど太幅でなければ)内部から圧がかかる面積そのものが減る(=圧力分散しにくい)」と考えると、 小径タイヤに高圧充填するようなことは避けたほうが無難。 (色々なタイヤを試すため、早めにタイヤ交換したい人は除く) ※BMX向けのような競技用タイヤの場合、 そもそも一般用途ではないので高圧使用で早期劣化しても関係なし。 ※それ以前に適正空気圧を理解している「つもり」で、 虫ゴムで厳格に空気圧管理している気になっているようであれば話にならないのはあるが・・・。 ◆低い空気圧でグリップ力も向上 フックレスリムについての項目 www.schwalbe.com/en/tubeless-laufradanforderungen www.schwalbe.com/en/tubeless-racing-bike-requirement/ Due to the comparatively high volume of tires on hookless rims, the practical air pressures are significantly lower. This increases comfort and grip. ↓google翻訳 フックレスリムのタイヤの量が比較的多いため、実際の空気圧は大幅に低くなります。 これにより、快適さとグリップが向上します。 元々WOでフックなしリムの一般車にスポーツ自転車側が近くなってきたということでもないとは思うが、 空気圧を低くできることは「快適性だけでなく、グリップ力も向上する」とある。 (単純に、低めにする=接地面積が増えることで(制動時に限らず)抵抗が増すため?) 反対に言えば、高い空気圧で運用するということは、「快適ではなく、グリップ力も低い」ということを示している。 しかし当然、雨天時などの濡れた鉄蓋や点字ブロック、落ち葉やアスファルト場の砂など 「摩擦力そのものが低下する路面状態」であれば、グリップ力どうこうではないので、 結局のところ「常用速度を抑える」「予測運転を怠らない」ということが重要。 ●タイヤの空気圧は(適正範囲内で)低めのほうがいい理由 roadbike.academy/tyre-pressure/ 前々から思っていた「高い空気圧にすればするほど段差ですらない僅かな窪みでさえも跳ねやすくなる」について、 そのデメリットから(適正範囲内での)低い空気圧を薦める内容。 荒れた路面ほど、タイヤ幅を広げて、その分空気圧を下げるべき! 下げるといってもグラフにある通り適正値を参考にしてみると・・・、 23C →(JIS標準体重の65kgで)約680kpa 25C →(JIS標準体重の65kgで)約580kpa 28C →(JIS標準体重の65kgで)約480kpa 書いていない32C予想では↓ 32C →(JIS標準体重の65kgで)約390kpa程度だろうか。 (※"フックなし"のリムでは500kpa以下を推奨) ※フックなしの激安リムで23や25Cを付けているような「スポーツ自転車もどき」には気を付けておきたい。 こうした細いロードバイクタイヤの場合25mm幅で600~800kpaのような推奨範囲になっていても、 荒れ気味の道メインで、フレームなどに太めの幅にできる余裕があれば、 32mm幅にして約400kpa以下くらいにしたほうが結果的に走行損失が少なく快適に走行できるということになる。 ●厚いタイヤは真に適正な空気圧状態がシビア 厚いタイヤでは、転がり抵抗自体が大きいだけでなく、空気圧によるヒステリシスロスの低下幅も、 インピーダンスの上昇幅も大きくなっている、つまり、 「ちょっと空気圧を間違えて設定しただけで、転がり抵抗が大きくなってしまう」 空気圧管理を触診で済ませているということは・・・もちろんレースなどとは無関係で、 「"より"快適」「走行抵抗感が少ない」「パンクリスクも"より"減らせる」 という項目を「ほぼアバウトな感覚に頼っていることで損している」ということにも繋がってくる。 (だからこそ英式虫ゴム+空気圧管理無習慣の人を減らすための案内を続けている) ──────────────────────────────────── roadbike.academy/tyre-recommendation/ そして、転がり抵抗は、最適な空気圧に比べて高く間違えるよりは 低く間違える方が上昇幅が小さいので、空気圧で迷ったら低めに設定しておくことをおすすめします。 ──────────────────────────────────── ●薄いタイヤは空気圧管理面ではメリットあり (もちろん厚みのあるタイヤよりは触診で分かりやすいとかいう話ではなく) これは、実際の路面でのブレイクポイントの予測がつかない時に適当に空気を入れてしまっても、 ある程度低い転がり抵抗をキープできることを示します。 薄いタイヤほど、空気圧は間違いが少ない! ただし、ケーシングの薄いタイヤはパンクしやすい傾向にあるので、そこはトレードオフですね。 一般車タイヤ径(ETRTO 540,590,630)で「スーパーハード折りたたみ」という ケブラービード(折りたためる[Folding])タイヤがあったが惜しくも廃盤。 しかし、一般車でも使われているタイヤ径によっては、 折りたたみタイヤが選べる場合もあるので、使われているタイヤ径を要確認。 特に622(700C)は、ケブラービードも多種多様。 ●太めの幅のタイヤへの変更について 内容に一般車に置き換えて「車道走行は危険なので歩道走行」という前提であれば、 歩道の段差を吸収できるぶんの空気圧の「量」を確保するために、 「泥除けやブレーキアーチなどのサイズ内に収まる範囲」で、 できる限り「太めのタイヤ」を付けるほうがダメージリスクも抑えられて快適ということになる。 しかし「基本的にタイヤ幅を太くすればタイヤ自体の重さも増えやすい」ということも考慮しなければならないので、 「適正な空気圧管理」だけでなく「(重いギアで漕ぎ続けるようなことはしない)適切なギア操作」も欠かせない。 ●空気入れすぎパンクから見る認識変化への突破口とは cs-shinwa.sblo.jp/article/187424656.html (何処かの店では起きているであろうという仮定を基に対策) 自分自身で米式化して計測しているデータを考慮しても 気温上昇の影響が全くないとは言わないまでも、 こうしたパンクはやはり「元々の適正基準を把握していない」、 もしくは(教えてもらっていたとしても) 「握力感覚次第ではその適正範囲内の再現性に欠ける故に起こる不具合」と考える。 (もちろん、プロではなくても1回聞いただけで以降は毎回適正範囲内に収める人達もいることは否定しない) 「相手の様子を確認し判断した上で」、 「米式化」や「シュワルベ英式バルブコア」と 「空気圧計付のポンプ」の購入を薦めることを躊躇せざるを得ない場合は、 店舗での対策としては、やはりその特性を活かして (300kpa基準で、夏場は自然減少が多いので終盤は少々普段の使い勝手が劣るのを我慢する場合) 「とにかく毎月1回"来店での"空気充填を促す」というのが最適解に思える。 と思うものの・・・、現実には「順番待ちを理解できない人」 「店員が無料で空気充填するのが当然の義務のように"横柄な態度で命令する"傍若無人な輩」 まで混ざってくることを考えると、なかなか難しい側面があるのかもしれない。 ●「改善のための販促」をすれば「押し売りのように思われてしまうリスク」 ●「安易に来店を促せば一部の迷惑客?によって業務に支障を来す恐れもある」 とすれば、 「面倒ごとに巻き込まれても困るので、やっぱり何も言わないほうが良い」 という結論に達する店が多いであろうというのも頷ける。 他にも、 ●「通販や他店購入なのに完全に言いがかりで」 または「購入時に教えてもらったのに単に忘れていて」 「なんで教えてくれなかったんだ」という理不尽なクレームも考えられるので、 場合によっては、 実のところ「最初から打てる手の全てが詰んでいた」ということになっているのかもしれない。 そう考えると、 「自転車を快適な状態に維持するためには手間やお金が必要になる」 と 「店舗を互いに上手く活用してもらうための基礎的なガイドライン」 を 「どこでどうやって習得してもらうのか」が鍵になるとして、 それをどうすれば受け入れられやすく、分かりやすく理解してもらい行動を是正し誘導できるのか 「土壌作りのための道具」としての「適材適所での接客方法の模索と、そのスキルの向上」を 「一見簡単そうに見えて難解なパズル」を解かされているように、 場当たり的なマニュアルではなくて感性から図れなければ、 現状の大衆の非常識な常識という"山脈"を打破するのは難しそう。 ▲チューブに空気を入れるタイプのベビーカーで過剰充填による破裂 割合としてはチューブド機種自体はそれほど多くなさそうな気はするものの・・・ ベビーカーでも「空気圧管理の概念の低さ」が露呈。 ●ベビーカー"タイヤ破裂"の危険…使い方を誤ると大事故に 赤ちゃんを守るために知っておくべきこと news.yahoo.co.jp/articles/45384e9ef98ca463514e0172cc274e0a0eed46b4 ●ベビーカーから突然の衝撃音…エアタイヤ破裂に注意 20m飛散も news.yahoo.co.jp/articles/bda61c5d677530f88eee3d95b87ae3203497cc83 ●ベビーカーのタイヤ破裂… 空気入れすぎに注意 NITEが呼びかけ news.yahoo.co.jp/articles/50ea28d193234de83420f67e3c9372e9375c48d6/comments 【重要】「空気圧計のないポンプを使うのはやめましょう」 ↑ ※コイン投入型の自動空気入れ(コンプレッサー)でも空気圧計のない物は避けましょう ↑(そもそも英式[虫ゴム]では空気圧が正常に表示されない問題あり) (◆シュワルベ英式バルブコア+空気圧計なしポンプ+専用空気圧「エアマックスプロ」は除く) (◆エアチェックアダプターや米式チューブで米式化済+空気圧計なしポンプ+米式用の空気圧も除く) そもそも空気圧なしポンプ自体が、「▲空気圧への理解を阻害する」厄介な存在。 ◆動画では「米式」になっているので空気圧を確認しつつ充填が可能でも・・・ www.youtube.com/watch?v=IVc-IiJU5Ho ▲こちらでは「英式」という・・・ 例:joie「litetrax air」(ライトトラックス エア) jp.joiebaby.com/product/litetrax-4-air/ adm.katoji.co.jp 10001/lsc/upfile/asset/04/73/473_1_file.pdf 英式バルブ対応のノズルのついた空気入れで空気を入れて下さい。 空気は入れすぎないように。タイヤを指で押して1cmほど凹むくらいにしてください。 ↓ ▲動画でも「英式」に手で押して確認している www.youtube.com/watch?v=cGBb3Hl6nk8 いつ人の力が一律で同じになったのだろうか。 「プロでもない適正空気圧の概念がない素人に触診を選択させるという愚行」を 「メーカー(輸入代理店)推奨」というのが異常。 ↑ NITEの動画のように「米式を採用していれば」良かったのだが・・・、 余程の不器用な人以外にも「日本では英式のほうが便利」と、未だに勘違いしていると思われる 「困ったメーカー」が、問題のある化石の英式規格を使い続けているのが始末に負えない。 ※100歩譲って「英式でもGプランジャーであれば」まだマシだが 「栓が詰まりやすい欠点」もあるので、ポンプの空気圧計で測定可能になったとしても微妙。 (シュワルベ英式バルブコアは使っているわけがないので勘案せず) またチューブ・バルブの精度的に後付で漏れがなく適合するのかどうかも不明。 ▲更にタイヤが10インチという特殊サイズのため 主要な自転車タイヤメーカーの国内流通品なしという問題もある。 一応、米式チューブとのセットがあるようでも、リムに対して適合サイズかどうかや安全性など疑問。 www.amazon.co.jp/dp/B08D6BMC2S (エアチェックアダプターの取り付けはさすがに狭すぎて不可) ◆「幼少期から」自転車でも「米式化で」 「空気圧はしっかりと数値を見て管理する」という「常識」が身についていれば 特殊な超小径に英式というキワモノ商品など到底買いたいとは思えないはず。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼空気を充填する頻度について ▼「空気の減り方」の違いについて 「空気入れてもなかなか減らない」「空気入れてもすぐに減る」のニュアンスの難しさ。 ▲そもそも具体的な日数も空気圧も書いていないのは話にならない。 ▲測定しにくくゴム自体の劣化も考慮する必要のある英式虫ゴムも論外。 ▲チューブに削れや微小な穴など異常がないかどうか。 (「スローパンク状態」に気付かずACA-2の不具合レビューを上げられても迷惑な話) ▲ポンプ自体が(口金だけでも)破損していないかどうか。 上記を除外した上で、 (1)使用者の体重・荷物の重さ (2)空気圧の適用範囲 (3)夏季の「真昼と日没時の路面温度差」、冬季の「室内と室外の気温差」。 (4)空気充填の場所と測定する場所の高低差。 (5)「チューブの厚み」※チューブに厚みがあるほど空気抜けしにくい(反面、快適さは劣る)。 (6)「タイヤ内径」 (7)「タイヤ幅(太さ)」 (8)「チューブの製造年月」 (9)保管状態(屋内・屋外・直射日光が当たる時間の長さ) など 厳密には、これらの条件が全て一致していなければ、 一概に「空気が減りやすいかどうかを論ずること自体」噛みあうわけがない。 ▲約400kpa設定のタイヤで週1回空気入れしなければいけない状態は「問題あり」 www.watch.impress.co.jp/docs/series/itsmo/1342442.html もちろん、標準300kpaでも毎週空気充填すること自体は問題ではないが・・・、 本当に空気充填「しなければいけない状態」であれば、原因がある可能性が高い。 週一くらいで補給しないとタイヤがヘコヘコになるんですよね。 「補給しないとタイヤがヘコヘコになる」は異常がある傾向。 ※商品紹介のために話を"盛っている"可能性も考慮しておきたい。 (実際はそこまで減っていない可能性) ※普段は高圧設定の自転車に乗っている人が、 「400kpa充填から1週間で少しでも減ると相当減ったような気がする」という話ではないと仮定。 こうした例を具体的に挙げてくれているのを見ると、 「どういう状態に問題があるのかを知らない人が意外と多い」気がする。 ▲英式虫ゴム特有の問題 単に「虫ゴムが劣化しているだけ」であれば交換は楽だが、それだけで改善するとは限らない。 ▲「英式虫ゴム」の場合、規定量充填しているつもりでも、実際には少ないという懸念もある。 まず自転車のタイヤの適正な空気圧を調べたところ、3.7-4.51kgf/cm2でした。 つまり約370kpa~450kpa。 ついでに、タイヤ側面の画像に「37-451」とあるので20×1-3/8の20インチWO。 (いわゆる細幅タイヤだらけで一般車向けタイヤが皆無に等しい451規格) ※他社の自転車にBS印のあるタイヤを取り付けていない場合、タイヤにブリヂストンのロゴがあるので車種は・・・ BS「リアルストリーム ミニ」か、(BSが自転車部分を製造しているという)ヤマハから「PAS CITY-X」のいずれか。 451の時点で車種選択ミスしている感が強いが、空気減少量に関してはサイズはあまり関係なさそう。 20WO▲451 1-3/8[幅36mm]【約290】 24WO●540 1-3/8[幅36mm]【約350】■定番の一般車24インチ■ 26WO●590 1-3/8[幅36mm]【約382】■定番の一般車26インチ■ 27WO●630 1-3/8[幅36mm]【約408】■定番の一般車27インチ■ 一応、容積量自体が少ないので若干減りやくなってしまう可能性がないとは言えないものの、 毎月計測している540と630で大差はないのと、 重要な要素の「30度を軽く超える気温であれば抜けやすくなる」のはあるが、 さすがに1週間は早すぎる。 ●「チューブが問題なくても1週間で大幅に減るのが当たり前」というのは ロードバイク系の「元々の空気圧設定が高いもの(約600kpa以上)」の場合のみ。 (ラテックスチューブの場合は基本"1日[未満]"で更に減るのが早い) 一般車で上限400kpa付近(約300kpaでも同様)のタイヤチューブであれば、 高確率で「異常が発生している」と推測される。 ◆可能性1「"バルブコア"の問題」 「虫ゴム」もこれに含まれるが、これ以外にも、 ▲チューブ内に液剤注入している場合「バルブコアが腐食している可能性あり」 (他にも、米式や仏式でもバルブコアが緩んでいたり劣化していれば交換) ◆可能性2「スローパンク」 いわゆるチューブが既にタイヤ内部で削られボロボロになって空気漏れしやすくなっている状態 ↓ ★解消法:「チューブ交換」だけでなく、「タイヤ交換が必要なケースもあり」 タイヤがすり減っていたり、溝が残っていても亀裂の状態によっては内部まで亀裂があり、 チューブだけ交換してもまたチューブに傷がつき、同じような状況に陥るため、タイヤも交換が必要。 ──────────────────────────────────── ※そして「タイヤ交換"された"」というよく見るクレームの種でもある。 説明不足の店員が「どうせこれは修理しないといけないんだから」と考えて、 許可を得る前に交換してしまいトラブルになるケースの筆頭。 ↑ 「なぜ交換が必要なのか」「交換しなければどうなるのか」を、何度も分かりやすく説明しても、 理解力がなく、納得されず、どうしてもパッチ貼りを希望するのであれば 「丁重に断る」のがベター。 (善意や自己責任でパッチ貼りしても 後で"直ってなかったから無料で直せ"のような理不尽なクレームに繋がる確率が高い傾向) ──────────────────────────────────── 荷物が前後で10kg以上、体重が80kg超、走行距離が毎日20km以上のような用途で タイヤに過度の負荷がかかり続けると1週間でも大きく減るようなことがあるだろうかとも考えたが、 最重量な前後子供乗せでも1週間で大幅に減ることは考えにくい。 ★そして、よくある「空気がなくなってきたことを確認してから充填する」では間違いなく遅いので、 夏場は2回、それ以外は毎月1回以上の空気入れの習慣付けも不可欠。 ▼結論 原因を把握していれば、電動空気入れを買って空気入れの頻度を上げる対処法ではなく、 まず「原因を除去すること」が肝心と分かる。 ▼空気入れの頻度 様々な条件により異なるため、厳密に「○日」と一概には言えないが・・・ ・保管状態(屋内・屋外)・・・屋外のほうが不利 ・体重や車重や荷物の重さ・・・重いほうが抜けやすい ・走行距離・・・・・・・・・・長時間タイヤに圧がかかる時間 ・路面状態・・・・・・・・・・歩道走行がメインであれば段差でのショックがある ・チューブの劣化具合・・・・・3年以上使っているようであれば基本的には交換したほうが良い。 一般車(ママチャリ等)の場合、3~4気圧くらいであれば、正常な状態であれば2週間~1ヶ月は保持すると見ていいだろう。 (スポーツ系自転車で7気圧や8気圧等が適正空気圧の場合はチューブの質にもよるが2,3日に1回くらいを見るのが当たり前) 9の付く日キャンペーンでは10日おきに空気を入れるように促しているが、 「屋外保管、荷物が多く体重も重い、1日10km以上乗る、歩道もよく使う、チューブも古い」という 条件でまともに空気圧を測らせる気がない英式バルブに素人感覚で これぐらいで大丈夫であろうという「空気を入れたつもりで空気圧不足」であれば 10日おきというのも頷ける。 高齢者では非力のため仕方ないところもあるので、 尚更軽く入れられるエアチェックアダプターや米式チューブに交換して適正空気圧を見たほうがいい。 一般車で1週間以内に抜け切るようであれば(スロー)パンク状態の可能性が高いので 銘柄不明の英式チューブであればパナかシュワルベの米式チューブへの交換を薦める。 単純にパンク修理で済ませてもいいが、質の悪いチューブや パンク修理(阻害)剤が注入されていれば修理不可能になるのでよく考える。 ※当然ながら修理ミスで異物を除去できていなかったり、 リムとタイヤの間にチューブを挟んでいても、またすぐにパンクしてしまうので注意。 ●チェーン店の空気圧感覚 www.olympic-corp.co.jp/cycle/c20210409 一般車で「2週間に1回の空気入れ頻度」は、「夏場の空気の減りやすさを考えると」確かに間違ってはいない。 街乗り自転車の場合は、空気圧計がついていないポンプがほとんどなので、 適正気圧の目安を手で触って覚えておくといいです。 目安は、手でタイヤを強く押した時、少し凹む程度。 女性の場合は、タイヤの表面ではなく、タイヤサイドを押すと凹みがわかりやすいです。 だいたい軟式ボールぐらいの硬さならOK! それでも わかりずらい場合は、 タイヤと地面の接地面の長さが約10cmくらいになるまで入れると 適正気圧ぐらいになるので、目安にして行ってみて下さい。 例によって"プロ感覚"を指導する模様。 手軽で0円なので一般車ユーザー特有の「1円でも安く層」に 薦めたがる気持ちは理解できなくはないのと、 「完成車メーカー取説通りなので間違っていない」とは言えるが、 「タイヤの硬さ」「季節・気温」「性別だけでなく体調でも異なる」ので、 本来は案内すべきではない内容。 虫ゴムに少しでも穴が開いていると、そこから空気が漏れ、パンクの原因になります。 そのため、定期的にバルブを抜いて、虫ゴムの劣化をチェックする必要があります。 一方こちらでは、メーカー取説では触れていないタブーとも言える「虫ゴム」に触れているので、 親切ではあるが、ある意味「メーカー取説から逸脱した内容」となっているので、内容の統一感は無い。 ●MPプランジャーの紹介もあるが、個人的には微妙な評価に反転。 ※ 虫ゴムに比べて、多少空気をいれるのが重くなる時があります。 その場合は、一度バルブを抜き、先端のパッキンを少し抜き差しすると改善されます。 残念ながら虫ゴムは「常に重い」(逆に、虫ゴムが塞いでいるプランジャー穴部分のゴムが完全に破損すれば軽くなる) (Gプランジャーは構造上栓が詰まりやすいので紹介しないのは分かる) 恐らく取引がないからか、シュワルベの英式バルブコアの紹介もなし。 「超軽 アルミタンク付ポンプSG 1738円 税込」 米式も使えるので「米式用の空気圧計」と「エアチェックアダプター」を 紹介すればいいと思うのだが・・・。 「スポーツポンプゲージ付SG 3828円 税込」 これは"普通に高い"。 補修パーツ交換が前提であれば、このくらいの値段になるとしても分かるが、 使い捨て前提と思われるので割高。 (空気圧計付の下限でオススメのGIYOポンプは税込で約2500円) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/46.html#RP ▲買う必要のない物「バルブ変換アダプタ 仏→英」 米式が使えるほうが圧倒的に拠点数で有利。 英式専用のコイン式ポンプだけが「異常に多い」特殊な地域が存在するのであれば 意味があると言えるが、実際にはそんな場所が存在するとは思えない。 都会では自転車店も多いが、自転車店なのに英式専用ポンプしか置いていないような店が多いはずもない。 田舎や過疎地では自動車が必須なので必然的に米式が有利。 かといって、仏→米アダプターでも使えないこともあるので、 「携帯ポンプなどを持ち運ぶ」か、米式バルブ軸が通るリムに交換するのが効果的。 「パンクの防止」は空気入れの頻度と適正な空気圧量の把握の両方が不可欠。 雑な空気圧量管理では、真のパンク防止とは言えない。 ●スポーツ自転車の場合2週間どころか毎日必要な場合もある 参考:morimotty.com/latex-tube/ 「SOYO」のラテックスは、一日で3気圧以上の空気が抜けます。 ノーマルチューブでも7気圧や8気圧以上が基本のスポーツ自転車は 毎週どころか「(ぎりぎりでパンクするかどうかという低い基準ではなく妥当な性能を引き出せる意味では) 使用状況に関わらず「毎日1回」でも少なすぎることはない。 5気圧くらいが標準のノーマルチューブであれば2週間に1回くらいが目安だろうか。 スーパーチューブ3気圧標準で1ヶ月を少し超えるくらいでもいいかもしれないが・・・ 中途半端な日数を設定するより「毎月1回」が分かりやすいし 習慣づけしやすいのでは。 極厚チューブであればノーマルチューブより空気が減りにくいとはいえ、 その重さからMTBダウンヒルのような特殊なケースを除いて (一般車用にはストロングチューブがあっても)わざわざ交換してまで使うような人は少ないといえるが、 それでも「2か月」ではリム打ちパンクの危険性も高まるので遅い気がする。 ●「空気入れの故障」も考慮しておきたいところだが、 実際のところ「不器用は人は特に」買い替える必要すらなく 「信頼のできる店に定期的に訪れる」ことが間違いのない選択でオススメ。 「無料ポンプを勝手に使う」のではなく、毎月時間予約してでも 他の気になる不具合の相談等で情報提供しておくと、今後のトラブルも防げ 大事になる前に処置できるので結果的に費用が安く済んでお得。 (店としても事前に諸々把握しておくことができれば修理時に助かるはず) 英式+エアチェックアダプターで米式に変換済み、または米式チューブに交換済であれば、 「ガソリンスタンドの空気入れを使う」という便利な方法もある。 (よくある「クリップが外せる」ホームセンターでも買えるような約1500円の空気入れと、 「約800円くらいから買えるGIYOの空気圧計」でも可) 繰り返しになるが、米式済であれば、英式(虫ゴム)で空気圧量の判断を誤って起こるパンクは防げる。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼(特に一般車WOの)フックなしリムは500kpa以下 ★「フックなしリムの最大対応空気圧は5bar≒500kpa」に制限 www.schwalbe.com/en/montage www.schwalbe.com/en/technology-faq/mounting/ What should be observed for the fitting on hookless rims? の項目 A crotchet type rim has become standard these days. This is a rim with rim flanges pointing inwards with their crotchet shaped ends. Manual centering. Before inflating the tire to its full pressure, make sure it is properly centered on the rim. The tire will not slip automatically into the correct position during inflating, as is the case with crotchet type rims. If the tire is not evenly positioned on the rim, it can come off the rim easily. Inflation pressure max. 4 bar. These rims are not suitable for high pressure. In most cases you cannot max out the maximum inflation pressure of the tire on these rims. According to the ETRTO standard the inflation pressure is limited to five bar. We recommend that you allow for a greater safety margin and do not exceed four bar. You should also consider that these rims are not really suitable for narrow tires or heavy riders. ↓ translate.google.co.jp/ (翻訳文) フックレスリムのフィッティングには何を注意すべきですか? 最近ではクロッチタイプのリムが標準になっています。 これは、クロッチ形の端で内側を向いたリムフランジを備えたリムです。 手動センタリング。タイヤを完全に膨らませる前に、 タイヤがリムの中心に正しく配置されていることを確認してください。 クロッチタイプのリムの場合のように、タイヤは膨張中に自動的に正しい位置に滑りません。 タイヤがリムに均等に配置されていないと、簡単にリムから外れることがあります。 最大膨張圧力 4バール。これらのリムは高圧には適していません。 ほとんどの場合、これらのリムでのタイヤの最大空気圧を最大にすることはできません。 ETRTO規格によると、インフレ圧力は5 barに制限されています。 安全マージンを大きくし、4 barを超えないようにすることをお勧めします。 また、これらのリムはナロータイヤやヘビーライダーには適していません。 【4barを超えないようにすることをお勧めします】とある。 ●元々フックなしだったWO(ワイヤードオン)リム規格の詳細 ww.raleigh.jp/InfoFAQ/060701_wheel-adv.htm 「フックなし」→「小さいフックあり」→「更にはっきりとしたフックあり」と変遷を遂げているので、 「WO=フックなしとは言い切れない」難しさがある。 ───────────────────────────────────────── ●【ウエストウッドリム】は関係なさそうな気もするものの・・・一応掲載。 In addition, there are many rims on the market which are referred to as Westwood rims. These are often used on Dutch bicycles for example. These traditional rims do not have crotchets which hold the tire tight and centered. Furthermore, Westwood rims are made of steel and have a very smooth surface. These rims require special attention for fitting. さらに、ウエストウッドリムと呼ばれるリムが市場に多数あります。 これらは、たとえばオランダの自転車でよく使用されます。 これらの従来のリムには、タイヤをしっかりと中央に保持するクロチェットがありません。 さらに、ウエストウッドのリムはスチール製で、表面は非常に滑らかです。 これらのリムは、取り付けに特別な注意が必要です。 ●ウエストウッドリムについて(ウィキペディア) en.wikipedia.org/wiki/Westwood_rim ───────────────────────────────────────── やはり既に書いているように、 (●高い空気圧で運用するデメリット) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/148.html#HighPressure 「高圧運用でのデメリットが多い」ため、400kpa程度での運用を薦める。 「余程体重や荷物が重いという場合でもなければ」 「(適正空気圧範囲内での)下限に近い空気圧」で、 月1以上の頻度での空気圧充填するほうが結果的に諸々良い効果が期待できる。 そして、【リムとは関係なく】 ●パナレーサーの殆どの空気入れは英式の充填圧上限が500kpaという制限もある。 panaracer.co.jp/lineup/tubepump.html panaracer.com/products/pump/ (虫ゴムのまま使う場合概ね-130kpaになるので500kpaまで充填しても370kpa) 「エアチェックアダプターで米式化した場合」、(荷物や体重が重いなどを除き) 当然タイヤ側面に記載されている空気圧を守ることを推奨。 もし標準空気圧ではなく、最大空気圧や空気圧範囲の指定があって上限が600kpaであっても、 念のためシングルウォールフックなしリムでは「450kpa」程度に抑えることを推奨します。 ◆450kpa充填について ※タイヤが高圧対応していても"フックなし"(WO)リムに450kpa超え充填するのは避けること。 (パナレーサー「パセラブラックス」、シュワルベ「マラソン」、他) 「500kpa以下運用であれば」それほど気にするほどもでないように思われるが、 やはり、長期的に使い切るという"真の意味でのケチさ"を最大限まで発揮するためには、 「適した空気圧」で運用してもらうことを推奨。 (シュワルベ英式バルブコア or 米式化済で正確に空気圧管理できている前提) ─既に所有している自転車の場合 高圧ぎみにしなければならない理由として 「約100kgを超えるような過体重、または荷物が約20k超」として、 まず ▲300kpaタイヤに450kpa充填するのは避けること 「300kpaと書いてあってもあくまで基準」として、 400kpaを軽く超える程度まで高圧にするのはあまりオススメできない。 450kpaに余裕で対応しているなら"最初からタイヤ側面に"書いていて不思議はない。 ◆ビビ・Lなどの1-3/8(約37mm幅タイヤ)の場合 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/148.html#pana 「通常・・・300kpa~最大で400kpa」 「荷物が多い場合など・・・400kpa~最大450kpa」 ●26×1-3/8などの590(ママチャリ26インチWO)で見ても https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/61.html CSTなど一部を除き、ほぼ300kpaが基準となっている。 ●「容積がやや多い」前後子供を乗せ約100kg超えも想定している車種の場合 子供乗せの【前後2座席可】車種で https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/148.html#pana 「通常・・・280kpa」 「荷物が多い場合など・・・300kpa」 パナレーサーの406(20HE)国産品「Eライドプラス」は「推奨空気圧300kpa」 panaracer.com/products/city/e-ride/e-ride-plus 同じくパナレーサーの406(20HE)海外品「ロイヤルロード プラス」は「280~450kpa」 panaracer.com/products/city/royal-road/royal-road-plus/ IRCの国産品「足楽」でも「300kpa」となっている ircbike.jp/product-list/city/ashiraku/ ─例外的に、スポーツ系自転車での「カチカチ」の感覚に慣れ過ぎて300kpa程度では"軟すぎる"場合 300kpaタイヤは新品であっても用途的に不適合なので、「450kpa対応のタイヤに即交換(依頼)するしかない。 ─更なる高圧を希望し買い替え時期ならば 新車購入"前"に、その自転車に取り付けられている「タイヤの設定空気圧」を、 「予め問い合わせて確認しておくこと」を薦めるのと、 高圧タイヤも圧倒的に多い「700Cで28Cか32Cの車種」を「絶対」として車種選択することが重要。 ちなみに ▲「空気入れをサボるための高圧充填」は話にならない たかが数分程度の時間を惜しんで得られるものは「僅かな手間が減る」だけ。 空気入れが部屋置きで駐輪場まで持って行くとしても、 さすがに毎回数十分かかるようなケースがあるとは思えない。 余程使う機会が少ないとしても、空気入れをサボるための高圧充填ということは、 ▲【過剰充填リスク】 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/148.html#HighPressure 「▲設定圧超えのためタイヤへの負荷が増し、ひび割れ等の"早期劣化"の促進」から、 リムテープへの圧力も過剰になって劣化が進みやすくなる。 ▲【空気圧不足リスク】 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/148.html#LowPressure 特に暑い時期を含む季節を経て、空気を入れるのが2か月どころか3か月後になってしまうと、 (標準300kpa)毎月1回程度の僅かな手間を惜しんだことが原因での 「▲段差でのリム打ちパンクのリスク」 「▲低圧によりチューブが内部で削られてスローパンクの原因」 「▲漕ぎが"無駄に"重くなる」などの デメリットを更に自ら受け入れていることになる。 当人としてはリスクを承知であれば勝手にすれば良いと思うが、 他人には間違いなく薦めるべきではない。 ▲タイヤ側面に「MAX450kpa」= 必ず450kpaまで充填??? どうやら「メーカー取説すら正しく読むことができない店員」までいるようで・・・もはや呆れるしかない。 ◆【側面に最大450kpa(MAX450kpa)と書いてあるタイヤ】 ◆例:ビビ・Lなどの1-3/8(約37mm幅タイヤ)の場合 BE-FL431 2022年2月発売 cycle.panasonic.com/manual/download/?id=578 (P32-33) ●圧力計の付いたポンプで空気を入れる場合は、 (300 ~ 400)kPa{(3.0 ~ 4.0)kgf/cm2}の数値内になるように入れてください。 ↑ これは「英式 → シュワルベ英式バルブコア・Gプランジャー」 もしくは「米式 → エアチェックアダプター・米式チューブ)」の場合のみ。 「▲英式の虫ゴム」で「300~400kpaで収めてしまう」 =「約170~270kpa」であり、「充填後でも空気圧不足」なので要注意!!! ※下記(400 ~ 450)kPaも同様 ●タイヤの空気圧は 300kPa{3.0kgf/cm2}未満では使用しないでください。 タイヤのひび割れ、偏摩耗やパンクの原因になります。 ●上記の空気圧は体重 65kg程度の方が乗車された場合の適正な空気圧です。 重い荷物を載せて走行する場合は、 通常より高い空気圧(400 ~ 450)kPa{(4.0 ~ 4.5)kgf/cm2}にて使用してください。 ↓ つまり、通常空気圧[体重約65kg] 300~400kpa 重い荷物での空気圧 400~450kpa ↑ これを見ていたなら、なぜ「必ず450kpa充填しなければならない」と判断できるのか逆に知りたい。 通常空気圧[体重約65kg] の人が「誰一人存在しない」とも思えず。 いや、さすがに「読んだことがない」だけかもしれないが、どちらにしても論外。 取説の指定すら守る気も見る気もなく、ユーザーの使い方の問題(ノーメンテ主義)を無視して、 なぜか品質には煩い店もあると思うと・・・メーカー側の担当も苦笑いするしかなさそうとは思うものの、 そもそも取説に「虫ゴム」という文字すら書いてないのだから、誤解が横行していても仕方がないとも言える。 また、店に任せれば虫ゴムの劣化状態も把握しつつ「適正空気圧を触診だけで判断できる人もいる」として、 ユーザー自身で管理するとすれば(細かい暗算程度とはいえ)概ね-130kpaという計算も必要。 その前に、安物英式専用ポンプが原因で空気圧計付きポンプすら普及が遅れていると考えると、 パンク防止だけでなく「タイヤを完全に使いきる」ということが、どれほど困難な道のりなのだろうかと。 そんな有様なので、自転車の値段が上がっても「壊して持ち込む」常態化の呪縛は解けず、 品質向上やカスタムでの「快適性」へ移行できるはずもなく。 他にも「自店都合により特定品を"無理やり"持ち上げている感が強い」と分かると途端に残念な気分になる。 だったら正直に(特定目的のためということは隠すとしても) 「このサイズのタイヤは当店ではこの1種類しか使いません」と きっぱり割り切ってアピールしてしまえばいいような。 在庫管理も「安さ最重視のトラブルメーカー」と関わらなくて済むことが出来る点でも楽になるだろうし。 それにしても、よくある「空気圧管理が重要」という割に、 「習慣化を"定着"させる方法となると、途端に大雑把になる」ような状態からして、 「芯を捉え原因を解決し土台固めをする」のではなく、 とりあえず「見えている範囲の周りに土を軽く盛っているだけ」のような違和感を憶える。 こういう状態だから「違法施行」すら野放しになっているのも頷ける。 結局のところ、ネットに転がる全ての情報のようなもので、 量販店でも液剤注入に否定的で絶対に薦めない人や、情報に詳しいような人も居て、 個人店でも互換性以前に米式チューブすら知らず、 アルミフレーム・小径車でも躊躇なくバック拡げ工具を当たり前に使う人もいるとすれば、 「店員"個人"次第」であって、 「店の業態"だけ"を目の敵にするのも、無闇に信用するのも避けること」と思い知らされる。 ●WOの"フックがない"リムには5気圧以上充填しないこと 451など、タイヤ一覧ページには「WOリム」と書いてあるものの、 「WO且つ"フックがない"リム」は高圧充填すべきではないということ。 ◆基本的に、普及価格帯の一般車の26や27のようなリムに フックありのWOリムが使われているとは考えにくい。 アラヤリムですら一般車向けサイズ(26 590,27 630)のWOリムは「フックなし」。 https //web.archive.org/web/20190722084804/www.araya-kk.co.jp/rim/ ※700Cは分類上はWOリムではあるが、 「高圧充填に耐えられる前提で」"フックあり"であれば、 「構造的には」HEリム同様の運用が可能。 「フックなしリムへの5気圧以上で何年も運用しているが問題ない」というのは、 ▲「対策前の一発二錠を長年使っていているが全く問題ない」 ▲「施錠なんてワイヤーロックしか使ってないが1回も盗まれたことなんてない」 ▲「英式虫ゴムでも接地面の長さか側面感触だけで判断できる」 ▲「ベアリングにグリスなんてなくても走れる」 ▲「自転車全体が油ベタベタでも走れるし、足で止まれる」 のようなもの。 つまり、特定の利用者や環境によっては、 【問題が起こらない(または起こっていても無視する)場合もある】というだけ。 だからこそ、【出来るだけ多くの人には】使うべきではないと フックなしリムでは5気圧以下での案内を出しているメーカーの説明を紹介している。 もっと分かりやすく極端な例を挙げるなら・・・ ▲「室内で焚火や花火しても火事になったことなんて一度もない」 とか、 命にも関わる交通状況でも ▲「見通しの悪い交差点で、徐行(無視すれば罰則のある法的な)義務があるとしても、 全くしていないが、今まで事故なんて遭ったことなんてない」 と言っているようなもの。 徐行のように、「法的に罰則がある内容ですら無視する」のであれば、 所詮「使うべきではない」という「アドバイス」に対して、 「自分は使っても構わない」と思い込んでしまうのも無理はないか。 ─────────────────────────────── ※こう書くと「遮音関連」を引き合いにしてくる困った人もいそうなので 予め書いておくと、遮音関連は 「条文の正しい理解ができておらず曲解しているケースが余りにも酷すぎる」こと、 「実際の事故の直接原因ではないのに警察や教育での"優先指導順位"が不適切」に対して、 問題提起しているのであって、 「是非とも使うべきだ」という意味で紹介したことはない。 (仮に、そう思ったのであれば完全な読解力不足) ※もし使うとしても、徐行や一時停止を徹底遵守することで 「非遮音でも徐行や一時停止を守らない自転車よりは安全な走行は、 多くのカーオーディオ使用の自動車が証明しているように可能」。 ─────────────────────────────── ※ママチャリを「毎日数十km」とか「買い物で10kg以上乗せる」とか 「体重85kg超え」だから、「軽快感重視で高圧にしていて、 早期劣化しようが、自分で作業できるので何ら問題なし」という人も中には居るとは思うが案内の範疇外となる。 近所の数キロメートルの利用が前提で、自分で交換作業できない(しない)「多くの利用者」向けの案内には出来ない。 ※下記にも記載しているJISの高圧充填試験は「常用ではなく"一時的"な検査」でしかないので無意味。 ※「タイヤのメーカーや輸入代理店と店」の立場であれば、 【さっさとタイヤを使い潰してもらいたい】という考えから、 「高圧充填でも問題なし」という返答だったとしても不思議ではないが、 多くの消費者にとって有益な情報ではなく、 むしろ参考にすべきではない「不利益な情報」と捉えたほうが良い。 ◆競技スポーツ自転車でも一般車並みの450kpaや300kpaの選手が要る現代 twitter.com/PanaracerJ/status/1717098864057172110 雨のジャパンカップを走ったタイヤセッティングにフォーカス。 空気圧4.5は当たり前。4.0、そして3.5気圧の選手も。 ディスクブレーキ/ワイドチューブレスタイヤ時代のセットアップを聞いて回った。 ↑ なぜかスポーツ自転車乗りが使いたがる分かりにくいpsiではなく kpa変換もしやすいbarなところに好感が持てる。 そう、既に「▲極細高圧パンパンで脳筋根性論で乗るような時代」ではなく 科学的にも細幅高圧より「★ワイド低圧のほうが有利」 となってきていると言えるのではないだろうか。 ●700×28Cの空気圧400kpa以下で競技スポーツ2位という結果 twitter.com/keitsuji/status/1502830189671174144 ストラーデビアンケ2位のバルベルデが前後28mmのチューブレスで空気圧3.7/3.8barだったと話題になってます 空気圧を低くできるチューブレスとはいえ「28C(28mm幅)400kpa以下で結果を残せる」というのだから、 スポーツ自転車でも「25C以下の高圧充填だけが正義」という考え方が古いものになって行くのだろうか。 そもそも、場所によっては側溝の溝などに嵌ってしまうリスクがあるのだから、 「一般的な公道では」細幅タイヤで走行すること自体を非推奨。 舗装が綺麗なコースのみ走行であれば、20Cでも何ら気兼ねすることなく使えるとして、 タイヤ変形率等でのエネルギーロス?からするとそのようなコースでも28Cがベストという気もする。 近年趣味としてのグラベルとして32C以上も珍しくなく、 一般車でも27.5車種などで太めのタイヤ幅が増えてきていることから見ても、 太め幅が今後のメインになれば、そのうちクロスバイク系統でも一般車同様に37mm幅以上が多くなる可能性も? ●「フックなし(WO)リム + 一般車系タイヤ」で高圧充填が薦められない理由 稀に「薄い細いタイヤで高圧充填できるのだから、タイヤが高圧可なら6bar運用で何も問題ない」という話だったり、 JIS実験にあるように「8bar」でも"即"タイヤ・チューブ・リムが破裂するということは考えにくいとしても・・・、 「側面」「内部」への「圧力が増す」ということは、 ★【重要】「"フックなし"(WO)リムとの組み合わせ」により、 「問題が起こりうる"リスクが増える"」ことへの懸念がある。 「▲徐行無視で事故に遭ったことはない」 と同じで、 「継続的に問題が起きないとは言い切れない」ため、「基本的には避けるべき」と案内する。 ◆だからこそ「リスクの低減のため」に、 そもそもパナレーサーでは安全マージンをとって パナレーサーの空気入れで「英式は」 →「虫ゴムでの充填値を想定すれば上限5bar≒500kpa(-130kpaが表示目安なので)=実質370kpa」 →「(パナレーサー英式チューブにも使われているらしい)Gプランジャーであれば最大500kpaまで」 と定められていて、 シュワルベの解説によれば「"フックなし"のリム(一般的なWOも同じ)」では「5barを超えないようにすべき」とされる。 ★つまり、「どれだけ"タイヤ自体に"高圧に耐えうる能力があっても」 「フックなしの(WO)リムには高圧充填は不向き」と考え、 一般車のフックなし「"フックなし"(WO)リム」には、 安全を考え「上限450kpa充填」までと考えることが妥当。 チューブレスレディも増えてきて5bar以下で結果を残しているようなレースもあるだけに、 「低め充填も正義」という価値観がもっと広まっても良さそうに思うが・・・、 未だに「標準・最大・範囲指定」の違いを理解できていない人達も多そう。 そもそも 700Cなど高圧充填当たり前の細幅タイヤでは段差との相性が良くないため「抜重」が必須習得とされるが、 状況的に歩道を通ることも珍しくない「一般生活用途での自転車」で、「高圧充填が必要不可欠」というケースが想像できない。 まず、「呼び幅37mm以上で、450kpaを超えるような高圧充填の必然性がない」。 「クッション性能を犠牲にする」というだけで無意味と気付くべきに思えて仕方ない。 ※630の28幅や32幅の「パセラ(ブラックス)」等で、「タイヤ側の設定」として 【"最大で"】高圧充填可能になっていても、 結局は「フックなしリム」という縛りから逃れられない限りは「450kpa上限運用」するしかない。 (当然、仏式か米式チューブに変更すれば良いという話ではない) ◆過体重や荷物が多ければ、小手先のタイヤ変更や空気圧調整ではなく、 559・584他の「タイヤが幅広でエアボリュームのあるクッション重視の車種」への買い替えが必須。 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/177.html ※極端に言えば「軽トラに4トントラックのような耐荷重/運搬能力などあるわけがない」と考えれば分かること。 ◆単に(細かい凹凸での跳ね上がりやロードノイズは気にならず) 「カチカチの乗り心地でなければ気が済まない。どうしても高圧充填したい」のであれば、 (車輪ごと組み替えでブレーキ変更で苦労するよりも) 28~32幅以下の「10万円付近の700Cの自転車」への買い替えを薦める。 「グニャグニャした乗り心地が気になる」場合、 「フレーム自体が貧弱」の可能性もあり、それはタイヤと空気圧調整の話では済まない。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼空気圧の測定方法について ◆タイヤ側面を握って確認することの危うさ 毎日業務で確認している"熟練者"が「適度な硬さ」等と表現しても、それで伝わるのだろうか? 様々な人向けの案内としては、簡単に感覚が掴めるとは思えないので 「熟練者向けの案内」をすることが不思議。 むしろ、店としては「不適正空気圧でパンクさせて稼ぐつもり」であれば、 「何も案内しないほうが得」ではないだろうか。 「とりあえず一般車は月1回以上は空気入ってればいい」という習慣化の案内ではなく、 「適度~適正な空気圧」となれば、同じ空気圧でも ユーザーAには「そこまで硬くはない」と思われ、 ユーザーBには「相当硬い」と思われてしまうことが珍しくなくても、 個人の握力や感覚差の問題をないものにして問題ないのだろうか? 「推測」では・・・ 店側の統計として、「触診でも実行継続している人達は実際には殆ど問題は起きていない」 という「経験則に基づいた自信からくる言葉」? しかし、「触診のアバウトな案内にしていることの弊害」として、 一般車でも300kpaも450kpaも完全に同一で考えてしまうことで、 その「違いを言葉だけで表現することが困難」だからこそ、 「150kpaの差を、まるで"誤差"として無視する」ことに違いないが、 それは果たして「本当に適切な案内」だろうか。 29erファットバイクと12HE幼児車を比較することは適切ではないとしても、 子供乗せと一般車が並列で考えられることは極端な例示とは思えないだけに、 それら乗車人数と重さが全く違う乗り物を「一律の案内」とするのは、どうにも違和感がある。 だからこそ、個人的には300kpaであれば「300kpa標準の場合」のように条件を書き記している。 ●何より、英式バルブの種別が無駄に多くなってしまったことで、 大別しても「虫ゴム」「Gプランジャーか、シュワルベ英式バルブコア」「MPプランシャー」に分類され ▲「空気圧計(付きポンプ)でチェックをしないことが常識」となってしまっているために、 「空気入れ頻度すらテキトーで管理が当たり前」になってしまっている。 ★「広く使われている親指テスト方法は非常に不正確です。」 www.schwalbe.com/en/luftdruck www.schwalbe.com/en/technology-faq/tire-pressure/ How often should inflation pressure be checked? の項目 The widespread thumbtest method is very inaccurate, as all tires will feel identically hard from a pressure of approx. The thumb test is completely insufficient for Marathon Plus tires due to the special puncture belt. ↓ translate.google.co.jp/ (翻訳文) 広く使われている親指テスト方法は非常に不正確です。 特別なパンクベルトのため、マラソンプラスタイヤの親指のテストは完全に不十分です。 ※マラソンプラスは「パンクしにくいタイヤ」と同類の「耐パンク系のタイヤ」 つまり、 【厚みのある耐パンク系のタイヤを"押して確認する"という方法には問題がある】ということになる。 ●疑問「タイヤの反発力は一定なのだろうか」 数学的な思考をしなくてもすぐに確かめる方法としては 「物を手で押してみる」だけ。 与える力が小さい → 反発力も小さい 与える力が大きい → 反発力も大きい ↓ つまり 力がない人 → 基本の与える力が小さい → 反発力が小さい 力がある人 → 基本の与える力が大きい → 反発力が大きい 例えば「ネジをしっかり締めてください」とあっても、 力がない人では「しっかり締めているのに緩い状態」 力がある人では「軽く締めたつもりでも締めすぎて破損」 ということが普通にあると考えると、 「小ネジでも出来る限りトルクレンチを使ってください」という案内が適切となることから、 空気圧管理に於いても同様に、 「一定の力量をタイヤに与えることができるとは限らないため」 自分自身の「勘」が心配であれば、空気圧計を用いて管理することが適切となる。 ※硬度計があれば反発力も確かめることができる?と一瞬気になったが、 「ゴム表面の硬さ」を調べることは出来ても、 タイヤ(チューブ)内圧の計測は出来るとは思えない。 ●虫ゴムの英式バルブでは測定値+130kpaで正確な値? daibutucycle.jimdo.com/2015/08/06/パンクの予防/ 日本の自転車の多く(シティ車やいわゆるママチャリ)は英式バルブ(虫ゴムと言えば聞き覚えがあるかと)が大半になります。 これが曲者でゲージ付きの空気入れでも適正な数値が出ないのです。 タイヤメーカーのパナレーサーも適正な数値を出す為に米式バルブに交換してください!という名目で米式変換バルブを販売 先日受講してきた車いす安全整備士の講習の中でも似たようなことが書かれてました。 (検証画像)(なぜ一般的なkpa(キロパスカル)ではなく、わざわざメガパスカル表記なのか・・・) きちんと数値まで出した興味深い実験データです。 このデータから、表示の数値より概ねプラス130KPa程入れた方が良いということが解ります。 これで大方の目安は大体見当は付くのですが、自転車整備士のマニュアルによることころでは 負荷時にタイヤの沈みこみ率が15%とか乗車時にタイヤ接地長が10cm等が書かれてます。 しかし、数値が分かったところで 「空気入れ時のポンピングが重い」(これはシュワルベ英式バルブコアでも解消される) 「虫ゴムの劣化速度」(シュワルベ英式バルブコアにすれば虫ゴムよりは劣化しにくい) 「イタズラで外されやすい」(シュワルベ英式バルブコアでも同じ) といったデメリットはあるので 自転車=英式バルブしか知らないないような自転車屋(のような店)でも作業を受け付けてくれるといった 「数少ないメリットをどうしても優先しなければならない」理由でも無ければ 英式バルブ自体を薦めない。 (追記11.27) 計測は「特殊な装置」を用いて計測と画像にあるが、 市販品では(シュワルベ専用の英式バルブコア以外の)英式バルブの測定器が存在しない以上は、 ポンプでの数値をアテにすることになるので、ポンプの空気圧計に異常が出た場合は問題が生じる。 ●接地面の長さで空気圧を見る? 「タイヤの空気圧が適正(標準)だと3つのいいことがあります」 「定期的に空気圧のチェックをしてトラブルの予防!」 www.bscycle.co.jp/cycletire/ とあっても「英式(虫ゴム)」なので曖昧な判断しかできない。 ↓ ●BSの総合的な自転車の取扱い説明書 www.bscycle.co.jp/support/pdf/index.php?step=5 func=dl category_id=1 products_id=1 year_id=2016 shashu_id=1 pdf_id=562 注意: 空気圧が少ないと、タイヤの接地面積が広くなって走行抵抗が増し、ペダリングが重くなります。 また、タイヤの摩耗やパンク、リムの変形の原因になります。 必ずタイヤ側面に表示している空気圧の範囲内で使用してください。 [タイヤ空気圧表示例と換算値](1KPa=0.01kgf/cm 2 =0.145PSI) 一般のシティ車は3kgf/cm 2 (3気圧)が適正空気圧です。 ↓と書いているにも関わらず ◆ 英式バルブ用タイヤ空気圧ゲージはありませんので、次の乗車して行う簡易測定をしてください。 空気圧の簡易判定のしかた 自転車に乗車した状態での接地面の長さで空気圧を判定してください。(9~10cm) シュワルベの英式バルブコアを使用する限りでは専用の空気圧ゲージが存在するが BSでは使っていないので掲載せず、米式化するエアチェックアダプターもパナレーサー製品なので紹介しないのだろう。 ●パナレーサー「英式(虫ゴム)では正確に測定できません。」 twitter.com/PanaracerJ/status/1385515701268475906 以前パナレーサーサイトに書かれていた内容の再掲のような形。 一応は「目安」として利用出来るものの、 「荷物や体重や走行路などから最適な空気圧」を決めるときに 分かりにくいことに違いはない。 そもそも、虫ゴムとは、製造から店舗で使用されるまでの経年劣化を含め、 耐久性が高いとは言えないにも関わらず、 完成車メーカー取説で「交換案内が一切ない」ということからも、 相当根の深い問題と言える。 その特徴から、虫ゴムが本来適している用途は、 「どんなタイヤでも」空気圧が触診で正確に判断できる余程の熟練者か、 「何度練習してもポンプヘッドを手早く外すことができない人向け」の特殊な規格。 米式バルブを極端に嫌う避けるべき店の炙り出しのためにACA-2で試用期間を経て、 チューブ交換が必要になるタイミングで米式チューブへの交換を推奨。 「今まで問題がなかったんだから虫ゴムが一番良い」という典型的な反面教師に学び、 常識を疑うことを忘れず、思考停止に陥らないように気を付けたい。 【追記5.2】 twitter.com/PanaracerJ/status/1386827631664926722 Q.英式バルブは内圧ゲージで空気圧を測ることができないのは何故ですか? A.前回説明したとおり、英式バルブ内のムシゴムを押し開かないと空気が通りません。 ですので、内圧ゲージを差しても空気を取り出すことができず、空気圧の測定ができません。 ポンプの口金を差しただけではポンプゲージの針が動かないのも同様の理由ですね。 だからこそ、どうしても英式でなければならない場合を除き、 「ゲージの目盛りや数字で分かる空気圧管理がしたいのであれば、米式化をお薦めします」となる。 ▲各種メーカーの「接地面での空気圧管理」から見える問題点 業界全体で「ユーザーにとって無駄なパンク」を減らすために、 適正なメンテナンス方法を身につけさせることが重要と考えていれば、 既存の「英式バルブ(虫ゴム)」の「構造的な欠陥」は到底看過できないはずだが、 残念ながら取説を見る限りでは、 「現状の空気圧管理方法で何ら問題ない」という意識が如実に反映されていて、 長年放置し続けてしまっていることは「根の深い問題」と言える。 具体的には「タイヤに表記されている空気圧の範囲」とあっても、 異口同音に「自転車に乗車した状態での接地面の長さで空気圧を判断」という内容。 当然「英式バルブ(虫ゴム)では"空気圧計の表示+約130kpaを目安"に充填してください」など 一切書いていない。 自転車店では「触診」が主流なので、ある意味「メーカー指示を無視している」ことになるが、 果たしてメーカー指示通りに毎回「接地面の長さで判断している」という店は存在しているのだろうか。 一方、もし「米式バルブが標準」で、 「クリップ部分を外せば使えるような安物の空気入れも紹介していれば」、 「米式専用の空気圧計」も紹介しておくことで、店での販促にも繋げやすくなるはず。 (または一体型として「空気圧計付のポンプ」を推奨) ※幼児車の場合は幼少教育だけでなく、「親の知識も増やせる効果」が期待できる。 源流は基礎交通教育として、上流に居るメーカー(輸入代理店)でさえ、このような有様であれば、 下流に位置する販売店やユーザーの知識不足を解消できるはずもない。 悪循環になっている誤解の流れを断ち切るには何処かで堰き止める必要がある。 ───────────────────────────────────────── 更に言えば、「虫ゴムは定期的に交換してください」すら書いていない・・・。 ───────────────────────────────────────── 「ユーザーにとって無駄なパンク」を減らすために、 適正空気圧を安定的に「維持すること」を阻害しているとは考えていないようだ。 ●店側の情報では虫ゴムに触れていることは珍しくない motosumiyoshi.seocycle.biz/2018/08/23/ 虫ゴムは半年に一度チェック! 元々の虫ゴムが安物であれば3か月もたない例もあるようなので、 個人的には,やはりエアチェックアダプター(ACA-2)の即交換/追加をオススメ。 ●メーカーサイトで虫ゴムに触れているのはアラヤ(ラレー)が唯一? www.raleigh.jp/column_valve.html いわゆる虫ゴムというものを定期的に交換しなければなりません その虫ゴムの寿命がその他のバルブに比べて短い、また構造上どうしてもエアが漏れやすい 元記事は2006年で最終更新は2015年で古いこともあり、 エアチェックアダプター、 シュワルベ英式バルブコア、 ネジ溝のある米式チューブ(シュワルベ、コンチネンタル、スペシャライズド)も書いていないので さすがに情報追加してもらいたいところ・・・。 ●IRCが既婚女性向け雑誌VERYに足楽の紹介記事を展開するも・・・残念な空気圧管理の紹介 twitter.com/irctire_bike/status/1534018335586648064 シマノだけでなくパナレーサーもスポーツ自転車向け商品の宣伝に熱心で、 一般車向けや廉価品の宣伝を重要視していないので、 IRCが足楽自体をPRし純正タイヤ以外の選択肢があるという 広告を仕掛け「知ってもらう機会」を提供することは素晴らしいと思う。 しかし、残念なことに・・・「パンク原因の7割」ともされる空気圧管理の方法が、 相変わらずの「旧時代」という情けなさ。 veryweb.jp/life/354310/ タイヤの空気が少ないだけでなく、入れすぎもバーストの原因に。 親指と人差し指で強く押して凹まない程度が適正です。 タイヤが膨れあがってパンパンになっていたら空気の入れすぎなので注意して。 ↑ まさか「人間の握力は同じではない」と知らない・・・?わけはないはず。 「体調や気分などによっても感覚が一定とは限らず」、 まずそもそも「基準となる感覚すら"熟練の"店員」に教えてもらっていないのに 「言葉のニュアンスで伝わると考えられること自体」が不可解。 一方で、何故か「空気入れの頻度」は、 (若干組み替え読解が必要でも)正解は一応導き出せる内容。 月に1度はタイヤの空気入れついでにチェックしてもらうことで、 辛い思いをしながら自転車屋さんに駆け込むことも回避できます。 早期発見・即解決が〝快適サイクル〟の鍵。 ↓ 適正基準が存在しない前提なので【チェックして"もらう"】となってるのは分かるが、 「辛い思いをしながら」自転車屋さんに駆け込むのを回避という文脈から、 ↓ 辛い思いをする"前"に 自転車屋さん(他、空気圧計など基準のある人)に 【チェックして"もらう"】ことで 早期発見・即解決が〝快適サイクル〟の鍵。 と、正確に意図を理解できる人達がどれだけ居るのかはともかく・・・。 しかしながら、「一般車タイヤを新品や国産にアップグレードしたところで、 ◆「元々の空気入れ無習慣 → 空気圧不足 → パンク」まで一気に解消されるわけがないので、 効果的且つクレームになりにくくするために 「タイヤ広告の前段階:下準備」として、 「半年期間くらいは、まず自転車のタイヤの空気圧管理に関する内容だけの継続的なコラム」 を出すのが先だったような。 ※他の懸念点として「宣伝されているからネットで足楽を買って持ち込んだが断られた」 も考えられるが、量販店なら気にしないだろうし、 個人店でタイヤに限らず持ち込み自体を嫌う店であれば躊躇せず断るだろうから こちらに関しては気にしない。 ※406・451の違いすら分からず「20インチ」だけで買って後悔するとしても勉強代でしかない。 ●英式と空気圧充填基準の雑紹介と対策 bike-news.jp/post/263908 日本国内で広く普及している「ママチャリ」(=シティサイクル)に使われている英式は、 その構造上、空気圧ゲージで測っても誤差が生じてしまいます。 ↑ 英式でも「虫ゴム」が使われている場合であって、 「Gプランジャー、シュワルベ英式バルブコア」では正確な値を判断できると見る。 舗装された路面の街中で使われることを前提とした「ママチャリ」であれば、 そこまで厳密に空気圧を測る必要はないでしょう。 ↑ 「体重」「荷物」「歩道の段差の高さ」「使用距離」など「全て同じなわけがない」と考えれば、 「厳密にするほどではない」は不親切。 指の腹でグッと押してしっかりした反発があれば大丈夫。 目安としては野球の軟式ボールくらいの硬さがイメージです。 または 自転車を横から見てタイヤと地面の接地面が10cmくらいであれば、 十分な空気が入っていると思って問題ないでしょう。 ↑ 毎度お馴染みで 「絶対基準が存在するらしいプロでもないのに」触診で判断させようとするのは罠としか思えない。 ※自店で扱う自転車と補修タイヤだけは全て把握していることは不可能ではないかもしれないが、 初見でも全てのタイヤの硬さを瞬時に理解して体調や気温なども全て考慮し、 触診で適正圧"きっちり"充填できる「プロ」が存在するとは考えにくい。 100歩譲って、自店のサイトやSNSであれば「"経営"方針」として、まだ理解を示せるものの、 ポータルサイトのような場所で紹介するのは、 「虫ゴムという用語すら一切登場しない自転車メーカーの酷い取説達」も含めて、どうなんだろうかと思う。 そして「全てのタイヤ」で接地面約10cmをイチイチ測る手間をかけられるなら、 エアチェックアダプターを取り付けて空気圧計でサッと計測するのと手間としては大差ない。 しかも「アバウトではなく正確」なのだから尚更優位性がある。 お金がかかるといっても、エアチェックアダプターは約600円ほどで購入でき、 空気圧計付ポンプも、約3000円ほど払って購入しておくことで、 わざわざ店の開店を待つまでもなく、朝の出かける前にいつでも空気圧充填が可能になり 「道中"無駄な"パンクをして立ち往生するリスク」と比べたら遥かに安い。 ●適正空気圧についても、 「◆標準や推奨」「◆上限」「◆範囲指定」の違いの解説と、 空気圧を気にしているという人で陥りがちな「上限フル充填が絶対の正義」と思い込んでいる人達に対して、 「★必ずしも最上限充填が必須ではありませんよ」という「基本」の解説不足に思える。 ●若干気になる「規定空気圧」という用語 jitensyazamurai.com/db/archives/16640 すべてのタイヤには「規定空気圧」といって、 「このくらいの空気圧まで空気を入れなさい」的な数値が決められているのですが… ↑ 以下を「まとめて言い換える」と「目安の数値」として「規定空気圧」と称していることは理解できるものの、 「初心者向けとしては」同一用語でまとめてしまっているのはどうなんだろう。 ・最大空気圧:MAX▲▲▲kpa ・範囲の指定:○○○~◎◎◎kpa ・標準(推奨)空気圧:主に一般車の300kpaが「基準」のタイヤ 例えば、体重65kgで最大空気圧700kpaのタイヤに 「このくらいの空気圧まで空気を入れる」の感覚で、タイヤ側面の数値だけを見て最大充填してしまうと 「ガタガタして乗りにくい」「タイヤの早期割けを引き起こす要因」となってしまうことになるので微妙。 更に、WOの「フックなしリム」で、外れやすくなってしまうリスクまで考えると・・・。 ───────────────────────────────────────── ───────────────────────────────────────── ▼各メーカー取扱説明書にあるタイヤ空気圧管理の方法 ●(IRC)フックレスリム対応タイヤでも上限800kpa設定のスポーツ自転車用タイヤの謎 ircbike.jp/product-list-cat/road/ フォーミュラプロ HL TL RBCC [FORMULA PRO HL TL RBCC] フォーミュラプロ HL TLR S-LIGHT [FORMULA PRO HL TLR S-LIGHT] フォーミュラプロ HL TL X-Guard [FORMULA PRO HL TL X-Guard] ▼[仮説1]使用時に毎回タイヤの状態を確認すれば問題なし? ↓ ●多くの一般車の用途とは異なるので別として考える。 ▼[仮説2]タイヤ構造的にフックレスリムでも対応する違いがある? ↓ TL(R)タイヤ=「気密構造が必須」なだけに「リム側面に張り付く」ように、 一般的なチューブドタイヤとは質が異なるのかもしれないが・・・あくまで推測。 ▼[仮説3]スポーツ自転車のリムはフックレスでも一般車よりも強度がある? ↓ リムブレーキであれば頑丈で厚みのある側面が必要でも、 ディスクブレーキに強制移行させられた反面、 その恩恵として「ディスクブレーキ用リムは側面を軽量化できること」にあるはずなので、 ダブルウォールリムでも、むしろ強度そのものは低くなっているのではと考えられる ▼シュワルベ(本国)サイトでは ●「フックレスリムは高圧には適していません。」 ●「ほとんどの場合、空気圧を最大にすることはできません。」 ●「ETRTO規格によると、インフレ圧力は5 barに制限されています。」 ●「安全マージンを大きくし、4 barを超えないようにすることをお勧めします。」 とありますが・・・と聞いてみたところで ▼IRCの想定返答としては・・・ (1)他社製品の特徴については当社の知るところではありません。 (2)弊社のタイヤはETRTO規格を基に設計されていません。 (3)今回のHLタイヤはスポーツ自転車向けタイヤであり、 一般用途を想定している製品ではないことから 想定使用ユーザー層を広く捉えていませんので異なるとも考えられます。 (4)リムとの相性によっては外れやすくなるリムもあるかもしれませんが、 当社では主要な市販フックレスリムで装着走行テストをし、 脱落が起きないことを確認しています。 ↑ このような「テンプレな回答」になるだけだろう。 とはいえ・・・ ▲「ありえないレベルで材料費をケチっていることも珍しくない部品」であれば、 アラヤリムがほぼ生産終了したこともあり、 今現在では尚更、安物WOフックレスリムに500kpa超えで充填することは避けるべき。 ●フレームやBB(ハンガー)周りにも 自転車の値段が安ければ安いほど素材までケチられていて、 元々貧弱ゆえに「ガタが出やすくなる」原因となる衝撃が より強くかかるような使い方 ([余裕を持って]350kpa以上の高圧充填)をすること自体が薦められない。 ◆では、強度のあるステンレスリムやフレーム全体に強度が期待できるであろう 実売価格で5万円以上の車種であれば問題ないのではと考えるも・・・、 ↓ そもそも、一般車の想定する年齢層から見る用途・速度からして、 自転車が走行するには狭すぎる車道も少なくないため 「安全のために歩道も使う」のだから 高圧充填するということは「細幅タイヤ」前提のため、 まずタイヤを細幅にするということ自体と、 450kpa以上のような充填をするほうが「基本的には」デメリットと言える。 ●IRCの解説図から見える問題 tobesaikuru.livedoor.blog/archives/5629120.html 英式について書いているくらいなので恐らく一般車向けと思われる 「本来は参考すべきではない解説図」から見える問題点。 接地面9~10㎝ 日常的にユーザーに対する空気圧管理案内の解説だと仮定し、 (単身者は想定しないというのはありえないとして) 「店員など誰かに見てもらうことが前提」以外の方法として、 自分が乗った状態でどうやって見て測るのだろう・・・。 地面に物差しを置いて、更に状態確認するために大きめの鏡まで用意? ここまでするくらいなら、まずはエアチェックアダプターで米式化して 「空気圧計付のポンプまたは単品の空気圧計」を買って使うか、 「米式への空気入れもあるまともな自転車店」に2週間に1回~毎月1回依頼が確実。 それに、IRCの一般車向けでも「海外製の安めタイヤ」から いわゆる「パンクしにくいタイヤ」に属する「シティポップス 耐パンク(CITY POPS))」もあるわけで、 タイヤのゴムの厚さや硬さが異なるタイヤもあると思われるが、 その場合でも9~10cmなんていう曖昧な基準で十分なのだろうか。 そう考えると、やはり面倒な方法でしか測りにくい方法そのものに問題があると言わざるを得ない。 そして、このことに何の疑問も持たなくなった時点で 「業界の自己都合だけが最優先の悪しき慣習の言いなり」に思えて仕方ない。 むしろ、その「本来は参考すべきではない解説図」で注目すべき箇所は 「空気圧を測定できない英式バルブ」であるべき。 ↑ 確かに、「シュワルベの英式バルブコア」であれば、測定できるのと、 「虫ゴム」の場合はポンプの空気圧計の示す数値に"概ね+130kpaを参考"という話もあるが、 分かりやすい空気圧測定とは言えない。 「自分にはプロ感覚があるのでIRCの図の方法で何ら問題がない」という意味だとしても、 それを素人ユーザーに薦めること自体が誤りであり「業界特有の怠慢や驕り」に見えてしまう。 既存の分かりにくい方法で「何ら問題はない」と信じ切っている人達には、 何を言っても聞く耳を持たないと思われるので自由にしてもらえれば構わないが、 既存の曖昧な空気圧測定方法に不信感を持っている方々には 「分かりにくい空気圧管理方法を鵜呑みにしないように」警告する。 ●微妙なIRCの解説 ircbike.jp/support/caution/ [1]タイヤの空気圧は、タイヤに表示された標準空気圧に充填してください。 ※仏式および米式バルブを使用しているタイヤは、タイヤゲージで測定してください。 ※英式バルブを使用しているタイヤはタイヤゲージで空気圧を測定できませんので、 乗車したときの地面の長さで判断してください。接地面の長さは9~10㎝が適当です。 ●確かに"タイヤゲージ(空気圧計の単品)であれば" [シュワルベを除き]米式か仏式しか空気圧を測定できないというのは分かる。 しかし、英式の虫ゴムでも、一応概ね+130kpaで目安には出来るものの 「虫ゴムの状態にもよる」ので避け、 そのまま表示されている空気圧が参考になる ◆シュワルベ英式バルブコア ◆エアチェックアダプター は「(完全競合の)他社製品だから紹介できない」としても、 ◆Gプランジャー(底閉じ型) で空気圧計の表示を目安に出来るということすら紹介せず、 タイヤによっても同じとは思えない「接地面の長さ」で 判断させようとすること自体に問題があると言わざるを得ない。 いや、そもそも「英式チューブは米式チューブと互換性がある」 ということを周知させようとしないのも微妙。 タイヤに(無駄な)英式チューブとセットになっていることを問題視され 単品にしてもセット品にしても、 種類を増やさなければならなくなってしまうことを懸念しているということなのだろうか。 ircbike.jp/support/download/ BICYCLE TIRE CATALOG 2020【22.7MB】 (22ページ) 正しい空気圧がタイヤトラブルを防ぎます 空気圧はタイヤに表示されてい標準空気圧に従ってください。 空気圧を測定できない英式バルブ、および数値が低く表示されるタイヤゲージ付きポンプを使用する場合は、 標準空気圧の目安として、自転車に乗ったときのタイヤ接地面が9~10㎝になるように空気を充填してください。 タイヤの空気は徐々に抜けるため2週間に1度、最低でも月に1度は空気を入れましょう。 空気圧の適切な管理はタイヤトラブルの防止・回避だけでなく、軽快な走行感やタイヤを長持ちさせるのにも有効です ●BS www.bscycle.co.jp/support/pdf/index.php?step=5 category_id=1 products_id=3 year_id=2020 shashu_id=49 ※2020モデル AR65LT(アルベルトロイヤル)の取説を参照 (28ページ) 注意: 空気圧が少ないと、タイヤの接地面積が広くなって走行抵抗が増し、ペダリングが重くなります。 また、タイヤの摩耗やパンク、リムの変形の原因になります。 必ずタイヤ側面に表示している空気圧の範囲内で使用してください。 [タイヤ空気圧表示例と換算値](1KPa=0.01kgf/cm 2 =0.145PSI) 一般のシティ車は3kgf/cm 2 (3気圧)が適正空気圧です。 ↓と書いているにも関わらず ◆ 英式バルブ用タイヤ空気圧ゲージはありませんので、次の乗車して行う簡易測定をしてください。 空気圧の簡易判定のしかた 自転車に乗車した状態での接地面の長さで空気圧を判定してください。(9~10cm) シュワルベの英式バルブコアを使用する限りでは専用の空気圧ゲージが存在するがBSでは使っていないので掲載せず、 米式化するエアチェックアダプターもパナレーサー製品なので紹介していない。 ●パナソニック cycle.panasonic.com/manual/ ビビ・EX [BE-ELE436](2019年10月 発売)の取説を参照 (36、37ページ) タイヤの適正な空気圧 自転車に乗った状態での適正な接地部の長さは、右図のとおりです。 (約10cm) ●圧力計の付いたポンプで空気を入れる場合は、(300 ~ 400)kPa {(3.0 ~ 4.0)kgf/cm 2 }の 数値内になるように入れてください。 圧力計の無いポンプで空気を入れる場合は先述の接地部の長さを参考にしてください。 ● タイヤの空気圧は 300kPa {3.0 kgf/cm 2 }未満では使用しないでください。 タイヤのひび割れ、偏摩耗やパンクの原因になります。 ● 上記の空気圧は体重 65 kg 程度の方が乗車された場合の適正な空気圧です。 お子様を乗せて走行する場合は、 通常より高い空気圧(400 ~ 450)kPa {(4.0 ~ 4.5)kgf/cm 2 }にて使用してください。 そして、子供乗せ仕様での接地部の長さは書いていない。 もしメーカー指示どおりに圧力計の付いたポンプで300~400kPaまで入れると・・・、 「虫ゴム」の場合、約-130kpaになってしまうようなので、 ▲300kpaまで充填 → 実際には「約170kpaしか充填されていない」 ▲400kpaまで充填 → 実際には「約270kpaしか充填されていない」 という状態に陥る。 ↓ これでは「タイヤの空気圧は300kPa未満では使用しないでください」が守れない。 ↓ なので、英式(虫ゴム)で300~400kPaの範囲内に収めるということは、 ■300kpaまで充填したいのであれば「430kpa」 ■400kpaまで充填したいのであれば「530kpa」 を空気圧計が示すように充填する必要がある。 ─────────────────────────────── SW [BE-ELSW01] (2018年10月 発売)の取説を参照 (35ページ) タイヤの適正な空気圧 自転車に乗った状態で接地部の長さが、約 6 cm ~ 8 cm程度が、適正です。 タイヤ側面に刻印されている標準空気圧は 280 kPa {2.8 kgf/cm 2 }です。 圧力計の付いたポンプで空気を入れる場合は、数値内になるように入れてください。 圧力計の無いポンプで空気を入れる場合は上記イラストの接地部の長さを参考にしてください。 上記の空気圧は体重 65kg程度の方が乗車された場合の適正な空気圧です。 タイヤの空気圧は標準空気圧未満では使用しないでください。タイヤのひび割れ、偏摩耗やパンクの原因になります。 もしメーカー指示どおりに圧力計の付いたポンプで280kPaまで入れると・・・、 「虫ゴム」の場合、約-130kpaになってしまうようなので、 ▲280kpaまで充填 → 実際には「約150kpaしか充填されていない」 という状態に陥る。 ↓ これでは「標準空気圧未満では使用しないでください」が守れない。 ↓ なので、英式(虫ゴム)で280kPaの範囲内に収めるということは、 ■空気圧計が「410kpa」を示すように充填する必要がある。 (50ページ) この自転車は、幼児 2 人同乗用自転車ではありません。幼児 1人だけを乗せることができます。 ● くるピタ装着車のため、ハンドル取付タイプのチャイルドシートは取り付けられません。 そして、こちらでも子供乗せ仕様でのタイヤ接地部の長さは書いていない。 ●ヤマハ www2.yamaha-motor.co.jp/Manual/Pas/ ※PAS With(2020) 2019年11月発売 [PA26W]の取説を参照 (51ページ) 6 前後タイヤの点検 ・タイヤの空気圧を点検し、不適正な場合は空気圧を調整してください。 空気圧は、PASに乗車(体重60kgの方)した状態での接地面の長さで簡易に判定することができます。 適正空気圧 PA26W・PA26WDX 前輪:450kPa(4.5kgf/cm2,4.5bar) 後輪:450kPa(4.5kgf/cm2,4.5bar) PA24W・PA24WDX 前輪:460kPa(4.6kgf/cm2,4.6bar) 後輪:460kPa(4.6kgf/cm2,4.6bar) 設置面の長さ(L) 前輪:80~110mm 後輪:80~110mm (69ページ) 保管するときは ・タイヤの傷みを防ぐために、空気を適正空気圧まで入れてください。 適正空気圧 PA26W・PA26WDX 前輪:450kPa(4.5kgf/cm2,4.5bar) 後輪:450kPa(4.5kgf/cm2,4.5bar) PA24W・PA24WDX 前輪:460kPa(4.6kgf/cm2,4.6bar) 後輪:460kPa(4.6kgf/cm2,4.6bar) 約27kgもの重さがある電動アシストでさえ「接地面の長さ」での判定という。 エアチェックアダプター(ACA-2)で英式→米式への簡易変換で「適正空気圧」が出来れば、 空気圧[不足/過剰]パンクは無くなるので、 「ユーザーとしては」約600円の出費があっても確実に得。 万が一エアチェックアダプターが相性問題で無理だったとしても、 費用を抑えつつ英式を継続したいならシュワルベ英式バルブコア。 一気に米式チューブへ移行するのもありだが、 基本は「タイヤ摩耗時に米式チューブへの移行」が薦めやすい選択。 ※タイヤは「IRCの足楽」、米式チューブは「シュワルベ」、 ついでに交換推奨のリムテープは「ゼファールのコットンリムテープ」をオススメ。 ●ピープル株式会社(いきなり自転車・ケッターサイクルなど) www.people-cycle.jp/support/ www.people-cycle.jp/wp-content/themes/people/assets/pdf/common_cycle_manual.pdf 6ページ ●タイヤの側面に表記されている空気圧の範囲でご使用ください。 表示例─(○○○KPa、○○kgf/cm2、○○PSI) (注)換算率─1KPa=0.01kgf/cm2=0.145PSI 【空気圧の簡易測定のしかた】 自転車に乗車した状態での接地面の長さで空気圧を判断します。 地面との接地面の長さが約7~8cmになるように空気を入れて下さい。 [注!意]空気圧が適切でないと、タイヤの接地面積が広くなって 走行抵抗が増し、ペダルをこぐのが重たくなります。 また、タイヤの摩耗やパンク、リムの変形の原因になります。 必ず適切な空気圧を保って乗車して下さい。 ●株式会社オオトモ www.e-otomo.co.jp/pdf/kumitatesetumeisyo.pdf#page=6 (6ページ) タイヤの空気圧について タイヤの空気圧が少ないと、接地面積が広くなって抵抗が大きくなるほか、 パンクやタイヤ・リムの損傷の原因になります。 タイヤに表示されている空気圧の範囲でご使用ください。 表示例・・[○○○kPa、○○kgf/cm2、○○PSI] (注)換算率…1kPa=0.01kgf/cm2=0.145PSI タイヤゲージがない場合は自転車に乗車した接地長で判断してください。 接地面9~10cm程度が適当です。 ●無印良品(2012年?) www.muji.net/catalog/pdf/manual/121116_bicycle01.pdf (8ページ) タイヤの空気圧は十分ですか? ●一般的なシティ車の場合、自転車に乗ったとき地面との接地面の長さが 9~10cmくらいになるのが標準です。 空気圧が低すぎるとタイヤの損傷が早くパンクの原因となります。 又、接地面が広くなって走行抵抗が大きくなります。 (25ページ) 英米仏への空気の入れ方の解説もあるが米式はネジ式での空気入れ方法紹介のみ。 空気圧 ★タイヤの空気圧が少ないと、接地面が広くなって走行抵抗が大きくなるほか パンクやタイヤのひび割れ、タイヤ、リム損傷の原因になります。 タイヤに表示している空気圧の範囲内でご使用下さい。 表示例・・・<○○○kPa、○○kgf/cm2、○○PSI> (注)換算率…1kPa=0.01kgf/cm2=0.145PSI ★仏式バルブ及び米式バルブは、専用のタイヤゲージで空気圧を測定することができます。 販売店にご相談ください。 ★タイヤゲージがない場合は、自転車に乗車したときの、タイヤの接地面長さで判断してください。 ※シュワルベの英式バルブコアと専用空気圧計は未想定。 ※Gプランジャーや空気圧計付ポンプについても書かれていない。 <空気圧の簡易測定のしかた> 自転車に乗車した状態での接地面の長さで空気圧を判定してください。 一般的なシティ車の場合接地面の長さが9~10cmくらいが適当です。 ※タイヤに空気を入れすぎる事によりバースト(ハレツ)する事がありますので 充分にご注意ください。 <タイヤ空気圧表示例と換算値> 1kPa=0.01kgf/cm2=0.145PSI 300kPa=3kgf/cm2=43.5PSI 450kPa=4.5kgf/cm2=65PSI ◆エアチェックアダプターや米式チューブの提案 「パンクの原因を取り除くために」 空気圧計付ポンプとエアチェックアダプターや米式チューブを提案。 「(英式[虫ゴム]に)空気入れてます」を 「感覚」に頼っていては過小空気圧にも気付きにくいという例への対処。 ※個人差のある"感覚"の影響を考慮するためタイヤの厚さは無関係 「どうしてもポンプを購入したくない」「店はそれほど遠くない」のであれば、 店で空気充填する方法もあるが「待ち時間」「料金」に理解を示せなければならない。 あとは店が忙しくないときを見計らって「TS点検などよりも念入りな点検」と チェーン掃除→注油、各種グリスアップ等を「工賃を惜しむことなく」 定期的に依頼することで快適性も得ることが可能。 更に進むと用途に応じてタイヤ等のカスタムの検討も視野へ。 (元々の品質が低すぎる場合を除き) 【自転車は手間やお金を適切にかければしっかり機能向上(快適化)する】 と覚えておきたい。 ─────────────────────────────────────── ●(客自身が)問題を把握 → 費用をかけるだけの価値があると納得 → 改善を了承 この第二段階へ移る壁が相当厚いと思われるだけに、本来はもっとパナレーサー等が 積極的に「ACA-2お試しキャンペーン」でも展開してくれれば良いのだが 常態化している"問題"を認識させたくないためか"配慮"か、そのような動きは見られない。 ●自転車店でのエアチェックアダプターの紹介 hiasacycle.blog.shinobi.jp/自転車/空気、ほんとに入ってますか? さて、皆さんこの300kpaという数字をどのようにして測っていますか? 色々お話を聞いてみた結果ほとんどの方が次のように仰いました。 ①「指でつまんで硬かったらOK」 ②「20回空気注ぎを押す」 ③「え、なんとなく・・・」 とまあ割といい加減です。 特に半分以上の方が①の回答なのですが、握力なんて人によって違いますし、 タイヤも銘柄や新旧で大分触り心地が異なるのにどの程度から硬いということになるのか? しかしながら、販売・修理に携わっているはずの自転車店業界としても、 思えばこんな感覚でまかり通っていたように思います。 少し踏み込んだ内容。 未だに大抵の店のブログでは「側面を触って確認すればOK」と 半ば常識のように案内していることが本当に情けない。 力や体調の差も完全に無視して不慣れな一般素人に分かるわけがないし、 もし教えてもらったとしてもその感覚を1回で覚えられるとも思えない。 (余程不器用な人でもない限り)数値計で測るなら、空気圧の状態が明確に理解できるのに 「本当は適正空気圧を把握してもらっては困る」のだろうか、その方向に誘導しない。 ▲虫ゴムという欠陥 虫ゴム(写真右の黒いゴム部分)によってチューブから空気が出ていかないようになっているのですが、 このゴムが押さえつける力を超えて空気を入れないといけないため、 どうしてもポンプの押しごたえが固くなってしまうのです。 また、どの程度の力がゴムにあるのかはかなり個体差があり、 せっかく圧力計付きの空気入れを使ってもタイヤ自体にはどれくらい入っているのかは 良く分からないというなんとも珍妙な事態となってしまいます。 「空気を入れるときに力が必要」→「めんどくさい」→「ほっときゃいいや」→「空気圧不足でリム打ちパンク」 「どこまで入れればいいのか分からない」→「テキトーでいいや」 →「過剰充填でチューブ破裂」or「過小充填で結局リム打ちパンク」 ●エアチェックアダプター 全体的に素晴らしい記事とはいえ惜しい点。 これは英式バルブを米式バルブ(自動車等のバルブ)に変換するもので、 圧力の管理という観点からも非常に素晴らしい物なのですが、若干高価なのが難点です。 www.rinei-web.jp/product_detail?cid=95 pid=2696 URL先は300kpa基準を簡易的に色判別できるキャップ付きの 「ACA-2-G」なので1000円以上するのであって 「習慣化が身についていない人には分かりやすい」としても・・・、 「手帳やカレンダー等に予定として記入して習慣化できるなら」 www.rinei-web.jp/product_detail/?cid=95 pid=2725 「ACA-2」であればリンエイでは600円+税 www.yodobashi.com/product/100000001001586320/ 送料無料のヨドで税込約650円なのでそれほど高いというほどでもない。 貯金を崩すというほどでもなく、食費の一部を若干削るくらいで大抵の人は普通に買えるはず。 あとは 「読んでも"意味が分からない・めんどくさい"なら、店に毎月訪問して(有料でも)空気充填する方法もありますよ」 という案内があれば完璧だったというか、 (余程他の常連客の作業で手一杯でない限り)「来店を促さないのは商機も逃しているだけ」なので勿体ない。 何のためにCMを打ってまで来店キャンペーンを行っている業種があるのか分かっていれば 絶対に軽視できないはず。 2021.11.21 ●スポーツ自転車では「だいたいの人が空気を入れすぎている」 2021.10.10 ◆パナソニック自転車の現行品の空気圧設定 更新:(電アシ32種+2種)[2021.10.10時点での継続車種] (※まだ取説が上がっていない車種は前期を参考に暫定掲載) 2021.8.29 ◆450kpa充填について 2021.8.22 ▲タイヤに設定以上の高圧充填したがる問題とその対策 2021.08.08 ▲約400kpa設定のタイヤで週1回空気入れしなければいけない状態は「問題あり」 2021.7.25 更新◆パナソニック自転車の現行品の空気圧設定 2021.6.27 ●psi単位について、●若干紛らわしいミシュランの体重別の空気圧設定 2021.6.20 ●WOの"フックがない"リムには5気圧以上充填しないこと 2021.5.30 ●チェーン店の空気圧感覚 2021.4.25 ●高圧での常用はケーシングへの影響も考えられる(高圧で常用するデメリット) 〃 ●パナレーサー「英式(虫ゴム)では正確に測定できません。」【追記5.2】 2021.4.18 ◆微細な違いが参考になるピレリの空気圧設定 2021.2.21 ●タイヤの空気圧が重要な理由 〃 ●自転車のタイヤに空気を入れすぎると・・・ 2020.12.6 ■様々なタイヤサイズと幅の容積量一覧(ETRTO 203~635)【修正12.19】 11.29 ●チューブ内の空気容積量 ▼関連「空気の減り方」の違いについて 11.1 ◆エアチェックアダプターや米式チューブの提案 10.18 ◆バルブの種類問わず(米式でも)数か月も空気圧を維持できない理由 9.27 ◆パナソニック自転車の現行品の空気圧設定 更新:(電アシ31種+2種)[2020.12.13時点での継続車種] 8.2 ●適正空気圧とは 7.19 ●タイヤの空気圧は(適正範囲内で)低めのほうがいい理由 7.12 ●教育面からの自転車の空気圧管理の学習指導方法(7.19微修正) 5.24 ●JIS K6302ではWOリムでも800kpa可の謎【再調査掲載】 5.17 ★「フックなしリムの最大対応空気圧は5bar≒500kpa」に制限 〃 ★「広く使われている親指テスト方法は非常に不正確です。」 5.10 ●疑問「タイヤの反発力は一定なのだろうか」、▲各種メーカーの「接地面での空気圧管理」から見える問題点 5.3 ●空気入れすぎパンクから見る認識変化への突破口とは (前ページからの重複項目込み) ●psi単位について twitter.com/PanaracerJ/status/1408350775445581826 以前●psiという使いにくい単位でも書いたが、「psi」では一般車の3bar≒300kpaの基準が分かりにくい。 ─────────────────────────────────── スポーツ自転車乗りやメーカーが好んで使いたがる単位というだけで 一般車用途ではkpaやbarの300kpa≒3気圧が標準的なこともあり、 psiしか書いていないメーカーでも 個人的にpsi表記は全てkpaに変換して記入するようにしている。 40psi=約280kpa 45psi=約310kpa 50psi=約350kpa ─────────────────────────────────── そして、米式チューブにしていて、米式専用の単独空気圧計で計測する場合、 psi自体書いていないので使う機会がない。 スポーツ自転車タイヤではpsiしか書いていないこともあるが、 そんなにpsi運用をしたいのであれば、 1 「表示単位を変更できるデジタルゲージで計測」か、 2 「フロアポンプ」であれば、ワンタッチポンプヘッドは特段優秀とは思えないので尚更、 パナレーサー以外のpsiを書いている空気圧計付きポンプを使えばいいだけという。 ◆微細な違いが参考になるピレリの空気圧設定 www.riogrande.co.jp/news/node/77038 ●PIRELLI(ピレリ):国内代理店「カワシマサイクルサプライ」 ◆基本「リム(外幅?)19mm」での体重別での推奨空気圧。30Cでの下限は5bar(以下kpaに変換)[500kpa] ◆「リム(内幅)17mm[以下?]」の場合【30kpa"上げる"】 ◆「リム(内幅)21mm[以上?]」の場合【30kpa下げる】 ◆快適性重視の場合【30kpa下げる】 ◆走行性重視の場合【推奨空気圧】 ◆雨天時 or 気温7度以下の場合【30kpa下げる】 PIRELLIでは体重別に適正空気圧を提示すると共に、ライディングスタイルに合わせた微調整を推奨しております。 ここまで細かく微調整の案内をしているのは恐らく国内で唯一。 ◆快適性重視 ◆雨天時 or 気温7度以下の場合であれば、 さすがにリム幅まで含めて3つ重複で90kpa下げてもいいのかどうか分からないが、 基本約30~60kpa程度まで下げることが可能というところだろうか。 これは何もスポーツ自転車に限ったことではなく、 一般車タイヤでも体重/荷物の重さや路面状況に応じて 各々で最適な空気圧から【快適さ】を探求することも可能なので、 ★「単独空気圧計も使用できて状態確認しやすい」米式化を推奨する。 もちろん、過剰や不足での不適正な空気圧量でのパンクも防げる。 ●若干紛らわしいミシュランの体重別の空気圧設定 www.michelinman.com/bicycle/tips-and-advice/tips-and-advice-bicycle/pressure シティ系(単位:bar)の「37-590」=「26×1-3/8」 【条件】60kg未満で3.5bar、60~80kgで4.5bar、80kg超で5.5bar (環境依存でズレるので伝わるのか微妙だが・・・) ▲陥りがちな勘違い──────────────────────────── ___60kg----(65kg)---70kg----(75kg)----80kg …─────┼────┼────┼────┼────┼───… __3.5bar│(4bar)_________4.5bar│5.5bar 60~80kgで4.5barをこのように見てしまうと、80kgと4.5barが密接してしまい、 「80kgを超えたら急に5.5bar」という、境目が妙な空気圧設定になる。 ───────────────────────────────────── ◆恐らくこう見るべきと考える __60kg----(65kg)---70kg----(75kg)----80kg …──┼────┼────┼────┼────┼─────… __3.5bar----(4bar)----4.5bar----(5bar)---5.5bar ◆(JIS基準で)65kgの場合、4bar強となるが・・・ これは「ミシュランのタイヤとしての設定」と見るべきであり、 IRCやパナレーサーなどの一般車タイヤに相応しい空気圧とはいえない。 ◆なぜ国産の一般車タイヤでは主に300kpaに設定しているのか考えると、 「歩道の段差」のために、走行性能は抑えて「クッション性能重視」にしていると考えるべきだろう。 他にも、「4barを超えるような常用充填では、"ひび割れやすくなる"?」のかもしれない。 ▲但し、ミシュランでは4.5bar充填に耐えられる性能があるとしても、 わざわざ海外通販してまでも入手したい特殊な方は別として、 日本代理店で扱っている一般車タイヤは 「側面がアメ色」という「耐久性で劣るタイヤ」しか扱っていないという惨状なので、 どうしても「4.5bar充填する必要がある70kg以上の人達」であれば、 「タイヤが全黒のCSTのタイヤ」を薦めておきたい。 ▼約80kg以上の場合 5bar充填するようなことは考えずに、「太幅タイヤ」の車種を推奨。 最近増えてきている「27.5×1.95」や ステップクルーズのMTB径26インチ[ETRTO 559]や 700Cでも太幅の29erサイズのタイヤの一般車を選ぶことを薦める。 ※デメリットという見方もできる「安物のタイヤチューブのセットはない」ので、 タイヤ交換時に割高になることは覚悟してもらうしかないが、 逆に言えば、空気入れの習慣化と、米式化などで【正しく空気圧管理している前提で】、 「早期劣化するような屑なタイヤが原因での不具合は減らせる」。 ●チューブ内の空気容積量 子供乗せの記事で調べたついでに。 <590 1-3/8[幅36mm]>と<406 2.125[幅57mm]>で 容積を計算してみると、小径でも太幅では約1.7倍も多い。 <590 1-3/8[幅36mm]>と<406 1.75[幅47mm]>でも 差は減ったが、それでも約1.17倍小径のほうが多いという結果。 ■様々なタイヤサイズと幅の容積量一覧(ETRTO 203~635)【12.19修正】 ※一部計算ミス、全体の一桁違いを修正 【単位:π2(㎝3)(環境依存の特殊文字を避けるため代替表記)】 ※22インチ(WO/HE)を選ぶメリットは皆無に等しいので省略。 ※520や17インチ(モールトン)サイズ等の特殊規格も省略。 650C▲571 28C__[幅28mm]【約220】体重の軽い子供か小柄な人を除けば28以下前提の650Cは微妙。 700C●622 28C__[幅28mm]【約240】28Cに乗り心地を求めるべからず。 12HE●203 2.00_[幅50mm]【約250】【幼児車】さすがに幼児車最小径だけあって太め幅でも容積は少ない。 18HE●355 1.50_[幅40mm]【約280】【子供車】体重が軽ければクッション性能は低くてもさほど問題なし。 20WO▲451 1-3/8[幅36mm]【約290】36幅でも20WOは街乗りに不向き。 14HE●254 2.00_[幅50mm]【約320】【幼児車】意外と多いが、ペダルを外して乗るなら太幅の必要はほぼないので細幅でも可。 700C●622 32C__[幅32mm]【約320】32幅でもまだ走行性寄り。 16HE●305 1.75_[幅47mm]【約340】【子供車】 26HE●559 1.35_[幅35mm]【約340】パスチャーは一般車よりやや少ない程度。 24WO●540 1-3/8[幅36mm]【約350】■定番の一般車24インチ■ 700C●622 35C__[幅35mm]【約381】700Cの35幅はママチャリと同程度。 26WO●590 1-3/8[幅36mm]【約382】■定番の一般車26インチ■ 27WO●630 1-3/8[幅36mm]【約408】■定番の一般車27インチ■ 24WO●540 1-1/2[幅40mm]【約430】太めに変更できるなら交換もあり。 20HE●406 1.75_[幅47mm]【約450】小径でもこのくらいの幅があれば十分クッション性能は高い。 26WO●590 1-1/2[幅40mm]【約470】26でも太めに変更できるなら交換もあり。 27WO●630 1-1/2[幅40mm]【約500】27インチWOを1サイズ上げれば28インチは不要。 28WO▲635 1-1/2[幅40mm]【約510】あまり意味がない一般車28インチ。 24HE●507 1.75_[幅47mm]【約560】24でもクッション性能重視ならHE。 26HE●559 1.75_[幅47mm]【約620】ステップクルーズ26HEでも相当優秀。 24HE●507 2.00_[幅50mm]【約630】駐輪機を考慮しない子供乗せなら50幅もあり。 700C●622 45C__[幅45mm]【約630】ステップクルーズ700Cは26HEより少しだけ多め。 20HE●406 2.125[幅57mm]【約660】小径でも子供乗せを担うだけのことはある。 650B●584 1.95_[幅50mm]【約730】過体重なら悪くない選択。定番一般車の約2倍のエアボリューム。 但し、子供乗せは重心が高くなるので不適。 26HE■559 4.8_[幅122mm]【約4230】一般車27WOの10倍超!!!正しく桁違い ※【ファットバイク】SURLY「ICE CREAM TRUCK」 ride2rock.jp/products/111805/ ▼一般車「1-3/8」の乗り心地改善には 現物合わせにはなるが、1-1/2以上の幅に変更し、適切に空気圧管理ができれば、 体への衝撃を和らげることができるので試してみる価値があるが・・・、 後輪付け替えの手間からして一般車のお試しホイールを用意してくれる店は、 恐らく日本全国探しても何処にも存在しないので、 泥除けに当たるなど換装できない可能性も考慮した上で、工賃を支払って店に依頼するか、 自分で工具一式を揃えて挑戦するしかない。 ▼クッション性能重視で635(28インチWO)を買うくらいなら 630(27インチWO)の1-3/8から1-1/2の太めタイヤに交換すれば、さほど違いはない。 この場合も、泥除け等に干渉するかどうかは現物合わせ ▼利便性重視のレール式駐輪機対応で、エアボリュームを増やすなら、 622(700C)の45Cのステップクルーズ[スタンダード]まで。 559(26HE)1.75のステップクルーズ[スタンダード]との容積量ほぼ同じだが、 559(26HE)はタイヤ外周が若干軽くなるぶん若干走行性重視で車重もやや軽量だが、タイヤ摩耗度は700Cよりは早め、 622(700C)は走行軽快感は若干劣るも、惰性で進みやすくタイヤの摩耗速度が若干遅いメリットがある。 更に進むと・・・、 ■整備性重視で、584(650B)の1.95「一般車」系統。(レール式駐輪機を使わない用途) ■雑多な駐輪場でのディスクブレーキトラブルを気にする必要がなければ29er。 ■究極は駐輪場もコスパも無視で極太タイヤの「ファットバイク」。(▲ボスフリーの似非ファットバイクに要注意) ★「容積が大きい → エアーボリュームがある → クッション性能が高い → 乗り心地が良い」 584(27.5)650Bのタイヤページにも書いているように、 安物タイヤ自体は無くても、適正空気圧を維持すれば「快適さを得られる」のはメリット。 危険を省みず車道走行メインならさほど関係ないかもしれないが、 歩道走行の場合、設置義務付けもあるという段差も含め、 全国的に見れば走行路面が綺麗な地域だらけとは限らない。 だからこそ、走行性重視で細めのタイヤより、 快適性重視で太めのタイヤを薦めているというのもある。 ※もし金属片などの異物が異常に多い地域ならチューブドタイヤ自体に無理があるので やむを得ずノーパンクタイヤを選ぶしかない前に、道路管轄に道路清掃依頼をするのが先。 ●適正空気圧とは www.youtube.com/watch?v=0AZFXXY-WY8 単に「リアルタイムで計測する必要がない」というだけの気が。 車輪の重量を(意味があるとは思えないホイールバランスも込みで)気にするような人であれば尚更。 「自転車 空気圧 インピーダンス ヒステリシス損」 で検索して出てくるサイトに答えもあって、 「mavicアプリ使うなりして参考にしてみればいいのでは」という。 しかし「同じサイズ表記のタイヤでも重さや硬さにも差がある」ので、 結局は「自分で少しづつ調整しつつ適正空気圧を探す」に尽きる。 但し少なくとも、特に比較的高圧運用向けタイヤの場合、 「とりあえずタイヤ横にMAX(最大空気圧)●●●bar/kpa/psiと書いてあるところまで充填」は避けたい。 タイヤの設定空気圧以前にフックなしリムは上限500kpa推奨だけでなく、全ての人が同じなわけもない。 ※一般車タイヤの300kpaは「標準」とあれば、「最大」ではないのでまだ余裕があると思われるが、 「ゴム質が貧弱すぎるタイヤ」のため350kpaでも亀裂や剥離が起こりやすいというケースが絶対にないとは言えない。 「タイヤの質よりまず空気圧を気にするべき」というのはあるが、 空気を入れる回数も必然的に増える「長期間(長距離)使用前提であれば」 リスクを減らすために安いタイヤは避けたほうが良い。(価格に関わらず外部委託タイヤも個人的には避ける) ★「単独空気圧計でもポンプの空気圧計でも、正確かどうか不明」という問題もあるが、 基本的なこととして、ポンプヘッドをモタモタ外したり、 空気圧計を垂直に手早く着脱できなければ 「そこそこの空気があっという間に漏れ出る」ということも考慮しておく必要もあるので、 実のところ、 空気圧の正確さを気にする前に、「充填後や計測時の空気漏れ」を起こさないように「使い方に慣れる」ことが肝心。 ●教育面からの自転車の空気圧管理の学習指導方法 ─「知らなければ悪循環から抜け出せない」。 未だに空気圧を適切に管理する習慣や米式化を優先するよりも、 「タイヤの種類(質)だけ」に固執するような話を参考にする必要はない。 簡単な話、学校に(空気圧計のない)空気入れくらいはあるだろうから、 交通安全教育の一環として、学校側で別途(米式計測用)空気圧計を購入、 (※もし「クリップを外して米式に使えない=英式しか使えない特殊なポンプ」であれば、 長期利用を考えて補修パーツがあるトピークの4000円ほどの空気圧計付ポンプに買い替え。) 各生徒にはエアチェックアダプターを購入するように提案し 「毎月1回以上の空気充填の日や曜日」を決めて習慣付けするだけ。 (さすがに約600円の支出さえ困難な人が多いとは思えないが無理なら学校側で分割対応) シュワルベ英式バルブコアという選択肢もあるが、 「空気圧充填できる拠点数を増やす」利便性を重視する意味で米式化を推奨。 (ついでに、一般車の米式化を断固拒絶する自転車店には近づかない) 長期休暇の間も「無駄にパンクさせないように」、 「(勝手に英式虫ゴムに交換しない)エアチェックアダプターに正しく対応できる自転車店」を 確認し、リストアップしておいて空気入れに出向かせるか、 習慣付けが身についたところで、 各生徒別に「(米式計測用)空気圧計か、空気圧計付きポンプ」を購入するように促せば済む話。 「習慣化も身についていない」 「必ずしも触診で判断できるとは言い切れない」 両面から不具合の芽を摘んでおくことが「教育として」肝心なこと。 ◆パナレーサーの兵庫県丹波市内の小中学校へフロアポンプ寄贈から考える twitter.com/PanaracerJ/status/1491317314658377730 しかし、9割9分「文字通り"ただ"の道具」として職員室か体育倉庫に眠るか あっという間に乱雑に使い壊されるだけで、 「交通安全にも繋がる」「通年での交通教育」に活用されることはなさそう。 自転車もメンテも「手に入れたらそこで完結するわけではない」ということを どこまで教育者達が理解しているのだろうかという。 ●動画で空気の入れ方の解説 www.youtube.com/watch?v=cKVnwW8RSps 動画は、動画にテロップを入れる「編集人」を外部から専属で雇うとか、 編集はできても動画再生は伸び悩んでいるようなクリエイターを積極的に誘うとか、 社内で「youtube部門プロジェクト」を進めないと、 淡々と動画が流れても「インパクトが無さすぎて」記憶に残りにくい。 ▲「動画内では450~500kpaを示すまで入れるように案内」 肝心のタイヤ側面にある空気圧設定の紹介を何故省いたのは「まず慣れてもらう」のが先だからというのもあるとして、 300kpa基準のタイヤと450kpa対応のタイヤを同じ感覚で扱うのは、やはり微妙。 【どうせ大半300kpa標準のタイヤしか使っていないのだから必要ない?】 【300kpaまで充填する場合、虫ゴムでは-130kpaになるので430kpa目盛りまでの解説が難解になる?】 本来、一般車の多くのタイヤではタイヤ側面に300kpaとあり、 その規定圧にするためには 虫ゴムの場合は通常「概ね-130kpa」になることを想定し、 「空気圧計の表示では430kpa程度充填」が必要。 ↓ つまり、虫ゴムで空気入れの450~500kpaの目盛りまで充填すると 実際にはそれぞれ-130kpaなので「320kpa~370kpaまで充填している状態」となる。 ※タイヤ側面の表示で300kpa標準のタイヤであれば、500kpa(実際は370kpa)は少々多い。 ※種類の異なるサッカーボールへの空気の入れ方は別動画に分けたほうが良い。 というよりも・・・せっかく空気圧計付きの空気入れを使うのだから 英式バルブのチューブは段階を経て、 分かりやすく米式チューブへ移行するようにしたほうが 「空気圧の状態が分かりやすい&米式であれば拠点数の利便性」で有利になる。 (雑多な自転車店からは忌み嫌われるが、反面「厄介な自転車店の炙り出しになる」のである意味便利) せめて、(宣伝込みで)毎月1回の講座を半年間受講した人達に対して、 希望者にはエアチェックアダプターを抽選でプレゼントし、 外れても割引価格の税込500円(送料込み)で購入できるような 「2の矢3の矢」の策略を巡らせることができればと思うが、色んな意味で無理? ▲埼玉でBSの安全啓発イベントにて…【説明不足の問題】 bestcarweb.jp/reports/717478 2023年秋の交通安全運動最終日となった同年9月30日、 ブリヂストンは一般財団法人「日本交通安全教育普及協会」とともに、 埼玉県羽生市のイオンモール羽生において、交通安全啓発イベントを開催した。 自転車コーナーでは自転車の点検について解説が行われていた。 自転車の点検では特にタイヤの空気圧が重要で、 タイヤ空気圧が減っているとパンクしやすくなったり、 タイヤが傷んだりすることを説明されたほか、 タイヤそのものにヒビが入っていることの危険性なども解説されていた。 www.bscycle.co.jp/cycletire/ このページそのまま説明しただけのようだ。 もし本当に「空気圧が重要」なら、英式バルブなどとっくに廃止してるはずなので いわゆる「詭弁」というところ。 一応は「英式でも定期的に(信頼できる)店に訪問して適正空気圧充填頼めば問題ない」 としても、 一般ユーザーで虫ゴムであるメリットは 少なくとも数年使えるエアチェックアダプター変更と比較すれば 「月換算で数十円程度」しか違いがないわけで、 タイヤ横の空気圧設定の説明や空気圧計の重要性から始まる 空気圧の"正確な"意味を知らせないほうが、余程「悪質」に思える。 タブレットに表示される2択問題を解いていくことで、 交通法規や安全について学べるようになっている。 ↑ これも「イヤホン使用禁止」とかいう、条件未提示の"嘘"を未だに 信じこませようとするような内容もありそうだ。 もしくは 「埼玉県道路交通法施行細則」 で「高音≒"大音量"」の条件提示があっても 警察庁からの通達があっても、未だに「自転車でイヤホン使わないことだけが正しい」かのような 補聴器使用者差別にまで繋がる危険すらある「誤解を招く表現」だったりするのだろうか。 ●JIS K6302ではWOリムでも800kpa可の謎【再調査掲載】 www.jisc.go.jp/app/jis/general/GnrJISSearch.html www.jisc.go.jp/pdfb5/PDFView/ShowPDF/IAAAAP7l5l7iWae-KHa2 (10/17ページ) タイヤのリム外れ強さ タイヤの呼び ●幅 1 3/8(又は1.37)未満のもの【800kpa以上】 ●幅 1 3/8(又は1.37)以上 幅 1 3/4(又は1.75)未満のもの【600kpa以上】 ●幅 1 3/4(又は1.75)以上のもの【500kpa以上】 ▼試験方法は タイヤのリム外れ水圧試験 8.7.1 試験装置 試験装置は、手押し水圧試験用ポンプ又はこれに相当するものに内径が3mm以上の耐圧ホース 又はパイプを導管に用い、チューブに連結できるようにした装置を用いる。 導管の長さは2m以内とする。 試験用リムはJID D9421に規定するリムで、左右対称のものを用いる。 ただし、受渡当事者間の協定によってJID D9421の規定外のリムを使用することができる。 8.7.2 試験方法 供試タイヤは8.7.1の適用リムに装着し、導管によって水圧試験用ポンプに連結し、 チューブ内の空気を抜いた後、徐々に圧力を加え、ビード部が正常な位置になるように調整し、 再び内圧を徐々に加える。 内圧は表1~3に規定する標準空気圧までは、徐々に加え、その後は毎分100±10kPaの割合で昇圧する。 ビード部の1か所が外れた時点の内圧を読み取り、リム外れ内圧とする。 指針の読みは針が安定したときを読み、測定単位は100kPaとする。 HE/WO問わず、1-3/8(または1.37未満)のタイヤ幅であれば 800kpaまでリム外れが起こらないことを規定しているため、 「使っても何ら問題がない」と考えてしまいがちかもしれないが、 【実際に走行していない】=【あくまで試験機材の中だけでの性能】 =【長期での”実使用環境下での”安定した性能を保証するための実験ではない】 と認識しておく必要がある。 そもそも一般車などで【標準が300kpa】のタイヤが多い印象で、 実際のところ500kpaを超えるような高圧にする必要があるのかどうか疑問。 高圧にすると、常用速度的に歩道も走行することが前提の生活自転車では、 タイヤのクッション性能を十分に活かせず不便に思えて仕方ない。 ◆ヤマハPAS取説の「適正空気圧」 (【標準空気圧】と【最大空気圧】の違い) ●タイヤに (1)「標準空気圧」とあれば、10%程度くらいは問題なく許容範囲と分かる。 (例:国産一般車タイヤで多い「300kpa標準」であれば、約330kpa) (2)「最大空気圧(MAX ~ bar/psi)」になっている場合、それ以上は充填しないほうがいい基準となる。 (3)「最小 ~ 最大 MIN - MAX」の範囲指定があれば、その範囲内で調整。 ※スポーツ自転車タイヤの場合は、たぶん(2)か(3)しかないので、 「標準空気圧=少し超えて充填してもOK」の設定があるとは知らない人(店員含む)もいるようだ。 ●ヤマハ電アシの取説には「適正空気圧」と記載されているものの、 これは果たして「標準」か「最大」か見てみると・・・ PAS CITY-S5 PA27CS5 PAS CITY-SP5 PA27CSP5 www.yamaha-motor.co.jp/pas/owner-support/manual/pdf/X1N-28199-JA.pdf (50ページ) 前後輪とも「450kpa」 ●タイヤサイズ【ETRTO 40-630・27×1-1/2】 ●S5(SP5)にはe-マイティロード4.5が使われているようだ。 www.yamaha-motor.co.jp/pas/faq/answer/cn/05/qn/post_164/ www.youtube.com/watch?v=RoyagZB9kE8 他の汎用タイヤで見てみると・・・ ●ビバシティ 27×1-1/2 gizaproducts.jp/products/tires/tir35800.html 40psi=約280kpa~65psi=約450kpa ●ソサエティ 27×1-1/2 gizaproducts.jp/products/tires/tir35900.html 最高50psi=約350kpa 参考●パナ「ティモ・DX」BE-ELDT757 2021年11月 630 27×1-3/8 通常空気圧[体重約65kg]:300~400kpa 重い荷物・過体重での空気圧:400~450kpa ◆基本的に「タイヤ幅が太くなるほど空気圧は低くなる」ため、 1-3/8(37幅)のティモ・DXでさえ「最大450kpa」になっているということは、 27×1-1/2での450kpaを標準空気圧として500kpa常用で何ら問題なしとはいえず、 元々フックなしWOリムでは500kpa以下が望ましいこともあり、 このタイヤの「450kpaは"最大"空気圧」となり、 (e-マイティロード4.5の27×1-1/2の場合) パナ自転車のタイヤ規定に倣って以下の範囲内での設定がそのまま参考にできる。 通常空気圧[体重約65kg]:300~400kpa 重い荷物・過体重での空気圧:400~450kpa ◆ヤマハの電動アシスト全車種(2022年4月現在) www.yamaha-motor.co.jp/pas/lineup/ (販売時期と空気圧確認:取説) www2.yamaha-motor.co.jp/jp/manual/pas/index (※ETRTOでの幅はCSTを参考に記載。実際のデータとは異なる場合あり) 【ETRTO 幅-径・インチサイズ】 車種名 型番 取説P ◆ヤマハ取説では「適正空気圧」の数値 【ETRTO 57-406・20×2.125】 PAS Babby un SP coord. 20型 〈PA20BSPR〉 (取説P68) ◆前/後輪:280kpa 【ETRTO 57-406・20×2.125】 PAS Babby un SP 20型 〈PA20BSPR〉 (取説P68) ◆前/後輪:280kpa 【ETRTO 57-406・20×2.125】 PAS Babby un 20型 〈PA20BXL〉 (取説P68) ◆前/後輪:280kpa 【ETRTO 57-406・20×2.125】 PAS Kiss mini un SP 20型 〈PA20KSP〉 (取説P67) ◆前/後輪:280kpa 【ETRTO 53-507・24×2.00】 PAS Crew 24型 〈PA24C〉 (取説P67) ◆前/後輪:450kpa 【ETRTO 40-590・26×1-1/2】 PAS With 26型 (PA26W) (取説P51) ◆前/後輪:450kpa 【ETRTO 40-540・24×1-1/2】 PAS With 24型 (PA24W) (取説P51) ◆前/後輪:460kpa 【ETRTO 40-590・26×1-1/2】 PAS With DX 26型 (PA26WDX) (取説P51) ◆前/後輪:450kpa 【ETRTO 40-540・24×1-1/2】 PAS With DX 24型 (PA24WDX) (取説P51) ◆前/後輪:460kpa 【ETRTO 40-590・26×1-1/2】 PAS With SP 26型 (PA26WSP) (取説P51) ◆前/後輪:450kpa 【ETRTO 40-540・24×1-1/2】 PAS With SP 24型 (PA24WSP) (取説P51) ◆前/後輪:460kpa 【ETRTO 37-590・26×1-3/8】 PAS Cheer 26型 (PA26CH) (取説P51) ◆前/後輪:450kpa 【ETRTO 37-540・24×1-3/8】 PAS Cheer 24型 (PA24CH) (取説P51) ◆前/後輪:450kpa 【ETRTO 40-590・26×1-1/2】 PAS Ami 26型 〈PA26A〉 (取説P51) ◆前/後輪:450kpa 【ETRTO 51-559・26×1.90】 PAS RIN 26型 〈PA26RN〉 (取説P51) ◆前/後輪:450kpa 【ETRTO 51-559・26×1.90】 PAS mina 26型 〈PA26M〉 (取説P49) ◆前/後輪:450kpa 【ETRTO 40-630・27×1-1/2】 PAS CITY-SP5 27型 〈PA27CSP5〉 (取説P52) ◆前/後輪:450kpa 【ETRTO 47-406・20×1.75】 PAS CITY-C 20型 〈PA20CC〉 (取説P49) ●前/後輪:300kpa 【ETRTO 37-451・20×1-3/8▲451】 PAS CITY-X 20型 〈PA20CX〉 (取説P49) ◆前/後輪:450kpa 【ETRTO 47-507・24×1.75】 PAS CITY-V 24型 〈PA24CV〉 (取説P49) ★前/後輪:280~450kpa 【ETRTO 40-559・26×1.50】 PAS Brace 26型 〈PA26B〉 (取説P55) ◆前/後輪:450kpa 【ETRTO 40-559・26×1.50】 PAS VIENTA5 26型 〈PA26V〉 (取説P49) ◆前/後輪:450kpa 【ETRTO 47-507・24×1.75】 PAS SION-U 24型 〈PA24SU〉 (取説P49) ◆前/後輪:450kpa 【ETRTO 52-406・20×1.95】 PAS SION-U 20型 〈PA20SU〉 (取説P49) ◆前/後輪:450kpa 【ETRTO 47-355・18×1.75】【ETRTO 47-305・16×1.75】 PAS ワゴン 前PAS ワゴン 後 〈PA16W〉 (取説P51) ●前輪:250kpa●後輪:240kpa 【ETRTO 40-590・26×1-1/2】 PAS GEAR-U 26型 〈PA26GU〉 (取説P49) ●前/後輪:300kpa 【ETRTO 47-540・24×1-3/4】 PAS GEAR-U 24型 〈PA24GU〉 (取説P49) ●前/後輪:300kpa (※ETRTOでの幅は[呼び幅]であり、実測値に非ず) 「標準空気圧」「最大空気圧」が混在しているような状態に見えるため、 「適正空気圧」という表現は不適正に思える。 ◆450・460kpaは「上限」と考え、「上回らないように」充填。(※500kpaまで充填OKとは考えない) ◆300kpa以下は、パナ電アシの取説を参考にすると「標準」とされ「+10%程度は許容範囲」の想定。 ◆パナソニック自転車の現行品の空気圧設定[2023年5月時点での継続車種] cycle.panasonic.com/products/ ▲英式バルブはACA-2の取り付けや米式チューブへの交換が前提 (シュワルベの英式バルブコアという方法もあるが、長期的な使い勝手を考慮し米式推奨) ◆チャイルドシート取り付け可否は車体の重量とは無関係。 非適合車種も多いので安易に取り付けないこと。 ▼パナソニック[Panasonic] 一般自転車(空気圧昇順) 車種名 型番 発売時期 ETRTO(リム径) タイヤ表記 通常空気圧[体重約65kg] 重い荷物・過体重での空気圧 バルブ形式 子乗せ可否 車重 シナモン・JP・ツインロック[変速なし] B-CNJ412 2015年11月 540 24×1-3/8 300~400kpa 400~450kpa ▲英 前or後どちらか1座席のみ 20.6kg シナモン・JP・ツインロック[変速なし] B-CNJ612 2015年11月 590 26×1-3/8 300~400kpa 400~450kpa ▲英 前or後どちらか1座席のみ 21.3kg シナモン・JP・ツインロック[内装3段] B-CNJ632 2015年11月 590 26×1-3/8 300~400kpa 400~450kpa ▲英 前or後どちらか1座席のみ 21.9kg ▼パナソニック[Panasonic] 電動アシスト自転車(基本は掲載順) 車種名 型番 発売時期 ETRTO(リム径) タイヤ表記 通常空気圧[体重約65kg] 重い荷物・過体重での空気圧 バルブ形式 子乗せ可否 車重 ギュット・クルーム・EX BE-FFE031 2022年12月 406 20×1.95 280~450kpa 400~450kpa ▲英 前後2座席可 32.3kg ギュット・クルーム・DX BE-FFD031 2022年12月 406 20×1.95 280~450kpa 400~450kpa ▲英 前後2座席可 31.9kg ギュット・クルームR・EX BE-FRE032 2022年12月 406 20×2.125 280kpa 300kpa ▲英 前後2座席可 32.2kg ギュット・クルームR・DX BE-FRD032 2022年12月 406 20×2.125 280kpa 300kpa ▲英 前後2座席可 31.9kg ギュット・アニーズ・DX BE-ELAD034 2022年12月 406 20×2.125 280kpa 300kpa ▲英 前後2座席可 34.4kg ギュット・アニーズ・DX・26 BE-ELAD634 2022年12月 559 26×1.75 280kpa 300kpa ▲英 前後2座席可 34.5kg ビビ・EX BE-FE431 2022年10月 540 24×1-3/8 300~400kpa 400~450kpa ▲英 前or後どちらか1座席のみ 28.2kg ビビ・EX BE-FE631 2022年10月 590 26×1-3/8 300~400kpa 400~450kpa ▲英 前or後どちらか1座席のみ 28.7kg ビビ・DX BE-FD431 2022年10月 540 24×1-3/8 300~400kpa 400~450kpa ▲英 前or後どちらか1座席のみ 27.1kg ビビ・DX BE-FD631 2022年10月 590 26×1-3/8 300~400kpa 400~450kpa ▲英 前or後どちらか1座席のみ 28.0kg ビビ・MX BE-FM431 2022年10月 540 24×1-3/8 300~400kpa 400~450kpa ▲英 前or後どちらか1座席のみ 26.8kg ビビ・MX BE-FM631 2022年10月 590 26×1-3/8 300~400kpa 400~450kpa ▲英 前or後どちらか1座席のみ 27.5kg ビビ・SX BE-FS431 2022年10月 540 24×1-3/8 300~400kpa 400~450kpa ▲英 前or後どちらか1座席のみ 24.6kg ビビ・SX BE-FS631 2022年10月 590 26×1-3/8 300~400kpa 400~450kpa ▲英 前or後どちらか1座席のみ 25.3kg ビビ・SL BE-FSL432 2022年10月 540 24×1-3/8 300~400kpa 400~450kpa ▲英 不可 19.9kg ビビ・SL・20 BE-FSL031 2022年10月 406 20×1.75 300~400kpa ----- ▲英 不可 19.6kg ビビ・L BE-FL432 2022年10月 540 24×1-3/8 300~400kpa 400~450kpa ▲英 不可 22.0kg ビビ・L BE-FL632 2022年10月 590 26×1-3/8 300~400kpa 400~450kpa ▲英 不可 22.4kg ビビ・L・押し歩き BE-FLW631 2023年8月 590 26×1-3/8 300~400kpa 400~450kpa ▲英 不可 23.5kg ビビ・L・20・押し歩き BE-FLW031 2023年8月 406 20×1.75 240~310kpa ----- ▲英 不可 21.6kg ビビライフ BE-FU831 2023年6月 前 355後 305 前 18×1.75後 16×1.75 240kpa 300kpa ▲英 不可 32.6kg ティモ・A BE-FTA632 2022年11月 559 26×1.75 280kpa 400~450kpa ▲英 前or後どちらか1座席のみ 26.9kg ティモ・L BE-FTL631 2022年11月 590 26×1-3/8 300~400kpa 400~450kpa ▲英 前or後どちらか1座席のみ 27.1kg ティモ・S BE-FTS631 2022年11月 559 26×1.75 280~450kpa 400~450kpa ▲英 前or後どちらか1座席のみ 27.4kg ティモ・DX BE-FTD751 2022年11月 630 27×1-3/8 300~400kpa 400~450kpa ▲英 不可 29.0kg ベロスター BE-ELVS775 2023年6月 622 700×38C 345~515kpa ----- ▲英 不可 22.4kg ベロスター・ミニ BE-ELVS075 2023年6月 406 20×1.50 ▲550~685kpa ----- ▲英 不可 20.9kg ハリヤ BE-ELH642 2023年6月 559 26×1.90 300~400kpa 400~450kpa ▲英 不可 23.2kg XEALT M5 BE-GM51S(フレームサイズ360mm) 2023年6月 584 27.5×2.40 240~450kpa ----- 仏 不可 25.4kg XEALT M5 BE-GM51M(フレームサイズ420mm) 2023年6月 584 27.5×2.40 240~450kpa ----- 仏 不可 25.5kg XEALT S5 BE-GS51S(フレームサイズ390mm) 2023年7月 584 27.5×2.00 280~450kpa ----- 仏 不可 25.4kg XEALT S5 BE-GS51M(フレームサイズ440mm) 2023年7月 584 27.5×2.00 280~450kpa ----- 仏 不可 25.5kg XEALT L3 BE-RL31S(フレームサイズ390mm) 2023年6月 622 700×38C 345~515kpa ----- 仏 不可 20.0kg XEALT L3 BE-RL31M(フレームサイズ440mm) 2023年6月 622 700×38C 345~515kpa ----- 仏 不可 20.0kg プロム(変速無し) BE-FPR011 2023年6月 406 20×1.50 240~310kpa 290~310kpa ▲英 不可 17.4kg プロム(内装3段) BE-FPR031 2023年6月 406 20×1.50 240~310kpa 290~310kpa ▲英 不可 18.0kg SW BE-ELSW013 2022年7月 406 前 20×1.75後 20×2.125 280kpa (300kpa) ▲英 (後1座席) 20.9kg EZ BE-FZ031 2023年6月 406 20×2.125 240kpa 300kpa ▲英 不可 22.0kg BP02 BE-FZC631 2023年6月 559 26×2.00 280~450kpa 400~450kpa ▲英 不可 25.1kg グリッター BE-FGL031 2023年6月 406 20×1.95 280~400kpa 400~450kpa ▲英 不可 24.5kg オフタイム BE-FW071 2023年6月 前 305後 406 前 18×1.75後 20×1.75 240~310kpa ----- ▲英 不可 19.8kg パートナー・DX BE-FGD631 2023年6月 590 26×1-1/2 300~400kpa 400~450kpa ▲英 不可 35.4kg パートナー・U BE-FGU431 2023年6月 540 24×1-1/2 300~400kpa 400~450kpa ▲英 不可 34.3kg ◆こうして一覧表にしてみると「生活向け用途」で 【基本的に歩道も走る用途も想定する場合】 「500kpa超の高圧タイヤ」が使われることは稀。 ※全車種を見渡しても500kpa超えは「XEALT L3」「ベロスター」「ベロスター・ミニ」の僅か3車種 「XEALT L3」「ベロスター」は515なので実質500kpa以下のようなもの。 唯一「ベロスター・ミニ」だけが、20×1.50(約40mm幅)にもかかわらず550kpa超え充填が前提という「異常さ」が際立っている。 ▲生産終了 トレンクル B-PEHT423 2014年9月 254 14×1.50 350~490kpa ----- 仏 不可 6.9kg ティモ・I BE-ELTA633 2019年11月 590 26×1-3/8 300~400kpa 400~450kpa ▲英 前or後どちらか1座席のみ 30.4kg XM2 BE-EWM240 2020年5月 584 27.5×2.20 240~450kpa ----- 仏 不可 24.0kg ビビ・L・20 BE-FL031 2022年2月 406 20×1.75 300~400kpa ----- ▲英 不可 21.3kg ジェッター [390mm] BE-ELHC339 2020年8月 622 40-622(700×38C) 345~515kpa ----- 仏 不可 21.1kg ジェッター [440mm] BE-ELHC344 2020年8月 622 40-622(700×38C) 345~515kpa ----- 仏 不可 21.2kg レギュラー B-RG61A 2011年5月 590 26×1-1/2 300~450kpa 400~450kpa ▲英 不可 25.3kg Jコンセプト(変速無し) BE-JELJ013 2020年8月 406 20×1.50 550~685kpa ----- ▲英 不可 18.2kg Jコンセプト(内装3段) BE-JELJ033 2020年8月 406 20×1.50 550~685kpa ----- ▲英 不可 18.8kg XM-D2 V BE-EWMD242 2020年8月 584 27.5×2.80 120~250kpa ----- 仏 不可 26.5kg XU1 BE-EXU44 2021年8月 622 700×50C 280~450kpa ----- 仏 不可 24.5kg (※型番更新された車種については紛らわしいので最新のみ掲載) かなり低圧設定「120~250kpa」のXM-D2 Vは、タイヤサイズが「27.5×2.80」で、 ファットバイクに近い「特殊な太幅タイヤ」のため「溜められる空気量そのものが多く」別枠として考える。 ●密かに「パナソニック レギュラー 生産終了」という事実… BSからも実用車が消え、業務用として「電動アシスト」を使ってくださいということになる。 同時に「フロントローラーブレーキの前フォーク」もパナソニック扱いからは消え、 国内通常品としてはCBあさひ扱いのルイガノ車種かBlessのビーチクルーザーに僅かに残っているのを残す程度だろうか。 ◆パナレーサー「AGILESTシリーズ」体重・サイズ・内幅別の最低空気圧 twitter.com/PanaracerJ/status/1724367148632666188 最大空気圧を書いてあっても最小値を書いていない場合も多々あるのでこういうデータは助かる。 ▼各最小値 700×28C→60kg:340kpa、70kg:405kpa、80kg:475kpa 700×30C→60kg:310kpa、70kg:375kpa、80kg:440kpa ※タイヤが太くなる=タイヤ(チューブ)内の容積も増すほど最低基準量も減る。 こうしたデータはスポーツ自転車に限らず一般車ユーザー達にも必要な話だが届くわけもない。 届いたとしても虫ゴムでは+130kpaなど勘案が必要な英式という問題まで把握する必要がある。 その前に、空気入れ習慣を身に着けさせる気が無い業界の問題と 英式虫ゴムが立ち塞がる限り、いつまで経ってもリム打ちパンクは減らない。 虫ゴム交換のタイミングでamazonのオススメに出てきたのを見る機会でもあれば その呪縛から解き放たれる人達もいるがまだまだ少ない。 ●中央値が60kgで90kgや100kgのデータなし 追加するとはあるがロードバイクに乗る前に まず基本の体重を減らさないことには始まらない。 それでもどうしても自転車というなら 文字通り「ファットバイク」にでも乗ったほうがクッション性能からして適正車種。 但し、タイヤ入手難度やタイヤ自体の値段、駐輪場の問題もあるが 「タイヤがファットなだけの安物自転車」は「ママチャリのようなもの」で 荒地走行できません書かれていることもあり「構造的に強くはない」ので タイヤどうこうの話ではないので全くお薦めできない。 ■過体重者向けの自転車を考える(激安車からの買い替えを思案) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/177.html#HW 予算重視で650Bの一般車やステップクルーズなど